コンパクトに収納できるジンバル「MOZA Mini-S」のレビュー!実機の実力を試す!
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こんにちは!季節の変わり目に身も心も震える柳生です!今回の記事は、柳生式実機レビュー第3弾!コンパクトに収納できるジンバル「MOZA Mini-S」のレビューをお届けします!
目次をクリックすると各項目へ移動します
MOZA Mini-Sのスペックはコチラ!
Amazon公式ページから引用。
- 重量:495g
- 折りたたみ時のサイズ:7.67×5.12×2.67インチ
- バッテリーの持続時間: 8時間
- 満タンまでの充電時間: 3時間
- 機械整合範囲:ヨー軸/±270ピッチ軸/±200ロール軸/315
MOZA Mini-Sの価格と購入先
MOZA Mini-SはAmazonにて購入できます!お値段10,980円なのでジンバルとしては中々魅力的な価格です!
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MOZA Mini-Sを開封!付属品をチェック!
▼外箱はスルスルっと引っこ抜くタイプ!ヒモが付いてるんで開けやすかった。開いたら、早速本体とご対面です。↓
▼付属品をすべて並べてみました!↓
パッケージ内容は
- ジンバル本体
- 三脚パーツ
- 説明書
- ロゴステッカー
- ジンバル充電用ケーブル(Type-C)
- カメラコントロールケーブル(イヤホンジャックとMicroUSB)
- 持ち運び用の袋
- クリーナークロス
- シリカゲル乾燥剤
となっております!乾燥剤は使わんけど一応表記。
説明書は日本語非対応なんで最初でつまづくかも
▼ご覧の通り説明書が中国語表記。日本語がないので最初のセットアップと操作方法でつまづいたんす。↓
図解とGoogle翻訳でなんとか立ち上げられました。中国語に慣れていない方はここでつまづいてしまうかもしれませんので注意です。
充電器はスマホ用で代替できるぞ
▼充電用のケーブルはType-Cケーブル。あんま長くないので、必要に応じてスマホの充電器を使うのもアリ。↓
MOZA Mini-Sのデザイン・外観をチェックしてみよう
折りたたみのサイズがなかなかコンパクトです
▼まずはジンバル本体の外観!持ってみた感じ、こんなサイズです。↓
折りたたんだ状態だと、手より少しハミ出るぐらいで収まるサイズ。ジンバルの割にはコンパクトって印象。見た目ほど重くないんで、持ち運びの面ではかなり優れているなって印象です。
持ち運びするなら付属の収納用の袋に入れよう
▼付属品の1つにたたまれた黒い袋があり、本体を持ち運ぶ際の収納に使えます。見た目はちょっとオシャレ。↓
布自体はやわらかいのですが、薄いんで防御力ゼロ。外で使う際は、袋に入れた状態でバッグやリュックなどにしまいましょう。
握る部分は滑り止めがされてます
▼握る部分の裏にはザラザラ模様があり、滑り止めのグリップの役割になってます。太さが丁度いいのもあり、実際握ると結構手にフィットしてイイカンジ!↓
正面と側面、背面に操作ボタンが配置。
▼まず正面にはボタンとスティック。アプリやカメラ操作は下のボタン、取り付けたスマホの向きを動かすなら上のスティックをグリグリ動かします。↓
▼右側面にはズームイン/ズームアウトボタン。ここに関しては、スマホを取り付けると重くなるせいで少し押しづらくなりました。↓
▼背面にはトリガーっぽいボタン。トリガーボタンは素早く2回押すと、スマホの向きを正面にリセットしてくれます。↓
バッテリーインジゲーターは青と赤に光る!
▼操作ボタン類の下に楕円形型のランプがあって、バッテリーの残量を表示してくれます。↓
電源ONで青く光り、充電残量に応じて光の量も変わるベンリな設計。充電中であれば赤く光り、充電完了で消灯します。
スマホホルダーはバネ式!バネが硬いけどしっかり掴むぞ
▼スマホをつかむホルダー部分は側面と背面がラバー素材でスマホを傷つけない優しい構造になってます。↓
ストッパー部分は強力なバネでしっかり掴んでくれるんですが、少し硬いので取り付け取り外しにやや苦労します。力余って落としたりしないように注意しましょう!
ホルダー部分の高さは5cmほど。スマホによっては側面のボタンと干渉してしまうので、お使いのスマホのボタンがない部分が5cm以上あるかチェックしましょう。
▼ちなみにこの前紹介したArrows RXは、側面ボタンが下部にあるせいでアームが掴めないし、かといって空いている上部をつかますと今度はカメラが埋まる埋まる。使えませんでした。無念。↓
というわけで、お使いの機種の側面に5cm以上のゆとりがあって、なおかつアームがカメラと干渉しないか予めチェックしておきましょう!
下部に三脚用のネジの穴あり!
▼三脚パーツを取っ付けるためのネジ穴もあります。↓
キュリキュリまわして三脚を取り付ければ固定撮影が出来てベンリ!三脚パーツ自体は軽いんでなくさないように注意っす。
日本語対応の専用アプリあり!Bluetoothで遠隔操作できてベンリ
MOZA Mini-S用のカメラアプリ「MOZA Genie」ってのがあって、Bluetooth経由でジンバルからカメラの操作ができます。
▼アプリはiPhone、Androidの両方に対応。↓
アプリを利用すると撮影、ズーム、メニュー操作や設定操作までバッチリ!わざわざスマホをタッチしに手を伸ばさんくてもいいんすよ。
こちらは接続するスマホにもよりますがボタンを押してからの入力レスポンスがやや遅く、0.3~4秒ほどのズレがあります。筆者はギリ気にならなかったけど。
アプリは独自機能があってベンリ!解像度等の設定は注意しよう
MOZA Genieはフォーカスを固定したり、露光を固定したりと純正カメラアプリにないベンリ機能が備わっています。撮影中に明暗が激しくならなくてベンリ!
▼たとえば下のシーンで固定すると・・・↓
▼窓にそのまま向けると白くなったまんまで、明るさが変わらなくなります。↓
▼解像度も選択できて、スマホによりますが4Kや240FPSなども選択できるので自由度が高い!↓
ただし純正カメラアプリのほうが高画質&高FPS撮影ができることも多いので、ここはお好みで決めませう。
MOZA Genieアプリのメリット・デメリットまとめ
メリット
- フォーカス、露光固定ができて安定した撮影が可能
- ジンバル側での操作に対応し、連携できる
- 解像度、FPSの組み合わせをある程度選べる
デメリット
- ボタンを押して反応するまでの遅延が若干長いんで、キビキビした撮影に不向き
- 端末によっては純正アプリのほうがいい撮影品質になる
MOZA Mini-Sを実際に使ってみた!
握りやすくてイイカンジな使い心地
▼握る部分の太さがほどよく、上述のグリップ構造のおかげでかんなり握りやすい。↓
手ブレ補正の弱いスマホでも手ブレが大きく軽減できるのが嬉しいよね
ジンバルとしては当たり前っちゃ当たり前なんですが、このMOZA Mini-Sは物理的にブレを相殺する構造なのでカメラ性能が良くない機種or古い機種でもしっかり安定した映像を撮影しやすくなります。
▼試した機種はXiaomi Mi 9TとSamsung Galaxy S5 Activeの2機種。前者はもちろんのこと、4年前の機種のGalaxy S5でさえもほらこのとおり。↓
動かしたり歩いたり震わせたりしましたが、かなり軽減してくれます!こりゃすごい。ジンバルナメてましたわ。
外の公園で撮影を試してみた!
▼ジンバルといえばブレを軽減してくれるアイテム。ってわけで早速実験。家の近くの公園で撮影してみました。まずは歩いた時。↓
歩きだと殆どブレません。実に撮影に向いている。
▼次に全力ダッシュ!!した時。↓
ダッシュすれば流石にブレはくるものの、動画用として使えるレベルに落ち着いたなと思います。
被写体追尾機能はベンリだ!でも、30FPSのみしか使えないぞ!
▼個人的に気になっていた被写体追尾機能。スマホ画面の左下のボタンを押してから追尾したい被写体をタップすると、自動で動いて追いかけてくれるです。お子さんやペット撮影にベンリそう!↓
あと、この機能は解像度の項目から30FPSに指定しないと設定できないので注意です。30FPSは動きがある被写体を追う動画で残像感が出てしまうので非常に残念なポイントと感じる。せめて60FPSは欲しいかも。
三脚やイヤホンにつなぐケーブルも使ってみた
▼三脚パーツを下に取り付ければ固定撮影もお手の物。↓
▼さらに、イヤホンとMicroUSBのケーブルをMOZA Mini-Sとスマホに繋げば有線でシャッターの操作できるそうなんで試しました。↓
つなげればイヤホンジャック経由で操作!ってはずだったんですが、なんでか反応せず。純正アプリもMOZA Genieアプリでも動作しませんでした。相性の問題かも。
MOZA Mini-Sのレビューまとめ!初心者さんにうってつけな一台でオススメできる
結論から言えば、MOZA Mini-Sはジンバルはじめてな方にオススメですぞ!
長所と短所をまとめればこんな感じ!
■気に入った!■
- 軽量でコンパクトで持ち運びがラク!
- 手ブレ補正がしっかりしている
- 三脚、コントロールケーブルといった拡張パーツが付属している
- 専用アプリで細かい設定が可能になる
- 価格が安く高いコスパ
■気になった…■
- 説明書が日本語非対応なので人によってはつまづく
- 使い方次第で電池が速く減る
- ホルダーのバネが若干硬く、着脱にややコツがいる
突き詰めたところを求める方にはやや物足りなさを感じるかもしれませんが、初心者さんには必要十二分な機能性を備えております!しっかり手ブレ補正もしてくれたので、ある程度の動画撮影もバッチリ!お子さんの運動会やペット撮影などのシーンにもしっかり活躍してくれるでしょう!
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