OPPO Band 2のレビュー!買う前に注意点や検証結果、評価をチェック!
柳生です。気になってたOPPO Band 2をAmazonでポチって購入したので実機を使った所感を自腹でレビューでお届けしますよ!
ちなみに日本向けに出ているOPPOのスマートウォッチ系は計4つですが、OPPO Watch、OPPO Watch Freeに続いて今回で3つ目の自腹レビューだったり。そろそろOPPOさんから案件もらっても良い気が(ry
なお価格は執筆時点で6,936円。色々と確認していくのでコスパも含めて購入前に是非チェックしてみて下さい!
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OPPO Band 2の外観・デザインをレビュー!
OPPO Band 2 | |
サイズ | 45.3mm × 29.1mm × 10.6mm |
重量 | 33g |
OPPO Band 2の外観デザインを見てみましょう。今回買ったモデルのカラーはブルーです。
▼スタイルとしてはシンプルなスマートバンドのそれ。側面に物理ボタンは無く、本体自体のカラーはつや消しの銀色となっとります。↓
▼また、バンドはブルーとホワイトの2色となっているのが特徴的!この手の色合いを採用しているモデルは他には無く、ある意味OPPO Band 2一番の特徴でもありますね。↓
▼重量の実測値、33gでした。細長かつ軽量なので装着性は非常に快適レベル。↓
▼本体ボディ材質はポリアミドってもので組み上げられており、バンド部分はシリコンで結束部分はプラスチックとなっています。この結束部分、OPPOのロゴが入ってて中々可愛らしい。↓
鉄とかアルミニウムとかその手の素材を使っていないので金属アレルギーの人にとっても安心でしょう(`・ω・´)。
▼裏面はこんな感じ。各種センサーに充電マグネット端子とシンプル。OPPOの小さなロゴも入ってます。↓
▼またディスプレイはわずかながら曲面を描いていました。この点はOPPO Watch Freeの遺伝子を受け継いでいる、という印象。↓
OPPO Band 2のスペック
▼OPPO Band 2はHeyTap healthというOPPO公式アプリでスマホと接続し使うことが出来ます。↓
▼基本的な操作として、文字盤を上からスワイプするとクイック設定が出てきます。↓
▼下からは通知画面。ちなみにこの通知、タップすると確認扱いになって消えます。スマホ側の通知も消えるようになってます。↓
▼左からはアプリの一覧。この一覧の並び順はスマホアプリ側で設定可能。↓
▼右側からはアクティビティデータとなっています。スマートウォッチの1部は左右で内容が統合されているモデルもありますが、OPPO Band 2ではループは非対応でした。↓
OPPO Band 2のメリット・良いところまとめ!
実際にOPPO Band 2を使ってメリットや良かったと思ったところは以下の通り!
メリット・良かった点
- 非常に軽く装着性が良かった
- 超豊富な運動測定に対応。部分的な筋トレも測定できる
- 健康管理機能も充実
- 視認性のいいディスプレイ
- 自前の写真を3枚まで登録して文字盤にできるようになってる
装着性が◎!長期間つけていてもほとんど気にならん
スマートバンドはスポーツ重視を重きにしている傾向にありそれ故装着性と軽さを重視しているモデルも多いのですが、筆者が触ってきた限りOPPO Band 2の装着性は最高に良かったです。
言い過ぎかもしれんけど‥筆者にとってはマジでこれまで使ってきた中で最高なんすよ。軽く手触りも違和感を感じにくいサラサラなものでバンドも手首に触れていて違和感やイライラ感もナシ。
▼長袖シャツにも干渉することはほぼありませんでした。厚手のもので袖口が固めであってもぶつかりにくく、側面は丸いから引っかからない。うむ!合格!↓
運動測定がガチってる。筋トレにも対応してるぞ!
運動種目の対応数はかなり多いです。公式サイトでは100種類以上だそうですが、実際にOPPO Band 2が対応している種目数は106種類でした!
‥いちいち目視で数えるの面倒くせぇし最初から「106種類」って書いてほしかったな。
▼それはさておき、これ驚いたのが腹筋とか背筋とか首とか、局所を鍛えるトレーニングの測定にも対応しているんですよ。これに対応しているモデル初めて見たよ!あと犬の散歩もあった。マジですげーラインナップ。↓
犬の散歩ってウォーキングと同じで良いんじゃないか‥?って思ったんですが、筆者は犬を飼ったことがないのでよくわからんです。ただ犬にリードを引っ張られたり引っ張ったりってこともあるでしょうし‥その点も踏まえて測定するのかもしれんすね。
ガチ運動はあんましないけど犬の散歩を行うユーザーさんは結構いると思うんで、それを狙って測定種目に取り入れたってのは結構賢いな~って思った。それに散歩でも手軽にカロリーや時間も測定できるしナイスだぜ。
ちなみに基本的には運動時間+カロリー表示がメインで、走るタイプの種目であれば距離、ペース配分に制限時間なども追加で表示されます。
▼またテニスなどの球技であればスイング数やスイングスピード、スイングの種類も測定可能。これは公式サイトでも結構アピールされてただけあってこだわってるな~って感心。筆者はテニスやったことないんですが‥テニス好きな友人にもオススメできそうだ!↓
▼ちなみに運動画面で左右にスワイプすると一時停止/終了のほか音楽コントロール画面も出てきます。音量調節も可能。ただ次/前の操作ボタンがちと小さいのでタッチはしづらいです。↓
▼ちなみにワークアウト時間が5分以内の場合ワークアウトとはみなされずデータは保存されません。注意書きが出てきます。↓
▼リザルト画面はこんな感じ!これはウォーキングの測定結果です。フォントが見やすいのと文字の大きさもあって結構見やすく感じた。↓
あとは長時間歩いたり走ってると自動で検出して測定モードに切り替わってくれます。この機能自体は色んなスマートバンドにもあるんだけど、その開始タイミングの精度もバッチリでした。
▼ウォーキング、ランニングでは立ち止まると自動で一時停止してくれるんですが、その反応も◎。駅まで歩いて、エスカレーターに乗ってすぐに一時停止してくれてました。すげーなこれ。でも「一時停止」の文字は最後まで表示してくれ。↓
比較的安価だが健康管理機能も揃ってる
OPPO Band 2は7,000円弱とOPPO Watch Freeよりも安いんですが健康管理や測定機能がバッチリ充実しているのも魅力。心拍数と血中酸素濃度、ストレスモニタリングは常時測定にも対応していました。
▼小さい画面ですがグラフ式で表示されて、心拍数やストレスが高かった時間がいつだったかもわかりやすい!↓
▼睡眠モニタリングもバッチリ。OPPO Watch Freeに並んで精度も非常に良かったです。↓
座りっぱなしを警告する機能に定期的に水分補給を促す機能もバッチリ搭載。ただし女性向けの周期モニタリングは相変わらず非対応でした。
▼あと22時にその日のアクティビティの詳細も報せてくれます。歩数や消費カロリーなど表示してその日どれだけ動いたかをおさらいしてくれるのは実に良い。体調、運動管理にかなり役立つなって感じました。↓
▼地味にこの消費カロリー、ミルクティー○杯分っていう換算をしてくれるのが面白いですね。↓
▼アクティビティセッション回数(椅子から立って動いた回数と思われる)とストレスの度合いも表示されました。↓
有機ELディスプレイの視認性も良かった
▼なかなか安価な部類なんですがディスプレイは有機ELを採用しているおかげでハイエンドにひけをとらんレベルに見やすくキレイでした。色の鮮やかさもあり、黒の部分は引き締まってて白っぽさは皆無です。↓
▼解像度が結構高いおかげでドットの粗さがなく、文字もなめらか。通知とかの文字も見やすいです。写真はSMS通知が来たときの表示。↓
ただし絵文字、半角のカタカナの表示に非対応で、絵文字は「(emoji)」、半角カナは「□」の表示になるほか、一部が中華フォントとなります。人によってこの点は気になるかもしれません。中華デバイスいろいろ触ってきた筆者は慣れましたが‥。
なお指への追従性とリフレッシュレートは普通クラス。スクロールでの残像感を見た感じおそらく30FPSでしょう。普通に使えるレベルです。
文字盤デザインは自前の写真を3枚までブチ込める
▼筆者は自前の写真を文字盤デザインで使いたい派なんですが、非常に嬉しいことにOPPO Band 2は3枚まで接続したスマホの写真・画像を突っ込むことができるようになっています。↓
ちなみに画面タップで画像が切り替わるようになっています。文字盤を消灯しても自動で勝手に1枚目に戻ったり切り替わったり、なんてことはありませんでした。
▼なお文字盤デザインは100種類以上とかなり多いのも魅力。OPPO Watch Freeでは40種類と少なくそのせいで飽きやすいんだけど、OPPO Band 2はまったくそんなことなかったぜ!しかもデジタル感・ガジェット感あふれるものも多くて満足。↓
▼とはいえ似たようなデザインもいくつかあってコンパチ感は否めないところでもありますね。これらもカスタム写真文字盤みたいにタップで切り替えられるようにして1つにまとめたほうがいいんじゃないかなと思った。↓
▼明らかにプ○ステみてぇなデザインがあるw↓
▼ちなみにFree同様にAIコーディネートにも対応していました。服をスマホで撮影することで、その服と同じ色やアクセントカラーを自動で割り出して文字盤にするっちゅうOPPOらしい独自機能。↓
スマートバンドって見た目がどうしてもシンプルになるのでスマートウォッチのハイエンドみたいにガワの高級感でどうしても劣るんですが、文字盤デザインを服装に合わせることでそれを補うってのは面白いもんですね。
なお筆者はオシャレとは無縁なクソ人間なのであまり使わなかったのは内緒。
OPPO Band 2のデメリット・注意点まとめ!
実際にOPPO Band 2を使ってデメリットや注意点だなと思ったところは以下の通り!
デメリット・注意点
- 下部ベゼルが太め
- 5分間ストレッチ機能がなくなってしまった
- ライブ壁紙が微妙
- 常時表示に相変わらず非対応
- アプリ通知機能が劣化しすぎ。終わってる
画面の下部ベゼルが厚めなのでアンバランス感はある
▼スマートバンドに高級感は求められていないので別に安っぽくてもいいんだけど、個人的に画面下部のベゼル(黒縁)が厚めなのは気に食わんです。↓
筆者は「小さいからこそ画面占有率ってスマホ以上に大事」と思ってて、それゆえ下部が厚いとアンバランスでメチャカッコ悪く見えてしまうんすよね。セツナイ。
同じスマートバンドであるRedmi Smart Band 2でもそうだったんだけど‥これはあっちよりも高価だしもうちょっと頑張ってほしかったところです。
軽く運動できる「5分間ストレッチ」機能がなくなった
OPPO WatchやOPPO Watch Freeでは対応していた5分間トレーニング機能がなくなっていました。
▼トレーニング画面や座りすぎの警告画面からこういう8項目のカンタンな準備体操的なストレッチが出来て、軽く身体を動かすには最適だったんですが‥無くなったのは寂しいもんです(画像はOPPO Watch)。↓
▼長時間の着座を警告するリマインダー画面も非常にサッパリしちゃいました。上がOPPO Watch Free、下がOPPO Band 2。全然違う。↓
AoD常時表示に非対応
有機ELディスプレイを持つスマホなどのデバイスって画面消灯時でも日付や時刻をうっすら出してくれるAoD表示に対応するモデルが多いのですが、OPPO Band 2はOPPO Watch Free同様に依然として非対応なのが悲しい(OPPO Watchは対応してるが電池持ちが死ぬ)。
同じスマートバンドHUAWEI Band 8ではしっかり対応してくれているだけに尚更です。非対応の理由が電池持ちを懸念してのことなのか、それとも技術上の問題なのかはわからんですが‥アップデートで追加される可能性はあるだろうか。
ライブ壁紙が3種類だけで内容も微妙
ライブ壁紙(アニメーションするやつ)の内容もスゲー薄くなってしまってました。
▼筆者はこれまでのモデルにもあった「宇宙のオリー」っていう文字盤もあってこれが結構気に入ってます。見た目もだし秒針もわかる。↓
でもこれ、アニメーションがなくなってしまって、これまでクルクル回ってた宇宙飛行士が動かなくなってました。ただの壁紙扱いになっているんですよね。アニメーションが無くなって、オリーくんも亡くなったように見える。
▼ライブ壁紙(動く壁紙)自体はあるんだけど3種類しかなく、その3種類は微妙にキモい畜生共だけっていう謎センス。しかもアニメーションっつっても瞬きするだけでした。微妙すぎる。↓
アプリ通知機能が劣化してる
個人的に一番のネックがアプリの通知機能関連です。見事に前モデルのOPPO Watch Freeより劣化してます。
スマートフォンを出さなくてもスマートウォッチorバンド上で通知を出してくれる便利な機能で個人的にここを一番重視してたんですが‥それだけに劣化しちまったのが悲しすぎる。
▼アプリアイコンですが、DiscordやLINEなど一部は対応していました。↓
▼が、まさかのTwitterアイコンが非対応。汎用アイコンにされていました。このせいでリプライ来たときがわかりづれぇ‥↓
TwitterだけでなくメールアプリことGmailでも汎用アイコンでした。マジっすか。
▼またメールの場合、送信者と件名しか表示されないのも使いにくく、非常にイラつき度の高いポイント。メールの中身がどういう内容なのかが軽く見られるだけでも全然違うんだがなぁ。↓
OPPO Watch Freeでは「どんなアプリでもアイコンをしっかり表示してくれる」「LINEであれば相手のアイコンまでも表示してくれる」「メール内容も表示できる」という点が他モデル以上に素晴らしく感じていただけに‥落差を感じてしまうところ。
一応モデルのシリーズは違うからってのはあるんだろうけど、同じメーカーだしこういう部分も引き継いでほしかったのも本音。アップデートで改善されることに期待。
▼ちなみに通知表示に対応できるアプリに制限はありません。この点は救い。↓
OPPO Band 2のレビューまとめ
上でも書いたけど筆者はOPPOのウェアラブルデバイスを3台レビューしてきました。それらを振り返ってみるとどのモデルも個性は異なる方向に伸びててなかなかおもしろいなと感じた!
- OPPO Watch:Wear OS搭載で機能性は最強。電池持ちは最悪
- OPPO Watch Free:通知関連など日常使いに優秀。文字盤デザインは少ない
- OPPO Band 2:運動、文字盤デザインの多さに特化。通知関連機能はダメ
今回のOPPO Band 2はマジで「運動重視!」なユーザーさんにとって非常にオススメです。
運動に特化したモデルは色々あるけど、手頃な価格で装着性も良く、運動測定やその精度も高く、その点では他メーカーのモデルに負けず非常に優秀と感じました。
ただ筆者は通知関連といった機能性を重視してそれに期待していただけにガッカリポイントもあったわけで‥そういう意味では最終的にOPPO Watch Freeが良かったなって結論にはなりましたが。
運動重視なら選んで間違いないですが、そうでもなければOPPO Watch Freeがオススメ。常時表示機能がほしいなら別のモデルを選びましょう。