【公式情報】楽天モバイル(MNO)の利用料金、プラン、注意点まとめ
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MVNOでサービスを提供していた楽天モバイルが、自社で通信設備を保有するMNOサービス(キャリアサービス)の利用料金やプラン内容を公式発表しました!本記事では楽天モバイル(MNO)の利用料金やプランについて注意点も含めて紹介します!
なお、本記事は楽天モバイル(MNO)の正式発表内容を基にしている公式の確定情報です!
▼あと、ついでになんですが、楽天モバイル(MNO)サービス開始に伴い、楽天モバイルの格安SIMサービスは終了するようです。↓
2020/4/8更新:サービス開始となりました。au回線が2GB→5GB(4/22から順次適用)、au回線利用のデータ超過後128Kbps制限が1Mbps(4/8より適用)とパワーアップしました。
2020/3/5更新:楽天モバイル(MNO)回線は指定端末でないと開通(アクティベート)が出来ないって部分も注意点なので追加しました!
なかなか強気のプラン展開。ただし、注意点も。なので飛びつくまえに記事をチェックしてほしい!
目次をクリックすると各項目へ移動します
楽天モバイル(MNO)の利用料金・プラン内容(発表時)
プランはシンプルで1つのみです。発表時の内容をまとめると・・・
- 国内データ通信使い放題
- 国内通話かけ放題
- 最低利用期限なし
- 楽天ポイント使える
- 月額は2,980円(2年目以降)
こんな感じでございます。で、最後の月額に【2年目以降】と記載しているんですが、なんと、1年間は無料で使えちゃうんです。これはヤベェ。が、やはり無制限にとはならないようで300万人限定での展開となります。
もしかしたら使ってみて【イマイチだから速攻乗り換えたい】って事態に陥るおそれがありますが、最低利用期間なしなのは良心的。また、楽天サービスを活用しまくっている方は楽天ポイントを使えるってことも見逃せないポイントです。
楽天モバイル(MNO)のサービスはいつ開始?いつから申し込める?
楽天モバイル(MNO)のサービス開始は2020年4月8日(水)にサービス開始。すでに楽天モバイル(MNO)の公式サイトで先行申込を開始していたんですが、前述通り300万人限定となっているので興味の有る方は早めに手続きしたほうが良さそうです。
▼エリアの確認は以下からどうぞ!↓
楽天モバイル(MNO)のデメリットや注意点まとめ
プラン内容や1年間無料で使えるなど利点が目立ちますが、楽天モバイル(MNO)は始まったばかりのキャリアでドコモ、au、ソフトバンクなど大手キャリアと同じ品質やサービスを求められない時期です。サービスローンチ直後はメリットだけでなくデメリットや注意点もしっかり把握して検討してくださいね。
国内データ通信は使い放題だけど、これは楽天モバイル(MNO)回線のみ。パートナー回線(au回線)は月間2GBの上限設定あり→5GBに増量しました
まず、国内データ使い放題ですが、これは【楽天モバイル(MNO)が自社で保有する回線の利用】に限り使い放題となります。楽天モバイル(MNO)サービスは正式ローンチ前に2度の無料サポータープログラムで一部のユーザーが先行で利用できていましたが、楽天モバイル(MNO)回線の整備が整っておらず多くのシーンで【パートナー回線(au回線)】を利用してました。
このように、現在の楽天モバイル(MNO)サービスでの自社回線はまだまだ貧弱なのでパートナー回線(au回線)での代替通信が現状不可欠な状況なのですが、これが正式サービス後からは月間上限2GBの制限が設けられ超過すると128kbpsに速度制限されます。4/8追記:サービス開始に合わせてプラン内容がパワーアップしました。au回線のデータ容量は5GBに増量(4/22から順次適用)、au回線利用時のデータ超過後128Kbps制限は1Mbpsに引き上げ(4/8より順次対応)となりました。
楽天モバイル(MNO)のサービスエリアはまだまだ狭い。多くの地域ではパートナー回線を利用することになる
現状、楽天モバイル(MNO)回線のネットワークは貧弱と言わざるを得ない状況なので、【1年間は無料でデータ使い放題!】という言葉に飛びついても肝心の楽天モバイル(MNO)回線に繋がらないかも。そんな時は多くのシーンでパートナー回線(au回線)での通信となりますが、パートナー回線は2GBしか使えないので、速攻、通信制限が発生するおそれがあります。追記:au回線のデータ容量が5GBに増量(4/22から順次適用)となったので扱いやすくなりました。
無料サポータープログラムは都市部を中心に先行的に行われたテストですが、東京レベルでも楽天モバイル(MNO)回線が使える範囲が限られているので、楽天モバイル(MNO)正式サービスのプラン内容が魅力的でも楽天モバイル(MNO)回線がまだまだ貧弱であることを再認識して検討したほうが良いです。マジで。
▼契約前に楽天回線が繋がるエリアか契約前に確認する方法を公開しています!↓
パートナー回線(au回線)の容量追加は1GB/500円。地方は楽天モバイル(MNO)回線の整備が整うまで容量追加地獄に陥りそう→追記:au回線が上限5GBに増量するので扱いやすくなります。
楽天モバイル(MNO)回線が掴めないエリアではパートナー回線(au回線)での接続になるのですが、これは前述通り月間上限2GBがプランに付帯しています。が、これを使い切っても1GB/500円で容量を追加可能です。
本記事を公開するまえに先鋭ライターのたくちゃんが楽天モバイル(MNO)について料金の予測をしていたのですが、ギガ単価を約500円と算出しており、「パートナー回線(au回線)を使うなら無制限通信は厳しい」としていたのですが的中。正式サービスはパートナー回線(au回線)に月間2GBという上限を設け必要ならばギガ単価500円で売りさばくスタイルのようです。さすが、たくちゃん。
▼これが先鋭ライターのたくちゃんが予測した記事↓
ちなみに速度制限時の128kbpsという速度は僕個人としては【使い物にならないレベルの速度】です。→追記:サービス開始の4/8に1Mbpsに緩和されました!
動画はもちろん、画像の多いWEBページの表示も表示に時間がかかり、テキストオンリーのページでようやく使えるかなという速度。なので、月間2GB以上の通信を行っている方はパートナー回線(au回線)で使える2GBを消費した場合、楽天モバイル(MNO)回線が掴めなければ快適に通信するために1GB/500円でデータ容量をバンバン追加する必要がありそうです。→追記:au回線上限が5GBに増量となるので扱いやすくなります。4/22から順次適用です。
例えば、月間10GB使う方が楽天モバイル(MNO)に乗り換え、運悪く楽天モバイル(MNO)回線の掴めないエリアが生活圏だった場合、必然的にパートナー回線(au回線)を使うことになります。で、そんな状況でこれまでと同じ使い方をするならパートナー回線(au回線)で使える無料の2GB以外に8GBの追加(4,000円)が必要になるってことです。
300万人限定で1年間は無料で使えるとは謳っているのですが、楽天モバイル(MNO)のエリアがドコモ、au、ソフトバンク並に整うまではパートナー回線(au回線)で利用するデータ追加費用で結構な出費になりそうなので、メインで利用を考えているなら注意すべきポイントですね。
海外での利用は協力企業のローミングサービスを利用。なので上限は2GBまで→こちらも5GBまで増量します。
楽天モバイル(MNO)は66の地域で利用できるローミングサービスも展開するのですが、これもパートナー企業のローミングを利用するので上限2GBの通信容量が適用されます。→上限5GBに増量します(4/22より順次適用)
利用料金が無料なのは魅力的なのですが、長期滞在では無料で利用できる容量が不足するおそれがあるので注意したいポイントです。
▼ガルマックス先鋭ライターのたくちゃんが海外で実際に楽天モバイル(MNO)のローミングを使ってきたレビューも公開中です!↓
通話は【Rakuten Link】アプリを使った場合のみ国内通話が無料
これは結構面白い仕組みで、Rakuten Linkは【携帯電話番号をインターネット回線を使って利用できるアプリ】なんです。
これまでは携帯電話番号通話は【電話回線】を使っての通話、050から始まるIP電話やLINE、Skypeなどの無料通話は【インターネット回線】を使っての通話が一般的でしたが、これらのいいとこ取りをしたのがRakuten Linkアプリなんです。
すでに【楽天Link】という名称でサービススタートしていますが、モバイル通信をオフの状態でWi-Fiでインターネット回線に接続した状態にて携帯電話番号での通話が出来ているのも確認済みです。
ちなみにまとめると
- Rakuten Link同士では通話もメッセージも無料で使い放題(LINE的な感じ)
- 他社への携帯電話や固定回線への通話も無料(かけ放題サービス的な感じ)
- 国外から国内への通話が無料
- 国内から国外への通話は有料
こんな感じ。ちなみにパートナー回線(au回線)で使える2GBの容量が無くなって低速化されている状態でも通話とメッセージは問題なく使えるように設計されてます。(データ通信が低速のときに電話やメッセージ送信が出来ないようじゃ困りますもんね。そこんとこはちゃんと対策されてるんでご安心を。)
Rakuten Linkアプリを使わない通話は従量課金になるので注意
楽天モバイル(MNO)の通話かけ放題ですが、ドコモ・au・ソフトバンクのように【スマートフォンに標準搭載されている電話アプリでの通話でかけ放題が適用になる仕組み】では有りません。無料での通話を行うには必ず「Rakuten Linkアプリ」から発信する必要があり、通常の電話アプリでの発信通話は従量課金となるので注意しましょう。
追加|楽天モバイル(MNO)回線は指定端末でないと開通できない
Twitterでコメント頂いた方、ありがとう!これ入れるの忘れてました!
楽天モバイル(MNO)サービスは指定の端末以外だと開通(アクティベート)が出来ない仕様なので、申込みを検討されている方は注意!
▼以下の記事で楽天モバイル(MNO)に対応する機種情報などをまとめているのでチェックしてみて下さい!↓
▼楽天モバイルの対象外機種で使える・使えないスマホの調査も行っています!既に利用されているユーザー様は投稿も出来ます!使えた・使えなかったの情報をご投稿頂けると助かります!↓
楽天モバイル(MNO)まとめ|1年間は遊び倒すサブ回線として見たほうが良い
2020/4/8追記
正式サービスが4/8日よりスタートしました。au回線利用の上限が2GBから5GBへ増量(4/22から順次対応)、au回線のデータ超過時128Kbps制限が1Mbps制限に引き上げられたので、以前よりも扱いやすさはグッと向上した印象です。しかしながら、これから安定性などが見えてくる段階なので、この1年は前回のまとめと同様にサブ回線として使い倒すのが一番いいかも知れません。
様々なメディアから「1年間無料」「データ使い放題」とメリット部分を強調した記事が沢山出ているので、ガルマックスではあえて注意点やデメリットに着目して記事を書いてみました。
これまでの注意点やデメリットから、【メインで使っているキャリア回線を楽天モバイル(MNO)に切り替えるのは時期尚早】です。特にパートナー回線(au回線)の利用で上限設定が設けられたので、これまでの無料サポータープログラムよりも利便性はやや後退した印象。
ってことで個人的には1年間の無料期間を遊び倒せるサブ回線として見たほうが良いと感じています。データ使い放題でも都内23区でギリ恩恵有るかどうかって段階なので、僕は完全に遊ぶために契約してみようかと。
あとは、普段から月間2GB以内のデータ通信でなんとかなっている方も検討していいかなって思います。大多数の方はパートナー回線(au回線)での通信が主になると思うんですが、上限の2GBまでに収まればau回線使っているのと大きく変わりませんし、通話もかけ放題、1年間は無料で使えるのでかなり美味しいかと。
こんな感じで楽天モバイル(MNO)サービスは正式サービスローンチの段階でまだまだデメリットが目立つので、しっかり注意点やデメリットを把握したう上で申込みましょう!