OnePlus 6の実機レビュー。スペック・特徴・最安値まとめ!
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- OnePlus 6の機能・仕様をチェック!
- Contents
- OnePlus 6の仕様・機能レビュー!
- 日本語にフル対応しているが、グローバルモデルと中国モデルが存在する
- Snapdragon 845が驚くほど高性能で価格が安い
- MicroSDで容量が拡張出来ない
- 初期プリインストールアプリは少なめ。ホームはドロワータイプ
- 2枚のSIM同時待ち受け機能に対応している
- 雨天での利用も問題ない耐水仕様
- 改善した3段式のアラートスライダーを搭載
- ジェスチャー機能
- 画面中央からの上下スワイプで通知領域やドロワーを開くことができる
- ナビゲーションバーを表示しないジェスチャーコントロールに対応
- ゲーマーに嬉しいゲームモードを搭載
- OnePlus 6が対応するオーディオフォーマット
- OnePlus 6が対応するBluetoothコーデック
- スピーカーはシングルでステレオでは無い
OnePlus 6の機能・仕様をチェック!
Contents

OnePlus 6の仕様・機能レビュー!
ここからはOnePlus 6の仕様や機能に関して実機を用いてレビューしています。
日本語にフル対応しているが、グローバルモデルと中国モデルが存在する
実機が届いたので早速試してみました。
▼僕の持っているOnePlus 6はOSがAndroidをベースとしたOxygenOSで、グローバルモデルに搭載されるOSです。こちらのOSは日本語にフル対応しているので独自機能を含め前モデルのOnePlus 5T同様に日本語で利用可能となっています。↓

▼OxygenOSを搭載するグローバルモデルのOnePlus 6は、キーボードも初期から日本語で利用可能となっていました。↓

▼OxygenOS版ではGoogle系のアプリもプリインストールされているので、日本で売られている端末と遜色ない使い心地です。アプリをインストールするPlayストアも日本圏で利用できます。↓

ここまではグローバルモデル(海外ネットショップではGlobal VersionやInternational Versionと書かれている端末)に搭載されているOxygenOSの話ですが、OnePlus 6は中国圏向けの端末も存在します。
この中国向けモデルは中国政府がGoogle系サービスを制限しているため、Google系サービスが含まれていない「H2OS」というOSが搭載されています。
このH2OSは、初期状態で日本語が含まれていないだけでなく、Google系アプリもプリインストールされていないので扱いにくいモデルです。
中国向けのH2OS版が届いたら
購入した端末がH2OS版の場合、PCがあれば簡単に日本語にフル対応したOxygenOSに書き換える事が出来ます。僕も前モデルのOnePlus 5Tを手に入れた時は中国版でしたが、OSを書き換えて日本語に対応したOxygenOSに切り替えました。
OnePlus 6も公式サイトでOxygenOSをダウンロード出来るようになっていたので、H2OS版が届いてしまったら以下の手順を参考にOxygenOSへ切り替えましょう。
ーーーー以下、ーーーー
まだ手元にOnePlus 6の実機が届いていないので確定情報ではありませんが、前々モデルのOnePlus 5、前モデルのOnePlus 5Tに搭載されていたAndroidをフルカスタマイズしたOxygenOSが完全日本語対応しています。
OnePlus 6も引き続きAndroid 8.0をベースとしたOxygenOSを搭載するので基本となる日本語部分はすでにフル対応。日本市場で爆発的に売れていることを考えるとOnePlus 6の日本語対応は極めて高いと言えます。
日本語対応については確実な情報が入り次第追記します。
ーーーー端末発表時に掲載した内容はここまでーーーー
2020年12月22日追記
▼独自OSのOxygen OSについては以下の記事でさらに詳しく紹介しているのでチェックしてみて下さい!↓
Snapdragon 845が驚くほど高性能で価格が安い

スペックの項目でも触れましたが、OnePlus 6に搭載されるSnapdragon 845は執筆時点で世界最高峰の性能を誇るフラッグシップモデルです。
前フラッグシップモデルであるSnapdragon 835より処理性能が30%向上しただけではなく、消費電力を10%削減するなど「パワフルだけど電池持ちが良い」SoCなのです。
僕もフラッグシップSoCは数多く触ってきましたが、Snapdragon 845は個人的に名SoCだと感じています。
日本で同等性能を持つ端末(OnePlus 6の通常モデル比)は10万円前後です。OnePlus 6は529ドル(58,264円)で手に入ることを知ると、いかにOnePlus 6が高コスパな端末であるか伝わるはずです。
MicroSDで容量が拡張出来ない
▼SIMトレイはNanoSIM×2のみ対応しています。MicroSDは挿入できないので容量の拡張は出来ません。↓

容量の拡張が出来ないので購入時は現在利用しているスマホの保存容量をチェックしてから適切な容量を持つモデルを購入して下さい。ちなみにメモリ6GB版は保存容量が64GBのみ、8GB版は保存容量が128GBと256GBが選択可能となっています。
初期プリインストールアプリは少なめ。ホームはドロワータイプ
▼ホーム画面は一番左にウィジェットなどを追加できるページが標準搭載されています。ホーム画面はドロワータイプで必要なアプリをホーム画面に追加する仕様です。↓

▼アプリはホーム下に表示されている[∧]を押すことで全てのアプリを表示出来ます。↓

アプリはGoogle系アプリが中心で何個か便利なOnePlus独自アプリが入っているシンプルな内容でした。
OnePlus Switchアプリで簡単にデータ移行できる
▼OnePlusユーザー向きの便利なアプリ[OnePlus Switch]がプリインストールされていました。古いOnePlus端末からデータを簡単に移行出来るツールアプリです。既にOnePlusシリーズを利用している方は旧機種からサクッと機種以降できてGood!↓

2枚のSIM同時待ち受け機能に対応している
OnePlus 6は2枚のSIMで同時待ち受け機能に対応しています。
例えば….
- 1台の端末で仕事用とプライベート用の電話番号を利用できる
- 通話SIMとデータSIMを分けて管理出来るので、データは価格の安い格安データSIMを利用できる
電波の項目でもお伝えしましたが、OnePlus 6はドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルの電波にフル対応しています。通話用に大手キャリアの最安プランを契約したSIMを差し込み、データは9割以上の格安SIMが利用するドコモ系回線のデータプランを利用することで大容量なデータ容量でも格安で維持が可能です。
2枚のSIM同時待ち受け機能の組み合わせは以下の通り
| 通話SIM | データSIM | 可否 |
| ドコモ回線 | ドコモ回線 | ◯ |
| ドコモ回線 | ソフトバンク回線 | ◯ |
| ドコモ回線 | ワイモバイル回線 | ◯ |
| ソフトバンク回線 | ソフトバンク回線 | ◯ |
| ソフトバンク回線 | ドコモ回線 | ◯ |
| ソフトバンク回線 | ワイモバイル回線 | ◯ |
| ワイモバイル回線 | ワイモバイル回線 | ◯ |
| ワイモバイル回線 | ドコモ回線 | ◯ |
| ワイモバイル回線 | ソフトバンク回線 | ◯ |
ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル回線の組み合わせは柔軟に対応出来るので色々活用幅が広がります。
雨天での利用も問題ない耐水仕様

OnePlus 6は耐水仕様なので雨天でも利用できるように設計されており、水を張ったシンクに端末を落としても耐えられる耐水性能を有しています。
但し、防水ではないので日常的な耐水程度。水中撮影できるような本格的な防水ではないので水辺での取扱は注意したいところです。
改善した3段式のアラートスライダーを搭載

OnePlus 5シリーズ以降、本体側面には3段式のスライダースイッチが搭載されているのですが、ユーザーからのフィードバックを得て改善。
この3段スライダーはiPhoneのマナーモードスイッチみたいなものと考えていただけると分かりやすいかも。
3つのスイッチは「リング(音と振動で通知)」「バイブレーション(振動で通知)」「サイレント(音も振動もなし)」に分かれており、物理スイッチで簡単に切り替えられます。
ジェスチャー機能
▼OnePlus 6は[設定]→[ジェスチャー]にてジェスチャーによる様々なショートカット機能を利用できます。↓

指紋認証ユニットを利用したジェスチャーは写真の撮影のみで”通知バーを下げる”という機能は搭載されていないようです。
オススメは3本指のスワイプでスクリーンショット撮影。ボタン操作の必要がなく簡単に撮影出来るので僕は常にオンにしています。
画面中央からの上下スワイプで通知領域やドロワーを開くことができる
▼通常、通知領域はディスプレイの上部からのスワイプダウンで展開となりますが、OnePlus 6は画面中央からのスワイプダウンで通知領域を展開出来ます。↓

▼画面中央からのスワイプアップではドロワーが表示されるようになっていました。↓

ベースとなるOSはAndroidですが、OnePlus 6が搭載する独自OSは快適に利用できる設計が煮詰められている印象です。
ナビゲーションバーを表示しないジェスチャーコントロールに対応

OnePlus 6は大画面の表示領域を最大限に活かすために「戻る」ボタンなどが画面上に表示されるナビゲーションバーを非表示で操作可能なジェスチャーコントロールに対応。
ジェスチャーコントロールは直感的且つ流動的な動きで操作に慣れると非常に快適な操作感を得ながら大画面を最大限活用することが可能です。
▼変更は[設定]→[ボタン][ナビゲーションバーとジェスチャー]から変更可能です。↓

ナビゲーションバーは3種の表示&操作方法から選択可能となっていました。
- 常にナビゲーションバーを表示
- ナビゲーションバーの非表示/表示切り替え(画面下からのスワイプアップでナビゲーションバーを表示出来ます)
- ナビゲーションバーの完全非表示(画面下からのスワイプアップなどスワイプ動作で各ボタン機能を利用)
大画面を存分に堪能するにはナビゲーションバーの非表示/表示切り替えか完全非表示がオススメ。個人的には完全非表示でスワイプ動作による操作が一々ナビゲーションバーを表示したりするアクションが減ってスマートに操作できるのでオススメです。
ゲーマーに嬉しいゲームモードを搭載

OnePlusシリーズは以前からゲーマー向け機能を拡充しています。OnePlus 6も前モデルで好評であったゲームモードを引き続き搭載。
ゲームモードでは最大限の性能をゲームに集中することが可能でゲームレスポンスの向上、ロード時間の短縮が可能となっています。
また、白熱したオンラインプレイ中、ゲームプレイの配信時に大敵となる様々な通知はゲームモードを利用することで完全ブロック。通知に邪魔されることなく集中してゲームを楽しめます。
OnePlus 6が対応するオーディオフォーマット
OnePlus 6が対応するオーディオフォーマットを実機を用いて検証!WAV形式の音源ファイルをMacの変換ソフト”XLD”でデフォルト設定にて各種オーディオフォーマット音源を制作して再生検証しています!
▼OnePlus 6は以下全てのオーディオフォーマットで再生できました!iPhoneからの乗り換えでも音源ファイルをそのまま再生出来るのでGood!↓
| オーディオ フォーマット | OnePlus 6 対応状況 | 備考 |
|---|---|---|
| WAV | ◯ | ファイルそのままCD音源 |
| AIFF | ◯ | アップル独自規格 |
| ALAC | ◯ | 主にMacで使われている形式 |
| FLAC | ◯ | Mr.ハイレゾ! |
| MP3 | ◯ | 一番メジャーな形式 |
| AAC | ◯ | mp3の後継方式 |
| HE-AAC | ◯ | 着うたとかで使われてるやつ |
| ogg | ◯ | AACに並ぶレベルの音質で特許権フリー |
まさか全対応とはビックリ。網羅的にオーディオフォーマットに対応しているので扱いやすさはピカイチです。
OnePlus 6が対応するBluetoothコーデック
最近はワイヤレスのBluetoothイヤホンやヘッドホンが大流行。そこで、ガルマックスでは主要のBluetooth接続時のオーディオコーデックの全てで接続テスト!検証にはh.ear on 2 Mini Wireless WH-H800を使っています!
▼OnePlus 6は主要となるBluetoothコーデックに全対応!修正:開発者オプションでは全コーデックを固定選択出来るのですが、Bluetooth画面では以下となりましたので、実利用を考慮して修正しました。↓
| コーデック | OnePlus 6 対応状況 | 備考 |
|---|---|---|
| SBC | ◯ | 一般的なコーデック 遅延するので動画向きではない |
| AAC | ☓ | Apple系で使われている高音質コーデック。 SBCよりも低遅延で高音質 |
| apt-X | ◯ | Androidで採用されている高音質コーデック AACのライバル |
| apt-X HD | ☓ | 超高音質&低遅延コーデック 対応機種が少ない |
| LDAC | ◯ | 超高音質&低遅延コーデック 対応機種が多い |
最近価格が安くなって手が出しやすくなったAAC/apt-X対応製品が利用できるだけでなく、最上位となるapt-X HDやLDACも利用できるフルスペックモデルとなっていました!凄い!
スピーカーはシングルでステレオでは無い
OnePlus 6本体のスピーカーは本体下部の1箇所のみなのでステレオ再生には対応していません。