「Nothing Ear (2)」 発売!ハイレゾ対応したけどLHDCか…。お値段は22,800円。
光る透明スマホのNothing Phone (1)をリリースするNothingから最新ワイヤレスイヤホン「Nothing Ear (2) 」が発売開始したので特徴をチェック!
Nothing Ear (2)の特徴
Nothing Ear (2)の特徴は以下の通り!
Nothing Ear (2)のハイライト
- 斬新なデザインそのままに小型化
- つまみ操作に対応
- ハイレゾオーディオ認定
- 11.6mmドライバー搭載
- 3段階のANCに対応
- マルチポイント機能を搭載
- 単体6時間、ケース込み36時間駆動
- 最大2.5Wのワイヤレス充電対応
▼Nothing Ear (2)のデザインはパッと見だと先代モデルから大きな変化は無いけれど、やっぱりこの斬新なデザインは今でもインパクトありますね!ちなみにケースもイヤホンも少しだけ小型化してます。↓
先代モデルは”うどん”部分をタッチすることで各種操作するタイプでしたが、Nothing Ear (2) はAirPods Proのようにプレス(つまんで操作)するタイプに変更!個人的にはプレスタイプのほうが扱いやすいんで嬉しい変更点です。
また、先代モデルはBluetoothコーデックがSBC/AACのみ対応でハイレゾには対応していませんでしたが、Nothing Ear (2) はハイレゾオーディオ認定を受けた製品となりました!
めっちゃ良いじゃん!って思ってたけど仕様を確認したらLHDC 5.0コーデック。正直言えばLHDC 5.0じゃなくてLDACが良かったです…。
なんせLHDC 5.0に対応するスマホは少ないですからね。今まで数多くのスマホをレビューしてきましたが、LHDC対応スマホは一握りって感じでハイレゾ対応コーデックといえばLDACなスマホがほとんどでしたから。
なので、せっかくハイレゾに対応したのに扱いづらいLHDC 5.0をチョイスした点は残念に感じちゃいました…。なお、ドライバー自体は11.6mmドライバーを採用しており先代と仕様的には変わりません。
最大40dBの雑音をカットするアクティブノイズキャンセリングは強度を3段階から選べるほか、周囲の雑音レベルに応じて自動調整する機能も搭載。また、Personalised ANCによりユーザーの耳の形状にANCを最適化できるようです。その他、最大2つの機器(例えばPCとスマホなど)に接続するマルチポイント機能も追加されてますよ!
先代モデルから僅かに小型化してますが、バッテリー持ちが向上しているのは嬉しい変化点!イヤホン単体では先代モデルよりも1時間多い6時間、ケース込みでは2時間多い36時間の駆動時間となっています。また、ワイヤレス充電は10分の充電で1.8時間駆動できるだけのバッテリーを充電可能(先代は1.2時間)となり高速化しているのもGood!
価格は先代のEar (1)が18,500円に対してEar (2)が22,800円なので4,300円値上がり。個人的にハイレゾ対応ってことでこの価格差は納得してるんですけど、やっぱりLHDC 5.0ってのが…最後までひっかかります。
ハイレゾ対応コーデックを生かしてナンボな製品だと思うんですけど、Bluetoothコーデックってのはイヤホンだけじゃなくて接続する機器(例えばスマホとかパソコンとか)も同じコーデックに対応していなければいけません。
ハイレゾ音源飛ばしたいならスマホなどもLHDCに対応している必要があるんですよね。もし対応してないとSBCやAACでの接続となり宝の持ち腐れ状態になっちゃいます。
なのでハイレゾ対応って部分に魅力を感じるのであれば、購入前にご自身のスマホなどでLHDCが対応しているか確認することをオススメします!