Redmi Smart Band 2のレビュー。不満だった点・良かった点まとめ
Redmi Smart Band 2を自腹で購入したので実機を使って分かった不満だった点・良かった点をレビューしながらお届けします!
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■Redmi Smart Band 2■
初出時価格→4,990円
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Redmi Smart Band 2の特徴は?
Redmi Smart Band 2はRedmiバンドから登場したスマートバンド!安くて機能性が充実しているのがウリなモデルです。
安くてそのクセ機能性は詰まっているって意味で前からどういう仕上がりなんかな~って気になってたんで買ってみたんす。
それでは開封して触っていきましょう!
▼付属品はこんな感じでした。↓
- 充電ケーブル
- クイックガイド
▼当然のように日本語対応で、技適もバッチリ。↓
Redmi Smart Band 2のスペック
オモチャ感は否めないが、装着性は快適
今回買ったRedmi Smart Band 2はアイボリー。大抵筆者はブラックを買ってばっかりだったんで、マンネリ脱却のために白っぽいやつを選択したわけです。
▼実際見てみると、白ってかクリームっぽい色合いだった。経年劣化したデスクトップパソコンみたいな色合いがオシャレですね。↓
まぁ理想を言えば完全な白色が欲しかったんだけど、あれはあれで経年劣化とか汚れでいずれ黄ばむだろうし、それならもはやどっちでもいいかって結論に至りました。人生は妥協と諦めが肝心ですよ(自戒)。
▼装着はクッソ楽。穴に通して、留め具をパチっとはめ込むだけで終わりです。留具はプラスチック製っぽいんだけど今のところ外れることはなくしっかりくっついてます。↓
筆者の経験上、プラスチックタイプの留具って劣化して外れやすかったんで心配ではあるんだけど、ここは長期使用しないとなんともいえんので保留。
▼本体自体のカラーは黒1色のみ。バンドから外すとこんな感じです。↓
…まぁ安いから当然なんだけど、質感は安っぽい。本体は背面も側面もプラスチックだからオモチャ感はありますね。
▼あと、安いゆえかベゼルは全体的に厚めですね。↓
▼実際装着してみたらすんげー軽いって感じました。しかも本体も薄いから、装着したときの違和感とか全くないし、なんなら付けていることすら忘れるレベルで快適でした。↓
▼もう1ついいな~って思っとるのが、薄型なので長袖に干渉しにくいところ。発表記事書いたときも思ってたんだけど、これがめっちゃ快適。薄さは正義ですね。↓
東北の田舎生まれな筆者からすると、冬の間はバカみてえにブ厚い上着が必須アイテム。でもそういう上着って大抵袖先まで厚く硬いものも多くて、デカい腕時計してると干渉してメチャクチャ手首痛くなることがあったんですよね。
過去にレビューした同形状スマートバンドのOPPO Watch FreeやRealme Band 2でもそうだったんだけど、このぐらいのサイズは袖と干渉しないから本当に良い。小さすぎず、それでいて大きすぎないぐらいが筆者にとって最適解に思えます。
デケースマートウォッチも迫力あってそれでいてロマンもあるし好きなんだけど…理想と現実は違うもんですな。
ウイジェットはシンプルなんだけどかなり扱いやすい
文字盤を左右にスワイプすると様々なウィジェットにアクセス出来る仕組みなのは多くのスマートバンドも同じなんですが、Redmi Smart Band 2はその点すっげー扱いやすいです。
▼初期設定の場合だと「音楽コントロール」「天気予報」の2種のみとなっており、非常にシンプル。でもそのシンプルさがいいんですよね。迷うこと無く扱いやすい。↓
▼もちろんスマホアプリからウィジェットの設定もできます。筆者の場合運動と測定はほぼやらんので、睡眠だけ追加しときました。こういうのって項目が少ないほうが良いですね。迷うことなくなるしアクセス性良くなる。↓
ただ、タイマー機能がウィジェットに無いのは非常に惜しいですね。筆者の場合、カップめんとか○分後にポストに行くとかそういうことが多いので結構大事。
▼アプリ一覧からいちいちスクロールして起動しなきゃいかんのはダルいです。スマホアプリで先頭らへんに並び替えておくことしかできません。↓
アップデートでタイマーウィジェット追加して欲しい気持ちはあるが…このモデルって安いからわざわざ新機能追加アプデはしない可能性あるしあんま期待しない方がいいっすね。
スマホの通知表示や音楽コントロールがくっそ便利
他のモデルでも大抵搭載されている機能ではあるんだけど、Redmi Smart Band 2は安い割に便利系機能を詰め合わせてて、さらに機能自体のUIデザインがシンプルゆえにかなり使いやすいです。
▼スマホの通知表示なんですが、LINE、Twitterといった一部アプリはアイコン表示に対応しているのは驚いた!見分けやすいし、グラフィカルで見てて楽しい。内容が長くても表示される量が広く、バンドだけで本文の確認もできました。↓
▼その他のアプリのアイコンは汎用タイプになります。ちなみにこれはリマインダーのアプリ。テキトーな単語ぶっこみまくったら山崎退みてぇになっちった。↓
▼さらに対応アプリに制限がないのもGood。自分の好きなアプリだけに限定して通知を出せるようになるのは実用性バッチリ。安いクセによく出来てて素晴らしいです。↓
▼他に、音楽コントロールは再生ボタン周りがシークバーになっており、さらにタイトル、アーティストの表示に加えてワンタップの音量調節も対応。マジで文句なしです。↓
▼あとはパスワード機能にも対応していました。腕から外すとそれを検知してロックを掛けてくれます。フロ入ってる間に家族にスマホの通知見られたくないとかそういうときに便利そうですな。↓
血中・ストレスは対応だけど手動測定式
▼Redmi Smart Band 2、安いのに血中酸素濃度とストレスモニタリングにバッチリ対応しているんですよね。↓
でもスゲーとはいえ、実際に使うかと言われれば微妙です。自動で測定する機能はないので、ぶっちゃけ測定するのが面倒に感じることは多いんですよね。
▼さらに測定する時は安静にして30秒ほど待たなければなりません。じっとできない筆者にとっては使いにくいです。こういうのって、自動で測定してあとからアプリとかで見返すタイプのほうがいいなって思いました。↓
性格終わってる筆者とは違い、決まった時間に測定するような几帳面な人であれば、この点は無問題かもしれませんね。
測定は面倒なんだけどその一方、精度はハイエンドのそれに並びます。ウン万クラスのハイドウォッチのAmazfit GTR 4と同時測定し比べたところほぼ一緒のスコアが出てきたことから精度自体は結構信頼できるって思いました。
それにしても4~5倍近い価格差があるというのに凄いなこれ。一応Amazfitのほうは血中、ストレスどちらも自動測定もできるんですが、それでも対応しているだけでも凄いと思います。これで5千円なんか…
睡眠モニタリングは文句なしの精度
睡眠モニタリングはメチャクチャ良かった。何時に寝付いたか、何時間寝たのかは筆者にとっては大事。
▼精度も優秀。特に眠りの深さや覚醒タイミングもバッチリでした。画面もスゲー見やすいぜ。↓
▼また睡眠時の心拍数や、呼吸モニタリング(ただしベータ版)にも対応していました。心拍数はレム睡眠の測定を、呼吸はいびきなどの有無もを測定してくれます。↓
ただこれをオンにすると電池持ちが死ぬほど悪くなります。電池持ちについて詳しくは後述しますが、少なくともこのせいで使う気は起きませんでした。2日目で切った。
GPSは非搭載。スマホのGPSから拾うタイプ
Redmi Smart Band 2のワークアウト種目数は全31種類でした。基本的なスポーツ項目はしっかり抑えてるって印象。
▼筆者は大抵ウォーキングとランニング、あってサイクリングぐらいしかしないんだけど、リングフィットアドベンチャーやる時に使えるフリースタイルがあるってのは有り難いですね。なお運動時間と心拍数、消費カロリーのみが記録されます。↓
あと、ここでもUIデザインの良さを感じました。一度に表示される情報量は多め、かつ心拍数の高さも下部のバーの色で判別付けやすい。すげー分かりやすかったです。
▼余談ですが運動測定前には左上に「GNSS」って文字が緑色に点滅していたので最初はGPS対応なんか!?って驚いちゃったんだけど違った。スマホのアプリ経由でGPSを拾って反映する仕組みでした。そりゃそうか…。↓
▼ランニングなどはルートのトラッキングも行ってくれます。スマホのGPSを拾うだけあってトラッキング精度は良好でした。とはいえGPSを使うぶんスマホの充電がガリガリ削れるのでそこは注意。↓
ディスプレイの見栄えは微妙だが解像度は良好
▼やっぱ液晶ディスプレイだけあって視認性は有機ELのやつに比べたら微妙ですね。黒字の文字盤にするとやはり白っぽさを感じてしまいます。普通に使ってればあんまり気にはならんけど、有機ELに慣れてる筆者の場合はちと気になったかな。↓
▼視野角も広くはなくて、ヨコから見ると色が変色してしまうので見栄えは正直悪いですね。普段有機ELモデルを使っている筆者からするとこの差はかなり感じてしまいます。↓
ただ、解像度は思ってたより高いです。安いから解像度かなり低いんじゃねぇかな…って思ってたんだけどそんなことはなかった。
流石に定価1万弱するOPPO Watch Freeと比べると解像感は劣るんだけど、昔レビューしたXiaomi Mi Band 5よりはずっと文字がキレイでした。
▼ただ基本的に表示される文字が小さいんで、眼鏡が無いと見えにくい。文字サイズの変更もできません。視力が悪い状態だと近づけないといかんのはネックですね。↓
▼あと最大輝度は低めなので直射日光ではやや暗くなりがちになります。↓
文字盤デザインは豊富。だが1つしか入らないのがクソ過ぎる
▼文字盤デザインも結構豊富。自前の画像も使えました。このディスプレイ形状、スマホの壁紙も流用しやすいから好きです。↓
ただこのRedmi Smart Band 2、アプリ経由で入れられる文字盤デザインはたったの1つだけなのが大きな欠点。文字盤デザインは3つ選べるんですが、そのうち2つはデフォルト文字盤で削除不可能なんですよ。
▼文字盤長押ししデザインを選択している画面。右側に3つの点があってそれが文字盤の数です。消せるやつだと下部にゴミ箱の削除マークがあるんだけど、クソだせえデフォルトデザインはこんな感じで削除マークがなく、消すことができません。↓
文字盤を変えたいとき、いちいち入れ替えなきゃあいかんのがクッソ面倒。なのでこの点はアプデで改善してほしいところですね。不便でたまらんです。
電池持ちは酷使するとメチャクチャ減る
電池持ちなんですが、これ使い方でかなり変わります。
ワークアウトで測定したり、睡眠時のトラッキングで呼吸モニタリングをオンにするとメチャクチャ減る。満充電から1~2日しか持たなくなるレベルです。マジで電池減るの早すぎてビビッたぜ。
それらをオフにして、通常の睡眠モニタリング、通知確認とか音楽コントロールとかそういった用途程度だと10日ほど持ちました。
ヘビーユーザーさんは特に電池持ちに注意ですね。運動も交えて使うのであれば頻繁に充電に気を使う必要があります。
▼一方、電池切れ寸前から満充電までにかかる時間は1時間40分ほどでした。あんまり早くはないんで、風呂に入る時などこまめに充電したほうが良いです。↓
▼あとこれはスマートバンドあるあるなんだけど、充電する端子のマグネットの向きが決まってるんで充電するときにいちいち手間取るのもネック。↓
Redmi Smart Band 2のレビューまとめ
Redmi Smart Band 2は安くて機能性もしっかり揃ってて、試したところ精度はバッチリ。加えて、装着感扱いやすさと解像度の高さは結構気に入ってる。
大手メーカーが出すスマートバンドの最新モデルとして考えればかなり安くて手が出しやすい。それでいて健康管理から運動測定も揃っているので、運動する人、健康管理ができるスマートバンドを試したい方なら触ってみてほしいモデルです。
ちなみに定価だと5,000円弱だったんですが筆者はセールで1,000円オフ、つまり4,000円ほどでゲットできました。これで4,000円は美味すぎるんでオススメ。
逆に、クオリティにこだわったり安っぽいのがダメだったらオススメは出来ません。それだったらOPPO Watch Freeをオススメします。
あっちは有機ELで曲面形状と筐体の作り込みもバッチリですし機能性も測定面も申し分なく良いですからね。価格は倍するけど、あっちもあっちでスゲーいい買い物でした。
Redmi Smart Band 2の割引情報・購入先まとめ
▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下から確認して下さい!↓
■Redmi Smart Band 2■
初出時価格→4,990円