OnePlus 8のレビュー!悪くは無いんだけど…5G需要はまだ低いし価格的にも手を出しにくい
遂に手に入れた、OnePlusの2020年最新フラッグシップモデル「OnePlus 8」。今回は海外スマホをスピーディーに発送してくれるETORENで購入しました。
果たして、OnePlus 8とは一体どんな端末なのだろうか。実機が届いたのでレビューをお届けしますよ!
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OnePlus 8ってどんな端末?
- OPPOのハイブランド「OnePlus」の2020年フラッグシップモデルで5Gに対応した。上位にProモデルもあるんでこっちは標準モデル。
- 買ったモデルは?:中国仕様モデルにグローバル向けのOxygen OSが搭載されたメモリ8GB/容量128GBモデル。
- 発売日:2020年4月
- 価格:公式価格は699ドル(約7.5万円)/買ったのはETORENで80,000円だった。
- 気にいった:海外モデルとしてはバンドが充実しているのは嬉しかった。あと、90Hzディスプレイを搭載しているので、これから出てくる90Hz駆動のゲームも溢れるパワーを駆使して真っ先に体験できるのはGood。
- 気になった:やっぱり価格ですかね。SD865搭載モデルとしてはめちゃくちゃ安いって訳ではなく、OnePlusも高価格路線になっちゃったかーっと思わざるを得ないですね。この価格だと普通にiPhone 11とか手に入っちゃうし。あと、(出来るか分からんけど)VoLTE化しないとデフォルトではau系回線が使えない
OnePlus 8の詳細スペックや特徴
▼OnePlus 8の詳細スペックや特徴は以下で紹介しています。↓
OnePlus 8の付属品はどんな感じ?
今回もOnePlusらしい真っ赤な箱に入ってました。付属品は本体以外に充電器、充電ケーブル、保護ケース、保護フィルム(貼り付けられた状態)、SIMピン、クイックガイドやステッカーなど。
▼なんかケースにはNever Settle(Google翻訳:決して落ち着かない)とかプリントされていてめちゃくちゃダサいです。どうしてこうなった。↓
ケースは微妙な印象だったけど、付属していた充電器は端末が対応する30Wに対応していてGood。直ぐに超急速充電の恩恵が得られるのは良いですね。ただ、日本のコンセントにぶっ挿すことはできますが、プラグは穴なしなので厳密に言えば日本市場のプラグではないみたい。保護フィルムは貼り付けられた状態で付属していますが、気泡もなく綺麗に貼り付けられていましたよ。
OnePlus 8の外観やデザインはどんな感じ?
▼普段、6.1インチのiPhone 11を使ってますが、OnePlus 8は6.55インチながら縦に長いディスプレイを搭載しているのでiPhone 11よりも握りやすいですね。但し、6.55型はとっても大きいので片手操作は難しそう。あと、画面の両端がグニってカーブしているのが嫌いです。見た目はカッコいいけど使いづらいんですよね。完全に個人的な意見ですが。↓
▼OnePlus 8の外観はこんな感じ。OnePlus 7Tはカメラユニットが円形だったけど、OnePlus 8は6Tみたいなカメラユニットデザインに戻ってます。背面は非光沢でありながらシルクのようなお上品なテカリがありとっても美しい。グリーン選んで良かった。あと、シングルSIMトレイっぽい見た目なんだけどNanoSIMが裏表に入るのでデュアルSIMトレイです。↓
OnePlus 8の性能ってどんな感じ?
OnePlus 8は2020年4月時点で世界最高峰の処理性能も持つガチフラッグシップモデル。なので、「普段使いからゲームまで動作の鈍さを感じることが難しい性能」です。とにかくストレスフリーでなんでもサクサク操作できるのは気持ちが良いものですね。
ベンチマークで性能をチェック!
端末の性能を数値化するベンチマークで性能をチェックしてみましょう。
▼OnePlus 8の実機でAnTuTu(Ver8)を測定しました!総合スコアは578,086点、GPUスコアは217,575点です!↓
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]
▼ストレージ速度はこんな感じ。読み込みは1,600MB/sオーバー、書き込みも680MB/sオーバー。フラッグシップモデルの何に恥じない超高速な速度を叩き出しました。ストレージ速度がボトルネックになることはまず無いでしょう。↓
ゲームは快適に遊べる?
重量級ゲームの代表格であるPUBG MobileをOnePlus 8で実際に動かしてみます。
▼設定幅は最大設定がクオリティ【HDR】+フレーム設定【ウルトラ】、処理負荷を軽減する快適設定はクオリティ【スムーズ】、フレーム設定【極限】に設定可能です。↓
▼トレーニングモードにてテストプレイ。故意に負荷を高くするようスモークを10個投げての負荷テストも行ってみます。もう、スマホゲーム如きでどうにかなるような性能ではありませんね。高負荷状態でもとっても滑らか。↓
現時点でスマホゲームにおいて動作の鈍さを感じるタイトルを見つけるほうが難しい。OnePlus 8は90Hzディスプレイを搭載しているので、ゲーム側が90Hzに対応した時にこそ本領発揮と言えそうです。
一方で、ゲーム動作ではなく操作などの快適性はゲーミングモデルに軍配が上がります。というのも、デザイン的にOnePlus 8は流行りを取り入れたベーシックデザインで、パンチホールによる描画欠けがあったり、端っこがカーブしているディスプレイはその付近のボタンが押しにくいです。ゲーミングモデルはゲームをトータル的に快適に遊べる仕様+LRボタンを搭載するなどゲーミング用途に最適化されているので、ゲームを最優先に考えるならゲーミングモデルも物色してみましょう。
OnePlus 8の機能検証結果はどんな感じ?
届いたOnePlus 8は中国モデルにグローバルOS(Oxygen OS)を搭載したモデル。OnePlus 8って中国モデルが日本向けのバンドが充実しているんで、買うなら中国モデルにOxygen OSが搭載されたモデルがオススメです。
※面倒くさいのでVoLTE化など行っていない端末デフォルト状態での検証結果です。また、5Gの通信検証は行っていません。
項目 | 検証結果 |
日本語 | Oxygen OSは日本語対応。キーボードも日本語対応 |
Google系アプリ | プリインストール済み。Playストアも日本圏 |
ドコモ回線 | データ通信:○ 通話:○ |
ソフバン回線 ワイモバ回線 |
データ通信:○ 通話:○ |
au回線 | データ通信:☓ 通話:☓ |
アプリクローン | ○:メッセンジャーとSNSのみ、ゲームは☓ |
通知ランプ | ☓:見当たりません |
指紋認証 | ○:画面内蔵。精度抜群、速度も速い |
顔認証 | ○:カメラ認証。暗所でも解除されやすい |
PCモード | ☓ |
外部映像出力 | ○:ケーブル接続の出力ができます |
戻るボタン入れ替え | ○:他にジェスチャーも選択可 |
クイックランチャー | ○:スリープ状態でのジェスチャーによるアプリ起動に対応 |
DRMコンテンツ | ○:L1/FHDまで対応/HDR 10-HEVC対応 |
ゲームモード | ○ |
冷却システム | ☓ |
防水防塵 | ☓ |
FeliCa | ☓ |
テレビ | ☓ |
MicroSD | ☓:非対応 |
2回線同時待ち受け | ○:VoLTE化を行っていないので現時点では4G+3Gでの同時待ち受けまで確認済み |
OnePlus 8のカメラはどんな感じ?
OnePlus 8は48MPのメイン+16MPの超広角+2MPのマクロカメラのトリプルカメラ構成です。
項目 | 内容 |
AIカメラ | 設定項目なし |
撮影モード | ビデオ、写真、ポートレート、夜景、プロ(マニュアル)、コマ取り(タイムラプス)、パノラマ、スローモーション、スーパーマクロ |
ズーム | デジタル。2倍にワンタップ切り替え可で以降はスライダーで最大10倍まで対応 |
シャッター音の消音 | 設定から可 |
マニュアルの設定幅 | ISO:100〜3200、WB:2300〜7500、SS:30〜1/8000、露出:-2〜+2 |
写真解像度 | 12Mまたは48MP |
ビデオ解像度 | 1080P/30FPS、1080P/60FPS、4K/30FPS、4K/60FPS、4K CINE/30FPS、4K CINE/60FPS |
スローモーション | 720P/480FPS、1080P/240FPS |
手ブレ補正 | 1080P/30FPS・4K 30FPSのみ強力な手ブレ補正が利用化 |
明るい昼間に撮影した屋外写真
▼明るい昼間に撮影した写真です。標準カメラでの画角はそれほど大きな差はありませんが、画質的にはややOnePlus 8が明るめに撮影できるようです。左がOnePlus 8、右がiPhone 11です。↓
▼写真の一部を切り出してみました。OnePlus 8が12MPで撮影、iPhoneも12MPです。見比べてみるとiPhone 11がより鮮明に細部まで撮影できるようですが、正直、スマホでここまで大きく切り出して使うことは無いので特に気にしなくてOKかと。左がOnePlus 8、右がiPhone 11です。↓
4800万画素での撮影は超広角やズームが使えない
OnePlus 8は4800万画素カメラを搭載していますが、デフォルト状態だと12MPで撮影するように設定されています。
カメラ画面の上部で12MPと48MPを切り替えられるのですが、48MPだと超広角やズームへの切り替えボタンが消えて単純に写真を撮影するだけの仕様に切り替わります。また、48MPでの撮影では撮影後に処理が入るのでレスポンスが悪いですね。
▼左が48MP、右が12MPで撮影した写真。この時点で「48MPはやや鮮明かな?」という程度。↓
▼拡大してみましょう。左が48MP、右が12MPで撮影した写真。切り出してみると確かに48MPはキレイなんですが、こちらも正直、ここまで切り出すことも無いので12MPで良いかなーって感じ。↓
色々撮影してみましたが、画質はデフォルトの12MPで満足できるレベル。48MPでの撮影は容量を食うわりに画質に大きな違いがなく、また、ズームや超広角へ切り替えることも出来ず利便性が下がるので、パッと取り出してサクッと撮影することの多いスマホではデフォルトの12MPで十分です。
料理を撮影した写真
▼料理を撮影してみました。左がOnePlus 8、右がiPhone 11です。どちらが見た目に近いかと言えばiPhone 11ですが、僕は少し明るめで撮影出来るほうが好みなのでOnePlus 8の画質が好み。お店の照明色まで含めてリアリティーある写真を残したいならiPhone 11がより理想に近い写真が撮影できると思います。↓
夜景や暗い場所で撮影した写真
▼まずはナイトモードを利用せずに撮影。左がOnePlus 8、右がiPhone 11です。これでも十分な気がしてきました。↓
▼続いてはナイトモードで撮影。左がOnePlus 8、右がiPhone 11でナイトモードは設定できた1秒にしてます。あれ、ナイトモードオフとそんなに変わらんね。↓
▼ちなみにiPhone 11にはない機能としてOnePlus 8はナイトモードでも超広角撮影が出来るようになってます。画質的にも通常カメラと大きく印象が変わらないので十分使えますね。↓
光量がそこそこある夜景ではあまり大きな変化がなかったので、さらに光量の少ない暗い場所で撮影してみます。
▼OnePlus 8は前回通りナイトモードオン、iPhone 11もナイトモード3秒が発動している状態です。光量の少ないシーンではOnePlus 8のナイトモードは非常に有効で、見た目よりも圧倒的に明るく華やかな写真が撮影できました。iPhone 11はより明るく撮影できましたが、ま、OnePlus 8くらいの画質で十分っちゃ十分です。↓
案外、光量の多い夜景などでは特にそのまま撮影してもナイトモードとの差は出ませんでしたね。一方で光量の少ないシーンだとナイトモードの威力は抜群。
で、OnePlus 8のナイトモードはシャッター押してから撮影完了まで処理が短いので、ナイトモードでも結構サクッと撮影できます。夜間に通常撮影かナイトモードのどちらにするのか考えるほうが面倒くさいので、夜はナイトモードで撮影しておけばOKです。
超広角、ズーム、マクロ
OnePlus 8もiPhone 11と同じく立ち位置変えずにグッと引いたような写真が撮影できる超広角に対応してます。それではチェックしてみましょう。
▼以下が超広角で撮影した写真。左がOnePlus 8、右がiPhone 11です。iPhone 11はより広い範囲が撮影できるのですが、写真の左端を見て頂くとiPhone 11の写真はやや湾曲しているのが分かります。一方、OnePlus 8は画角がやや狭くなるものの、歪みはiPhone 11ほど気にならないですね。↓
続いてズームについて。OnePlus 8は望遠カメラを搭載していませんが、ワンタップで簡単に2倍にズームへ切り替えることができます。
OnePlus 8は望遠カメラを搭載していませんが、写真データを見ると通常もズームも解像度4000×3000で撮影できていました。
デフォルト撮影は48MPカメラを使って12MP相当で撮影しているわけなのですが、もともと高画素のカメラなので2倍ズーム時はデジタルズームだけれど12MP相当に切り出して出力することでデジタルズームでありながらも美しく撮影できるのでは無いかと思います。
▼実用的なのは2倍までかな。それ以上はデジタルズームらしくどんどん画質が下がるので使い勝手が良いのはワンタップで切り替えられる2倍まででしょう。1枚目が2倍、2枚目が最大の10倍。↓
▼最後は被写体に近づいてもピントが合うマクロモード。モードの切り替えはカメラ画面上部のお花マークを押すことで切り替えます。通常カメラでピントが合う範囲で出来るだけ近づいて撮影した写真が左、マクロカメラで撮影した写真が右。色合いや質感に大きな変化がなくこれだけ近づいて撮影出来ているので、うまく調整できているなーっと関心。↓
メインカメラで撮影した動画
▼1920×1080/60FPSで撮影した動画です。iPhone 11と比較すると大きく手ブレしていることが分かります。歩き撮影には向いていないですね。↓
▼強力な手ブレ補正も搭載されています。が、1080P/30FPSまたは4K/30FPSしかサポートされていません。↓
▼今回は1080P/30FPSに設定してカメラ上部の手ブレ補正アイコンをオンにして撮影してみたところ、確かに手ブレ補正はiPhone 11に匹敵するほどに強力なのですが、全体を通してカクつきやノッキングが起こったので、安定性についてもiPhone 11が圧倒している印象です。↓
動画撮影能力についてですが、手ブレ補正で高い評価を得ているiPhone 11には全く敵わず。
あと手ブレ補正の注意点なんですが、例えばサポート外の1080P/60FPSでも手ブレ補正アイコンを押すと「手ブレ補正は1080P/30FPS、4K/30FPSのみサポートされます」的な注意ポップがでますが、そのまま撮影することが出来ます。
▼撮影している映像は手ブレ補正が効いており、撮影後にビデオ設定を見ると1080P/60FPSのままだったので、「あれ、サポート外の1080P/60FPSでも手ブレ補正使える?」と思ったんですが、PCから撮影映像のデータを確認すると1080Pの解像度でフレームレートは30FPSとなってました。↓
つまり、手ブレ補正がサポートされていない解像度とフレームレート設定で手ブレ機能をオンにすると内部のデータは自動的に30FPSにされてます。この点は注意すべき点ですね。
OnePlus 8のディスプレイってどうなの?
OnePlus 8のディスプレイは6.55インチ。黒色の表現力が桁違いで高級テレビも挙って採用する有機EL搭載モデルです。
項目 | 内容 |
パネル | 有機EL。発色・黒色の表現力が液晶とは桁違いに良い |
リフレッシュレート | 60Hzと90Hzに切替可能。一括切り替えなので扱いにくい |
ノッチ隠し | ○:対応 |
ビデオカラー | 「鮮やか」のみオン・オフ可能 |
アビエント | ○:対応 |
目に優しい表示モード | ○:クロマティックまたはモノクロームを選択可能。アプリ毎に指定OK |
OnePlus 8は90Hzの滑らかな表示が出来ることがウリの1つ。OnePlus 8では60Hzまたは90Hzを選択出来るようになってました。うーん、他機種だったらアプリ毎にリフレッシュレートを選択出来るようなモデルもあるので、あまりユーザーフレンドリーではないなーって思っちゃいますね。
もう少し柔軟に設定が出来たほうが僕は嬉しいかな。90Hzじゃなくても良いアプリのほうが多いからね。
OnePlus 8のサウンドってどうなの?
項目 | 検証結果 |
スピーカタイプ | デュアル |
標準イコライザー | ☓ |
備考 | ドルビーアトモス対応 |
僕は動画や映画をスマホで見るので「デュアルスピーカー仕様」はとっても嬉しかったポイント。やっぱりシングルスピーカーは音の偏りが気になってしまうんで。
あと、Bluetoothコーデックは公式で対応状況が公開されているので検証は割愛しましたが、SBC以外に低価格でありながら低遅延なAACやapt-X、ハイレゾ音源まで飛ばせるapt X HDやLDACに対応しているのはBluetoothイヤホンを使っている方にとって嬉しいポイントでしょう。
▼色々対応製品が出ているので慎重を考えている方はどうぞ以下からどうぞ。音質と遅延のバランスからAACやapt-Xがオススメです。↓
OnePlus 8のバッテリーってどうなの?
項目 | 内容 |
充電速度 | 30W対応で充電器も付属。とても速い |
ワイヤレス充電 | ☓ |
逆充電(ケーブル) | 機能としてケーブル逆充電はないけど2.5W出力はできた。が、モバイルバッテリー用途としてはまったく向いていない |
逆充電(ワイヤレス) | ☓ |
OnePlus 8のバッテリーは4300mAhバッテリーを搭載。平均以上のバッテリー容量であることや有機ELによる省電力効果もあって、実機を使っていても十分1日はバッテリーが持つなという印象です。また、30Wの充電は流石に速いの一言。全く不満を感じることは無いでしょう。
一方でワイヤレス充電非対応は普段から使っている僕からするとライフスタイルを変えないといけないので、なんだかなーという感じ。価格も決して安くは無いのでOnePlus 8もワイヤレス充電機能は搭載するべきだったのではないか?と感じてしまいます。Proは対応しているんですけどね。残念。
追い抜け追い越せのiPhone 11は価格も安くてワイヤレス充電にも対応しているんで、比較しちゃうとやっぱり見劣りする部分ですね。ここはケチらないほうが良かったんじゃ?
というわけで、既にワイヤレス充電を便利に使っている方はご注意を。
OnePlus 8まとめ
うん、すごく難しいねこのモデル。なんていうのかな、時期が悪い。
OnePlusシリーズって昔は高コスパモデルとして人気だったんですが、シリーズを重ねるごとに価格も高くなってまして、ETORENでの価格は公式よりちょっと高くて8万円。うーん、普通におサイフケータイも防水防塵も技適も周波数もバッチリである日本版のiPhone 11が買えちゃうし、大手キャリアだと割引適用で色んな端末が選び放題な価格帯に突入しちゃいました。
もちろん、5Gに対応していることや最新のSoCを搭載していることに対する優位性はあるんですが、そもそも5Gは日本だと2020年4月時点だと繋がらんし、構築までに1〜2年は必要でしょう。また、もはや大多数のユーザーはオーバースペック過ぎて、このパフォーマンスを求めるユーザーは多くはないんじゃないかと思っちゃいますね。
一方で、海外スマホという枠組みで考えると隅々まで行き届いた日本語の対応状況や、多くの日本バンドに合致する周波数などは魅力です。但し、(出来るのか分からんけど)VoLTE化してこそな端末でしょう。僕は面倒くさいので管轄外ですが。
で、これまでだとパフォーマンスに対して価格が安いからこそ、そのような面倒くさい部分もなんとかして使おうって方も居たかもですが、今回はかなり良いお値段なので悩んじゃうよね。
ちなみにですよ、僕が注目しているモデルはもはやOnePlus 8シリーズではなくて、OnePlus 8と同じ処理性能と沢山のバンドに対応している「Vivo iQOO Neo 3」ですね。AliExpressでお値段なんと約5万円くらいで手に入っちゃうんだから。速攻ポチったよ。
こういった「かつてのOnePlus的な立ち位置」に他のメーカーがここぞとばかりにプッシュしているような状態なので、色んな端末をみて検討してみて下さい。モノは悪くないんだけどね。以上、ガルマックスレビューでした。