改良版のHelio G99-Ultraに上位モデルと同じく2億画素カメラを備える4Gスマートフォン「Redmi Note 13 Pro(グローバル版)」の特徴やスペック、対応バンドをまとめたのでチェックしてみて下さい。
同時に5G対応の上位モデル「Redmi Note 13 Pro 5G」と、そのさらに上を往く最上位の「Redmi Note 13 Pro+ 5G」も発表されていますよ!今回の3モデルはいずれもSoCが異なるので注意です。
▼追記:Redmi Note 13 Proの実機レビューを公開しました…!↓
Redmi Note 13 Pro(グロ版)の実機レビュー!2億画素カメラにHelio G99-Ultra搭載のミドルモデルを試す
Redmi Note 13 Proの特徴
Redmi Note 13 Proの特徴は以下の通り!
Redmi Note 13 Proのハイライト
- MediaTek Helio G99-Ultraを搭載、AnTuTu公称値は約45万点
- スタイリッシュデザイン。3色カラバリ構成で生活防水設計
- 6.67インチの有機ELディスプレイで120Hz表示対応
- デュアルスピーカー、イヤホンジャック搭載
- 2億画素メインの3カメラ。OIS対応
- 5,000mAh容量で67W充電ができるバッテリー
Redmi Note 13 Proの詳細スペックと対応バンド早見表
詳細スペックを表示
製品情報 |
端末名 |
Redmi Note 13 Pro |
発売年 |
2024年1月 |
発売地域 |
海外:SIMフリー |
メーカー・ブランド |
Redmi |
備考 |
Redmi Note 13 Proシリーズ
・Redmi Note 13 Pro+ 5G
・Redmi Note 13 Pro 5G
・Redmi Note 13 Pro |
対応バンド・周波数・ネットワーク |
3G |
W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
4G LTE |
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 66
TD-LTE:38 / 40 / 41 |
5G NR |
非対応 |
Wi-Fi |
802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth |
バージョン:5.2
コーデック:SBC、AAC、apt-X、apt-X HD、LDAC |
SIMサイズ・スロット |
デュアルスロット(Nano SIM×2) |
本体仕様 |
ディスプレイ |
サイズ:6.67インチ
材質:有機EL
画面占有率:非公表
形状:パンチホール(中央)
最大リフレッシュレート:120Hz
最大タッチサンプリングレート:非公表 |
解像度 |
2,400×1,080 |
画素密度 |
394ppi/高精細でドットの粗さは気にならない |
サイズ |
高さ:161.1mm
横幅:74.95mm
厚さ:7.98mm |
重さ |
188g |
本体色 |
ブラック系、グリーン系、パープル系 |
システム仕様 |
OS |
MIUI 14 |
CPU(SoC) |
MediaTek Helio G99-Ultra |
AnTuTuベンチマーク |
総合スコア:432,256
GPUスコア:66,234
(AnTuTu v10実機スコア)
|
メモリ/保存容量 |
組み合わせ |
メモリ8GB+容量256GB
メモリ12GB+容量512GB |
ストレージカード |
MicroSDカード対応(最大1TB)
※片方のSIMスロットと共用 |
カメラ |
背面カメラ |
トリプルカメラ
①2億画素(メイン、f/1.65)
②800万画素(超広角、f/2.2)
③200万画素(マクロ、f/2.4)
手ぶれ補正:光学式(メイン)
センサーサイズ:1/1.4(メイン)
PXサイズ:2.24μm(メイン/16 in 1) |
インカメラ |
パンチホール式インカメラ
画素数:1,600万画素(メイン、f/2.4)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表 |
機能仕様 |
GPS |
GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO |
生体認証・ロック解除 |
指紋認証:対応
顔認証:対応 |
センサー |
赤外線センサー:対応
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応 |
防水/防塵・タフネス等級 |
防水/防塵:IP54
耐衝撃:非対応 |
イヤホンジャック |
あり |
NFC |
NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
その他機能 |
デュアルスピーカー搭載 |
バッテリー |
バッテリー容量 |
5,000mAh |
充電 |
有線充電:67W
ワイヤレス充電:非対応
逆充電:非対応 |
ポート |
USB Type-C |
スペック表のソース |
参照元 |
【公式サイト】Redmi Note 13 Pro – mi.com
|
スペック表に関する免責事項
対応バンド早見表を表示
Redmi Note 13 Proの海外版は技適がありません。技適のない製品を日本で実験的に利用する場合、技適未取得機器を用いた実験等の特例制度で申請する必要があります。また技適未取得機器を用いた実験等の特例制度で申請を行ってもモバイル通信は許可されていません。
以下はカタログスペック上の対応バンドとなります。実際にそのバンドで通信できるかはキャリア・住環境・ソフトウェア等によります。
5G NRについては電波バンドが対応していたとしてもキャリア側・端末側で対応の周波数帯が違う事もあり、キャリアモデル以外が実際に通信できるかは4G LTE以上に分かりません。
5Gのバンド単独で通信できないNSAの場合は4Gバンドとの組み合わせ(EN-DC等)も重要になってきます。
▼docomo回線の電波バンド対応状況↓
Redmi Note 13 Proはドコモ回線の4Gで重要なバンド1・3・19に対応しています。
またRedmi Note 13 Proはドコモで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。
ドコモの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band19(4G FDD LTE/800MHz)重要 |
◯ |
Band21(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
✕ |
n1(5G NR Sub6/2.0GHz) |
– |
n28(転用5G NR/700MHz) |
– |
n78(5G NR Sub6/3.6~3.7GHz)重要 |
– |
n79(5G NR Sub6/4.5~4.6GHz)重要 |
– |
n257(5G NR ミリ波/27.4~27.8GHz) |
– |
▼Softbank・ワイモバイル回線の電波バンド対応状況↓
Redmi Note 13 Proはソフトバンク回線の4Gで重要なバンド1・3・8に対応しています。
またRedmi Note 13 Proはソフトバンクで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。
ソフトバンクの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band8(4G FDD LTE/900MHz)重要 |
○ |
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band41(4G TD LTE/2.5GHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
✕ |
n3(転用5G NR/1.8GHz)重要 |
– |
n28(転用5G NR/700MHz) |
– |
n77(5G NR Sub6/3.9~4.0GHz)重要 |
– |
n257(5G NR ミリ波/29.1~29.5GHz) |
– |
▼au回線の電波バンド対応状況↓
Redmi Note 13 Proはau回線の4Gで重要なバンド1・3・18・26に対応しています。
またRedmi Note 13 Proはauで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。
auの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band18(4G FDD LTE/800MHz)重要 |
◯ |
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要 |
◯ |
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band41(4G TD LTE/2.5GHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
✕ |
n28(転用5G NR/700MHz) |
– |
n77(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz・4.0~4.1GHz)重要 |
– |
n78(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz)重要 |
– |
n257(5G NR ミリ波/27.8~28.2GHz) |
– |
▼楽天モバイル回線の電波バンド対応状況↓
Redmi Note 13 Proは楽天モバイル回線の4Gで重要なバンド3・18・26・28Aに対応しています。
またRedmi Note 13 Proは楽天モバイルで提供される5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。
楽天モバイルの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band18(4G FDD LTE/800MHz auローミング)重要 |
◯ |
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要 |
◯ |
Band28A(4G FDD LTE/700MHzz)Band28は28Aを内包 重要 |
◯ |
n77(5G NR Sub6/3.8~ 3.9GHz)重要 |
– |
n257(5G NR ミリ波/27.0~27.4GHz) |
– |
Redmi Note 13 Proのサイズ・重量・カラー
- 高さ:161.1mm
- 横幅:74.95mm
- 厚さ:7.98mm
- 重量:188g
カラーはブラック系、グリーン系、パープル系の3色展開です。
▼デザインは今回の3モデルの中でも一番大人しく、それでいてスタイリッシュな印象を受けますね!正直筆者ん中では一番好みっす。余計な凹凸が抑えられており、さらにツートン模様ってのも高ポイント。下部ベゼルも薄めになってます。↓
色合いも下位グレードとは思えぬ構成で、深いグリーンとパープルがあるってのは珍しい!実機触ってみたいなこれ。
▼こちらのモデルも生活防水に対応しています。IP54なので水没は耐えられませんが雨とか汗とか水滴レベルならOK!しかしマジでこの見た目いいなあ。↓
Redmi Note 13 ProのSoCはHelio G99-Ultra
- SoC:Helio G99-Ultra
- メモリ:8GB
- ストレージ:256GB
Redmi Note 13 Proは新型のカスタマイズSoCであるMediaTek Helio G99-Ultraを採用!AnTuTu公称値は45万点超えとなっており、ミドルレンジでも中位~上位レベルの高さ。普段使いなら快適に動かせるでしょう。
元々Helio G99自体はゲームはそれほど得意ではなかったんですが、Ultra版になったことでどれほどスペックアップしたかは結構興味深いもんです。
Redmi Note 13 Pro(Helio G99-Ultra)のAnTuTuスコア
AnTuTuスコアは性能の指標です。まだRedmi Note 13 Proの実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでHelio G99-Ultraの参考ベンチマークをチェックしてみましょう。
※端末の処理性能はSoCで決まってくるので、同一SoCを搭載する端末のAnTuTuスコアで大体の操作感が予測出来ます。
- 総合スコア(CPU):約450,000
- ゲーム性能(GPU):約-
▼以下は2024年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
Redmi Note 13 Proのディスプレイ
- サイズ:6.67インチ
- 解像度:2,400×1,080
- ディスプレイ:有機EL
- 画面形状:パンチホール(中央)
- リフレッシュレート:最大120Hz
- タッチサンプリングレート:非公表
ディスプレイは6.67インチサイズと大型!解像度は上位2種より低いFHD+クラスですが必要十分。そしてあちらと同じ有機ELで最大120Hz対応なのもGood。
▼指紋センサーは側面式ではなく画面内蔵式!上位版譲りの便利な部分も受け継いでくれています。机に置いたままやホルダー装着時だったり左手で持った時に認証し易いってのが良いよね。↓
Redmi Note 13 Proのサウンド関連
- スピーカー:デュアル
- イヤホン接続:3.5mmジャック
スピーカーは2基搭載のデュアルタイプ!イヤホンジャック端子もバッチリ備えています。上位2機種と比べ音質と臨場感ってどれほど違うんだろうか。聴き比べられる機会があれば比べてみたいな。
Redmi Note 13 Proのカメラ
▼アウトカメラ↓
- メインカメラ:2億画素
- 超広角カメラ:800万画素
- マクロカメラ:200万画素
▼インカメラ↓
カメラはメインカメラが2億画素に対応と驚きのスペック!今回の3機種いずれもそうなんだけど、ここまで2億画素カメラスマホをぶっ込んでくるってどういうことなの。
画素数だけでなくOISこと光学手ブレ補正もバッチリ対応。動画撮影時におけるあるきとかの揺れの補正も行えるので、動画撮影としても心強い印象です。
Redmi Note 13 Proのバッテリー・充電仕様
- 容量:5,000mAh
- 有線充電:67W
- ワイヤレス充電:非公表
- 逆充電:非公表
バッテリー容量と充電スペックは上位版とほぼ同じ!下位グレードになると充電速度が33Wに抑えられたりってことが多いんですが、Redmi Note 13 Proはそんなことありませんでした。
電池持ちは動画視聴で19時間とのこと!そして67W充電なら46分での満充電を可能とするそうです。電源周りにおいての不満をほぼ感じさせないスペックゆえモバイルバッテリーを持ち運ぶ必要ももしかしたらなくなる‥かもしれんです。
Redmi Note 13 ProのOS・機能
Redmi Note 13 ProのOSはカスタマイズされたMIUIを搭載!普通のAOSPはもちろん、他社の独自OSにはない設定を組めるというのも見逃せないポイントです。
Redmi Note 13 Proの発売日・価格
Redmi Note 13 Proの価格は執筆時点で明らかになっていません。これの1つ上位であるRedmi Note 13 Pro 5Gでは約5万円以下でAliExpressで発売されるって話。
なのでそれ以下の価格で出る可能性は高いです。筆者の憶測に過ぎないんだけど3~4万円台で出るんじゃないかなと期待したいですね(`・ω・´)。
スペックとしてはミドルレンジの中位クラスほどでハイエンドとかミドルハイとか性能への過信こそ禁物ですが、普段使いできるスマホとして考えると十分以上。価格次第ですがコスパもかなり高い予感です。
▼レビュー機が届いたのでレビュー前の初触りの所感を以下でまとめています!是非チェックしてみて下さい!↓
2億画素カメラにHelio G99-Ultra!「Redmi Note 13 Pro」初触りの所感まとめ!
■Redmi Note 13 Pro■
初出時価格→269ドル
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■おすすめ保護フィルム■
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