ONYX「BOOX Tab X」発表!Snapdragon 662搭載13インチ電子ペーパー端末が登場!

BOOX Tab X

ONYXが新型電子ペーパー端末の「BOOX Tab X」を発表!Snapdragon 662搭載の大型電子ペーパー端末がBOOXシリーズより登場です!

BOOX Tab Xの特徴

BOOX Tab Xの特徴は以下の通り!

BOOX Tab Xのハイライト

  • 大型ながら持ち運びに適したスマートなデザイン
  • 電子ペーパー端末ではハイスペック寄りのSnapdragon 662搭載
  • 13.3インチCarta 1250ディスプレイ搭載
  • 画面分割機能に対応
  • デジタルノート機能でメモ取りを快適に!

▼BOOX Tab Xはスマートなデザインとグリーンのカラーリングの組み合わせが特徴的。特徴などにはあげられていませんが、厚みは7.9mm、重量は560gとなっているので、大画面モデルながら持ち運びにも適しているのではないでしょうか。↓

BOOX Tab X

SoCにはSnapdragon 662を搭載。電子ペーパー端末にしては珍しく明言されています。

余談ですが、Snapdragon 662は執筆時点でミドルレンジでも下くらいの位置のSoCですが、処理性能をあまり必要としない場面が多く、その流れで低スペックなSoCを搭載することの多い電子ペーパー端末にしては上位クラスの位置付けだったりします。

▼BOOXならではの要素として、描画リフレッシュ専用GPUを肩代わりするBSR(BOOX Super Refresh)テクノロジーにより、どのようなタスクでも高パフォーマンスを実現していると謳っています。↓

BOOX Tab X

なお、描画品質と動作速度を調整できるリフレッシュモードは「高画質のHDモード」「電子書籍用のRegalモード」「バランスモード」「動作速度優先の高速モード」「超高速モード」の5つのモードが用意され、アプリ別に設定可能とのこと。

電子ペーパーディスプレイは画面の切り替わりが通常のディスプレイよりも遅く、画面のリフレッシュが入らないと残像も残ってしまうのが難点ですので、アプリごとに切り替わりの際の優先順位を決めておけるのが有り難いですね。

メモリはLPDDR4Xが6GB、ストレージはUFS2.1で128GBを搭載。MicroSD対応に関しては明言されていないものの、電子ペーパー端末のストレージ容量で128GBもあればそうそう困る場面は少ないでしょう。

▼BOOX Tab Xは他のBOOX端末と同じように、BOOXのユーザー登録を行なった方は5GBのOnyxクラウドストレージが無償で利用できるのも利点の一つ。PDFファイルやメモ、カレンダーを無料のクラウドストレージ上に常時保存可能とのこと。↓

BOOX Tab X

予定を書き込んだカレンダー等もクラウド上に保存できるとのことなので、複数のBOOX端末を使いこなすヘビーユーザーほど恩恵に授かれそうなシステムです!

▼ディスプレイはONYXが13.3インチMobius Einkスクリーンと名付けたCarta1250 EInkディスプレイを搭載。解像度は2,200×1,650とかなり高精細です。もちろん他のBOOXシリーズと同じように4,096段階の筆圧検知に対応したペンを使用した書き込みも可能ですよ!↓

BOOX Tab X

▼BOOX Tab Xは画面分割機能にも対応。搭載されている重力センサーと組み合わせることで、横向きにして、左側に電子書籍を表示しながら、右側へデジタルノートやOneNoteを表示してメモを取ることもできるとしています。↓

BOOX Tab X

▼epubはもちろん、azwやPDFなど、電子書籍で用いられるフォーマットは結構種類があるんですが、BOOX Tab Xは17種類もの電子書籍フォーマットを変換作業無しで閲覧が可能。↓

BOOX Tab X

また、PDFを閲覧中に2画面機能を使用している時は、英語などが翻訳できる機能が搭載されているとのこと。翻訳エンジンは百度翻訳、Bing翻訳、Google翻訳の3種類から選択可能なので、各エンジンで比較でき、より正確な文章の把握がしやすくなるものと思われます。

▼BOOX Tab Xのデジタルノート機能では、レイヤーやキャンバス、テンプレートなどが用意されているとのことなので、他の書き込み可能な電子ペーパー端末と同じような紙のメモ代わりとしても使用できそうです。↓

BOOX Tab X

かなりリッチな仕様だが、相応に高価

発売日は1月13日ですが、執筆時点では売り切れ状態。再入荷予定日は1月20日とのことです。BOOX Tab Xの記事執筆時点の価格は以下の通り。

  • メモリ6GB+容量128GB:129,800円

BOOX Tab Xは現在のBOOXタブレットシリーズでは最上級のモデルに位置するだけあり、高解像度な大画面EInkディスプレイを搭載していたり、電子ペーパー端末ではかなり高性能なSoCであるSnapdragon 662を搭載していたりと、随所にプレミアムな要素が伺えます。

ただし、その代わり価格は約13万円とかなり高価になってしまっているので、電子ペーパー端末を所持していない方にとってはかなり勇気の必要なプライスとなってしまっています。

ということで、BOOX Tab Xはどちらかと言うと「電子ペーパー端末をすでに持っていてバリバリ使いこなしているので、ワンランク上の体験を得たい」というユーザーの方がオススメできるかと思います。

▼BOOX Tab Xの詳細なスペックはこちら↓

BOOX Tab Xのスペックまとめ

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