Amazfit Bip 5 Unityの実機レビュー!使って気付いた注意点と良いところ!
柳生です。ちょい久々にAmazfit製のモデルを触るぞ!今回は2024年6月11日発売となるAmazfit Bip 5 Unity(アマズフィット ビップファイブ ユニティー)をひと足お先に提供頂いたんでレビューしていきますよ!長所から短所までお伝えしてまいります。なお価格は11,900円。
無印モデルもレビューしとります。Amazfit Bip 5の実機レビュー記事もぜひとも見てってください。
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スペック、検証結果の一覧
【付属品】充電ケーブルと冊子類のみのオーソドックス構成
▼Amazfit Bip 5 Unityの付属品はこんな感じでした!↓
- 充電ケーブル(USB端子・マグネット)
- 説明書
モデルによってはゴムっぽいバンドとかナイロンっぽいバンドが付属していることもあるのですが、Amazfit Bip 5 Unityは最低限、オーソドックスな付け合わせでした。
バンドの換装自体はできるんで、Amazonとかアリエクとかで対応するものを好みに応じて探すってのもアリでしょう。
【デザイン】Bip 5無印からかなり質感上がっとる
▼Amazfit Bip 5 Unityですが、無印モデルのBip 5よりも結構質感は高まっていると感じられました。なかなかにかっこいいじゃない!↓
カラーはホワイトですが、画面周辺は銀装飾があしらわれ、とても上品な印象を受けます。
ホワイト部分はマット調になっているのもGood。無印だとツルツルなタイプだったんで、良くも悪くもオモチャ感はあったんすよね。
▼一応ボディ素材自体は無印と同じプラスチックで高級感を特別感じられるわけではないものの、見栄えは良くファッションの観点からも結構良さげっす。サイドボタンも搭載。↓
▼ナイロンバンドはホワイトではなくグレーなのですが、筆者的にはここもなかなか好み。本体同色ってのが多かったので新鮮に感じたってのもあるんだけど、ここもいいアクセントって印象です。↓
バンドは触り心地もたいへんにスベスベで装着時の違和感も感じにくいです。見た目以上の軽さも感じる!ただ、内側にあまった長さのバンドを入れ込むってタイプなので、ベルト穴に1つだけ余裕を持たせないと装着時にキツくなっちゃうんでその点は要注意っすね。
Amazfit Bip 5 Unity | |
サイズ | 45.8mm × 37.08mm × 10mm |
重量 | 25g |
【ディスプレイ】大きさあって迫力満点。カーブではなくなった
Amazfit Bip 5 Unity | |
画面 | 1.91インチ/380×320/液晶 |
リフレッシュレート | 非公表 |
ディスプレイは無印Bip 5から少し形状が変わりました。形状っつっても基本的なアス比がそのまま。しかし無印ではやや腕方向に合わせてカーブを描いていたのが、こちらではフラットになっています。なので個性はやや薄まった印象。
▼とはいえ大きさが1.91インチ、スマートウォッチん中でもかなりのデカさ故に迫力はあるし見やすい!文字の粗さも感じにくく解像感もなかなか(公称値では画素密度260ppi)。↓
ただネックになる点はやはり液晶でしょう。Amazfit Bip 5 Unityは価格が1万円超えとちょい高い価格帯となります。5~6千円ほどでも有機ELモデルが存在すると考えると、やはり人によっては見劣り、果てには選択肢から外れるかもしれんです。
またこれに伴いAoD(常時表示)も非対応です。AoDってのは画面がオフ状態でも時計を表示してくれるため、腕を傾けて画面を点灯させる必要がなく、本物の腕時計っぽく使えるっていう便利機能。これが使えません。
▼あと見た目の問題になるんですが下部ベゼルも若干厚いです。エントリーモデルだから仕方ないのかもしれんけど、液晶も相まってディスプレイの綺麗さを求める方にはオススメできん。↓
【機能】エントリーモデルという立ち位置とは思えぬ充実度
筆者的には一番大事なのが機能面ですが、Amazfit Bip 5 Unityはよく出来てる方だと思います。最近だとXiaomiもHUAWEIもOPPOも色んなメーカーの機能充実度は高まっている傾向にありますが、それらにも引けを取らない印象!
▼とはいえ完璧というわけではありません。翻訳がしきれてない(電話がコールになってたり)とか一部が中華フォントとか、そこら辺はまだまだって印象はあります。この辺のローカライズは結構進んでてほしいもんなんですがね(´・ω・`)。↓
通知のクイック定型文返信も可能
▼筆者的に気に入っている機能の1つが通知受信時のクイック返信に対応。↓
▼LINEとかDiscordとかTwitterとかのSNSからの通知に対して返信が可能。ちなみに削除を押しても本体のスマホの通知は消えません。↓
▼返信を押すとこういう感じで定型文が出てきます。これを押すことでそっくりこの文章を相手に返してくれます。アプリから編集可能。「OK」「了解」「りょ」「草」とか、そういう無難な返答がオススメ。仕事用に「わかりました」もGood。ただし押し押すだけですぐ送っちゃうんで、押し間違えに注意(1敗)。↓
▼絵文字は文字通り絵文字を相手にぶん投げます。Xに出没するインプレゾンビみたいな事もできちゃいます。イーロンはいい加減どうにかしてほしいぜあれ。↓
運動検知機能がかなり優秀!検知までがとても早い
筆者が使ってて一番ビックリした部分がこれ。運動の自動検知機能。こいつめちゃくちゃ精度と反応速度がアップしておりました。
▼自動検知機能ってのは運動測定していない状態でも、歩いたり走ったりすれば「運動しますか?」ってダイアログが出てきてそっから運動測定を開始できるっていう機能。歩きや走り、ローイングマシンとエリプティカルマシンの計4つに対応。↓
▼このAmazfit Bip 5 Unityくんなんだけど、わずか15秒ぐらいで「運動を検知しました、測定しますか?」的な画面が出てきます。これまでだと3分とか8分動き続けて画面が出てくるってもんだったんで、めちゃくちゃ早い!↓
▼ただしウォーキングとかランニングの場合文字がはみ出てしまいよくわからんことになってます。上は屋内で下が屋外ってことかな?↓
ただし自動で測定開始はしてくれません。測定するか否かの画面で放置してると自動的に測定開始してくれるモデルもあったんだけど、Amazfit Bip 5 Unityは手動で開始するタイプなので一応注意。
なお「無視」を押すと、自動検出を1時間無効化してくれます。しばらく運動検知を報せなくていいよ、ってときに便利。
▼運動測定時でもその精度が良く活きており、ウォーキングの場合は15秒ほど立ち止まったら自動で一時停止します。この状態が続くと運動測定が終了するという仕組み。↓
今回は自動検出にフォーカスを置いていますが、運動測定項目も依然として100種超えとかなり多く、運動メインで使う人にとってもバッチシ応えてくれるといえます。チョコザップ行こうかな。
マイクとスピーカー搭載、単体通話もAlexaも対応
Amazfit Bip 5 Unityはエントリーモデルながらもマイクとスピーカーを搭載。この点は他エントリーモデルとは一線を画している印象です。
▼これによりスマホを取り出さなくても単体通話ができるのが結構便利!また着信時だけでなくキーパッドから電話も発信できるようになっています。着信履歴の確認も対応!↓
これまでのAmazfit(スピーカー搭載)モデルと同様にスマホなしでも簡単な通話ができるのが筆者的には結構気に入ってます。佐川やAmazonの配達員さんから来た簡易的な電話が結構あって、それで重宝しとるんすよね。これ対応はマジ有難い。
Zepp OS搭載でミニゲームやアプリストアでの導入も対応
Amazfit Bip 5 UnityのOSはZepp OSっちゅう独特なスマートウォッチ向けOSを採用しています。
大抵のスマートウォッチはそれぞれで○○ OSとか独自のOSを内蔵しており、モデルによって機能性とかUIとかそこら辺が変わることもままある。
一方でAmazfit Bip 5 Unity含めたAmazfitのモデルってZepp OSを共通して搭載してるから、モデルが変われど基本操作もUIの見た目もほぼ変わらず扱いに慣れれば乗り換えても使いやすいのがGood。
▼あとアプリストアも独自に用意されているのが特徴です。だいたいは健康測定支援や運動測定に関するアプリ。ほとんどは未翻訳なので使う人は限られそうですが、ミニゲームアプリは暇つぶしにはなりますんでそれがオススメかな。↓
Zepp Auraという新機能に対応した
▼Amazfitから新たに登場した機能としてZepp Auraっていうものが搭載されています。これはスマホアプリ内からでしか使えない機能で、Amazfit Bip 5 Unityからでは使えないので注意。↓
この機能はストレスを解消したり入眠をよくするために音楽をかけたりとか、睡眠時の細かい分析(無呼吸や不眠症といったもの)を行いそれに応じたアドバイスを行うというもの。
▼ただしこちらはサブスク機能なので注意。月額料金は1350円、年間払いだと9600円となっています。記事執筆時点では年間払いが4500円にセール中でした。↓
▼筆者も軽く触ってみたところ、入眠に向いている音楽を流して、その間は心拍数を表示させることができました。↓
眠りに悩みを抱えているユーザーさんであればこの機能は要注目かも?無料試用期間はあるので試してみてもいいかもしれません。
【バッテリー】電池持ちは合格点!8日使えた
Amazfit Bip 5 Unityの電池持ち公称値は最大11日となっています。
筆者の場合は運動測定検出や常時心拍数測定などをフルでぶん回す使い方で検証。結果としては8日ほど使えました。液晶モデルなのでAoDは使えず相対的に電池持ちも良くなるとはいえ、電池持ち自体は結構良さげ。1週間ほど充電を忘れても電池切れのリスクは少ないかも。
▼充電は20分で30%ほどのペースでした。思った以上に充電は早く、ここも割と満足ポイント。↓
Amazfit Bip 5 Unityのレビューまとめ!
ここは良かった!
- 安っぽさを感じさせないボディ
- 運動測定の検出が優秀
- スピーカー、マイクを搭載
- 電池持ちも満足レベル
ここは注意!
- 液晶ディスプレイ
- AoDに非対応
- 下部ベゼルは厚め
正直筆者的にはこれが買いか?と言われると一概には断言しにくいです。というのもスマートウォッチでは廉価モデルであっても有機ELディスプレイ搭載モデルが競合として存在しており、さらにこちらよりも安いってものもあります。
見た目のプレミアムさや画面の綺麗さとかそういった部分を重視するという方もいます。しかしAmazfit Bip 5 Unityはスピーカー、マイクと単体通話も対応。加えてZepp OSも優秀。液晶とトレードオフに、より実用的な機能を搭載しているモデル。
Bip 5無印と同じ大画面サイズながらあちらよりも筐体のかっこよさを磨き上げており、有機EL、AoDを抜きに実用的なスマートウォッチがほしい方にとってオススメできる1台。そういう意味だと他モデルにはない利点を備えており、刺さる人には刺さると言えますね(`・ω・´)。
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