Xiaomi Black Friday 2024 1100x150

あらゆる面で完成度が上がってる!AirPods Pro(第2世代)のレビュー!

AirPods Pro(第2世代)

AirPods Pro(第2世代)を購入したので実機を使って分かった不満だった点・良かった点をレビューしながらお届けします!

AirPods Pro(第2世代)の特徴は?

AirPods Pro(第2世代)

それでは開封して触っていきましょう!

▼付属品はこんな感じ!予備イヤーピースにXSというSよりも一回り小さいサイズが追加されており、前以上にあらゆる人にフィットするよう配慮がされていますね。↓

AirPods Pro(第2世代)

  • 充電ケーブル(USB-C to Lightning)
  • イヤーピース(XS、S、Lの予備有り)
  • クイックガイド

AirPods Pro(第2世代)のスペック

スペック表を表示

デザイン面での変更はほとんどなし!

▼AirPods Pro(第2世代)のデザインですが、ケース、イヤホン本体含め前モデルからほとんど変わっていません。↓

AirPods Pro(第2世代)

AirPods Pro(第2世代)

▼後述しますが、ケースにスピーカーやストラップホルダーが搭載されたことでケースだけを紛失した際に探しやすくなっていたりと細かいブラッシュアップが行われている印象を受けました。↓

AirPods Pro(第2世代)

AirPods Pro(第2世代)

▼左が第1世代、右が第2世代のケースだが、正面から見た限りではほとんど見分けがつきません。上記のスピーカー穴とストラップホールでかろうじて判別がつくレベルですね。↓

AirPods Pro(第2世代)

AirPods Pro(第2世代)

▼AirPods Pro(第2世代)本体も形自体は全く一緒で、識別方法はマイクと思われる穴の位置が変わっているくらい。前モデルをお持ちの方は混ぜてケースに入れてしまわないようにご注意ください!↓

AirPods Pro(第2世代)

AirPods Pro(第2世代)

ちなみにケース含め外装がほぼ一緒なので、前モデルのケースでも流用がきく可能性があります。絶対合う保証はできませんけどね!

ノイズキャンセリング性能がヤバい!

AirPods Pro(第2世代)で大々的にアピールされているのがノイズキャンセリング機能の向上。筆者も気になっていたのでチェックしてみました。以下はチェックした結果となります。

  • 車内の喧騒(60db前半):ほとんど消える※使用した車種はスズキ・エブリィで、助手席にて検証
  • 店内の喧騒(60〜70db):ほとんど消える
  • パチンコ屋のホール(90db前後):音量は下がっているが、少し聴こえる
  • コンクリート斫り作業(100db以上):多少軽減される

となりました。

「車内の喧騒」や「店内の喧騒」は前世代からの差が特に顕著で、前世代のAirPods Proではノイズキャンセリングをオンにしても少し聞こえていた音がほとんどカットされていました。

特に今回検証で使用した車は、運転席の下にエンジンがある商業車のスズキ・エブリィということで、加速時は結構エンジン音が響きますが、そのエンジン音ですら体感9割は打ち消せているのは正直驚きの一言。体感でほとんど無音になっちゃいます。

ただし、運転中のイヤホン着用はそもそも道交法的にもアウトなので、走行中の車で使用したい場合は同行者ないしは長距離バスを利用する際など、法律を守った上での使用に留めておきましょう。

2つ目の検証結果である、店内のガヤガヤとした五月蠅さも周りの雑踏はほとんど消え失せ、店内アナウンスは聞こえる程度にかなり軽減できるので、店内のザワザワ、ガヤガヤといった五月蠅さが苦手に感じている方でも利用が快適になるはず。

3つ目のパチンコ屋のホール内ですが、無音までカットすることは流石に厳しいけどもなんとか耐えられなくもない程度までカットできているので、パチンコで遊ぶのが趣味な方は音楽が流せる耳栓としても役立ちそうかも。

4つ目のコンクリート斫り作業だが、流石にここまでの騒音となると完全にカットすることは難しく、多少マシにする程度に留まっていました。恐らく周りの騒音が80db以上になるとAirPods Pro(第2世代)のノイズキャンセリングの限界が来るようなイメージです。

AirPods Pro(第1世代)やAirPods Maxでも聴き比べましたが、この傾向(大音量下でのノイズキャンセリング状況)は上記2機種と同じくらいに留まっている模様ですね。いくら強力になったとはいえ過信は禁物ってところでしょうか。

ちなみにノイズキャンセリングONで軽減される音量について、Apple Watchの「ノイズ」Appでチェックしてみましたが、大体20db程が軽減される目安っぽいので参考程度に。

サウンドの迫力が更にパワーアップ

ノイズキャンセリングと並んできっと皆さんが気になるのは音質についてだと思いますが、AirPods Pro(第2世代)はキチンとそのあたりもパワーアップしています。

AirPods Pro(第1世代)と比べると違いは明白で、ポップスやEDMのドラムの押しが格段に強くなり、ボーカル曲のバックのギターサウンドがクッキリとした解像度になったと言えばいいでしょうか。

別の言い方に例えると、AirPods Pro(第1世代)の音をベースに迫力のある低音寄りにレンジを拡張したイメージですね。とにかく、AirPods Pro(第1世代)よりも大多数の方が「サウンドの迫力が違う!」と感じる味付けになっていることは確か。

流石に最上位モデルであるAirPods Maxと比べると音の余裕やライブサウンド感は薄いものの、単純なサウンドの押しの強さならAirPods Pro(第2世代)の方が上に感じる場面(例えばドラムバリバリのEDMなど)もあったので、これはサイズとかを考慮すると単純に「スゲェー!!」となった部分ですね。

ただ、押しが強いサウンドが苦手な方はちょっと…と思われるかもしれませんが、後述する「サウンド調整」機能により、多少は音の傾向を変えることもできるので、その辺はご心配なく!

外音取り込みは周囲の音が前よりも自然になった!

AirPods Pro(第2世代)なら、ノイズキャンセリングと並んで外音取り込み機能も見逃せません。ということで実際にチェックしてみたところ、前モデルよりも少しですが聞こえ方が自然になっていました。

AirPods Pro(第1世代)でも外音取り込みレベルは高く、かなり自然なレベルだったんですが、AirPods Pro(第2世代)ではそれが更に付けていない状態に近付いたなって印象です。

特に違いを感じたのはキーボードのタイプ音。AirPods Max含めた前モデルはキータイプ音が少し変に聞こえてたりする時があったんですが、AirPods Pro(第2世代)は生の音と遜色なく仕上がっていましたねぇ。

ちなみに筆者はノイズキャンセリングモードよりもEarPodsのように周囲の音が聞き取りやすい外音取り込みをメインで使用しているので、音が自然になったのは個人的にはかなり嬉しい進化ポイントでした!

U1チップ搭載。ケース単体でも詳細な位置把握が可能に!

AirPods Pro(第2世代)で個人的に嬉しい進化点その3がケース単体で探せるようになったこと。

前モデルまではイヤホン本体は大まかに探せていたものの、イヤホンをケースに入れた状態ではサウンドも鳴らず探せない仕様でした。

AirPods含め完全ワイヤレスイヤホンはイヤホン単体で落とす危険性が高いとはいえ、ケースに入れた状態での紛失も十分あり得る(実際にケースに入れた状態で無くしてしばらく見つからなかった経験アリ)ので、前の仕様は個人的に致命的でした。

▼AirPods Pro(第2世代)では念願のU1チップをケースに組み込んだので、0.1m単位での捕捉が可能。新たに備え付けられたスピーカーと組み合わせると格段に見つけやすくなっています!↓

AirPods Pro(第2世代)

AirPods Proは自宅中のみならず、外出先でも持ち運ぶことも多々ありますので、筆者自身AirPods Pro(第2世代)はU1チップの為に購入したような節がありましたが、この点は期待通りでした。

これはAirPods Pro(第1世代)のマイナーチェンジモデルでも可能だったので進化点ではないですが、AirPods Pro(第2世代)の充電ケースはMagSafeを含めたワイヤレス充電に対応。

▼地味にApple Watch用の充電ケーブルも使えるので、Apple Watchを使っている方は充電器を使い回せて便利かも?↓

AirPods Pro(第2世代)
ケースを付けたら外れなくなっちゃったのでケースは付けっぱなしで撮影しています。トホホ…

アクセシビリティ内の「ヘッドフォン調整」はオンにするべし!

AirPods Pro(第2世代)はそのまま使っても優秀な完全ワイヤレスイヤホンですが、アクセシビリティの設定項目内にある「ヘッドフォン調整」を使うとサウンドの傾向を調整できるイコライザー的な項目を使えます。

▼中音域や高音域を強調したり、特定の音域を増強させたりとプリセット内には留まりますが、サウンドの調整が可能です。↓

AirPods Pro(第2世代)

AirPods Pro(第2世代)の音の傾向をガラッと変えることができるので、使う機会が少なくとも個人的にはオンにしておくべきだと思っています。オンにしても設定項目が解禁されるだけで支障は無いですしね。

バッテリー持ちは前モデルから変わった?

AirPods Pro(第2世代)の使用可能時間(公称値)は前モデルから30分〜1時間ほど伸びているとのことですので、実際に使ってみてどれくらい使えたのか記載していきます。

  • 音楽再生1時間(外音取り込みオン):約20%のバッテリー消費
  • 通話3時間30分(外音取り込みオン):約80%のバッテリー消費

となりました。

前モデルから再生時間がかなり伸びた印象とは言い難い部分はありますが、これだけ使えれば完全ワイヤレスイヤホンとしてのスタミナは申し分ないですね。

タッチコントロールの音量調整は少し慣れが必要

AirPods Pro(第2世代)のタッチコントロールでは音量調整機能が新たに追加。窪み部分を上下にスワイプすると操作が可能なんですが、これが思ったよりも簡単とはいかず、キチンと操作ができるようになるには少しだけ慣れが必要に感じました。

コツとしては公式ページにあるように窪み部分を軽く摘んでスワイプするようなイメージでしょうか。握りすぎるとノイズキャンセリングのモード切り替えになるので、軽ーく持つ程度の力加減が大切ですね。

また、タッチコントロールによる音量調節の際は小さく「コツコツコツ」という音がするので、それがなんだか小気味良く感じるのは私だけでしょうか…?

AirPods Pro(第2世代)まとめ

AirPods Pro(第2世代)

前モデルを持っている関係でスルーしようかなと思っていましたが、バッテリー持ち改善やU1搭載というポイントでちょっと気になってきた勢いのまま購入。正直、「前モデルからあんまり変わってないんじゃないかな」と思っていた節がありました。

しかし、上記に挙げた2点以外にもサウンド面やノイキャン性能など進化しているポイントを実際に耳で感じた結果、当初の期待値を大幅に超えてきたなというのが結論となります。

良い意味で裏切られたのは上記で散々書いたようにサウンドの質。

購入前は「良くて少し向上した程度、悪くて前と同じ」くらいに考えており、前と同じでも別に良いかとも思っていただけに、初めてAirPods Pro(第2世代)で音楽を聴いた時に「ワンランク、ツーランク質が上がっている!」と余計にビックリしたのもありますけどね。

AirPods MaxはAirPods Pro(第2世代)の倍以上の金額(執筆時点で84,800円)ですが、金額と得られる音質を考えると余計にAirPods MaxじゃなくてAirPods Pro(第2世代)を選んだ方がいいかもしれません。AirPods Maxも良い点もあるんですが、如何せん価格設定が高すぎてねぇ…

AirPods Pro(第2世代)はAirPods Pro(第1世代)の発売時点での価格である約3万円から1万円ほど値上がりしているのもあり、手を出すのを躊躇している方もいるかもしれませんが、AirPodsを日常的に愛用している方は買って損はしないんじゃないかな?とは言っておきます!終わり!!

AirPods Pro(第2世代)の割引情報・購入先まとめ

ページトップへ