MacBook Airの新モデルはMacBookへと名称変更するかも?

Appleの売れ筋ノートPCであるMacBook Airですが、新モデルでは名称変更されるかもしれません。詳細は以下より。

新型MacBook AirはAirブランドを廃止し、MacBookへ名称変更されるかも?

Apple関連の情報を扱っているMacRumorsによると、AppleはMacBook Airの後継機種を開発しているとのことです。

しかし、「Dylandkt」と呼ばれるリーカーによると、開発中の新モデルは「MacBook Air」というブランド名は廃止し、その代わりに名称を「MacBook」に変更してリリースされるかも知れないとのことです。

過去のMacBookについてのおさらい

第1世代MacBookは2006年にエントリークラスのノートPCとしてリリースされたモデルで、モデルチェンジを繰り返しつつ2011年まで製造されていました。

この頃はMacBook Proの下に位置する一般層向けモデルで、Late 2008以外はポリカーボネートボディで構成されたMac入門に最適なモデルとして位置していました。

その4年後の2015年に大きく姿を変えて復活したのが第2世代MacBook。

第1世代MacBookとは打って変わり、第2世代MacBookは12インチと小型化し、CPUもCore mシリーズを搭載。それによりファンレス設計となり、更に端子類はUSB Type-C1個とイヤホンジャックのみと割り切ったもので、持ち運びに特化したノートPCへと生まれ変わりました。

ただ、Core mシリーズを搭載したファンレス設計は動作時の音がしないのが利点なものの、その反面、サーマルスロットリング機能が働くとかなり動作が重くなる為、重い作業は苦手と全体的な処理性能は低めになっていました。

上記の端子類の少なさとも相まって持ち運びに特化した故に割り切った要素が多く、価格もMacBook Airと比べて安くはなかったので、筆者としてはかなりピーキーなノートPCだった印象が強いです。

2018年にMacBook Airがフルモデルチェンジし、性能面や端子類の少なさも多少改善され、実質上位モデルとして位置付けられたこともあり、2017年モデルからモデルチェンジすることなく2019年に生産終了となってしまいました。

現行の13インチMacBook ProをベースにMacBookとして再構成してリリースしてほしい!

執筆段階でのラインナップはMacBookの実質後継機であるMacBook Air、下位モデルの13インチMacBook Pro、そして上位モデルの14インチMacBook Proと16インチMacBook Proの4種類。

この中で一番中途半端なのはM1を搭載した13インチMacBook Pro。M1搭載の13インチMacBook Pro自体がIntelモデルからそのまま筐体を流用したもので、中身以外は変更点はありません。

そもそもの話、14インチMacBook Proはノッチの有無の違いこそありますが、ディスプレイサイズが被ってしまう点もありますし、13インチMacBook Proは製品として余計に中途半端なんですよね。

iPadシリーズでもエントリー帯の無印iPadは過去にリリースされていた10.5インチiPad Proの筐体をベースにしつつ、ディスプレイのクオリティダウンやSoCを型落ちのものに変更するなどしてコストカットを図っています。

となると、iPadシリーズと同じ方式を取るとすると、現行の13インチMacBook Proをベースにして、Touch Barを廃止してMacBook Airと同じ方式に変更すればベーシックなMacBookとして完成すると筆者は考えます。

確かに現行のラインナップではMacBook Airが旧MacBookの役割を担っているのは否めません。しかも「MacBook Air」というブランドはAppleとしても重要なはず。

Appleは自らが必要ないと思ったものはバッサリと切り捨てる場合が多々あるので、噂通りあっけなくMacBook Airの名称を捨てる可能性もあるので、生後に関しては何とも言えないところではあります。

しかし、筆者個人としては上記のように13インチMacBook ProをMacBookとして生まれ変わらせMacBook Airのブランドは存続させて欲しいと願っています。こう思うのは筆者だけでしょうか?

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