OneOdio Fusion A70のレビュー!音質と機能性を重視する方にオススメなBluetoothヘッドホン

OneOdio Fusion A70

有線はもちろんBluetooth無線接続に対応し、さらに6.35mmジャック入力に対応した「OneOdio A70」。5千円台とリーズナブルな価格帯の本機で満足感はどれほど得られるのだろうか?実機レビューでお届けします!

OneOdioは日本に新規参入したオーディオメーカー

OneOdioは、10年以上のオーディオ制作経験を持つ中国のオーディオメーカー!アジアや北米、ヨーロッパなど30カ国で製品を展開しているんですが、日本にも正式参入したのです!公式Twitterも公開されているので気になる方はフォローしておこう!

「高品質なヘッドホンを、若い世代にも手頃な価格で!」をコンセプトにコストパフォーマンスを追求したオーディオ製品を数多くリリースしているメーカーさんなのです!

開封の儀。付属品をチェック!

▼OneOdio Fusion A70の外箱です!ヘッドホンながらも結構コンパクトな印象です!↓

OneOdio Fusion A70

▼それでは早速開封して中身をチェックしてみましょーう!↓

OneOdio Fusion A70
付属品は「日本語対応説明書」「充電用MicroUSBケーブル」「接続用ケーブル2本」「収納用のきんちゃく」のセット
OneOdio Fusion A70
ケーブルはどちらも接続用ジャックになっているタイプ。うち1本は片方が6.35mm口径なので、アンプとの接続も可能。品質も良く、安物らしさはないので安心
OneOdio Fusion A70
6.35mmタイプのケーブルは3.5mmがロックタイプになっている
OneOdio Fusion A70
OneOdio Fusion A70をたたんでしまっておけるきんちゃく。やや薄めだが材質は合皮で、質感がしっかりしている印象

外観チェック!品質は「近くで見れば」価格なり。

OneOdio Fusion A70の外観をチェックしてみましょう!今回のカラーはシルバーとなります。うーん渋くてカッコいい。ぐるっと撮影してみました!

OneOdio Fusion A70
材質は樹脂部分が多いのですが、指紋が付かないサラサラなタイプなのでさわり心地は悪くありません。指紋や皮脂でよごれにくかったのも高評価
OneOdio Fusion A70
メインカラーはシルバー/サブカラーはブラウン、とオトナチックな雰囲気が気に入った!ブラウン部分は合皮素材ですが質感も上々。価格以上のクオリティに感じます!
OneOdio Fusion A70
左耳部分には充電用Micro-USB端子と6.35mmのジャックが配置
OneOdio Fusion A70
R部分には操作ボタン、3.5mmジャック、LEDインジゲーターとマイクが配置
OneOdio Fusion A70
LEDは青、赤の2色に光る
OneOdio Fusion A70
イヤホンが抜け落ちないロック設計になっているので、激しい動きでも抜けない
OneOdio Fusion A70
イヤー部分はまるでレコード版や振り子時計のような模様があしらわれている

▼頭のサイズに合わせるためにバンドの長さも調節可能。↓

OneOdio Fusion A70
片方に付き3cmほど伸びる。頭が大きめな人でも安心!

クッションとっても柔らかい!上質なさわり心地がGood

ふにゃっふにゃっ、って感じでこのクッション、非常にやわらかい!まるでマシュマロのような質感。表面の材質は合皮ですが安っぽさは感じず、触ってて心地良いです!↓

OneOdio Fusion A70

▼イヤー部分も同様、やはりふにふにで柔らかい。「スポンジだけ」っていうチープな質感ではなく、さわり心地は上質です!まるでチョコマシュマロを触っているような感じ。

OneOdio Fusion A70

ボタン周りはチープさを感じるのは気になった

▼全体的な造形は悪くありませんが、ボタン周りや端子、マイク周りの穴のフチがちょっと出っ張ってしまってるので「細部の作り込みの甘さ」が感じられる。

OneOdio Fusion A70

ここだけはどうにも「オモチャ感」が漂うなァ。でも、ここは使ってて見える部分じゃないし、使っていくうちに気にはならなくなった!ヴィジュアルを完璧に求める方であればこの点は留意しておきましょう!

角度を調節できるのはいいね!折りたたみもできるので携行性もGood

▼OneOdio Fusion A70はイヤー部分を手前側に曲げることができるんす。角度は約90°!奥側にも少しだけ曲げることができます。写真はL側を一番奥まで、R側は一番手前まで曲げた時です!↓

OneOdio Fusion A70

▼首にはかけておきたい!ってときはイヤー部分を体側に畳んでおけばイイカンジ。邪魔になりにくくなります。↓

OneOdio Fusion A70

▼また、内側に折りたたみもできるんで、付属しているきんちゃくにスッポリ入れて安心して持ち運びができるのもGood。見た目もイイ!↓

OneOdio Fusion A70 OneOdio Fusion A70

OneOdio Fusion A70を実際に使ってみた!

OneOdio Fusion A70は無線と有線に対応しており、無線であればBluetoothイヤホン・有線であれば普通のイヤホンと同じ感覚で使うことができます。

▼Bluetoothに接続するには、電源キーを長押し。電源がオンになったあとも押し続けるとペアリングモードに移行してくれます(LEDが赤青交互に光る)。あとは接続したい機器から「OneOdio Fusion A70」を選んで接続するだけ。カンタン!

OneOdio Fusion A70
真ん中にあるのは筆者の愛機Galaxy Z Flipくん

▼イヤホンジャックによる有線での再生であれば、そのままイヤホンジャックと直接つなぐだけでOK!電源を付ける必要はありません。楽ちんッ!

OneOdio Fusion A70
左はガルマックス編集部の業端ことGalaxy S10+さん

すっぽり覆われる装着感がイイカンジ!

OneOdio Fusion A70

このOneOdio Fusion A70は密閉タイプとなっており、装着すると「ガッチリすっぽりと耳を覆う」ような感触でつけ心地はとてもイイカンジです!きつすぎず、かといってゆるくもないので、しっかりヘッドホンの音源に集中できるのがいいね。

検証ではコンタクト利用時と眼鏡利用時で行ったんですが、メガネ利用時はイヤーパッドにメガネが挟み込まれてちょっと痛かった!でも、これは普段ヘッドホンを使ってない方にとってはアルアルです!

こればっかりは慣れの部分でもあるので、痛くならない範囲で少しずつ装着時間を伸ばしていきましょう!

音質は低音から高音までしっかり出てイイカンジ!遅延も少なめ

OneOdio Fusion A70

個人によって評価は様々分かれる部分なんですが、筆者の印象としては、「価格にしては音質がイイ」!高音も低音の響きもバランス良く聞こえ、曲の個性を損なわず、心地よくリスニングできました。

なお有線とBluetooth無線であれば当然、有線のほうが音質は安定するんですが、音質に差はほぼ感じられませんでした。無線だと低音の響きがわずかに足りなくなるぐらい。聴き比べなければ違いに気づくことはないかなって思うっす。

またOneOdio Fusion A70の対応コーデックはAACに対応しており、有線接続に気になる音の遅延はSBCのものより格段に少なく感じたのもGood!遅延はわずかながらあり、だいたい0.2秒ほど。このぐらいだと音ゲーは厳しいですが、動画視聴であれば気にならず視聴できるのは評価点ですね。

接続安定度は良好。距離は約10メートルまでなら問題なし!

接続安定度は人混みでなければ良好。町中や駅のホームで使うぶんにも特に問題はありませんが、時折途切れが目立つようになるんで注意。まあ無線だから仕方ない(´・ω・`)。

OneOdio Fusion A70の接続できる範囲は約12~13mほど。ただし12mだと時たまに途切れもあったため、安定して繋がる距離はだいたい10mほどがベストっす!

Bluetooth操作もできて便利!ただし操作時のポチポチ音は気になる

OneOdio Fusion A70

Bluetooth無線接続時、OneOdio Fusion A70の操作ボタンを用いて各種操作が出来るのが便利!操作方法は以下の通り!

電源オン/オフ 電源キー長押し
ペアリング開始 電源オン後、そのまま長押し
再生/一時停止 電源キー1回押し
最後に発信した人にリダイヤル 電源キー2回押し
Googleアシスタント/Siri 電源キーを長押し、「ポッ」という電子音が鳴ったら離す
音量変更 音量キー1回押し
次/前トラック 音量キー長押し

ただ、ボタンを押した感触は固めで、装着時だと押したときにけっこう「カチカチッ」って聞こえます(´・ω・`)。音量調整やトラック切り替えのときは気になった。

有線と無線での同時再生は不可。有線なら2つまで同時に再生できる!

Bluetooth無線の電源を入れたまま無線でつなぐとどうなるかというと、無線の音源がそのまんま再生されます。

ただし無線の音源が再生中でも、有線音源は止まらずに再生されたまま。音量はかなり小さくなるんですが、完全には消えません。Bluetoothの再生が消えると少し後に有線音源の音量はもとに戻ります。無線と有線の同時再生は実質不可能。

▼ただし有線だったら話は別。OneOdio Fusion A70はイヤホン入力ポートが2つあるので、有線なら2つの音源を1つのOneOdio Fusion A70で同時に再生できた!これはとても便利で気に入ったポイントっす。↓

OneOdio Fusion A70
たとえば片方の端末でゲームしながら、もう片方の端末でボイスチャットといった事ができる。様々なシーンで便利に使えるのが素晴らしい

OneOdio Fusion A70まとめ!お手頃価格で高コスパ!

OneOdio Fusion A70

OneOdio Fusion A70は「手軽に無線で聞けるヘッドホンが欲しい!」って方には間違いなくピッタリでしょう!また6.35mmジャックがあるのもGood!

「ライブハイスでギター演奏するときに使えるヘッドホンを探してる」なんてユーザーさんにもオススメできます。

音質と機能性を重視しながら5千円台とお求めやすいOneOdio Fusion A70。もちろんウン万円クラスの高級なヘッドホンにはかなわないものの、手軽さと価格以上のクオリティを体感することができました!

コンパクトに折りたためるので、日常のお出かけシーンで活躍できるのもイイですね!純粋なヘッドホン入門用にもオススメですよ!

OneOdio Fusion A70の割引クーポン・セール・購入先まとめ!

▼カラーは以下から選べます!Amazonページで割引クーポンが出ている場合があるので見落とさないように!↓

OneOdio FuSion A7 ヘッドホン モニターヘッドホン 密閉型 Bluetooth 音源ミックス 音楽シェア 低音強化 有線 無線 (シルバー)
OneOdio
ページトップへ