遂にセレロン!ドンキが激安ノートPC「MUGAストイックPC3」を約2万円で投入!

MUGAストイックPC3

ディスカウントストアでお馴染みのドン・キホーテがまたまた格安ノートPCを発表した模様。その名もMUGAストイックPC3!価格は21,780円!

名前から分かるように、過去に発売されたMUGAストイックPCシリーズの最新作となっていますが、どの辺が変わったのか。またやらかしてくれるんじゃないかというある種のトキメキを感じつつ紹介してきます!

MUGAストイックPC3ってどんな端末?

  • CPUはIntel Celeron N3350と古めのエントリーCPUを採用
  • メモリ4GB、ストレージ64GBと最低限度!
  • ミドルサイズの14インチ 1,920×1,080(FHD)ディスプレイを搭載
  • Windows 10 Home 64bit(Sモード)採用!
  • キーボードの配列がJIS配列に変更!

かいつまんで解説するとこんな感じですが、以下、個別項目にて少し詳しく解説していきます。

▼ちなみに筐体サイズは約333mm × 約224mm × 高さ約22mm、重量は1350gとソコソコのサイズ感。↓

MUGAストイックPC3

Intel Celeron N3350、メモリ4GB、ストレージ64GBとミニマム仕様!

MUGAストイックPC3に搭載されるCPUはIntel Celeron N3350。ドンキ曰く、パワーアップしたとのことですが、その上がり幅は思ったよりも少なめ。

というのも、Intel Celeron N3350自体が2016年登場と古く、Intel Atom x5-Z8350とのリリース時期の差は1年もありません。(半年ぐらいしか差が無い)

その上、CeleronのNシリーズはAtomの実質的な後継モデルなので、性能よりも省電力性能重視のモデル。必然的にスペックは低くなってしまいます。CeleronでもN4000クラスは搭載して欲しかった!でも価格との兼ね合いで難しいのかもですね。

しかもメモリ、ストレージともに2020年では最低限の4GB、eMMC 64GB仕様でまとめられているので快適かと言われると頭をかしげるしか無いと思われます。せめてストレージは128GBにしてくれよ!

ガルマックス編集長 NAOKI
確かにパワーアップしたように見えつつも、その性能向上具合はほんの少し。なので、買うならメイン機というよりサブ機としてが良さげかな!

14インチFHDディスプレイ搭載。しかもIPS仕様!

MUGAストイックPC3で褒められる数少ない要素の一つがディスプレイ。少し大きめなミドルサイズの14インチのFHDディスプレイを搭載しています。しかもIPS仕様なので、視差による色変化が少なくすむのもポイントの一つ。

この辺は前作のMUGAストイックPC2の利点をしっかりと踏襲してきた要素ではないでしょうか。

ガルマックス編集長 NAOKI
ディスプレイはソコソコ良さげ。寝室の映画用PCに良いんじゃないかと思えてきた。

Windows 10 Home(Sモード)搭載

MUGAストイックPC3はシリーズ初のWindows 10 Home(Sモード)が搭載されています。

SモードとはMicrosoft Storeのアプリしか導入できないように機能制限されたもの。搭載されているPCの数は少なく、主にエントリーの一部機種に限られています。立ち位置的には以前あったWindows RTに近いかもしれませんね。

一番の利点はマイクロソフトが審査したアプリのみを導入できる信頼性。子ども用やリスク管理をしっかりと行いたい方は不用意に怪しいアプリを導入しにくいSモードは魅力的に写るのではないでしょうか。

逆にMicrosoft Store外のアプリは導入できないので、Microsoft Storeに無い定番アプリなんかはインストール不可って事態になってしまいます。信頼性と引き換えに自由度を失ってるって感じですね。

もちろんSモードは解除できるんですが、一回解除をするとSモードには戻れないようになっているので、慎重な判断が必要になりますよ!

キーボードがJIS配列に!

MUGAストイックPCシリーズの欠点の一つに英語配列に無理やり日本向けローカライズをしたせいでおかしな配列になっているキーボードってのがありましたが、MUGAストイックPC3はようやく改善!

▼イメージ画像を見る限り普遍的なJIS配列になっていると思われます。↓

MUGAストイックPC3

以前の配列が変だっただけにまともになったってだけですが、かなりの進化点に見えてしまう私は変なのでしょうかね?何にせよ文字入力しやすくなったのは嬉しいポイントです。

▼詳細スペックはこんな感じですので、参考にどうぞ。↓

  • 型番:KNW14FHD3-SR
  • CPU:Intel® Celeron® N3350(Apollo Lake)
  • GPU:Intel® HD Graphics 500
  • WiFi:IEEE802.11a/b/g/n/ac
  • Bluetooth:4.2
  • OS:Windows 10 Home 64bit(Sモード)
  • メモリ:LPDDR4 4GB(増設・変更不可)
  • ストレージ:eMMC 64GB(増設・変更不可)
  • インターフェイス:USB3.0×2、 Mini HDMI×1、microSDスロット×1(最大128GBまで)、3.5mmヘッドセットジャック(オーディオ出力+マイク入力)×1
  • ディスプレイ:14.1インチ IPS液晶 1,920×1,080ドット
  • カメラ:30万画素(インカメラ)
  • スピーカー:1W×2
  • キーボード:83キー日本語キーボード
  • バッテリー:5,000mAh 7.6Vリチウムポリマーバッテリー 駆動時間:約9時間 ※1
  • サイズ(約):幅333mm × 奥行224mm × 高さ22mm(閉じたとき)
  • 重量(約):1,350g
  • 取得規格:技術適合・PSE
  • ビジネス統合ソフト:Kingsoft WPS Office
  • 付属品:充電用ACアダプター(コード長:約1.2m)、Mini HDMI変換ケーブル(コード長:約22cm)、保証書・取扱説明書、WPS Officeライセンスカード
  • 生産国:中国

MUGAストイックPC3っていつ発売されるの?

MUGAストイックPC3は2020年8月28日より全国のドン・キホーテ系列店舗(一部店舗を除く)において順次発売を開始するとのこと。私は怪しいガジェットが好きなんで、今からカレンダーに印でもつけときます。

21,780円とインパクトある価格が特徴のMUGAストイックPC3ですが、正直スペックに関しては2016年のエントリークラス構成に近いので、メイン機として使うのはキツいのは目に見えています。

しかも以前発売していたNANOTE(ナノート)のように尖りきった個性も薄いので、あくまでも研究用やお遊び用、映像鑑賞用など、用途を絞っての使用をオススメいたします。ロマンを求めて購入する方はどうぞ遠慮なくいっちゃってください!

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