ASUS ROG Flow Z13(2022)発表!期待のゲーミング2in1タブレットPC!詳細をチェック!
ASUSが新型2in1パソコンのROG Flow Z13(2022)を発表!2in1タブレットなのにゲーミング仕様というブッ飛んだPCです!
ROG Flow Z13(2022)の特徴
ROG Flow Z13(2022)の特徴は以下の通り!
ROG Flow Z13(2022)のハイライト
- 第12世代モバイル向けCoreプロセッサ(高性能版)搭載
- 170度まで開くキックスタンド搭載
- 13.4インチ、120Hz駆動のFHDディスプレイ搭載
- アクセサリーのROG XG Mobileで外部GPUが追加できる
▼ROG Flow Z13(2022)でまず目を引くのがデザイン。スペックはゲーミングノートPCなのに筐体はタブレットPCなんです!↓
20世紀の宇宙開発競争から着想を得たとするデザインはROGらしいメカメカしさを感じさせます。シャーシには高密度のアルミニウムを用いているとのことで、耐久性も期待できそうです。てか、色を白くしたらガ○ダムっぽいですね。
また、指紋が付きにくいアンチフィンガープリント加工済みなので、ゲームで白熱する場面に手汗をかいても滑りにくいように考えられているのはゲーミングPCブランドのROGらしさを感じます。
▼ROG Flow Z13(2022)に搭載されるキックスタンドは最大170度まで展開可能。プレイヤーの好きなアングルでゲームが楽しめちゃいます!↓
▼本体背面のキックスタンド付近には開口部が設けられており、そこからメインボードが直接見られるとしています。↓
イメージ的にはゲーミングPC側面のアクリルパネルというのが近いと思います。心憎い演出ですねぇ。
ROG Flow Z13(2022)が搭載するCPUはモバイル向けですが、省電力仕様ではなく、ハイエンド仕様。更にi5モデル以外は外部GPUも搭載されています。
▼ラインナップは以下の3種類で構成されています。↓
- Core i5-12500H/Iris Xe Graphics
- Core i7-12700H/GeForce RTX 3050 Laptop GPU
- Core i9-12900H/GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU
2022年で最新の第12世代Coreシリーズに加え、Core i7/i9搭載モデルのみになりますが、モバイル向けのRTX 3050シリーズを搭載と通常のゲーミングノートPCと同等のパワフルな仕様になっています。
外部グラフィックスがRTX 3050 Laptopでは物足りないと感じている方でも大丈夫。オプションでUSB Type-C端子を用いた外付けグラフィックボードであるROG XG Mobileも用意されています!
2021 ROG XG Mobileはなんとモバイル向け外部GPUとしては最高峰のGeforce RTX 3080 Laptopを搭載。USB端子も備えているので、ハブとしても使用可能と至れり尽くせりな仕様です。
ROG XG MobileはAC電源が無いと動作しない点はありますが、わざわざ電源が無い場所で外部GPUを使う人はほぼいないと思いますので、あまりネックになりえないと思います。
それよりも、ただでさえ高いGPU性能を更に引き上げられるので、家でじっくりとゲームをしたい方には魅力的なアクセサリーではないでしょうか!
メモリ/ストレージはLPDDR5-5200が16GB、PCI Express 4.0 x4接続のSSDが512GBor1TBとこちらもリッチ。
メモリもさることながら、PCI Express 4.0 x4のSSDは現状で回っている製品ではシーケンシャルリードが7,000MB/sと超高速。重量級のゲームでもロードがサクサクになる事間違いなしです!
タブレットPCで上記のような超ハイエンドなゲーミング仕様を実現したカラクリは、冷却性能を徹底して追求したから。
▼プロセッサとヒートシンクの間には液体金属を使用。最大10度もの温度低下を実現しています。↓
▼冷やすだけの冷却一辺倒だけではなく、冷却ファンを薄くしたりファンブレードの形を工夫することで静音化も実現。↓
▼サイレントモードも採用。低負荷時にはファンが回らなくなることで風切り音を完全にシャットアウト可能です。↓
サイレントモード時でもCPUやGPUの温度が上がると自動的にファンが再稼働するとのことで、回転制御もしっかり行なっているようです。
▼ROG Flow Z13(2022)のディスプレイはFHDモデルで120Hz、4Kモデルでは60Hzに対応。↓
FPSゲームなど一瞬の判断が勝負を分けるゲームではリフレッシュレートも重要な要素の一つ。ディスプレイの選定もゲーミングモデルだけありツボを押さえていると言っても過言ではないでしょう。
また、リフレッシュレートは多少犠牲にしてもいいから高画素数のディスプレイが良いという方には、Core i9-12900H搭載の上位モデルのみにはなりますが4Kディスプレイを搭載したモデルも用意されているので、ニーズに合わせてディスプレイ仕様を選べるのも嬉しいポイントですね!
さて、ROG Flow Z13(2022)はゲーミング仕様とはいえタブレットPC。拡張性に不安がある方もいらっしゃると思います。しかし、心配は無用。
▼専用キーボードには、Nキーロールオーバー、Aura Sync対応のRGBなど他のROGゲーミングノートPCのキーボードと同じ機能を備えているとのこと。↓
てっきりタブレット本体だけ力を入れて、あとはおざなりかと思っていただけにROGと同等のキーボード仕様にしているのは評価点高めです!
▼ROG Flow Z13(2022)にはタブレットPCでは必要十分な端子類をしっかりと搭載。ゲーミングPCに比べると数は少ないものの、不便さは感じないくらいには搭載されています。↓
▼ボタン以外の端子類をリストにすると以下の通り。↓
- Thunderbolt 4×1
- USB 2.0 Type-A×1
- イヤホンジャック×1
- MicroSDスロット×1
- XG Mobile Interface(ROG XG Mobileに接続する端子)×1
USB 2.0端子はストレージを接続する用途というよりは有線マウスやキーボード、ゲームパッドなどゲーム用途のアクセサリーを接続することを前提に設計されているものと思われます。
ちなみに、電源ボタンは指紋認証センサーと一体になっているので、セキュリティを保ちつつ素早くゲームを始められるよう工夫されています。この辺の気配りはゲーマーにとって嬉しいポイントですよね!
タブレットPCとしては破格の性能。価格も思ったより高くない!
公式直販であるASUS Storeでの価格は以下の通り。
- Core i5-12500H/Iris Xe Graphics:199,800円
- Core i7-12700H/GeForce RTX 3050 Laptop GPU:239,800円
- Core i9-12900H/GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU/FHD:254,800円
- Core i9-12900H/GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU/4K:269,800円
なお外付けGPUのROG XG Mobile GC31は188,800円となっています。
ROG Flow Z13(2022)は、ASUSならではのこだわりによって2in1タブレットでありながらもゲーム用途に特化したかなり稀有な存在です。いわゆる変態端末と言っても良いレベルだと感じました。
価格も20万円からとべらぼうに高い価格設定では無かったのも意外な要素でした。もっと高いと思っていただけに、むしろ安く感じてしまうのは筆者だけでしょうか?
ただし、20万円で購入できるモデルはRTX 3050シリーズが搭載されていないので、ゲームを存分に楽しむなら上位モデルを選ぶかROG XG Mobileを別途購入しないといけない点は注意が必要です。
というより、ROG Flow Z13(2022)の購入を検討される方はPCゲームでガッツリ遊びたい方がほとんどでしょうし、実質的に選択肢は24万円以上のモデルに絞られてくるでしょう。
逆にメインでゲーミングPCを持ってて、サブ用途でほどほどにゲームが遊べるタブレットが欲しい方なら20万円のモデルも選択肢に入れちゃって良いと思います。
なかなか見ないコンセプトの製品だけに、ご覧の方もどのような使用感か気になるところかと思います。なんと!ガルマックスではこちらも実機を用いてのレビューも予定しています!購入を検討している方はガルマックスレビューもお楽しみに!
▼外付けGPU↓