専用アプリ不要、ズームボタン搭載のスマホグリップ「KIWIFOTOS HG-BT2UN」レビュー!
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Kiwifotosというメーカーが出している「Universal Phone Grip HG-BT2UN」を購入しました。なかなか良かったので紹介します。
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基本スペック
マウント | クランプ式 |
バッテリー | 非公表 |
サイズ | 134.7×64.1×85.6mm |
重量 | 公称値138g/実測値138.8g |
通信方式 | Bluetooth LE |
三脚穴 | 1/4 DIN 4503 (1/4インチ) |
対応サイズ | 横幅59~85mmのスマートフォン |
備考 | 2× コールドシュースロット 1× ストラップ穴 |
本体外観。縦でも横でも使える
▼前面。Kiwifotosのロゴがある以外はシンプルなデザイン。↓
▼後面。左側のグリップ部分にスマホを挟んで使用します。グリップは360度回転するので、スマホは縦向きでも横向きでも利用できます。無段階で回転しますが、90度ごとにしっかり止まるので、スマホの重みで回っちゃうようなこともありません。↓
▼上面。右側のグリップ部分にシャッターボタン、ズームイン/アウトボタンがあります。左側のグリップの上下にコールドシュースロットを搭載。↓
▼ボタン部分は取り外してリモコンとして利用することもできます。磁石でしっかりくっついており、振っても落ちないので安心。充電時はこのリモコンのみでOKなので場所も取りません。↓
▼6.7インチ(POCO F6)のスマホをつけるとこんな感じ。↓
▼もちろん縦向きでもOK。↓
▼コールドシュースロットもしっかり搭載しているので、ライトやマイクなどをつけることもできます。↓
▼下部には1/4インチ三脚穴があるので三脚も取り付け可能。↓
▼付属品のストラップはゴム製。質感はイマイチ。↓
▼カラーはブラックとグレーの2色。↓
使用方法は簡単、専用アプリは不要
使用方法は簡単、グリップとスマホをBluetoothで接続するだけ。
そう、専用アプリのインストールがいらないんです!
カメラグリップや自撮り棒って専用アプリが必要なケースが結構あります。特にズームボタン搭載の製品は先日記事にしたLeica LUXグリップのように殆どが、専用アプリ必須。
専用アプリはUIが最適化されていたり、連携がスムーズだったりする場合もあり、一概にダメとは言えないのですが…レンズの切り替えができなかったり、画質が悪かったりなど、そのスマホのカメラパワーを発揮できない事が多いです。
せっかくグリップで撮影体験を向上させてても、写真の品質が低いなら意味がないじゃないですか。だから、やっぱり端末の純正カメラアプリを使いたいんです!そんな期待に答えてくれるのが本製品になります。
デジカメ感覚の撮影体験をスマホでできる
▼重量は138g、スマホを合わせても350g程度なので重さはあまり気になりません。素材はABSとシリコンなので握り心地は良いです。ただ、グリップはしっかり大きさがあるので、手が小さい方はちょっと持ちにくいかも?↓
▼横向きで持った様子。デジカメ感覚で使えるのでなかなかに良き。安定した持ち方ができるので、手ブレもしにくくなりますし、手を伸ばしての撮影や片手での撮影が行いやすいです。画像は写真モードですが、もちろん動画撮影も対応しています。↓
▼スマホを縦向きにした様子。機種と持ち方によってはカメラに手が写り込んでしまう場合があったので、スマホの固定位置は多少気をつける必要がありそうです。↓
▼グリップ部分を曲げることでスマホスタンドとしても利用可能。リモコン部分を取り外せば自撮りも簡単にできます。↓
▼OPPO Find X8にて純正カメラアプリでシャッターボタン、ズームイン、ズームアウトを行う様子。Bluetooth通信の都合上、ボタンを押してから撮影されるまでに若干のラグはありますが、気にならない程度です。↓
ズームイン/アウトボタンに関して
ズームイン/アウトボタンに関してですが、すべての端末の純正カメラアプリが対応しているわけではありませんので注意が必要です。
▼公式の対応機種表。iPhone、Google Pixel、Vivo、IQOOは非対応だそうです。↓
私の手持ちが少ないためあまり検証が行えなかったのですが、公式の対応機種表に記載されていない端末でも対応しているケースは結構ありましたので、対応機種表はあくまで一例に過ぎないようです。
Xiaomi/POCOは、11T Proや14TなどのXiaomi Tシリーズや、Redmiシリーズだけでなく、POCO F6などのPOCOシリーズでも問題なく動作したので、基本的に対応しているかと思われます。
OPPO/OnePlusは、上記リストにあるFind X8やOnePlus 13だけでなく、Reno 5aなどの廉価シリーズであるRenoシリーズやAシリーズも対応していたので、こちらも基本的に対応しているかと思われます。
Huawei/HONORに関してはnova lite 2ですら対応していたので、こちらも基本的に対応しているかと思われます。
Samsungは上記リストにあるS24 Ultra以外にも対応端末はありそうですが、Amazonのレビューによると一部Samsung端末は非対応らしいので、シリーズによって対応/非対応がありそう。
ちなみに、サードパーティカメラアプリではOpen Camera、Cymera Camera、LINEカメラなど一部アプリにてズームの対応が確認できましたが多くのアプリでは非対応でした。
シャッターボタンに関しては、音量ボタンにシャッターを割り当てることのできる端末であれば利用できるはずです(シャッターボタン対応のカメラグリップや自撮り棒はほぼこの形式)。
※本記事で記載している端末やアプリでの動作は、筆者の環境で検証した結果であり、一切の動作保証をするものではありません。
KIWIFOTOS HG-BT2UNまとめ
KIWIFOTOS HG-BT2UNは2024年12月頃から販売が開始され、記事執筆時点の価格は以下の通り。
- AliExpress:19.19ドル(約2,900円)
- Amazon:3,390円
2ヶ月ほど本製品を使用していますが、撮影体験がかなり変わりますよ。
スマホ単体で撮影する場合、両手で持つか片手で掴むかぐらいしか選択肢がないので、どうしても角度や向きに制約が生じます。Xiaomi 14 UltraのPhotography Kitもそうですが、グリップがあることで手首を回すだけで自在に角度を調整でき、とても便利です。特に、手を伸ばして低い位置を撮影したいときなど、スマホ単体とグリップありでは顕著な差が出ます。
余談ですが、本製品のようなガジェットを持ち運びたい方にはELECOMのガジェットポーチをめちゃくちゃオススメします。
強度も十分だし、ファスナーもガバッとしっかり開くので、中身も取り出しやすい。ポケットのサイズもモバイルバッテリーとかのガジェットが丁度入るいいサイズなんですよ。
▼私がよく使っているのは、BMA-GP14GYとBMA-F01XGY。↓
![](https://garumax.com/wp-content/uploads/2025/02/garumax-kiwifotos-hg-bt2un-22.jpg)
KIWIFOTOS HG-BT2UNの購入先
▼価格は変動するのでリアルタイム価格はリンク先で必ず確認して下さい!↓