Pixel 6 / 6 Proのレビュー!実機を使って気にいった・気になったポイントと評価まとめ!
Pixel 6 / 6 ProのSIMフリーモデル購入したんで実機を使って気にいった・気になったポイントをレビューでお届けします。
▼Pixel 6のファーストインプレッション・動画レビューは以下。視聴いただくとより一層レビューを楽しめると思います。↓
目次をクリックすると各項目へ移動します
- Pixel 6 / 6 Proの発売時期と価格!
- Pixel 6 / 6 Proの詳細スペックと比較
- Pixel 6 / 6 Proの付属品・同梱物のレビュー
- Pixel 6 / 6 Proのデザイン・外観のレビュー
- Pixel 6 / 6 Proの性能・パフォーマンスのレビュー
- Pixel 6 / 6 Proの機能・仕様のレビュー
- Pixel 6 / 6 Proのディスプレイ・画面のレビュー
- Pixel 6 / 6 Proのサウンド・スピーカーのレビュー
- Pixel 6 / 6 Proのカメラ・写真・動画のレビュー
- Pixel 6 / 6 Proの電池・バッテリー持ちのレビュー
- Pixel 6 / 6 Proのメリット・デメリットと評価まとめ
- Pixel 6 / 6 Proの割引情報・購入先まとめ
Pixel 6 / 6 Proの発売時期と価格!
Pixel 6 / 6 Proは、2021年10月28日に発売となったGoogle製のスマホでGoogleスマホ初となる自社SoC「Tensor」搭載がウリのモデル。一体どんな体験ができるのか気になって買っちゃいました。
ちなみに僕はPixel 6を買ったんですが、ライターの柳生くんがPixel 6 Proを買ったんで本記事ではPixel 6 Proも含めてレビューします。
価格は以下の通りです。
Pixel 6
- 128GB:74,800円
Pixel 6 Pro
- 128GB:116,600円
- 256GB:127,600円
購入先や割引情報(あれば)は記事下部に記載しているのでチェックしてみて下さい。
Pixel 6 / 6 Proの詳細スペックと比較
製品情報 Google Pixel 6 SIMフリー版(Google Tensor) : Google Pixel 6 Pro SIMフリー版(Google Tensor) | ||
---|---|---|
端末名 | Pixel 6 | Pixel 6 Pro |
型番/別名 | GR1YH | GF5KQ |
発売年 | 2021年10月 | 2021年10月 |
発売地域 | 日本:SIMフリー | 日本:SIMフリー |
メーカー・ブランド | ||
備考 |
Google Pixel 6シリーズ 上位版:Pixel 6 Pro 通常版:Pixel 6 |
Google Pixel 6シリーズ 上位版:Google Pixel 6 Pro 通常版:Google Pixel 6 |
対応バンド・周波数・ネットワーク Google Pixel 6 SIMフリー版(Google Tensor) : Google Pixel 6 Pro SIMフリー版(Google Tensor) | ||
3G | W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 | W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
4G LTE |
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 TD-LTE:38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71 |
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 TD-LTE:38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71 |
5G NR | Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n14 / n20 / n25 / n28 / n30 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n71 / n77 / n78 | Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n14 / n20 / n25 / n28 / n30 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n71 / n77 / n78ミリ波:n257 / n258 / n260 / n261 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth |
バージョン:5.2 コーデック:非公表 |
バージョン:5.2 コーデック:非公表 |
SIMサイズ・スロット |
NanoSIM×1 |
Nano SIM×1 |
ネットワーク関連備考 | eSIM対応 | eSIM対応 |
本体仕様 Google Pixel 6 SIMフリー版(Google Tensor) : Google Pixel 6 Pro SIMフリー版(Google Tensor) | ||
ディスプレイ |
サイズ:6.4インチ 材質:有機EL 画面占有率:非公表 形状:パンチホール(中央) 最大リフレッシュレート:90Hz 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
サイズ:6.7インチ 材質:有機EL 画面占有率:非公表 形状:パンチホール(中央)・エッジあり 最大リフレッシュレート:120Hz(LTPO) 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
解像度 |
解像度:2,400×1,080(FHD+) 画面比率:20:9 |
解像度:3,120×1,440(WQHD+) 画面比率:19.5:9 |
画素密度 | 411ppi/高精細でドットの粗さは気にならない | 512ppi/高精細でドットの粗さは気にならない |
サイズ |
高さ:158.6mm 横幅:74.8mm 厚さ:8.9mm |
高さ:163.9mm 横幅:75.9mm 厚さ:8.9mm |
重さ | 207g | 210g |
本体色 | ブラック系、ピンク系、グリーン系 | イエロー系、ホワイト系、ブラック系 |
システム仕様 Google Pixel 6 SIMフリー版(Google Tensor) : Google Pixel 6 Pro SIMフリー版(Google Tensor) | ||
OS | Android 12 | Android 12 |
CPU(SoC) |
Google Tensor Titan M2 |
Google Tensor Titan M2 |
メモリ/保存容量 Google Pixel 6 SIMフリー版(Google Tensor) : Google Pixel 6 Pro SIMフリー版(Google Tensor) | ||
組み合わせ |
メモリ8GB+容量128GB メモリ8GB+容量256GB |
メモリ12GB+容量128GB メモリ12GB+容量256GB |
ストレージカード | 非対応 | 非対応 |
カメラ Google Pixel 6 SIMフリー版(Google Tensor) : Google Pixel 6 Pro SIMフリー版(Google Tensor) | ||
背面カメラ |
デュアルカメラ ①5,000万画素(メイン、f/1.85) ②1,200万画素(超広角、114°、f/2.2) AI:対応 ナイトモード:対応 手ぶれ補正:光学式手ぶれ補正 センサーサイズ:非公表 PXサイズ:メイン1.2μm、超広角1.25μm |
トリプルカメラ ①5,000万画素(メイン、f/1.85) ②1,200万画素(超広角、106.5°、f/2.2) ③4,800万画素(望遠、光学4倍ズーム、f/3.5) AI:対応 ナイトモード:対応 手ぶれ補正:光学式手ぶれ補正 センサーサイズ:メイン1/1.31 PXサイズ:メイン1.2μm、超広角1.25μm、望遠0.8μm |
インカメラ |
パンチホール式インカメラ 画素数:800万画素(メイン、f/2.0) センサーサイズ:非公表 PXサイズ:1.12μm |
パンチホール式インカメラ 画素数:1,110万画素(メイン、f/2.2) センサーサイズ:非公表 PXサイズ:1.22μm 非公表 |
カメラ備考 | LDAFセンサー(レーザーAF対応) | LDAFセンサー(レーザーAF対応) |
機能仕様 Google Pixel 6 SIMフリー版(Google Tensor) : Google Pixel 6 Pro SIMフリー版(Google Tensor) | ||
GPS | GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS | GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS |
生体認証・ロック解除 |
指紋認証:対応 顔認証:非公表 |
指紋認証:対応 顔認証:非公表 |
センサー |
赤外線センサー:非公表 加速度センサー:対応 近接センサー:対応 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:非公表 光センサー:対応 気圧センサー:対応 |
赤外線センサー:非公表 加速度センサー:対応 近接センサー:対応 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:非公表 光センサー:対応 気圧センサー:対応 |
防水/防塵・タフネス等級 |
防水/防塵:IP68 耐衝撃:非公表 |
防水/防塵:IP68 耐衝撃:非公表 |
イヤホンジャック | なし | なし |
NFC |
NFC:対応 FeliCa/おサイフケータイ:対応 |
NFC:対応 FeliCa/おサイフケータイ:対応 |
その他機能 | デュアルスピーカー搭載 | デュアルスピーカー搭載 |
バッテリー Google Pixel 6 SIMフリー版(Google Tensor) : Google Pixel 6 Pro SIMフリー版(Google Tensor) | ||
バッテリー容量 | 4,614mAh | 5,003mAh |
充電 |
有線充電:対応 ワイヤレス充電:対応 逆充電:対応 |
有線充電:対応 ワイヤレス充電:対応 逆充電:対応 |
ポート | USB Type-C | USB Type-C |
スペック表のソース Google Pixel 6 SIMフリー版(Google Tensor) : Google Pixel 6 Pro SIMフリー版(Google Tensor) | ||
参照元 | ||
スペック詳細記事 | Google Pixel 6 国内SIMフリー版のスペック・対応バンドまとめ | Google Pixel 6 Pro 国内SIMフリー版のスペック・対応バンドまとめ |
▼Pixel 6とPixel 6 Proって何が違うの?って思ってる方は以下の記事も読んでみて下さい。↓
Pixel 6 / 6 Proの付属品・同梱物のレビュー
- 本体
- USB-Cケーブル
- USB-C→A変換アタッチメント
- SIMピン
- クイックガイド
Pixel 6 / 6 Proの付属品は基本一緒です。なので、上の写真はPixel 6のやつで撮ってます。
中華スマホみたいにケースとか保護フィルムとか付属してないんですよね。結構良い値段するんだから保護フィルムくらいは付けてほしかった。
ちなみに充電器も付属してません。充電速度にこだわらないんだったら持ってる充電器使ってOKですが、高速な30W充電が良いならオプション品の「Google 30W USB-C 充電器」も買っときましょう。2,970円です。
オススメのアクセサリー
付属品がしょぼいんで保護ケースや保護フィルムは手に入れときたいアイテムですね。
Pixel 6 / 6 Proの保護フィルムはPDA工房さんからリリース済み。様々なフィルムタイプがあるのでチェックしてみて下さい。
500円以上のご購入時に適用すると100円オフ!
保護ケースはAmazonで色んなの選べる。購入時は端末名があってるかちゃんと確認してね。
あとPixel 6 / 6 Proはワイヤレス充電にも対応。充電台持ってない方はめちゃ便利だから検討してみて。
Pixel 6 / 6 Proのデザイン・外観のレビュー
Pixel 6 / 6 Proの見た目、これまでのモデルからめっちゃ雰囲気変わりましたね。なんか高級感が増したように感じます。
スマホって似たりよったりなデザインで最近は面白みを感じることが少なかったけど、僕はPixel 6 / 6 Proのデザインは個性的で結構好きです。
Pixel 5シリーズはマットな質感で結構チープな感じであれはあれで良かったけどね。なんか、対iPhone的にデザインにも力を入れてる感じがガンガン伝わってくる。
▼Pixel 6は小さいほう、Pixel 6 Proはデッカイほう。Pixel 6ですらiPhone 12 Pro Maxと同じくらいのサイズでめちゃくちゃデカイ。iPhone 13 mini普段使ってるからビックリするくらい大きく感じる。↓
▼背面はツルツルのテッカテカになった。見た目は綺麗だけど滑りやすいわ。↓
ディスプレイの形状はPixel 6とPixel 6 Proで違います。Pixel 6 Proはエッジディスプレイでベゼルも薄く感じるしスタイリッシュ。Pixel 6は野暮ったい感じ。見た目はPixel 6 Proがカッコいいと思う。
▼1枚目がPixel 6、2枚目がPixel 6 Pro↓
重量はPixel 6が207gでPixel 6 Proが210g。200gを超えるとズッシリと重量を感じるから長時間の使用は疲れます。200gは切ってほしかったってのが正直なところ。
▼うん、片手操作は無理だわ。これ小さいほうのPixel 6でも両手持ちじゃないとキツイ。1枚目がPixel 6、2枚目がPixel 6 Pro↓
いろんなスマホ触ってきたけど、Pixel 6シリーズはかなりデカイ部類のスマホなんで店頭で触ってみたほうが良いと思います。
ちなみに電源ボタンの位置は終わってます。
かなり縦に長いスマホなのに電源ボタンが高い位置にあるんで押しづらい。これデザインした人は気にならんかったの?めっちゃ使いづらいんやけど。最悪です返品したいです。
▼ボタン・ポート類は以下の通り↓
Pixel 6 / 6 Proの性能・パフォーマンスのレビュー
Pixel 6 / 6 ProのSoCはGoogle初となる自社開発チップ「Tensor」を搭載してます。Pixel 6はメモリ8GB、Pixel 6 Proは12GBと違いがあるけど、ぶっちゃけメモリ8GBもあれば十分よね。
Pixel 6 / 6 Proの実機ベンチマーク結果
ベンチマークのスクショは左がPixel 6、右がPixel 6 Proです。
▼AnTuTu(Ver9)ではPixel 6が総合661,510点、GPUが233,716点、Pixel 6 Proが総合713,598点、GPUが296,699点。あれ、僕のPixel 6はハズレSoCですかね。最悪です返品したいです。↓
QualcommのSnapdragon 888シリーズやAppleのA15 Bionicなどほかハイエンドと比べたら性能は控えめだけど、Pixel 6 / 6 Proのスコアもバリバリのハイエンド水準です。
でも、11万円を超えるPixel 6 Proでこのスコアはベンチマーク好きとしてはちょっとガッカリ。他のSoC性能をぶっちぎれとまでは言わんけど、70万点後半で他SoCと肩を並べてほしかったところ。
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
▼その他、Geekbench 5、PCMark、3DMarkでのスコアは以下の通り。↓
▼ストレージ速度はPixel 6の読み込みが1338.9MB/s、書き込みが256.3MB/s。Pixel 6 Proの読み込みが1622.9MB/s、書き込みが243.1MB/s。あれ?なんか書き込み遅くないですかね?ハズレですかね。最悪です返品したいです。↓
Pixel 6 / 6 Proのゲーム動作をチェック
▼GPU性能も結構高いからゲームも結構快適。PUBGモバイルでは60FPSで遊べるスムーズ+極限まで設定出来た。プレイも普通に快適だわ。なーんも不満なし。↓
性能的には90FPSもいけそうなんだけど設定項目が表示されてないから選べんかった。もしかしたらそのうち90FPS設定ができるようになるかもね。
ちなみにPixel 6もPixel 6 Proも設定幅は同じでした。Proは90FPS設定できてもいいと思うんだけどねー。
Pixel 6 / 6 Proの機能・仕様のレビュー
以下はPixel 6 / 6 Proの検証結果。
通知ランプ | ✕ |
指紋認証 | ○:画面内蔵 |
顔認証 | ✕ |
ツインアプリ (デュアルアプリ) |
✕:SNS(Twitterで確認) ✕:メッセンジャー(LINEで確認) ✕:ゲーム(PUBGで確認) |
PCモード | ✕ |
戻るボタン入れ替え | ✕:デフォルトは左 |
ジェスチャー操作 | ○ |
クイックランチャー | ✕ |
ゲームモード | ○:パフォーマンスが上がるタイプではない |
冷却システム | – |
MicroSD 内部ストレージ化 |
– |
備考 | – |
Pixel 6 / 6 Proの対応バンドと通信検証の結果
▼Pixel 6 / 6 Proの対応バンドや通信仕様は以下の通り!※赤文字はPixel 6のみ対応。↓
対応バンド | 3G:W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 4G:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71 5G:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n14 / n20 / n25 / n28 / n30 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n71 / n77 / n78n257 / n258 / n260 / n261 |
VoLTE | ○ |
技適 | ○ |
対応バンドは充実していて、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの主要キャリアで重要なバンドに合致。Pixel 6 Proのみ5Gのなかでも低遅延・超高速通信に長けるミリ波に対応。
まぁ、ミリ波の電波なんて執筆時点でどこで飛んでるかも分からんくらいエリア狭いから個人的には割とどうでも良いです。
同時待ち受けは出来るけどSIMカード+eSIMの組み合わせだからSIMカード×2はできないんで注意。
▼Pixel 6 / 6 Proの通信検証結果は以下の通り↓
ドコモ回線 | データ通信:○ 通話:○ (LINEモバイルで検証) |
ソフバン回線 | データ通信:○ 通話:○ (LINEモバイルで検証) |
au回線 | データ通信:○ 通話:○ (mineoで検証) |
楽天モバイル回線 | データ通信:○ 通話:○ Rakuten Link:○ (楽天モバイルで検証) |
ahamo回線 | データ通信:○ 通話:○ (ahamoで検証) |
povo回線 | データ通信:○ 通話:○ (povoのAndroid用SIMで検証) |
LINEMO回線 | データ通信:○ 通話:○ (LINEMOで検証、3G回線で通話できた) |
2回線同時待ち受け | ○ |
VoLTE | デフォルトで対応 |
技適の有無 | あり |
備考 | 国内SIMフリーモデルで検証 |
Android 12の良かった機能、イマイチに感じた機能
Pixel 6 / 6 Proは最新のAndroid 12を搭載しているんでソフトウェアの変化も楽しめます。
▼すぐに気がついたのが画面上からスワイプで表示されるクイックメニュー。ボタンがデカくなってる。↓
ボタンが大きくなったんで押しやすくはなりましたが、アイコンが小さくなってパッと見で分かりづらく感じます。文字もスクロールして流れるんでアイコンが大きくて直感的に操作しやすかった前のスタイルのが良かったです。
もちろん良いところもありますよ。
まず良かったのは画面の自動回転で「顔検出」に対応したことです。ゴロゴロとごろ寝しながら使ってると画面がクルクル回ってましたが、これをオンにすることでその頻度も結構低くなってごろ寝スマホとして完成度が高くなりました。
▼「ディスプレイ」→「画面の自動回転」から有効にできます。↓
明るさを更に下げる機能も地味に気にいってます。電気消した寝室でスマホ見る時に輝度を最低にしても眩しかったんですが、この機能を使うと更に輝度を落とせるんですよね。
▼「ユーザー補助」から「さらに輝度を下げる」をオンにすると使えます。↓
アプリがカメラやマイクを利用しているか視覚的に分かる機能も追加されたんで怪しいアプリがいつカメラやマイクを使ってるか一発で分かるようになったのも良かった。
▼マイクやアプリを使っていると画面の右上に緑のドットが点灯します。スワイプダウンするとどのアプリが利用しているかも見ることができます。↓
ロングスクリーンショットがようやく撮影できるようになったのも嬉しい変化だったんですが、ロングで撮影できる範囲は決まってました。他のメーカーで独自機能として搭載されているロングスクリーンショットはもっと長く撮れるのもあるから、もっと長いスクショとれたら良かった。
▼スクショ撮影後、画面下の「キャプチャ範囲を拡大」からスクリーンショットの範囲を決められます。↓
文字起こし・即時翻訳機能が凄すぎる
僕がPixel 6で一番試したかった機能が文字起こし・即時翻訳機能。
Pixel 6では
- ボイスレコーダーで録音中の会話を文字起こし。テキスト抽出できる
- YouTubeなど動画を文字起こし。字幕動画みたいに見れる
- YouTubeなどで英語などの動画を即時日本語翻訳して字幕表示
文字起こしの精度はYouTube動画を見て下さい。めっちゃ凄いです。最高です買って良かったです。
文字起こし・翻訳機能の使い方や設定方法なんかは別記事でまとめてるんで以下をチェック。
この文字起こし機能は音声やサウンドを高度な機械学習により高精度に認識するわけですが、これを利用した機能も搭載されてます。
「この曲なに?」機能をオンにすると、周囲で流れている音楽をロック画面に表示してくれる機能が使えるんですよね。
▼「着信音とバイブレーション」から「この曲なに?」でオンにできます。認識した曲は履歴からも確認できて便利。↓
指紋認証は対応してるけど顔認証は非対応
Pixel 6 / 6 Proは指紋認証は使えるけど顔認証には対応してません。失敗率の高い顔認証なんて使わないから割とどうでも良いです。
▼指紋認証は画面内蔵式になりました。物理式は手探りで認証しやすいけどこっちはちょっと慣れが必要ですね。↓
ネットで調べていたらあまり評判が良くないらしいんで、もしかしたら使っていて不満に感じることもあるかもしれませんね。僕は認証精度とロック解除速度は実用で今のところ不満ないです。だから僕は問題なし。
画面を2回タップするか本体を起こすかすると指紋センサー部分にアイコンが表示→指紋でロック解除って感じで画面が点灯していない状態からの認証はできないタイプなんだけど、だいたいはスマホ持ち上げるタイミングでアイコン表示されるからデメリットには感じてません。
認証精度や速度なんかはYouTube動画でチェックしてみてね。
付加価値ある機能に沢山対応してる
Pixel 6 / 6 Proは日本市場向けのモデルを販売しているんでもちろん技適付き。
その他には便利なFeliCaに対応。東京にくるまではFeliCaなんかイラネーって思ってたんですが、地下鉄通勤になってモバイルPASMO使うようになったんで、FeliCaは絶対入ります。FeliCaなしスマホなんてもうそれだけで購入候補から外れるわ。
防水防塵もIP68に対応。IP69Kではないんでお湯への耐性は弱いから風呂での利用はやめたほうが良いですね。僕は使うけど。
ワイヤレス充電に対応しているのも最高です。これまで買い漁ったワイヤレス充電グッズが無駄にならないのがグッド。
Pixel 6 / 6 Proのディスプレイ・画面のレビュー
画面 | Pixel6 :6.4型/2,340×1,080/有機EL Pixel 6 Pro:6.7型/3,120×1,440/有機EL |
DRMコンテンツ | Widevine:L1 Amazonプライムビデオ:SD画質で再生を確認(L1でもHD画質では再生できず) Netflix:HD画質で再生を確認 |
高リフレッシュレート | Pixel 6:90Hz Pixel 6:120Hz |
外部映像出力 | ワイヤレス出力:○ HDMIポートへの出力:✕ ディスプレイポートへの出力:✕ |
ディスプレイはPixel 6とPixel 6 Proでサイズが違います。デザインの項目でも伝えたんですけど、サイズの割に筐体はめっちゃでかいです。
どちらも有機ELで発色や見やすさに不満はないですね。ほとんど引きこもっている僕は室内で使うことがほとんどなんですが、撮影時に屋外で画面見たときも見やすかったですよ。
▼リフレッシュレートも異なるんですが、どちらも可変タイプ。設定は「ディスプレイ」→「スムーズ ディスプレイ」からいけます。左がPixel 6、Pixel 6 Pro。↓
可変ってことで状況に応じて最適なリフレッシュレートに変更されます。Pixel 6は60と90Hzの可変、Pixel 6 Proは60Hzと120Hzの可変。Pixel 6 Proはディスプレイの素材が異なっていて、さらに低いリフレッシュレートにも可変するみたい。(Googleがそう言ってた)
確かにスムーズ ディスプレイをオンにすると滑らかっちゃ滑らかなんですが、ゲームで90Hzや120Hzで遊びたいとか明らかな利点がある使い方以外では割と60Hzでも問題ないですね。
スムーズ ディスプレイをオンにして使って分からなければオフでOKです。リフレッシュレート高くなると消費電力も基本的には高くなりますからねー。
Widevineは対応するレベルにより映画やアニメをNetflixやAmazonプライムビデオで視聴したときにキレイなHD画質で見れるか否かが変わってくるんですが、Pixel 6 / 6 Proは最高のL1に対応してます。
NetflixではHD画質で再生できたんですが、AmazonプライムビデオではまだHDに対応してないみたいですね。Amazonプライムビデオは独自にHD再生できる端末をホワイトリスト化している面倒くさいシステムを採用しているみたいなんで、Pixel 6シリーズくらすならそのうちきっと、多分、もしかしたら対応するんじゃないでしょうか。
▼記事執筆時点でAmazonプライムビデオはHD再生できなかった。↓
Pixel 6 / 6 Proのサウンド・スピーカーのレビュー
スピーカー | ステレオ |
イコライザー | ✕ |
Bluetoothコーデック | SBC、AAC、apt-X、apt-X HD、LDAC(開発者向けオプションで確認) |
スピーカーは当然ステレオなんですが音質がめちゃくちゃ良いですね。最高です買って良かったです。
普段はiPhoneを使っていて、iPhoneも相当良い音が出るステレオスピーカーを搭載しているんですが、Pixel 6 / 6 Proのステレオスピーカーはそれ以上に感じるくらい良い音。
Bluetoothコーデックなんですが、低遅延のapt-X AdaptiveはQualcomm系SoC以外は入ってないのかな。TensorのPixel 6 / 6 Proでは選べなかったですね。イヤホンなんて使わんから割とどうでも良いんですけど、apt-X Adaptiveのイヤホン持ってるーって人は宝の持ち腐れになりそうです。
Pixel 6 / 6 Proのカメラ・写真・動画のレビュー
構成・画素数 | Pixel 6:5,000万画素(メイン)、1,200万画素(超広角) Pixel 6 Pro:5,000万画素(メイン)、1,200万画素(超広角)、4,800万画素(望遠) |
撮影モード | 夜景モード、モーション、ポートレート、カメラ、動画、パノラマ、360°写真、レンズ |
ズーム | Pixel 6:デジタル、2倍にワンタップ切替可能 Pixel 6 Pro:光学4倍、4倍にワンタップ切替可能 |
シャッター音の消音 | 不可 |
マニュアルの設定幅 | – |
動画解像度 | 1080P/60FPS、1080P/30FPS、4K/30FPS、4K/60FPS |
手ブレ補正 | 4段階から設定可能 |
Pixel 6 / 6 Proで撮影した写真
Pixel 6 / 6 Proの標準カメラはセンサーサイズがかなり大きいんですよ。夜間撮影とかで威力を発揮しそうですよね。
▼標準カメラで昼間に撮影してみました。色合いは見た目に近いんだけど最近のスマホは見た目よりも色鮮やかで映える写真に仕上がることが多いんですが、そういった色合いが好みならやや物足りないかも。画質はめっちゃ良いです。↓
▼超広角は1,200万画素で解像感は低くなるんですがパッと見は標準カメラと色合いも変わらんので使いやすいですね。昼間はそこそこ使える印象です。↓
▼夜の撮影は標準カメラで撮ったほうが良いですね。超広角は解像感も低いし性能がイマイチなんでしょうか、画質も結構悪いです。ナイトモードとかで撮影するなら画質の良い標準で撮ろうかと思います。↓
▼ポートレート撮影は人物向きですね。これはたまたま成功した物撮りですが、90%位の確立で物撮りは撮影に失敗しました。物撮りポートレート好きは買ったら駄目です。↓
▼モーション機能では長時間露光が撮影できるようになってました。手持ちで数秒で撮影できて良い感じに撮れたんですが、某りんごマークのスマホの映画モードと同じように僕はこれっきり多分使わないでしょう。↓
▼モーションではアクションパンってのも使えます。躍動感ある写真を撮れるんですが、AFガバガバでピンぼけしまくりです。もう二度と使いません。↓
▼Pixel 6 Proでは4倍の光学ズームも使えます。画質はめちゃくちゃ良いんで盗撮を高画質で楽しみたい人にまじおすすめです。以下は超広角、1倍、2倍、4倍。↓
Pixel 6 / 6 Proで撮影した動画
Pixel 6 / 6 Proは4種類の手ブレ補正が使えるんですが、ロックが最もブレません。でも2倍ズームになるんで撮影しづらいんですよね。撮影するなら標準かアクティブがおすすめです。
▼シネマティック撮影はパンがゆっくりな動きになります。たぶん使いません。↓
今回は標準で撮影したんですが、発色も良くて手ブレもよく効いてます。ただ、左右にカメラを振るパンには弱いみたいでカクつく場合が結構ありました。なのでパンする時は意識的にゆっくり動かしてやりましょう。
あと、撮影中に超広角カメラに切り替えられるんですが、この切替はスムーズじゃありません。カクっとガタつくんで撮影中に画角は変更しないほうが良いですね。
撮影した動画はYouTube動画に収録しているんで見てみて下さい。
Pixel 6 / 6 Proの電池・バッテリー持ちのレビュー
バッテリー容量 | Pixel 6:4,614mAh Pixel 6 Pro:5,003mAh |
ワイヤレス充電 | 対応 |
バッテリー持ちなんですが、普段使ってるiPhone 13 miniと比較したらあまり電池もち良くないなーって印象が強いですね。
まだバッテリーが活性化してないんでもう少し伸びると思いますけど。でも、僕の使い方だと普通に1日はバッテリーは持つんで不満はないです。
ゲームとか燃費悪い使い方が多い人はモバイルバッテリーあったほうが良いんじゃないかなって感じですね。
あと、初期設定してから2日目くらいは待機状態でもアホみたいにバッテリー食ってました。Twitterで聞いたら、他のモデルだけど何日か使ってたら良くなったとのこと。
寝かせたら良くなるかもってワインかよ。
ちなみに3日目位からはスタンバイ中のバッテリー消費は穏やかになってきてます。寝かせたら良くなってきました。Twitterで教えてくれた人ありがとう。
Pixel 6 / 6 Proのメリット・デメリットと評価まとめ
実際にPixel 6 / 6 Proを使ってみて分かったメリットやデメリットは以下の通り!
メリット・良かった点
- 文字起こし機能が凄い
- 標準カメラの画質が良い
- 個性的なデザインがカッコいい
デメリット・注意点
- 筐体デカすぎ
- 電源ボタンの位置が終わってる
- 消しゴムマジックは期待はずれ
実際に購入してから使ってますが、文字起こし機能が(僕の仕事柄)神レベルの仕上がりで最高です。
Pixel 6 / 6 Proは返品したい気持ちよりも買って良かったと思えた部分が多かったです。最高です買って良かったです。
性能は他のハイエンドSoCと比較するとベンチマークのスコアが見劣りしますが、そんなの普段使いでは体感できないんで正直あまり気になってません。
カメラは普段使いでは十分な仕上がりだったけど、消しゴムマジックはアピールしてた割にはお粗末な仕上がりだったんで期待はずれ。これを期待していた人はガッカリすると思います。僕はたぶん映画を撮れる機能と同じくらい全く使わないと思うんでどうでも良いです。
僕は購入して良かったと思えたスマホでしたが、Pixel 6ですらiPhone 12 Pro Maxに近い大きさ。このサイズは確実に人を選ぶ大きさなんで気になってる人は取り扱っているお店などで実際に実機を触ることをおすすめします。
以上、ガルマックスレビューでした。参考になるか分からんけど、なにか参考になれば嬉しいです。バイバイ。
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