Unihertz Lunaのスペック・対応バンドまとめ!背面透明ボディーにLED搭載…超パクってるけど結構面白い

Unihertz Luna」が発表されたので特徴とスペックの詳細・対応バンドをまとめました!

2023/05/01追記:実機レビューを公開した!↓

Unihertz Lunaの実機レビュー!買う前に注意点や検証結果、評価をチェック!

Unihertz Lunaの特徴

Unihertz Lunaの特徴は以下の通り!

Unihertz Lunaのハイライト

  • 背面が透明でLED搭載
  • 重量が304gのヘビー級
  • ミドルレンジクラスのスペック
  • 6.81型FHD+ディスプレイ
  • 1億800万画素カメラ搭載
  • ナイトビジョンカメラも使える
  • 5,000mAhバッテリー搭載
  • 5G非対応だけど4Gバンドは優秀

一線を画するデザインと豪語してお披露目されたものの、え、Nothing Phone(1)の丸パクリじゃ…とツッコまれまくったUnihertz Lunaちゃん。4月頃に発売開始のようです。

▼一番のウリは背面の透明ボディーとそこに埋め込まれたLED。本家と違ってこっちは赤、緑、青、黄、シアン、マゼンタなどでピカッとできるカラーLEDをさいようしているのが特徴↓

LEDライトは着信や通知時に通知ランプとして光らせる以外に、今後は様々なシーンで活用できるプラグインなども提供予定。確かNothing Phone(1)は充電時にコネクタあたりがピカって光ってたんで、用途に応じて色んな光らせ方が出来るかも!

公式サイトには動画が掲載されてたんですが、光り方や光量、カラフルなカラーもあってかなりド派手な印象!こりゃめちゃくちゃ目立ちそうです。

▼筐体のデザインはサイドフレームが平らなタイプでiPhoneっぽい感じ。↓

サイドフレームは光沢ある鏡面仕上げっぽいんですが、このタイプ見た目は良いんですけど油脂の付着がめちゃくちゃ目立つんですよね。まあ付属のケースに入れっぱで使うと思うけど!

筐体自体は良さげなんですが重量が気になるポイント。公式サイトのスペック表には304gと記載されてます。

初めて見た時は記載を間違えてホントは204gなんじゃ?とか思ってたんですけど、これディスプレイサイズが6.81型で巨大だし、厚みは1cm超えてるし、分厚い筐体の周囲を金属フレームで囲っている訳で、これは誤記じゃなくて304gがやっぱ正解かも…。

保護フィルムやケースを着けるとタフネス級の重量になりそうなので、この点は留意した上で購入したいですね。

▼寸法はこんな感じ。↓

気になるパフォーマンスですが、搭載するSoCは2022年5月に発表されたHelio G99(MT6789)。nanoreviewによると総合スコアは約37万点でGPUスコアが約8万点なのでミドルレンジ帯ですね。グラの綺麗なゲームは厳しそうだけど普段使いなら個人的に合格点。

▼Helio G99がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ!↓

Helio G99のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

▼ちなみにメモリは8GB、ストレージは256GBと結構リッチ!↓

「節約した分、できることも増える」と書いてるんで気になってスペックを見てみたら、MicroSDは非対応。なるほど、ストレージは拡張できないから節約してねってことね!

▼ディスプレイは巨大な6.81型で解像度は2,340×1,080のFHD+。パンチホールは左上で下顎が広いタイプ。↓

ディスプレイに関してはこれくらいしか情報がでてなくて、液晶なのか有機ELなのか、高リフレッシュレートに対応しているのかは残念ながら分かりません。

有機ELで高リフレッシュレートだったらUnihertzのことだし絶対アピってるよな…。と思ったので、ディスプレイは液晶で高リフレッシュレートは非対応って考えておいたほうが吉。

▼カメラは1億800万画素カメラに2,000万画素のナイトビジョンカメラ、2MPのマクロカメラの3カメラで結構面白い組み合わせ。↓

ナイトビジョンとか言い始めてるんでなんだかタフネス感が強くなってきた気がするのは僕だけでしょうか…。ちなみにナイトビジョンカメラ自体は暗視ゴーグル的なワクワク感があるので触ると面白いカメラですよ!

1億800万画素カメラも今となっては驚くこともなくなりましたが、超高画素で撮影した写真はあとから切り抜いても精細感を保ちやすくて加工しやすいのと、ビックリするくらい拡大出来るので細部を見て楽しめるのも良いところ。

あとは画質だけ。こればっかりは実機レビューで確認したいところですね。

▼バッテリーは大容量の5,000mAhを搭載。残念ながら充電詳細は非公表。ワイヤレス充電は非対応でした。↓

重量が300gを超えるなら10,000mAhまではいかなくても7,500mAhくらいは突っ込んで欲しかったなってのがホンネ。あと、最近のスマホはバッテリー容量が多くなったので充電速度の速さも重要なポイントですが、このあたりが非公表なのは、うーん…と言ったところ。

その他の機能や仕様は、

▼赤外線センサー搭載でリモコンとして使えます!↓

▼便利なイヤホンジャック搭載!↓

▼Androidは12!なんで13じゃないの!↓

▼このツールアプリ、完全にタフネスのそれ!↓

対応バンドについてはこのあとに詳しく解説してるんですが、5Gには非対応で4Gまで対応。4Gの電波自体はドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどの主要キャリアで重要なバンドに合致しているので割と優秀です。

発売は2023年4月頃。記事執筆時点の価格は以下の通り。

  • メモリ8GB+容量256GB:329.99ドル(約4.4万円)

Unihertzってタフネス系スマホも数多くリリースしてきたんですが、スペックや仕様を見ているとLunaはなんだかタフネススマホで使ってる筐体を無理やり外観変えた説ありますねこれ。厚み、重量、カメラ仕様、ツールなど、随所でそう感じさせる部分があります。

とはいえ、個性的な外観とド派手なカラーLEDはインパクト抜群です。人とは違うユニークなスマホが欲しい方は是非チェックしてみて下さい。

なお、記事執筆時点で先行予約がスタートしていて、通常329.99ドルのところ299.99ドルで予約可能となっています。公式サイトも日本語に対応していて日本への発送も出来るようになってました。欲しい人は先行予約価格でゲットしておきましょう!

※追記:普通にAmazonで売られ始めた!

Unihertz Lunaのスペック・仕様

Unihertz Lunaは2023年4月発売のUnihertzのAndroidスマートフォンです。

製品情報
端末名 Unihertz Luna
発売年 2023年4月
発売地域 海外:SIMフリー
メーカー・ブランド Unihertz
対応バンド・周波数・ネットワーク
3G W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8
CDMA2000:BC0/BC1
4G LTE FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 66
TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41
5G NR 非対応
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth バージョン:5.3
コーデック:非公表
SIMサイズ・スロット デュアルスロット(Nano SIM×2)
本体仕様
ディスプレイ サイズ:6.81インチ
材質:液晶
画面占有率:非公表
形状:パンチホール(左上)
最大リフレッシュレート:60Hz
最大タッチサンプリングレート:非公表
解像度 解像度:2,340×1,080(FHD+)
画面比率:20:9
画素密度 378ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ 高さ:168mm
横幅:76.8mm
厚さ:10.4mm
重さ 304g
本体色 ブラック、ホワイト
システム仕様
OS Android 12
CPU(SoC) MediaTek Helio G99
メモリ/保存容量
組み合わせ メモリ8GB+容量256GB
ストレージカード 非対応
カメラ
背面カメラ トリプルカメラ
①1億800万画素(メイン)
②2000万画素(ナイトビジョン)
③200万画素(マクロ)
手ぶれ補正:非公表
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
インカメラ パンチホール式インカメラ
画素数:3,200万画素(メイン)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
カメラ備考 ナイトビジョンカメラ搭載
機能仕様
GPS GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO
生体認証・ロック解除 指紋認証:対応
顔認証:対応
センサー 赤外線センサー:対応
加速度センサー:非公表
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
防水/防塵・タフネス等級 防水/防塵:非公表
耐衝撃:非公表
イヤホンジャック あり
NFC NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:非対応
その他機能 FMラジオ対応
背面カラーLED
バッテリー
バッテリー容量 5,000mAh
充電 有線充電:対応(規格非公表)
ワイヤレス充電:非対応
逆充電:非公表
ポート USB Type-C
スペック表のソース
参照元

【公式サイト】Unihertz Luna – unihertz.com

スペック表に関する免責事項

SoCはHelio G99。メモリは8GB

Unihertz LunaのSoCはHelio G99

SoCはSystem On Chipの略で、電子機器の頭脳であるCPUやGPUの他に通信モデムなど色々なパーツを集めた集積回路です。ここで端末の性能が決まります。

メモリ(RAM)は8GB、保存容量(ROM)は256GBとなっています。

メモリは作業領域なので多いほど動作が安定します。2023年現在、メイン機種として使うなら最低4GBは欲しいです。6GBあると安定しやすい。

保存容量は写真やアプリなど端末本体に保存できるデータ容量です。2023年現在、メイン機種として使うなら最低64GBは欲しいです。最初から1割くらいはシステム領域として使われています。

保存容量を拡張するMicroSDカード等のTFカードは非対応です。

Unihertz Luna(Helio G99)のAnTuTuスコア

AnTuTuスコアは性能の指標です。まだUnihertz Lunaの実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでHelio G99の参考ベンチマークをチェックしてみましょう。

※端末の処理性能はSoCで決まってくるので、同一SoCを搭載する端末のAnTuTuスコアで大体の操作感が予測出来ます。Helio G99の参考スコアは以下の通り。AnTuTuアプリのバージョンは9で測定しています。

  • 総合スコア(CPU):370,493
  • ゲーム性能(GPU):85,043

MediaTek Helio G99 – nanoreview.net

▼以下は2023年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

Unihertz Lunaのカメラ

Unihertz Lunaの背面カメラは広角のメインカメラ(1億800万画素)、ナイトビジョンカメラ(2,000万画素)、接写用のマクロカメラ(200万画素)の3眼構成です。

  • メインカメラ(1億800万画素)
  • ナイトビジョンカメラ(2,000万画素)
  • マクロカメラ(200万画素)

インカメラの構成・画素数はメインカメラ(3,200万画素)のみの1眼構成です。

Unihertz Lunaのディスプレイ

Unihertz Lunaの画面はサイズが6.81インチ、解像度は2,340×1,080、ディスプレイ材質は非公表です。画面形状はパンチホール(左上)となります。

  • サイズ:6.81インチ
  • 解像度:2,340×1,080
  • ディスプレイ:非公表
  • 画面形状:パンチホール(左上)
  • リフレッシュレート:非公表
  • タッチサンプリングレート:非公表

Unihertz Lunaのサイズ・重量・カラー

Unihertz Lunaのサイズは高さが168mm、横幅が76.8mm、厚さが10.4mm、重量が304gとなっています。

  • 高さ:168mm
  • 横幅:76.8mm
  • 厚さ:10.4mm
  • 重量:304g

カラーはホワイト、ブラックの2色展開です。

  • ホワイト
  • ブラック

Unihertz Lunaの対応バンド

Unihertz Lunaは国内SIMフリースマートフォンです。

以下はカタログスペック上の対応バンドとなります。実際にそのバンドで通信できるかはキャリア・住環境・ソフトウェア等によります。

docomo回線の電波バンド対応状況

Unihertz Lunaはドコモ回線の4Gで重要なバンド1・3・19に対応しています。

またUnihertz Lunaはドコモで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。

▼ガルマックスがオススメするドコモ回線の格安SIMはこれ!↓

ドコモの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band19(4G FDD LTE/800MHz)重要
Band21(4G FDD LTE/1.5GHz)
Band28(4G FDD LTE/700MHz)
Band42(4G TD LTE/3.5GHz)
n78(5G NR Sub6/3.6~3.7GHz)重要
n79(5G NR Sub6/4.5~4.6GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/27.4~27.8GHz)

Softbank・ワイモバイル回線の電波バンド対応状況

Unihertz Lunaはソフトバンク回線の4Gで重要なバンド1・3・8に対応しています。

またUnihertz Lunaはソフトバンクで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。

▼ガルマックスがオススメするソフトバンク&ワイモバイル回線の格安SIMはこれ!↓

ソフトバンクの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band8(4G FDD LTE/900MHz)重要
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz)
Band28(4G FDD LTE/700MHz)
Band41(4G TD LTE/2.5GHz)
Band42(4G TD LTE/3.5GHz)
n3(転用5G NR/1.8GHz)重要
n28(転用5G NR/700MHz)
n77(5G NR Sub6/3.9~4.0GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/29.1~29.5GHz)

au回線の電波バンド対応状況

Unihertz Lunaはau回線の4Gで重要なバンド1・3・18・26に対応しています。

またUnihertz Lunaはauで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。

▼ガルマックスがオススメするau回線の格安SIMはこれ!↓

auの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band18(4G FDD LTE/800MHz)重要
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz)
Band28(4G FDD LTE/700MHz)
Band41(4G TD LTE/2.5GHz)
Band42(4G TD LTE/3.5GHz)
n28(転用5G NR/700MHz)
n77(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz・4.0~4.1GHz)重要
n78(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/27.8~28.2GHz)

楽天モバイル回線の電波バンド対応状況

Unihertz Lunaは楽天モバイル回線の4Gで重要なバンド3・18・26に対応しています。

またUnihertz Lunaは楽天モバイルで提供される5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。

▼月間20GBで3,278円、通話料は無料!↓

楽天モバイルの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band18(4G FDD LTE/800MHz auローミング)重要
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要
n77(5G NR Sub6/3.8~ 3.9GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/27.0~27.4GHz)

Unihertz Lunaの価格・購入先

ページトップへ