OnePlus 7T、公式HPにて性能が一部明らかに。米国で10月18日から599ドルで発売

いよいよ公式発表がきました!

世界各地での販売日が近づいているOnePlus 7T/7T Proですが、ここにきて公式サイト上でOnePlus 7Tに関する一部の性能が判明しました。

アメリカでは10月18日より599ドル(約6.5万円)で販売されると告知されており、はじめて本体価格と発売日が明らかになりました!

スペック詳細記事、実機レビュー記事は以下をどうぞ!

OnePlus 7Tのスペック、対応バンド、価格、特徴まとめ!

OnePlus 7Tのレビュー!実機を使って気になった・気にいったポイントまとめ!

OnePlus 7Tが公式ホームページに登場

OnePlus 7Tの公式ホームページが現在公開されています。

ただし不思議な現象が発生しており、筆者のMacBookとPixel 3aからは問題なく閲覧できたのですが、Windowsデスクトップパソコンからホームページにアクセスすると、なぜか閲覧できなくなっていました…。

PCの環境などによってはHPを見れないリスクがある旨をご了承ください。

米国では10月18日より発売開始

アメリカの東部時間10月18日午前10時よりOnePlus 7Tが購入可能となります!いままではイギリスやインドの「発表会」について告知記事を書いてきましたが、具体的な販売日が明らかになったのは今回がはじめてです。

本体価格は599ドル

メモリ容量の違いで本体価格は4パターン程度に分かれるかと予想していた筆者ですが、今回は1パターンのみです。

販売されるのは「メモリ8GB+容量128GB」のモデルのみで、本体価格は599ドル(約6.5万円)となります!

参考として現行機種であるOnePlus 7 Pro(6+128GB/グローバルモデル)の価格をBanggoodで調べた結果、9月27日現在でクーポンを適用しても74,046円でした。性能的にはOnePlus 7TがOnePlus 7 Proより上なので、以前のニュース記事通りOnePlusは価格の低減とスペック向上を果たしたことになります。

ガルマックス編集長 ナオキ
追記:割引クーポンは通常価格とは異なり比較しにくいので公式価格での比較も行います。公式で2019年9月27日現在のOnePlus 7 Pro/メモリ6GB+128GBは669ドル、OnePlus 7Tはメモリ8GB+容量128GBが599ドルです。また、企業努力による割引クーポンにより一時的にOnePlus 7TよりもOnePlus 7 Proが安く手に入る場合があります。

インドでは9月26日に発表会が行われる

アメリカに先立ってインドでは9月26日にOnePlus 7TシリーズとスマートTV「One Plus TV」が発表されました。

発表間近。OnePlus 7Tシリーズの噂をまとめてみた!

こちらの発表会の様子はYouTubeでも公開されています。

イギリスでは10月10日に発表会が開催

一方イギリスではOnePlus 7Tシリーズ発表会が、現地時間の10月10日午後5時より開始されます。

こちらは実機を試遊できますが、当日販売はされません。筆者の予想ですが、イギリスもアメリカと同じく10月18日に販売開始になることも考えられます!

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OnePlus 7Tの公式発表スペック

それではさっそく、OnePlus 7Tのスペックを確認していきましょう。ほぼ事前リーク通りの内容でしたね!

ディスプレイ

まずはディスプレイについて、現行のOnePlus 7と同じく水滴ノッチディスプレイとなっています。

サイズ

OnePlus 7Tは6.55インチAMOLEDディスプレイを搭載。現行機のOnePlus 7は6.41インチなので、やや画面が大きくなっています。

3Dコーディングされたゴリラガラスなので、ひび割れのリスクが抑えられています。解像度は2,400 × 1,080402ppiとなっており、大画面ながらきめ細やかな画面表示が期待できます。

リフレッシュレート

今回の目玉はOnePlus 7Tでもリフレッシュレート90Hzに対応したことではないでしょうか。OnePlus 7 Proはリフレッシュレート90Hzでしたが、OnePlus 7はリフレッシュレート60Hzしか対応していませんでした。

リフレッシュレートが向上すれば画面がよりスムーズに動きます。たとえばPUBGやフォートナイトといった派手に動き回るゲームだと違和感のないヌルヌルした動作となりますし、YouTube動画で60Hz以上のリフレッシュレートに対応した動画を視聴する際に役立ちます。

▼下の動画はリフレッシュレート30Hzと60Hzの違いを表した動画です。

「設定」より「画質」→「〇〇〇p60」(○○〇は解像度)を選択すれば両社の違いが分かります。ただし通信環境が悪いところだと自動的に30fpsで再生されてしまい、違いが分からなくなる点に注意です。↓

その他

ほかに特筆すべき点としては下記の通りです。

  • アスペクト比は20:9
  • 高輝度の1,000nitに対応。明るい場所でも見やすくなりました。
  • HDR10+対応。より暗い黒やより明るい白を表現可能

SoC、メモリ容量

OnePlus 7TのSoCはゲーミングスマホ向けといわれているSnapdragon 855 Plusを搭載。メモリは8GBのみで、容量も128GBUFS3.0に対応)のみです。

現行機のOnePlus 7がメモリ6/8GBから、容量128/256GBの計4パターンからえらべたので、選択肢の幅は狭くなってしまった形です。

カメラ性能

次はみんな気になるカメラ性能!こちらもほぼリーク通りの内容でした。

フロントカメラ

OnePlus 7Tはトリプルカメラに対応し、「視野角117度、16MPの超広角撮影」「F値1.6、48MPの広角撮影」「F値2.2、12MPの望遠撮影2倍のデジタルズーム)」といった構成になっています。

現行機のOnePlus 7がデュアルカメラだったので、Proモデル以外でもトリプルカメラに対応してくれたのは嬉しいですね!

▼フロントカメラの細かい仕様は以下の通り。60fpsでの4Kビデオ撮影スーパースローモーションカメラなどが気になります。↓

セルフィーカメラ

セルフィーカメラはシングルで、こちらは解像度16MPに対応しております。ビデオ通話や自撮り撮影もまったく問題ないでしょう。

▼セルフィーカメラの詳しい仕様は下図の通りです。↓

カメラモード

最近はさまざまなカメラモードを搭載したスマホが多いですが、OnePlus 7Tレベルの豊富なカメラモードを搭載したスマホは多くはありません。

どのような撮影モードがあるか、下記でご紹介します。

超広角撮影

iPhone 11で実装されたことから日本スマホユーザーの間でも話題になっている「超広角撮影」、もちろんOnePlus 7Tにも実装されています。

▼壮大な自然を収めるのに超広角撮影は打ってつけ!臨場感が伝わってきますし、パノラマ撮影より手軽に撮れるのが便利ですよね。↓

望遠モード

OnePlus 7Tは最大2倍のデジタルズームに対応しています。

▼デジタルズームって結局は映している画像を引き延ばしているだけなので画質が大丈夫なのか不安でしたが、下の写真を見る限りけっこうキレイに撮れてますね。↓

Nightscapeモード(夜景撮影)

iPhone 11やPixel 3aのおかげで日本の一般ユーザーにも浸透しつつある、いわゆる「夜景撮影モード」はもちろんOnePlus 7Tにも搭載されています。

▼OnePlus 7Tでは夜景モードを「Nightscapeモード」と呼ばれています。下の写真を見る限り、目で見たままの風景をうまく撮影できていますね。明るい部分も多いですが、暗い部分も潰れずにくっきり写っているのが好ポイントです。↓

ポートレートモードでは焦点距離の選択が可能に

OnePlus 7Tではポートレートモードで2つの焦点距離を選択できます

▼下の画像が2つの焦点距離から見比べたポートレートモード。どちらも背景ボケしつつ被写体は鮮明に写っていますね。↓

公式ホームページの説明だけだと分からなかったのですが、これは「撮影中にどちらかを選択できる機能」なのか「撮影後に2つの写真をどちらでも選べる」のでしょうか。後者の場合だと気に入った方を自由に選べるので使いやすそうです。

筆者の考えですが、下に表示されているアイコンからおそらく「撮影後に2つの写真をどちらでも選べる」のがポートレートモードの焦点選択機能だと考えています。筆者のもつPixel 3aでも背景ボケさせた写真とボケさせてない写真どちらも後から選択できるので、OnePlus 7Tでも似たような仕様になっていそうな気がします。

ガルマックス編集長 ナオキ
個人的には撮影する時に広角でも望遠でもポートレート撮影出来たほうが嬉しいかな。理由なんですけど、iPhone 11だと広角カメラしかポートレート撮影できないので、撮影時に被写体に寄りすぎると「離れて下さい」とか凄くウザい警告が出るんですよ。例えば物撮りだと「できるだけ被写体に近づいて撮影したい」って思うんで、撮影時に望遠側に切り替えてポートレート撮影できたら、撮影する時点で好みの画角とボケ味を確認できて便利かも。
鮮明な写真が撮れる「UltraShotエンジン」搭載

OnePlus 7Tでは写真をよりキレイに撮影するための写真エンジン「UltraShot」を搭載しています。ホームページの謳い文句によると「薄暗い場所でも息をのむような写真が撮れます。」「逆光での撮影から夕暮れ時の撮影まで、すべてを驚くほど鮮明に撮影します。」と豪語しています。

▼たしかに下の写真を見ると、薄暗そうな場所でも人物がはっきりと映っていますね。背景の雰囲気も伝わってきますし、宣伝に偽りはなさそうです。↓

2.5センチからマクロ撮影が可能

手元にある細かいモノをスマホで撮影しようとしたときにピントが合わず苦労した人もいるのではないでしょうか。そんな人に朗報!OnePlus 7Tはマクロ撮影に対応しており、被写体との距離がわずか2.5cmでもピントを合わせた鮮明な写真が撮影できます。

▼こちらがOnePlus 7Tでマクロ撮影した画像。水の透明感から葉脈にいたるまでくっきりと表現できていますね。↓

バッテリー性能

OnePlus 7Tのバッテリーは3,800mAhと標準的な容量です。ディスプレイサイズが6.55インチと大きいので長時間持つか心配ですが、もしバッテリーが切れても30Wの有線急速充電ができる「Warp Charge 30T」があれば問題ないでしょう。

これはバッテリーが0%の状態からわずか30分で約70%まで充電できるとされています。また放熱はアダプター内で行われており、急速充電時によくあるバッテリーが熱くなる現象も発生しないようです。

本体デザイン

デザイン的にはほぼ現行機のOnePlus 7を踏襲していますが、唯一にして大きな違いはカメラモジュールの変化です。

▼これはOnePlus 7の画像です。さらに下にあるOnePlus 7Tの画像と比較すると、カメラモジュールの違いが一目瞭然です。↓

カラーバリエーション

OnePlus 7Tのカラーバリエーションは2種類のみです。

▼左が「グレーシャーブルー」で、右が「フロストシルバー」となっています。↓

その他本体機能

最後に、OnePlus 7Tの細かい仕様についてチェックしていきます。

OSはAndroid 10をベースにした「OxygenOS 10」

OnePlus 7TはAndroid 10を基本にして作られた独自OS「OxygenOS 10」を搭載しています。

基本的な使い方はAndroidと変わらないのですが見た目や細かい使い方が異なるので、初めて使う人は戸惑うかもしれません。

ガルマックス編集長 ナオキ
OnePlusはこれまでGlobal向けのOxygenOSと中国向けのH2OSの異なるOSを搭載するモデルをリリースしていたので、今回も同様の展開になる可能性が高いです。これまでも海外ネットショップではOnePlus製品のGlobal向けOSを搭載したモデルと中国向けのOSを搭載したモデルが併売されていたので注意。特に「安いから」と飛びついたらH2OS版だったってこともあります。一応、今まではH2OSを簡単にOxygenOSに変更出来たんですが、Global OSのOxygenOSデータの配布は公式で配布が始まるまでにしばらく時間を要したのでこの点にも注意です。

ゲームに最適化された「Fnatic」モード

OnePlus 7TはSnapdragon 855 Plusを搭載していることからゲーム体験に力を入れているのがうかがい知れます。

スマホ本体にもゲーム内の振動を正確にフィードバックする「ハプティックフィードバック」や、通知などによるゲームの遅延・中断が発生しない「Fnaticモード」を備えております。ゲームに対する本気度が表れていますね!

画面内指紋認証・顔認証に対応

OnePlus 7Tは画面内指紋認証顔認証に対応しています。

スペックが向上しているので処理速度は高速になっていると思われますが、体幹的にはOnePlus 7と同じでしょう。

対応ネットワーク

最後にOnePlus 7Tに対応するネットワークバンドをご紹介します。

▼OnePlus 7Tに対応するネットワークは下記の通り。注意点としては、販売する国によって対応バンドがやや変わっている点に気をつけましょう。↓

ガルマックス編集長 ナオキ
CN&IN版、NA版、EU版の対応バンドを確認するかぎり、CN&IN版とNA版はドコモLTEフル対応、ソフバン・ワイモバ・auにフル対応してますね。EU版はソフバン・ワイモバ・auで対応していれば尚良のTDD-LTEバンド41が非対応なので注意。ちなみにドコモFOMAプラスエリアのバンド19には対応しているんですが、重要度の高さはFOMAプラスエリアの主力バンド6なのでFOMAプラスエリアで快適な通信ができるとは限らんですな。

▼OnePlusはYouTubeでもプロモーション動画を公開中です。具体的に使っているシーンをイメージしたい人は下記動画を参考にしてみてはいかがでしょうか。 ↓

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