CHUWI「MiniBook(2022)」がひっそり登場!前機種から必要な機能を選びつつ値下げした安価なUMPC!

CHUWI MiniBook 2022

CHUWIが新型UMPCのMiniBook(2022)をひっそりとリリースしていましたのでご紹介。前機種と変わり映えしにくい仕様なものの、価格をグッと抑えた低価格UMPCですよ!

MiniBook(2022)の特徴

MiniBook(2022)の特徴は以下の通り!

MiniBook(2022)のハイライト

  • Celeron J4125/メモリ6GB/ストレージ128GB搭載
  • かな配列のキーボードも続投との告知あり
  • 前モデルの上位版(Core m3モデル)のみの機能も搭載

MiniBook(2022)のデザインはイメージ画像を見る限りガンメタ調の色味が渋いものの、全くと言っていいほど前のモデルと変化がありません。

恐らくですが、筐体は前機種のものをそのまま続投したのかなぁと推測しています。コストカットのためだと考えられますが、デザインは悪くなかったので筆者は賢明な判断かなと思っています。

▼変化が無い=前モデルで可能な360度回転可能なヒンジもそのまま続投しています。コンパクトさが最重要視されるのがUMPCなので、この機能は素直に便利です。↓

CHUWI MiniBook 2022

MiniBook(2022)に搭載されるプロセッサは2019年に登場したデスクトップ向けエントリーモデルであるCeleron J4125。以前ガルマックスでもレビューしたLarkBox Proと同じプロセッサですね。

性能的にはデスクトップ向け初代CoreシリーズのCore i7-870や前機種の上位モデルに搭載されていたCore m3-8100Yと似たような性能を誇ります。ですので、Celeronといえども軽作業ならソコソコ使えるくらいの性能はあると言えるでしょう。

ただし、Celeron J4125はCeleronの中でも低消費電力仕様とはいえデスクトップ向けプロセッサですので、消費電力が少し増えているのは気になるポイント。

UMPCはボディが普通のPCと比べて小型な分、バッテリー容量も割りを食ってシビアなことが多いので、バッテリー持ちはネックになるかもしれませんね。

メモリ/ ストレージは6GB/128GBとこちらもLarkBox Proと同じ搭載量。軽作業には十分事足りますが、6GBとはこれまた中途半端ですね。ストレージはともかくメモリは8GBとかにできなかったのかな?

というか、前モデルはCore m3モデル、Celeronモデルともにメモリ8GB以上は搭載していただけに、この変更は痛いかも…

ちなみにSATA接続のSSDが追加で増設可能とのことですので、「128GBではちょっと足りないな…」という方も安心です。

▼キーボードに関してもイメージ画像を見る限り前機種から変更はなさそうです。それに伴ってか、かな配列キーボードも用意されるとのことなので、US配列が苦手な方も安心かも?(そもそもUMPCのキーボードはどの機種も癖があるので慣れの問題にはなりますけどね)↓

CHUWI MiniBook 2022

MiniBook(2022)には前モデルではCore m3モデルのみの特権であったスタイラスペンにも対応。

▼筆圧検知は1,024段階と前機種から変更はしていない模様。ただ、1,024段階でもメモ書き程度なら十分こなせるので、お絵描きPCとしては想定されていないMiniBook(2022)では問題とはなりにくいのではないでしょうか。↓

CHUWI MiniBook 2022

▼指紋認証ユニットが搭載されているのも上位版であるCore m3モデルから引き継がれている点。ログイン時にいちいちパスコード打たなくていいのは楽なので、この部分が引き継がれたのは好印象を受けました。↓

CHUWI MiniBook 2022

3万円台とUMPCでは格安の部類

CHUWIの製品は価格が変動しやすいので、あくまでも参考程度になりますが、執筆時点でのAmazon.co.jpでの価格は37,900円と4万円を切っています。

MiniBook(2022)は基本は前モデルと同じような仕様を引き継いではいるものの、搭載CPUをデスクトップ向けの省電力仕様のCeleronとすることで性能を少し上げつつコストを抑えているUMPCと言えるでしょう。

スタイラスペン対応のタッチパネルや指紋認証ユニット搭載など一部仕様は前モデルの上位版から引き継ぎつつ、価格は前モデルのCeleron版の5万円より安く抑えているので、エントリークラスとはいえ、UMPCとして考えると結構お買い得な価格設定だと思います。

同じような3万円台のUMPCとして、以前にガルマックスでもレビューしたドン・キホーテのNANOTE P8が挙げられますが、総合的に見ると今回紹介したMiniBook(2022)の方が選ぶ価値はあるのかなと思います。

ただ、MiniBook(2022)は大々的にプレスリリースが発表されていない点や、搭載プロセッサやメモリ/ストレージがLarkBox Proを似通っている点などから、余剰パーツをかき集めて作ったモデルではないかと思われる節もあります。

ですので、安くてソコソコ使えそうなUMPCが欲しい方は早めに購入を検討した方がいいかもしれませんね!ちなみに筆者もちょっと気になってます…

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