BenQ「WiT MindDuo」のレビュー。学習用として高い評価を得たデスクライトの実力を試す

WiT MindDuo

BenQといえばPCモニターが有名ですが、デスクライトも作ってます。今回紹介するデスクライトは”学習用デスクライト”として高い評価を得ている「WiT MindDuo(AR16_D)」

何がそんなに良いのか。デスクライトなんて何でも似たりよったりじゃないのか。

そんな事を考えていたらBenQさんにWiT MindDuoを試す機会を頂いたので実際に利用してレビューをお届けします。

WiT MindDuoの「ここが○」「ここが☓」

○良かった○

  • 照明範囲がビックリするほど広い
  • ライトがコンパクト&軽量なので扱いやすい
  • 卓上型は台座が平型なのでデッドスペースにならない
  • USB搭載でスマホなどを受電できる

☓イマイチ☓

  • インジケーターの輝度が低すぎて色が分かりにくい
  • ロータリーダイヤルのインジケータはヘッド設置位置により目視出来ない

卓上型とクランプ型を選べる。価格はどちらも24,800円

▼WiT MindDuoは卓上型とクランプ型を選択可能。僕は卓上型をチョイス。↓

WiT MindDuo

価格はどちらも24,800円。デスクライトの中ではなかなか高価な部類の製品でしょう。しかし、購入者は「買ってよかった」と声をあげる。何が良いのか。何処に魅力が秘められているのか。それはこれからじっくり使ってチェックしてみたいと思います。

WiT MindDuoの開封

▼WiT MindDuoの外箱はこんな感じ。学習用デスクライトを意識しているのか児童向けのパッケージが可愛らしい。↓

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▼付属品は以下の通り。ライト部分、台座、電源アダプタ一式、組み立て用のガイドと取扱説明書が入っています。取扱説明書など全て日本語も記載されているので組み立てや扱い方に困ることは無いでしょう。↓

WiT MindDuo

WiT MindDuoの外観・デザインをチェック

▼組み立てガイドも付属しているので組み立てに困ることはなくパパっと組み立てられました。グッドデザイン賞を授賞しているだけありデザインは洗練されてます。細部までしっかり作り込まれており品質は非常に高いですね。↓

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WiT MindDuoを実際に使ってみる

基本的な操作方法

▼基本的な操作は簡単。ライトの下にてをかざすとセンサーが反応してライトがオンになります。

WiT MindDuo

▼また、ライト上部に備わっているロータリーダイヤルを回すと輝度レベル(明るさ)の調整や温調の変更が可能。ロータリーダイヤルの天板は各種インジケータを表示したり、プッシュすることでモード変更出来る多機能ダイヤルとなっています。↓

WiT MindDuo

照明範囲がビックリするくらい広く、光が柔らかい

ヘッド先端がコンパクトだけれど照明範囲が広い!その秘密がライトの形状!反るようなデザインでコンパクトだけれど広い範囲を照らすことができます。また、光も非常に柔らかく目の疲労軽減にも一役買ってます。

WiT MindDuo

適した色温度に簡単に変更できる。もちろん手動で設定もできる

WiT MindDuoは作業に適した色温度に変更可能。6000Kと4000Kの色温度に簡単に変更可能なプリセットも用意。ロータリーダイヤルを2秒押す毎に暖色系プリセット→寒色系プリセットが切り替えられ、ロータリーダイヤルを短く押すことでマニュアルモードとなり好みの色温度に変えることが出来ます。

▼ヘッド部分には色温度が簡単に分かるインジケータが埋め込まれており、点灯カラーでプリセットの種類が分かるようになっています。↓

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手動設定では好みの色温度に変更可能。但し、色温度をカスタマイズプリセットとして登録することは出来ないのは注意。↓

WiT MindDuo

可動範囲が広い

アームの可動範囲は非常に広く自由度の高い設置が可能。またライトのジョイント部分はボールジョイントを備えており柔軟な角度調整が可能です。これ、使い方次第では物撮りの部分照明とかにも使えそうなくらい。

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台座が平らなのでデッドスペースにならずGood

台座とiPhone XSを並べてみた。サイズはこんなもん。

WiT MindDuoの台座は重量約2.4kg。楕円形で平らな形状なのでモノを置くこともできちゃいます。デッドスペースにならずにGood。

スマホの充電もOKなUSBポートが便利

▼WiT MindDuoのアーム根本にはUSBポートを1つ搭載。↓

WiT MindDuo

出力は5V1A(5W)で急速ではなく一般的な通常タイプですが、スマートフォンを充電したり、USBタイプの扇風機の電源取りに使えます。

▼学習机に設置するならUSB経由で電源を供給できる鉛筆削りとか相性良さそう。↓

人感センサーで消し忘れを防ぐことができる

▼WiT MindDuoの背面には人感センサースイッチが備わっておりオン・オフを設定可能。↓

WiT MindDuo

人感センサーがオンのときはライトの近く(ライトの下部)に近づくと反応して自動でライトを点灯してくれます。また、30分間人感センサーに反応がなければ自動でライトがオフになります。レビュー時にわざとライトをオンにしたまま退社したんですが、翌朝確認するとしっかり消灯してました。

ライトの消し忘れ的にはGoodだったんですが、人感センサーをオンにした状態で長時間作業していたら稀にライトが消えてしまうことがあったのでもう少し調整が必要かな?という印象です。

最適な明るさや、30分点灯した状態を目視で確認できるがインジケータが見づらいのが欠点

ロータリーダイヤルの天板はLEDが埋め込まれており、様々な状況を目視で確認できるインジケータの役割を果たします。

例えば、WiT MindDuoには適切な光量であるかロータリーダイヤルのインジケータリングのカラーで確認可能。

▼緑色の場合は最適な明るさ。このリングが赤色だと明るさが足りない、青色だと明るすぎると視覚的に最適な輝度レベルであるかを確認できます。↓

WiT MindDuo

こんな感じでロータリーダイヤルのインジケータリングのカラーで適切な輝度であるか目視で確認可能できるのはGood。

また、このインジケータは30分の連続点灯時にインジケータリングが点滅して知らせてくれるので、作業を止めて目を休めたりリフレッシュタイムの一区切りの目安になるのもGood。

でも、決定的な欠点があります。

▼これが僕の最適な設置スタイル。大体の方はデスクライトを利用するときは自分の視点よりも高い位置にヘッドを固定するはず。もうお分かり頂けたかと思いますが・・・インジケータリングが見えません。

輝度レベルは利用する前に最適な明るさに調整すると早々変わることがないので良いんですが、30分経過を知らせてくれるインジケータリングの点滅は作業に集中していると全く気が付きませんでした。せっかくの機能も見えなければ役割を果たしてくれません。

例えば30分経過を知らせてくれる機能はオン・オフ可能にして、オンのときはライト自体が点滅するような仕様だと気づきやすくて良かったかなと。

WiT MindDuoまとめ

WiT MindDuo

今も僕のデスクでずっと使ってるんですが、ロータリーダイヤルに埋め込まれたインジケータは設置状態により目視が難しく、30分経過を知らせてくれる便利な機能が役割を果たさない可能性が高く残念なポイント。

しかしながら、そのようなデメリットを差し引いたとしてもデスクライトとしては高い満足度を得られています。コンパクトなヘッドは軽量で扱いやすくロータリーダイヤルで輝度や色温度も簡単に切り替えられるシンプルな操作感もGood。そして、なにより光が柔らかく目が疲れにくいのがとっても良いです。

実際に利用してみると今まで利用していたデスクライトとは光の広がり方が圧倒的に違います。机全体に満遍なく光が降り注ぎ、横幅1m近い範囲を十分な輝度で照らしてくれるので親子で勉強したり、参考書などを机に複数開いた状態でもとっても見やすいはず。

お値段は少々値が張りますが、目に優しくデザインも素敵で省スペース。それでいて十分な輝度で広範囲を照らしてくれるデスクライトを探している方は是非検討してみて下さい。ライト部分は小さく軽量なのでお子さんでも扱いやすい仕様ですよ。

▼レビュー製品の卓上タイプは以下からどうぞ!↓

▼クランプタイプは以下からどうぞ!↓

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