Ulefone Armor 7のレビュー!使って気になった・気にいったポイントまとめ!

Ulefone Armor 7

遂に手に入れたUlefoneの最新タフネス系スマートフォン「Ulefone Armor 7」

タフネス系らしいゴツさを残しつつ洗練されたデザイン、パフォーマンスが気になる最新のHelio P90を搭載したミドルレンジでも最上位帯に位置するモデルでございます。今回、海外ネットショップのBanggoodさんに試す機会を頂いたのでドドーンとレビューをお届けしますよ!

最近はアウトドアブームやロードバイクブームもあって「外でガンガン気兼ねなく使えるスマホ」としてタフネス系スマホは人気があるんですよね!というわけで、最先端の海外タフネス系スマートフォンのをじっくりチェックしてみて下さい!

目次をクリックすると各項目へ移動します

Ulefone Armor 7の価格は約4万円!

スマートフォンって結構高いじゃないですか。ところがどっこい、海外スマートフォンはメッチャ安いんですよね。Ulefone Armor 7だってBanggoodで369.99ドル(約4万円)で手に入っちゃう。日本でタフネス系って倍くらいの価格帯が一般的なんで、そう考えると安いなーって印象。

もちろん、タイミングが合えば割引クーポンなども出てるはずなんで、もっと安く手に入るかも!価格情報は記事の最後に記載しているのでチェックしてみてくださいね!

Ulefone Armor 7のスペック詳細をチェック!

製品情報
端末名 Ulefone Armor 7
型番/別名 Armor 7
発売年 2019年10月
発売地域 海外:SIMフリー
メーカー・ブランド Ulefone
備考 日本語対応
Googleサービス対応
日本のスマホと変わらない使い心地
対応バンド・周波数・ネットワーク
3G WCDMA:B1/2/4/5/8
TDSCDMA:B34/B39
CDMA EVDO:BC0/BC1
4G LTE LTE-FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66/71
LTE-TDD:B34/38/39/40/41
5G NR 非対応
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.0
SIMサイズ・スロット NanoSIM×2
ネットワーク関連備考 2回線同時待ち受け対応
DSDV対応
本体仕様
ディスプレイ 6.3インチ/液晶/水滴ノッチ
解像度 2340×1080/FHD+/画面比率19.5:9/画面占有率93.9%
画素密度 409ppi/高精細でドットの粗さは気にならない!
サイズ 高さ165.85mm
横幅81mm
厚さ13.55mm
重さ 291
本体色 ブラックのみ
システム仕様
OS Android 9
CPU(SoC) MediaTek Helio P90
AnTuTuベンチマーク

AnTuTu 8(実機):総合スコア218232点、GPUスコア41284点
Geekbench 5(実機):シングルコア380点、マルチコア約1472点
PUBG Mobile:スムーズ+ウルトラ
COD Mobile:フレームレート高まで設定可

メモリ/保存容量
組み合わせ メモリ8GB+容量128GB
ストレージカード MicroSD対応/片方のSIMスロット共用/内部ストレージ化できた
カメラ
背面カメラ 48MP+16MP+8MP
特性:望遠、夜景
AI:対応
LEDフラッシュ数:5
インカメラ 16MP
AI:対応
手ぶれ補正:対応
カメラ備考 トリプルカメラ
水中撮影対応
ポートレートは人物のみ
機能仕様
GPS GPS、GLONASS、BEIDOU、Galileo
生体認証・ロック解除 指紋認証:対応
顔認証:対応
センサー 加速度センサ、近接センサ、ジャイロ、コンパス、心拍計、クーロンメーター、照度センサ
防水/防塵・タフネス等級 IP68
IP69K規格取得済み
イヤホンジャック なし
NFC NFC(FeliCa非対応/おサイフケータイ非対応)
PayPayなどQRコード決済は可
その他機能 心拍計搭載
バッテリー
バッテリー容量 5,500mAh
充電 有線充電:15W(5V/3A)
ワイヤレス充電:10W
ポート USB Type-C
スペック表のソース
参照元

Ulefone Armor 7 – aliexpress.com

Ulefone Armor 7の付属品をレビュー!他に必要なものはある?

▼こんな箱に入って届きました!デザインがカッコいい!

Ulefone Armor 7の外箱はカッコいいグラフィカルなデザインで、タフネスがよく伝わる

▼Ulefone Armor 7の付属品を全部出してみた!いろんなアクセサリーが入ってる!↓

Ulefone Armor 7は様々な付属品が最初から付属しているのでアタッチメント系や保護フィルムは別途購入しなくても大丈夫

本体に保護フィルムが貼り付けられて付属するほか、ガラスフィルムも同梱されていた!

▼Ulefone Armor 7は本体に保護フィルムが貼り付けられた状態で付属していて、貼り方も綺麗!保護フィルムは気泡も入ってなくてそのまま使えるレベル!※表面の傷防止フィルムは気泡だらけですが、これは僕がちょっとだけめくったのが原因(笑)↓

Ulefone Armor 7はもともと保護フィルムが本体に張り付いた状態で付属

▼本体に貼り付けられた状態のフィルム以外に付属品としてガラスフィルムも付属していた!海外スマホの防御系装備は日本だと見つかりにくいのでありがてぇ。↓

Ulefone Armor 7は保護ガラスも標準で付属している。

取扱説明書は頑張って日本語に対応してくれたみたい!

▼取扱説明書は日本語入ってないかなーって思ってたら入ってた!ただ、翻訳は超ユニーク(笑)最後の見出し「あきらめる」には吹いたわ(笑)でも、一生懸命日本市場向けに作ってくれたんだなーって思うと嬉しくなっちゃう!↓

充電器を使うにはアタッチメントが必要!充電ケーブルの端子はロングタイプなので注意な!

▼充電器は15Wの急速充電が付属しているけど、日本のコンセントに挿すことが出来ない形状なので注意!↓

Ulefone Armor 7は15Wの急速充電が付属

▼充電ケーブルはカッコいいレッドカラー!先端は上下どちらの向きでも差し込めるUSB Type-Cでございます!↓

付属ケーブルは向きに関係なく挿すことが出来るUSB Type-Cケーブルが付属

▼ちょっと気になったのは端子先端の長さで、一般的なUSB Type-Cよりも先端が長いロングタイプ。本体の外装が分厚いんで端子もちょっぴり長くなってるみたい。その辺に転がってるUSB Type-Cを挿すとやや固定力が弱くて抜けやすいんで注意!↓

Ulefone Armor 7に付属のケーブルは端子先端がロングタイプ

OTGケーブル、イヤホンジャック変換ケーブル、MicroUSB変換アタッチメント、ストラップも付属!

アタッチメント類も沢山付属していて、USB-Aのメスに変換するOTGケーブル、USB-Cからイヤホンジャックに変換するアタッチメント、MicroUSBに端子を変換するアタッチメント、ストラップも付属!というわけで、付属品は思っていたよりも豪華!

Ulefone Armor 7を使うなら持ってると便利なアイテム!

▼まずはプラグ変換アタッチメント!付属の充電器はコンセントに挿すことが出来ない形状だけど仕様自体は15Wの急速充電に対応しているので使いたい。そんな時に便利なのがこれ!プラグを変換して日本のコンセントにブスッと挿すことが出来ます!充電器を購入するよりも安い!↓

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売り上げランキング: 7,163

▼続いてはワイヤレス充電器!Ulefone Armor 7は有線充電以外にワイヤレス充電に対応しているので持ってると便利!僕もずっとワイヤレスで充電してます!ワイヤレス充電機能は標準化に向かってるので、持っていない方は是非どうぞ!これは僕がプライベートで愛用しているもので、2個同時にワイヤレス充電できます!

Ulefone Armor 7の外観・デザインをレビュー!ゴツいだけじゃ無い美しい洗練されたデザインがGood!

▼まず初めに言っておこう。Ulefone Armor 7は重くてデカイのである。重量は291gとヘビー級だし、鎧のような外装でデカイ。ま、タフネス系スマホを選ぶユーザーさんはこの点は想定済みだと思う!このデカさと重さもまた、タフネス好きには堪らんのですよ!

Ulefone Armor 7は6.3インチだけど本体が大きいのでディスプレイサイズよりも持った感覚はかなり大きく感じる Ulefone Armor 7の重要は291Gでヘビー級

▼ディスプレイはノッチ付きで、落下時の破損リスクを下げるために表面ガラスは僅かに外側のフレームから引っ込んだ形状。上部のスピーカーの右端に通知イルミネーションランプが埋め込まれてます。↓

Ulefone Armor 7のディスプレイはノッチ付き Ulefone Armor 7のディスプレイはフレームよりも若干下がった位置に搭載されていて落下時の破損リスクを下げる設計

▼背面パネルが特徴的で、ガジェット感を残しながらスッキリまとまったカメラ周りのユニット群、タフネス系では珍しいツルリとしたシンプルな背面パネルを採用。タフネス系って見た目もザ・タフネスなラバー系や派手なカラーリングが多いんだけど、Ulefone Armor 7はメッチャ落ち着いてますわ。大人のタフネスモデルって感じ。

Ulefone Armor 7の背面パネルはタフネス系では珍しいシンプルなデザイン。

▼後でじっくりチェックするけど、カメラはトリプルカメラ、超大型のフラッシュライト、そして心拍数を測定するセンサーがピシッとまとまってます。↓

Ulefone Armor 7のカメラユニットは5連フラッシュと心拍センサーがワンユニットで埋め込まれている。

▼背面の下部にはスピーカーと大型のストラップホール。↓

Ulefone Armor 7のスピーカーは本体背面に搭載。ストラップホールも備わっている。

サイドには大型の金属プロテクターを備え剛性感が半端ない。左側面はボリュームキー、電源ボタン、指紋センサー、左側面はSIMスロットに任意に機能を割り振ることが出来る多機能ボタンを搭載。ボタンのデザインもこだわりがあり品質もGood。↓

Ulefone Armor 7のサイドフレームは屈強な大型金属フレーム Ulefone Armor 7のボタンは独特なデザインに加工されていてカッコいい Ulefone Armor 7の左側面にはPTTボタンも備わっている

▼SIMトレイはSIMピンなくても取り外せるタイプでNanoSIM×2またはNanoSIM×1+MicroSDの組み合わせで使えます。↓

Ulefone Armor 7のSIMスロットはピン不要 Ulefone Armor 7のSIMトレイはNanoSIM×2だけどSIM 2はMicroSDと教養タイプ

▼本体の上部はなにやらセンサーがあるんですが、これは周囲の明るさを検知してディスプレイ輝度を自動調整するセンサー。通常ならディスプレイ側に搭載されていることが多いんだけど、Ulefone Armor 7は本体上部に備わってるみたい。↓

Ulefone Armor 7の本体上部にセンサーがあるけどディスプレイの明るさを調整するセンサー。

▼本体下部にはUSB Type-C。タフネス系って防水性能を維持するために端子系はキャップを備えていることが多いんだけど、ビックリなことにUlefone Armor 7はキャップレス防水。タフネス系はキャップ付きが多かったからパッキンの劣化を防ぐために端子での充電ではなく基本ワイヤレスでの充電をオススメしてたんだけど、Ulefone Armor 7は普通のスマホと変わらない使い勝手なのはGood。

Ulefone Armor 7はキャップレス防水の端子を備えている

Ulefone Armor 7のパフォーマンスをレビュー!想像以上にパワフルで軽快に動く!

Ulefone Armor 7はSoCにMediaTek最新のHelio P90を搭載。僕もHelio P90を搭載する実機を初めて触るので、どのくらいの性能かなーってベンチマークを測定してみた。

Ulefone Armor 7のAnTuTu、Geekbench、PCMark、3DMark、A1SDのベンチマーク結果

▼AnTuTuのスコアは総合スコア218,232点、GPUスコアが41,284点。AnTuTuバージョンは8でございます!↓

Ulefone Armor 7

総合スコア的にはSnapdragon 712クラスでミドルレンジの最上位帯、GPU性能はそれほど高くなく、ゲーム性能はミドルレンジの中間クラスと同等くらい。実際に触ってるんだけど検索・動画・SNS・ライトなゲームなら全く不満なくサクサク動いてくれてます。なので、よっぽど3Dを使いまくるゲーム以外なら満足度の高い性能っす。

ストレージの速度はよくある低価格スマホの速度で、ストレージ速度に左右されるシーンではボトルネックになりそうな感じ。

▼以下は2023年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]

▼他にもGeekbench 5、PCMark、3DMark、A1SDのベンチマークも測定したので掲載しておきます!↓

Ulefone Armor 7 Ulefone Armor 7

ゲーム性能はそんなに高くないので、本格的に遊ぶなら力不足

Ulefone Armor 7はHelio P90を搭載していて総合的な性能はミドルレンジ最上位帯のSnapdragon 712レベルなんだけど、ゲーム性能は低いんで美しいグラフィックがウリのゲームを快適にプレイするには力不足。

▼PUBG Mobileはスムーズ+ウルトラまで設定可能。全体的にフレームレートの低さを感じるので快適ではない。けれど、遊ぶだけなら特に問題なく遊べるっす。快適度を求め本格的に遊ぶならもうワンランク高い性能が欲しいところ↓

▼COD:MobileもPUBG Mobile同様で設定できるフレームレートやグラフィック項目が限られてる。実際のプレイではPUBG Mobileよりも快適だったけど、COD:Mobileは小規模マップで常にドンパチするゲーム。底力が低いUlefone Armor 7はシーンによりカクつきが気になってくるだろうなという印象っす。↓

Ulefone Armor 7の機能をレビュー!日本語対応で扱いやすいぞ!

それではUlefone Armor 7の機能や仕様をチェックしてみましょう!

言語は日本語対応!Googleサービスも問題なく使えるよ!

Ulefone Armor 7は初期設定時点から日本語フル対応!Googleサービスも使えるし、日本語もフル対応しているので日本で販売しているスマートフォンと遜色ない使い心地!初めての海外スマホでもとっても扱いやすい仕様です!↓

Ulefone Armor 7はGoogleサービスに対応 Ulefone Armor 7は初期設定時点から日本語設定可能。

対応電波も柔軟!ドコモはLTE、ソフトバンク、ワイモバイル、auはフル対応!

Ulefone Armor 7は対応バンドが豊富であることも魅力!検証結果は・・・

  • ドコモ:通話・データ通信共にOK
  • au(VoLTE SIM):通話・データ通信共にOK
  • ソフトバンク:通話・データ通信共にOK
  • ワイモバイル:通話・データ通信共にOK

▼検証結果では海外スマホ泣かせのau(VoLTE SIM)回線も通話・データ通信共にOK。↓

Ulefone Armor 7

▼更に4Ḡ+4ḠのDSDVにも対応しているのでこんなことも。auとソフトバンクの電波をどっちもキャッチ!

Ulefone Armor 7

Ulefone Armor 7の対応バンドをサクッと解説しておくと、ドコモ回線はプラチナバンドを含むLTEのみフル対応、3Gは主力のバンド1に対応しているけど極一部のFOMAプラスエリアをカバーするバンド6には非対応。大多数の地域でドコモスマホと遜色ない電波の掴みなんだけど、3GのFOMAプラスエリアが気になる方はドコモのエリアマップで確認どうぞ!

ソフトバンク、ワイモバイル、au(VoLTE SIM)は日本のSIMフリースマートフォンと同じくフル対応しているのでキャリアスマホと遜色ないエリアと電波の掴みで使えますよ!

ソフトバンク回線がフル対応しているので、最強スマホも作れる!

WiFi系SIMを利用する月間100GB使えて通話もできて4,000円以下で収まる通称”最強スマホ”を作るベースとしてUlefone Armor 7は最適!

低価格で大容量、しかも高品質なデータ通信が出来るスマートフォンを構築したい!って方は以下の記事をご覧ください!ガルマックス一押しの活用術ですよ!

デュアルSIMを活用!音声SIMとデータSIMを分けた最強スマホの構築方法

顔認証の速度はイマイチ。指紋センサーも失敗率が高いので重複登録がオススメ

頻繁に使う機能なだけに残念だったポイント。

▼Ulefone Armor 7はカメラ認証型の顔認証が利用できるんだけど、高価格帯モデルの顔認証と比較してワンテンポ認証が遅い。慣れの問題もあるけど、最近の顔認証は凄く早いんで見劣りするかも。↓

Ulefone Armor 7はカメラ認証型の顔認証に対応しているけれど速度はそれほど早くはない

▼あと、指紋センサーは本体の右側面にタッチ式のセンサーがあるんだけど、少し指が湿っていたりすると失敗率が高くなる。昔のXperiaみたいな感じ。↓

Ulefone Armor 7の指紋センサーは少々精度と速度に難あり。同じ指を重複登録出来るので反応が悪いなら複数登録がオススメ。

指紋の登録なんだけど、同じ指で重複登録できるんで失敗率が高ければ何個か同じ指を登録したほうが良いかも。ちなみに僕は同じ指を2個登録してるっす。

任意に機能を割り振れるスマートキー

▼Ulefone Armor 7みたいなタフネス系スマホはトランシーバーアプリを使うときの「PTT(プッシュ・トゥ・トーク)」ボタンが備わっていることが多いんだけど、Ulefone Armor 7も付いてた。

Ulefone Armor 7のPTTボタンは様々な機能を割り振れる

▼で、PTT機能を使わないって方も多いと思うんだけど、そんな時はPTTボタンを自由にカスタマイズできるよ!1回押す、2回押す、長く押すの3パターン登録できて、それぞれショートカットを設定したり起動するアプリを指定することが出来るんで柔軟性は高い!よく使うアプリとか登録したら捗りそう!↓

Ulefone Armor 7のPTTボタンはスマートキー項目で機能を割り当てることが出来る Ulefone Armor 7のスマートキーは予め用意されたショートカットに割り振ることも出来る Ulefone Armor 7のPTTボタンはアプリに割り当てて一発で起動も出来る

便利な機能が詰め込まれたツールボックス。騒音試験アプリの騒音レベル表現に吹き出した(笑)

▼Ulefoneスマホでおなじみのツールボックスもプリインストール済み。↓Ulefone Armor 7は様々なツールが格納されたツールボックスもプリインストールされている。

▼ガルマックスオススメのツールは【騒音試験アプリ】。騒音レベルの表現を見て欲しい。腹痛いくらい笑った(笑)取扱説明書といい、騒音試験アプリといい、ホント笑いの耐えないスマートフォンである。ま、こんな部分も楽しみではあるんだけどね(笑)

Ulefone Armor 7のツールボックスに格納されている騒音試験アプリの日本語翻訳が面白い。

おサイフケータイは使えないけどPayPayなどのキャッシュレス決済はできる

Ulefone Armor 7はNFCに対応しているけれどFeliCaには非対応。なのでモバイルSuicaとか利用している方は注意。一方でQRコード決済のPayPayなどは問題なく使えるっす。

心拍数も測定可能!

▼Ulefone Armor 7はカメラ横のユニットに心拍センサーを搭載!何時でも何処でも心拍数をチェック可能。精度はスマートウォッチなどと比較したけど大きな差は無いんで使えそう。↓

Ulefone Armor 7は心拍数を測定できるセンサーが標準で備わっている。

自慢の5連フラッシュライト、どうやって使うんだよ

▼Ulefone Armor 7は強力な光を放つ5連フラッシュライトを搭載。↓

Ulefone Armor 7は5連ライトを搭載

▼なぜかライト機能を使っても一番下しか光らない。

Ulefone Armor 7の5連ライトは通常利用時は1灯しか点灯しない

この5連ライト、上手くソフトウェアと噛み合っていないのか挙動がおかしい。

  • クイックメニューやツールボックスからライト機能をオンにすると1灯しか点灯しない
  • カメラのフラッシュ利用時は上から4つ目までしか点灯しない(一番下だけ点灯しない)

という感じ。個人的にはライト機能で何段階か光量を調整できるのかなーって思ってたんだけど、挙動がおかしくて頻繁に利用するライトでは一般的なスマホと同じ1灯しか点灯しないのでちょっと不満。アップデートでもう少し5連ライトを活かせるようになることに期待したい。

Ulefone Armor 7のカメラをレビュー!明るいシーン以外は微妙な出来栄え!

▼トリプルカメラを搭載したUlefone Armor 7。メインの4800万画素カメラ、夜の撮影シーンで使う1600万画素ナイトカメラ、望遠の800万画素カメラの構成!↓

Ulefone Armor 7はトリプルカメラを搭載している

AIをオンにすると色合いが華やかに!

▼Ulefone Armor 7はAIカメラを採用しているので、シーンに合わせて色合いや明るさを自動でチューニング。AIをオンにすると色合いが華やかに!左がUlefone Armor 7でAIオン、右がiPhone 11で見た目に近い色合い!↓

もちろんAIはオフにすることが出来るので、華やかな色合いが好みならAIオン、見た目に忠実な色合いが好みならAIオフで撮影しよう!個人的には華やかな色合いが好きなので常にAIオン!!!

常に4800万画素で撮影しているのは評価したいポイント

これまで4800万画素とか高画素センサーを搭載するスマートフォンでは【48M】などの専用モードでないとフル画素撮影が出来ないことが多く、また、これらの専用モードではAIを利用することが出来ない場合がほとんどだけど、Ulefone Armor 7は通常のフルオート撮影でもAIをオンにしながら4800万画素で撮影が出来た。

▼通常の写真撮影モードである【画像】モードでAIをオンにして撮影。出力解像度は8000×6000で撮影出来ちゃう。

Ulefone Armor 7は常に4800万画素カメラで撮影が可能

画質は抜いて、通常撮影でカメラの持つ最高画素数でAI使えて撮影出来たのはGood。画質は抜いて。

なお、4800万画素カメラでAIオンで撮影した写真はJPEGでも1枚あたり20〜30MBとデータ容量がメッチャ多いので、そこまで高解像度にこだわらないのであればカメラの設定から解像度を12Mとかに落としたほうが良いかも。

撮影は通常か望遠のみ。流行りの超広角は非対応なので注意!

最近のスマートフォンは望遠以外に被写体を小さく捉えて引き撮影したような写真が撮影出来る【超広角カメラ】を搭載していることも多いんだけど、Ulefone Armor 7は通常以外は望遠のみ。

▼望遠なんだけど、通常カメラよりも望遠で撮影した写真が若干白っぽくなってるのが分かるはず。もう少し色味の違いが少なければよかったとなと。望遠時はしっかり光学レンズに切り替わってたのでそれなりにクリアなんだけど、もうちょっと頑張って欲しかったってのが正直なところ。

明るい昼間の撮影ではソコソコ使える

▼明るい昼間に撮影した写真。カメラにとって高コンディションでの晴天時は、まぁ、使えるかなという感じ。でも、葉っぱとかの細部が崩れてしまってるので、ちょっとワチャワチャしている感じは拭えない。

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スーパークリア画質で12000×9024解像度で撮影できるが、画質はお察しである

▼Ulefone Armor 7は【スーパークリア画質】という謎カメラモードを搭載。なんと、このモードで撮影した写真は12000×9024という驚愕の解像度で撮影出来てします。

Ulefone Armor 7は1億画素クラスの解像度で撮影も出来る

▼確か1億800万画素で撮影出来る話題のXiaomi Mi Note 10が解像度12032×9024なので、Ulefone Armor 7のスーパークリア画質モードはそれに匹敵する解像度だが・・・拡大してみると画質はお察しの通りクソ微妙な感じ。通常の画角と一部を切り抜いた写真を交互に掲載してます。↓

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高解像度で撮影できたので、拡大してもクッキリ綺麗に拡大出来るかと思っていたら、全然細部は綺麗じゃ無い(笑)おそらく、ソフトウェアで再現しながら解像度を水増ししているだけに感じるので、細部の仕上がりは微妙で特に使う価値はないかなって印象っす。

夜撮影の専用カメラを搭載しているのに、全然綺麗に撮影出来ない。期待しちゃ駄目!

▼Ulefone Armor 7は1600万画素のNight Photoguraphyカメラを搭載していて、夜景撮影にも力を入れているとアピールされているスマートフォン。

じゃ、恐怖のガルマックス夜間撮影検証をやろうじゃないか。まずは、住めば都こと愛知県は瀬戸市の夜景。看板の光は増幅しすぎて白く飛び、暗い部分もノイジー、ピント調整もイマイチ。包み隠さず言うのであればクソ画質だ。なお、【夜の撮影モード】と【画質モードでAIが認識して月マークに切り替わるモード】で撮影した写真は、どちらも1600万画素ナイトカメラで撮影したときの解像度なので出てくる写真の質は変わらんです。↓

Ulefone Armor 7

続いて恐怖のライトアップスカイツリー。光を増幅するだけのクソチューニングカメラは真っ白に飛んでしまって細部が全く分からなくなるんだけど。。。あ、こりゃ駄目だわ。真っ白に飛んじゃってる。クソチューニングじゃん!

Ulefone Armor 7

というわけで夜撮影に特化したカメラが搭載されていると浮かれていたんだけど、実際は夜撮影はダメダメな結果でした。残念。これから購入を検討している方は注意ポイントね!

水中で写真や動画を撮影できるの楽しい!

Ulefone Armor 7はIP68/IP69Kに対応する世界最高峰の防水防塵仕様。なので水没もへっちゃら。それだけではなく、水中で動画や写真も撮影出来ちゃう。

▼いつ使うねん!って言われていた水槽。今だよ!

▼最悪、水没して壊れるかもしれないし言っておこう。さようなら、Ulefone Armor 7。そして水に沈めた。↓

Ulefone Armor 7

ま、当然のように水に沈めても全く問題なし。

Ulefone Armor 7

▼じゃあ、水中で撮影しようじゃないか。クイックメニューを開くと水中カメラモードにサクッと変更出来るようになってた。↓

Ulefone Armor 7

▼水中モードではボリュームボタンを使って動画や写真、アウトカメラ・インカメラの切り替えが出来るみたい。↓

▼早速、水槽の中で撮影してみた。水質が良ければソコソコ綺麗に撮影出来る。水中撮影って僕結構好きなんでとっても楽しい(笑)Ulefone Armor 7は水中撮影もバッチリ対応しているので購入したら是非試してみて下さい!↓

Ulefone Armor 7

動画は発色良いけどめっちゃ手ブレする

動画なんですが、Ulefone Armor 7は特殊な圧縮方法を使っているらしく、何度やっても動画編集出来ずアップロードでも弾かれる。謎。Twitterではアップロード出来るかなとチャレンジしてみたけど駄目。謎。長年、スマホで撮影した動画の編集してきたけどこんなの初めて。

というわけで撮影した感じですが、発色は◎、手ブレは☓、HDRは☓って感じ。歩き撮影は難しくて定点で一切スマホ動かさなければなんとかというレベルなので、期待するほどでもないっす。

Ulefone Armor 7のカメラまとめ

全体を通してUlefone Armor 7のカメラは記念撮影向きではなく看板とか忘れないように撮影する【記録撮影】向きだね。カメラにとって高コンディションの晴天時でもディテールは崩れちゃうし、撮影シーンによっては満足出来ないくらいのクオリティー。

特に夜間撮影能力は残念。夜の撮影能力をアレだけアピールしてたのに、蓋を開けてみればよくある中華スマホのクオリティーで微妙。

個人的には【無し】なんだけど、カメラの画質は人それぞれ許容範囲が異なるので、実際に掲載してきた実機で撮影した写真を確認して許容できるか検討してみてくださいね!

Ulefone Armor 7のディスプレイをレビュー!ノッチを隠すモードは無いっす

▼Ulefone Armor 7のディスプレイは液晶のFHD+を採用したパネル。この価格帯だと特筆すべき点はなく及第点レベル。特に発色が悪いとか、ディスプレイが暗くて見にくいとかは無いけど、ノッチ部分を隠すようなモードはなかったので、ノッチ嫌いの方は注意!ディスプレイに関する設定や機能もシンプルで、見つかったのは読書モードくらい。↓

Ulefone Armor 7のディスプレイは可もなく不可もなく標準的。ノッチを目立たなくする機能は搭載していない。

Ulefone Armor 7のサウンド関連をレビュー!

スピーカーはモノラルで音質は及第点。音量は大きめ

▼スピーカーはモノラルで設定項目からより大きな音を出す機能が【設定→音→音量強化】で設定できるんだけど、この機能を利用すると音量は大きめ。スピーカーは背面に備わっているので音の広がりは若干気になる。

Ulefone Armor 7はモノラル仕様のスピーカーを搭載。音質は良くない

イヤホンジャックは非搭載。Bluetoothイヤホンがオススメ

▼Ulefone Armor 7はイヤホンジャックを搭載していないんだけど、付属のUSB Type-C→イヤホンジャックの変換ケーブルを使えば有線イヤホンも使える。↓

Ulefone Armor 7はイヤホンジャックがないので有線系は扱いにくい

でも、変換ケーブルを利用すると音質が下がってしまったり、充電しながらだと使えないとかデメリットも。ここは素直にBluetoothイヤホンとか使ったほうが良いかもね。

▼ガルマックスで確認した限り、Ulefone Armor 7はSBCのベースコーデック以外にミドルレンジのAAC、ハイエンドのLDACに対応。

Bluetoothイヤホンは接続時にワイヤレスで繋ぐので少なからず音の遅延が発生するんだけど、Ulefone Armor 7の対応しているBluetoothコーデックなら遅延が気にならないレベルのAAC対応製品ががオススメ。比較的安価でAACに対応している製品も多いので、購入する時はAACコーデックに対応している製品を物色してみて下さい!

Ulefone Armor 7のバッテリーをレビュー!

バッテリー持ちは個人的に満足

▼5500mAhを搭載するUlefone Armor 7。一般的なスマートフォンが3000mAh台の搭載量なので比較的大容量。僕もUlefone Armor 7をいじりながら数日間使ってるんだけど、Ulefone Armor 7なら個人的にバッテリー持ちに不満なし。2日位は余裕で持った。

Ulefone Armor 7のバッテリー持ちは特に不満を感じない

Ulefone Armor 7をモバイルバッテリー代わりに使える

▼5500mAhといえばモバイルバッテリークラスの容量。で、Ulefone Armor 7は搭載しているバッテリーをモバイルバッテリー代わりに使える。付属のOTGケーブルを差し込んで他のスマホに接続するとパパっと充電できちゃった。↓

Ulefone Armor 7は搭載バッテリーを利用してモバイルバッテリー代わりに使える。

モバイルバッテリーで充電できる製品ってかなり多くて、僕もBluetoothイヤホン、スマートウォッチ、アクションカメラなどを持ち歩いているんだけど、Ulefone Armor 7のバッテリー容量なら自分で利用するだけだと完全に持て余すほどなので、モバイルバッテリーを持ち歩かなくてもUlefone Armor 7から充電したらいいやという気になっちゃいます。

OTGケーブルを持ち歩くのは面倒だけどねー。でも、モバイルバッテリーを持ち歩かなくて済むので、重量的にはかなりシェイプアップ出来るはず。

ワイヤレス充電に対応しているので楽ちん

Ulefone Armor 7の良いところはワイヤレス充電に対応していること。この価格帯だとワイヤレス充電非対応の製品も多いので嬉しい仕様っす。

▼こんな感じでポーンとワイヤレス充電台に置くだけで充電できちゃう。↓

Ulefone Armor 7はワイヤレス充電に対応しているのでスマート。

Ulefone Armor 7の付属品の項目でも伝えたんだけど、外装が分厚くてUSB Type-Cの端子がロングタイプじゃないと上手く挿し込めないんです。しかも、端子がロングタイプのUSB Type-Cって僕はAmazonとかで売ってるの見たこと無い。

一昔まえはワイヤレス充電に対応していない製品が多く、付属の充電ケーブルが破損すると充電出来ずに困ったこともあったんで、そう考えるとワイヤレス充電はめっちゃありがたくて嬉しい仕様でした!

Ulefone Armor 7まとめ|カメラ以外は結構満足している

いろいろ書いてきましたが、タフネス系スマホ好きとしてはカメラ以外は満足度高め。特にタフネス系でありながらスタイリッシュなデザインは個人的にストライクど真ん中。

屈強なボディーに守られたUlefone Armor 7はIP68やIP69Kにも対応している本格的なタフネスモデルなんだけど、粗さの気にならないFHD+ディスプレイや便利なワイヤレス充電、アウトドアシーンで活躍するツール群や複数の位置情報を掴めるGPS仕様など魅力は沢山詰まってます。

一方でカメラだけは【期待よりも大幅に下回った部分】で、特に夜の撮影能力は「あれだけアピっといてこれかよ」という感じ。正直ね。これが2万円以下なら許せたんだけど、4万円クラスのスマホだからね。あれは無いわ。

なので、カメラについては実機で撮影した写真を確認して許容範囲であるか購入前にじっくり確認してみて下さい!

Ulefone Armor 7が気になっている方の参考になれば幸いです!以上、ガルマックスレビューでした!おしまい!

⭐⭐⭐気にいった⭐⭐⭐

  • コストに対してパフォーマンスが良い
  • 本格的なタフネス仕様
  • IP69K対応で風呂で使える
  • タフネス系とは一線を画する美しいデザイン
  • ワイヤレス充電対応

⭐⭐⭐気になった⭐⭐⭐

  • カメラがクソ
  • 5連ライトなんとかしろ

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