Snapdragon 8 Gen 2を搭載しつつ定価が約5.2万円~だと!?
トチ狂ったコスパを放つ新型モデルRedmi K70の特徴やスペック、対応バンドをまとめたのでチェックしてみて下さい。
また上位グレードの「Redmi K70 Pro」、廉価グレードの「Redmi K70E」も発表されています!
Redmi K70の特徴
Redmi K70の特徴は以下の通り!
Redmi K70のハイライト
- ハイエンドクラスのスペック
- カラーは4色
- 6.67インチ、3,200×1,440のWQHD+解像度ディスプレイ
- デュアルスピーカー搭載
- 5,000万画素メイン+800万画素超広角+200万画素マクロの3カメラ
- 5,000mAhバッテリー搭載で最大120W充電対応
- 新OS「Xiaomi HyperOS」を内蔵
Redmi K70の詳細スペックと対応バンド早見表
詳細スペックを表示
製品情報 |
端末名 |
Redmi K70 |
発売年 |
2023年11月 |
発売地域 |
海外:SIMフリー |
メーカー・ブランド |
Redmi |
備考 |
Redmi K70シリーズ
Redmi K70 SE
Redmi K70
Redmi K70 Pro |
対応バンド・周波数・ネットワーク |
3G |
W-CDMA:1 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
4G LTE |
FDD LTE:1 / 3 / 4 / 5 / 8 / 18 / 19 / 26 / 28A / 66
TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48 |
5G NR |
Sub6:n1 / n3 / n5 / n8 / n28a / n38 / n41 / n48 / n66 / n77 / n78 |
Wi-Fi |
Wi-Fi 7 |
Bluetooth |
バージョン:5.3
コーデック:SBC / AAC / LDAC / LHDC 5.0/ LC3 / ASHA / Auracast |
SIMサイズ・スロット |
デュアルスロット(Nano SIM×2) |
本体仕様 |
ディスプレイ |
サイズ:6.67インチ
材質:有機EL
画面占有率:非公表
形状:パンチホール(中央)
最大リフレッシュレート:120Hz
最大タッチサンプリングレート:最大2,160Hz |
解像度 |
解像度:3,200×1,440(WQHD+) |
画素密度 |
526ppi/高精細でドットの粗さは気にならない |
サイズ |
高さ:160.86mm
横幅:74.95mm
厚さ:8.21mm |
重さ |
209g |
本体色 |
ブラック系、ホワイト系、グリーン系、パープル系 |
システム仕様 |
OS |
Xiaomi HyperOS |
CPU(SoC) |
Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 |
AnTuTuベンチマーク |
総合スコア:約1,600,000
GPUスコア:約600,000
(AnTuTu v10参考値)
|
メモリ/保存容量 |
組み合わせ |
メモリ12GB+容量256GB
メモリ16GB+容量256GB
メモリ16GB+容量512GB
メモリ24GB+容量1TB |
ストレージカード |
非公表 |
カメラ |
背面カメラ |
トリプルカメラ
①5,000万画素(メイン、f/1.6)
②800万画素(超広角)
③200万画素(マクロ)
手ぶれ補正:光学式
センサーサイズ:1/1.55(メイン)
PXサイズ:2.0μm(メイン) |
インカメラ |
パンチホール式インカメラ
画素数:1600万画素(メイン)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表 |
機能仕様 |
GPS |
GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS、NavIC |
生体認証・ロック解除 |
指紋認証:対応
顔認証:対応 |
センサー |
赤外線センサー:対応
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
その他:X軸リニアモーター |
防水/防塵・タフネス等級 |
防水/防塵:非公表
耐衝撃:非公表 |
イヤホンジャック |
なし |
NFC |
NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
その他機能 |
デュアルスピーカー搭載 |
バッテリー |
バッテリー容量 |
5,000mAh |
充電 |
有線充電:120W
ワイヤレス充電:非公表
逆充電:非公表 |
ポート |
USB Type-C |
スペック表のソース |
参照元 |
【公式サイト】Redmi K70 ‐ mi.com
|
スペック表に関する免責事項
対応バンド早見表を表示
Redmi K70は海外モデルなので技適に関してはご留意下さい。
以下はカタログスペック上の対応バンドとなります。実際にそのバンドで通信できるかはキャリア・住環境・ソフトウェア等によります。
5G NRについては電波バンドが対応していたとしてもキャリア側・端末側で対応の周波数帯が違う事もあり、キャリアモデル以外が実際に通信できるかは4G LTE以上に分かりません。
5Gのバンド単独で通信できないNSAの場合は4Gバンドとの組み合わせ(EN-DC等)も重要になってきます。
▼docomo回線の電波バンド対応状況↓
Redmi K70はドコモ回線の4Gで重要なバンド1・3・19に対応しています。
またRedmi K70はドコモで提供されている5G NRのうちSub6のn78のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。
n1は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。
ドコモの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band19(4G FDD LTE/800MHz)重要 |
◯ |
Band21(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
✕ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
✕ |
n1(5G NR Sub6/2.0GHz) |
◯ |
n28(転用5G NR/700MHz) |
✕ |
n78(5G NR Sub6/3.6~3.7GHz)重要 |
◯ |
n79(5G NR Sub6/4.5~4.6GHz)重要 |
✕ |
n257(5G NR ミリ波/27.4~27.8GHz) |
✕ |
▼Softbank・ワイモバイル回線の電波バンド対応状況↓
Redmi K70はソフトバンク回線の4Gで重要なバンド1・3・8に対応しています。
またRedmi K70はソフトバンクで提供されている5G NRのうちSub6のn77のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。
n3は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。
ソフトバンクの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band8(4G FDD LTE/900MHz)重要 |
○ |
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band41(4G TD LTE/2.5GHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
✕ |
n3(転用5G NR/1.8GHz)重要 |
◯ |
n28(転用5G NR/700MHz) |
✕ |
n77(5G NR Sub6/3.9~4.0GHz)重要 |
◯ |
n257(5G NR ミリ波/29.1~29.5GHz) |
✕ |
▼au回線の電波バンド対応状況↓
Redmi K70はau回線の4Gで重要なバンド1・3・18・26に対応しています。
またRedmi K70はauで提供されている5G NRのうちSub6のn77・n78に対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。
n28は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。
auの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band18(4G FDD LTE/800MHz)重要 |
◯ |
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要 |
◯ |
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band41(4G TD LTE/2.5GHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
◯ |
n28(転用5G NR/700MHz) |
◯ |
n77(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz・4.0~4.1GHz)重要 |
◯ |
n78(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz)重要 |
◯ |
n257(5G NR ミリ波/27.8~28.2GHz) |
✕ |
▼楽天モバイル回線の電波バンド対応状況↓
Redmi K70は楽天モバイル回線の4Gで重要なバンド3・18・26・28Aに対応しています。
またRedmi K70は楽天モバイルが提供する5G NRのうちSub6のn77のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。
楽天モバイルの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band18(4G FDD LTE/800MHz auローミング)重要 |
◯ |
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要 |
◯ |
Band28A(4G FDD LTE/700MHzz)band28は28Aを内包 重要 |
◯ |
n77(5G NR Sub6/3.8~ 3.9GHz)重要 |
◯ |
n257(5G NR ミリ波/27.0~27.4GHz) |
✕ |
Redmi K70のサイズ・重量・カラー
- 高さ:160.86mm
- 横幅:74.95mm
- 厚さ:8.21mm
- 重量:209g
カラーはブラック系、ホワイト系、グリーン系、パープル系の4色展開です。
デザイン自体はタピオカが左上に四角形に集まってるというタイプ。この手のデザインはそこそこ前の世代のスマホ(それも廉価グレード)で結構見たのでなんか既視感を覚えるのは筆者だけだろうか。
ただブラックとホワイトはまるで大理石みたいなテクスチャ模様があしらわれており結構いい感じじゃないっすかね?一見地味なカラーリングな2色ですがこれのおかげでなかなかに個性を演出できとる気がする(`・ω・´)。
Redmi K70のSoCはSnapdragon 8 Gen 2
- SoC:Snapdragon 8 Gen 2
- メモリ:12GB/16GB
- ストレージ:256GB/512GB/1TB
性能はもっぱらハイエンドのそれで、Snapdragon 8 Gen 2をドドンと搭載!今や8 Gen 3が出たため現行とはいえなくなったものの、AnTuTu公称値は170万点クラスと素晴らしい高さ。
▼Snapdragon 8 Gen 2がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ!↓
Snapdragon 8 Gen 2のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ
大容量なメモリはLPDDR5X、またストレージ規格も最新鋭なUFS4.0を搭載と豪華絢爛で非常に素晴らしいじゃないっすかこれ。ファイルやアプリのローディングも激速と期待できる!
▼ちなみにRedmi K70も上位のProと同じく強力な液冷機構を備えてます!↓
Redmi K70(Snapdragon 8 Gen 2)のAnTuTuスコア
AnTuTuスコアは性能の指標です。まだRedmi K70の実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでSnapdragon 8 Gen 2の参考ベンチマークをチェックしてみましょう。
※端末の処理性能はSoCで決まってくるので、同一SoCを搭載する端末のAnTuTuスコアで大体の操作感が予測出来ます。
- 総合スコア(CPU):約1,500,000
- ゲーム性能(GPU):約600,000
▼以下は2024年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
Redmi K70のディスプレイ
- サイズ:6.67インチ
- 解像度:3,200×1,440
- ディスプレイ:有機EL
- 画面形状:パンチホール(中央)
- リフレッシュレート:最大120Hz
- タッチサンプリングレート:最大2,160Hz(瞬間式)
Redmi K70、なんとディスプレイもハイエンドのそれ。コストをケチってる感はありません。ピーク輝度は脅威の4000nit。HDRコンテンツもより楽しめそう。
当然のごとく有機ELを搭載で画面内指紋センサーも内蔵。また画面解像度もWQHD+クラスとなっているのが魅力で、文字や画像のディテールがより高いのが嬉しい!
タッチレートは最大2,160(つまり秒間2,160回の頻度でタッチを拾う)Hz。ただこれは瞬間だそうで、おそらく特定ゲームでのみ動作するのかも。
Redmi K70のカメラ
▼アウトカメラ↓
- メインカメラ:5,000万画素
- 超広角カメラ:800万画素
- マクロカメラ:200万画素
▼インカメラ↓
カメラはこれまでのRedmiらしい感じでメインカメラが結構高スペック、ほかがコストカットしたって感じな組み合わせ。
▼メインカメラは上位モデルと同じくセンサーサイズ1/1.55インチのLight Hunter 800を搭載!もちろん光学手ブレ補正も対応となっています!↓
▼AIノイズリダクションに対応していて極端に暗いシーンでも明るく鮮明にノイズの少ない写真が撮影できるとのこと!これは試してみたい!↓
超広角カメラ、マクロカメラが低画素でセンサーも非公表。メインカメラと撮り比べた時に色味や明るさのギャップは感じる可能性はあります。
でも安いからこの機種‥それはそれで仕方ないような。
Redmi K70のバッテリー・充電仕様
- 容量:5,000mAh
- 有線充電:120W
- ワイヤレス充電:非公表
- 逆充電:非公表
バッテリー容量は5,000mAh、充電速度は最大120Wに対応とタフネスを除くスマホとしては最高レベルのスペックを実現!
電池持ちはどれほどかは不明。公称値ではTikTokで12.4時間持つそうです。あれってどれほど電池食うんだろうか。
YouTubeとかそういうビデオストリーミング時の電池持ちが気になるところですね。ましてこのRedmi K70は消費電力が高い高解像度ディスプレイ搭載ですし‥
Redmi K70のOS・機能
OSはMIUIではなく新型で開発されているHyperOSなるものを搭載しているのも特徴の1つ!なおAndroidベースバージョンは不明。
HyperOSはMIUIのように通常のAndroidにはない独自機能をいくつも搭載しており、MIUIよりも更に外部デバイス(自動車やスマートデバイスなど)との連携を重視している模様。Xiaomi 14シリーズなど一部の最新モデルにすでに搭載されています。
具体的な使い勝手とか機能性はどうなってるのか結構気になるところですな。
Redmi K70の発売日・価格
気になるRedmi K70の記事執筆時点の価格は以下の通り。中国モデルなので中国価格となっとります。
- メモリ12GB+容量256GB:2,499元(約5.2万円)
- メモリ16GB+容量256GB:2,699元(約5.6万円)
- メモリ16GB+容量512GB:2,999元(約6.3万円)
- メモリ16GB+容量1TB:3,399元(約7.1万円)
これSnapdragon 8 Gen 2搭載モデルっすよ?メチャクチャ安いよね、5万円台って。
筆者も近日Xiaomi 13Tを6.2万で買ってホクホクもんだったんだけど、それより高性能で安いモデルが出ちまったとなれば色んな意味で複雑ではある‥
とはいえこれは中国向けモデルで日本語もGMSも無い可能性は高い。あと基本的に中国向け価格ってグロ版よりかなり安めになってるんで、もしこれのグロ版(POCO Fシリーズ)が出た場合はやや高めになるかもしれんです。
とはいえベースで5万だったらグロ版でもかなりコスパに優れてる可能性は高いでしょうしメッチャ期待してる。Snapdragon 8 Gen 2搭載ですからね。6~7万あたりで出てくれたらマジで嬉しいし今後が楽しみです(`・ω・´)勝手に期待してるだけだけど。
■Redmi K70■
初出時価格→429ドル~
▼429ドル(約6.3万円)~↓