vivo X200 Ultraのスペックまとめ!200MP望遠搭載。フォトグラフィーキット、外付けレンズが楽しそうなカメラスマホ!
vivoからフラグシップスマホ「vivo X200 Ultra」が登場したのでスペックを見ていきましょう!200MPの望遠レンズにさらに外付けレンズで拡張できるカメラに全振りしたスマホになっています!
同時に「vivo X200s」も発表されています!
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vivo X200 Ultraの詳細スペック
製品情報 | |
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端末名 | X200 Ultra |
型番/別名 | V2454A |
発売年 | 2025年4月 |
発売地域 | 海外 |
メーカー・ブランド | Vivo |
備考 | vivo X200シリーズ vivo X200 vivo X200 Pro vivo X200 Pro mini vivo X200s vivo X200 Ultra |
対応バンド・周波数・ネットワーク | |
3G | W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
4G LTE | FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 66 TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 43 / 48 |
5G NR | Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n18 / n20 / n25 / n28 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n77 / n78 / n79 / n80 / n81 / n83 / n84 / n89 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be |
Bluetooth | バージョン:5.4 コーデック:SBC / AAC / aptX / aptX HD / aptX Adaptive / aptX Lossless / LDAC / LHDC 5.0 |
SIMサイズ・スロット | デュアルスロット(Nano SIM×2) |
本体仕様 | |
ディスプレイ | サイズ:6.82インチ 材質:有機EL 画面占有率:93.3% 形状:パンチホール(中央) 最大リフレッシュレート:120Hz(LTPO) 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
解像度 | 3,168×1,440 |
画素密度 | 510ppi/高精細でドットの粗さは気にならない |
サイズ | 高さ:163.14mm 横幅:76.76mm 厚さ:8.69mm |
重さ | 229g(シルバー系)/ 232g(レッド系、ブラック系) |
本体色 | シルバー系、レッド系、ブラック系 |
システム仕様 | |
OS | OriginOS 5 Android 15 |
CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 8 Elite |
AnTuTuベンチマーク | 総合スコア:2,800,000 |
メモリ/保存容量 | |
メモリ規格 | LPDDR5X Ultra |
ストレージ規格 | UFS4.1 |
組み合わせ | メモリ12GB+容量256GB メモリ16GB+容量512GB メモリ16GB+容量1TB(衛星通信版) |
ストレージカード | 非公表 |
カメラ | |
背面カメラ | トリプルカメラ ①5,000万画素(メイン、f/1.69、LYT-818) ②5,000万画素(超広角、f/2.0、LYT-818) ③2億画素(望遠カメラ、光学3.7倍ズーム、f/2.27、HP9) 手ぶれ補正:光学式(メイン、超広角、望遠) センサーサイズ:1/1.28インチ(メイン)、1/1.28(超広角)、1/1.4(望遠) PXサイズ:2.67μm(メイン) |
インカメラ | パンチホール式インカメラ 画素数:5,000万画素(メイン、f/2.45) センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
カメラ備考 | ZEISS監修 レーザーフォーカスセンサー搭載 フリッカーセンサー搭載 |
機能仕様 | |
GPS | GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS |
生体認証・ロック解除 | 指紋認証:対応 顔認証:対応 |
センサー | 赤外線センサー:対応 加速度センサー:対応 近接センサー:対応 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:対応 光センサー:対応 その他:X軸リニアモーター |
防水/防塵・タフネス等級 | 防水/防塵:IP68/69 耐衝撃:非公表 |
イヤホンジャック | なし |
NFC | NFC:対応 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
その他機能 | カメラコントロールボタン搭載 |
バッテリー | |
バッテリー容量 | 6,000mAh |
充電 | 有線充電:90W ワイヤレス充電:40W 逆充電:対応 |
ポート | USB Type-C |
スペック表のソース | |
参照元 | 【公式サイト】vivo X200 Ultra – vivo.com |
vivo X200 Ultraの対応バンド
vivo X200 UltraはNanoSIMで利用できます。
vivo X200 Ultraのデザイン
▼カラーはブラック、レッド、シルバーの3色。↓
本体の厚さは8.69mmで、Xiaomi 15 Ultraの9.35mm、OPPO Find X8 Ultraの8.78mmよりも薄いです。
▼しかし、カメラバンプはびっくりするぐらい厚いですね。これホンマにスマホなんか?重心もかなり上部に寄ってそうだけど、大丈夫なのかしら?↓
また、重量は229gで、Xiaomi 15 Ultraの226g、OPPO Find X8 Ultraの226gよりも重いです。
vivo X200 Ultraの性能・パフォーマンス
SoCにはSnapdragon 8 Eliteを搭載、メモリは12/16GB。
ブラウジングやSNS閲覧は勿論快適。原神やブルアカなどの3Dゲームから最重量級ゲームであるゼンレスゾーンゼロ、鳴潮、学マスなども最高画質で楽しめる性能です。ただし、Dimensity 9400よりも発熱はする印象。
▼Snapdragon 8 Eliteがどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ!↓
▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
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総合スコア:約200万点以上 GPUスコア:約70万点以上 | (ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし |
総合スコア:約150万点〜200万点 GPUスコア:約50万点〜70万点 | (準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約30万点〜50万点 | (ミドルハイ)重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約10万点〜30万点 | (ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜10万点 | (エントリー)必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | (ローエンド)サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
▼大型の冷却機構も搭載しています。↓
vivo X200 Ultraのディスプレイ
▼ディスプレイは6.82インチで、解像度は3,168×1,440。1-120Hzの可変リフレッシュレートにも対応しています。↓
vivo X200 Ultraのカメラ
▼カメラは50MP(広角)+50MP(超広角)+200MP(望遠)のトリプルカメラ構成。↓
ツァイスコラボカメラになっています。ツァイスコラボのvivoカメラは完成度が非常に高く、カメラスマホの中では最強と巷では評価されることが多いです。一方でAI補正が強すぎて塗り絵感が強かったり、メシウマ写真が撮りにくいなどという弱点もあります。
50MPメインカメラはvivo X200 Proと同じLYT818を採用。1″センサーを採用していない点も吉と出るか凶と出るか気になるポイントです。焦点距離は35mmと24mmのvivo X200 Proとは差別化しています。
多くのスマホでは24mmが採用されているので、35mmだとまた違った撮影体験が楽しめます(意見は分かれると思いますが)。35mm採用端末にはnubia Z70 Ultraがあり、ガルマックスでは実機レビューも行っているので、気になる方はそちらの記事を参考にしてみてください。
50MP超広角カメラにはメインカメラと同じLYT818を採用。1/1.28″でOISも搭載していますので、かなり使える超広角になるんじゃないかなと。競合のOPPO Find X8 UltraやXiaomi 15 Ultraは超広角が先代からナーフされているので、いい感じに差がつけられそうです。
200MPの望遠カメラには先代のvivo X100 Ultraと同じSamsung HP9を採用。競合が望遠レンズを2つ搭載しているのに対し、本機は1つで勝負。先代より入光量が38%アップし、光反射率は0.15%未満に抑えられています。
▼メインカメラが35mmなため、ズーム時の倍率が他のスマホとは異なり、慣れるまでは困惑するかも。↓
▼Blueprint独自開発のイメージングチップであるVS1チップ、V3+チップを搭載し、明瞭度とノイズ低減のパフォーマンス向上ができるそう。↓
▼やっぱり気になるのはダミーレンズ。Ultraを名乗るフラグシップでダミーレンズがあるのはうーんって感じ。↓
▼レンズ配置を見ると、4眼にするスペースはないので、仕方ないんですが…!でもやっぱりちょっとダサいっす笑↓
vivo X200 Ultraのバッテリー
▼バッテリー容量は6,000mAh。90Wの急速充電(FlashCharge)、40Wのワイヤレス充電、逆充電に対応しています。↓
vivo X200 UltraのOS・機能
本機に搭載されているOSはAndroidのカスタムOSであるOriginOS 5です。
中国版ゆえの制限やクセはありますが、日本語に対応しており、自動起動制限も確かなかったはずなので、割と扱いやすいOSです。詳しくはvivo X200 Proの実機レビューをチェックしてみてください。
オプションパーツも豊富、フォトグラフィーキット有り
本機には別売りのオプションパーツが豊富に揃っています。後ろの箱デカ!
先代のフォトグラフィーキットはBluetooth接続で不評でしたが、今回のものはしっかりUSB接続になりラグも最小限に抑えられます。
2300mAhのバッテリーも搭載しているので長時間の撮影が行えますね!Xiaomiのフォトグラフィーキットにどれぐらい対抗できているか、気になるところです。
▼外付け望遠レンズ。本機に搭載されている望遠レンズに専用のマウンタを用いて取り付けることで焦点距離200mmの望遠レンズにアップグレードするそうです。↓
ここまで来ると最早スマホである必要性を疑いますが、ロマンですよね、ロマン。うんうん、いいぞ好きだぞ。
アクセサリ類大好きな筆者はこんな感じのスマホ用外付けレンズをいくつか保有していたりするんですが、望遠レンズは持ったときのバランスがマジで終わってるので普通に撮影しにくいんですよね…。レンズの位置的にL字みたいになるのでものによったら手がブルブルしますw
だからこそ純正のこれがどれぐらい現実的に使えるもんなんかめちゃくちゃ気になります。誰か、貸してください。待ってます笑
カメラコントロール
▼最近流行りのカメラコントロールも搭載。↓
▼カメラの起動、シャッター、半押しフォーカス、ズーム、EV値などの調整が行えるようです。外付けフォトグラフィーキットがなくてもこれだけで十分必要な操作はできそうですね!↓
AI機能
▼詐欺電話検知機能、宿題も教えてくれるAIチャット、画面内の情報について聞けるAIアシスタントなど、AI機能も豊富。↓
Apple製品との互換性
▼iPhoneにファイル共有できる機能(ただし、iPhone側に専用アプリを入れる必要あり)も搭載。また、AirPodsで空間オーディオが利用できたりするなど、Apple製品との互換性を強化しています。↓
vivo X200 Ultraまとめ
vivo X200 Ultraの発売日は2025年4月で記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ12GB+容量256GB:6,499元(約12.5万円)
- メモリ16GB+容量512GB:6,999元(約13.5万円)
- メモリ16GB+容量1TB(衛星通信版):7,999元(約15.4万円)
- メモリ16GB+容量1TB(フォトグラファーセット):9,699元(約18.7万円)
カメラフォンのカメラの部分がより濃くなった本機。カメラ性能は間違いなしですし、おそらく今年も最強の称号を得るのは本機になるんじゃないでしょうか。
しかし、スマホとして使うにはなかなか難ありですよね。特に横持ちのゲームはかなり厳しそう。
普段遣いとのバランスを取ったOPPO Find X8 Ultraと、カメラに全振りした本機は良い感じに差別化できていると思います。vivoのユーザーのニーズを良く解っている端末と言えますね!