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OnePlus 5の実機レビュー。日本語完全対応で最高の性能・使い心地の中華スマホ

OnePlus 5

中国で絶大な人気を誇るOPPOのハイブランドOnePlusから登場した最新フラッグシップ機の「OnePlus 5」は登場以来、日本で馬鹿売れしている超ハイコストパフォーマンスなSIMフリースマートフォンだ。

2017年7月現在で最高性能を誇るSoCのSnapdragon 835、超大容量の6GB又は8GBのメモリ、省電力性能が高く美しい発色が特徴の有機ELディスプレイ、2枚のSIMで同時待ち受け可能なデュアルスタンバイ、2つのカメラを搭載したデュアルカメラなど、ハードウェア構成はコレでもか!と言わんばかりのトレンド機能と最高スペックのパーツが詰め込まれている。

しかも、日本で同等性能帯の端末価格が10万円前後のところ、OnePlus 5は6GBモデルなら5万円台なのだから驚きだ。

今回、GEARBESTさんのご厚意でメモリ6GB版の実機を試す機会を頂いたので、触っている最中だが、OnePlus 5は「日本への進出を狙っているのか?」という程にソフトウェア面も煮詰められていた。

詳しい実機レビューの前にまずは良かったところとイマイチなところを残しておく。

[良かった]

  • コストパフォーマンスが最高。
  • 超低価格で最新フラッグシップ機が手に入る
  • DSDS、デュアルカメラ等、トレンド機能がてんこ盛り
  • 充電がめちゃくちゃ早い。
  • 日本語化が超簡単で独自機能部分まで日本語化されている
  • ソフトバンク(ワイモバイル)系との相性が抜群

[イマイチ]

  • 日本ではリリースされておらず技適が無いので自己責任での利用となる
  • MicroSDスロットが備わっていないので保存容量の拡張が出来ない

なお、本記事は各種検証を随時行い本記事へ追記する形で更新する。

▼スペック↓

項目スペック
OSOxygenOS based on Android Nougat
SoCSnapdragon835
GPU:Adreno 540
メモリ6GB/8GB
保存容量64GB/128GB
SDスロット無し
液晶5.5型AMOLED
(1920x1080)
背面カメラ16MP(Sony IMX 398)+20MP(Sony IMX 350)
デュアルカメラ
ポートレートモード
マニュアルモード
RAW撮影対応
4K30FPS動画撮影
『720P/120FPSスローモーション撮影
前面カメラ16MP(Sony IMX 371)
対応バンドFDD LTE: Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/29/30/66

TDD LTE: Band 38/39/40/41

TD-SCDMA: Band 34/39

UMTS(WCDMA): Band 1/2/4/5/8

CDMA EVDO: BC0

GSM: 850/900/1800/1900 MHz
SimサイズNanoSIM×2
DSDS
Wi-Fi2x2 MIMO, Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac, 2.4G/5G
センサー GPS(GLONASS、Beidouサポート)
加速度センサ、電子コンパス
光センサ、磁気センサ
近接センサ、ジャイロスコープ
指紋センサー、RGBセンサ
バッテリー3300mAh
Dash Charge (5V 4A)
USB Type C
サイズ154.2 x 74.1 x 7.25 mm
重量153g
カラーSlate Gray
Midnight Black

なお、OnePlus 5の性能解説や特徴紹介、激安で購入できるショップ情報は以下の記事で纏めている。

後継機のお知らせOnePlus 5のマイナーチェンジモデル[OnePlus 5T]が米国で発売開始となりました。以下の記事で詳しく執筆しているので宜しければどうぞ。

目次をクリックすると各項目へ移動します

OnePlus 5の最安値をチェック!

OnePlus 5を取り扱っている海外ネットショップで簡単に価格比較が行える様に最安値チェック記事を公開しています。以下からどうぞ

OnePlus 5の日本語化に関して。

OnePlus 5の実機の電源を入れて気がついたが、OnePlus 5は初期設定から日本語がデフォルトで選択出来る。

OnePlus 5は初期から日本語で利用可能。独自機能まで全て日本語化されている。

▼初期設定で日本語が選択出来るOnePlus 5。端末の設定項目を確認すると独自機能まで全て日本語化されていた。↓

初期設定で日本語が選択可能なOnePlus5

中華スマホでもAndroidのマルチランゲージ機能を利用して日本語化に対応している製品も多いが、メーカーが独自に搭載した機能に関しては日本語化されず、英語と日本語が入り混じる事が多い。しかしながらOnePlus 5の日本語対応状況は”日本で発売する事を想定している”かのような日本言語に対応していた。

これまで中華スマホの多くは、日本市場にあまり優しくないソフトウェア仕様の製品が多かったが、OnePlus 5なら、購入後即戦力として利用できる。これは”使える中華スマホで安くて高性能な端末を求めている層”にズキューンと響く仕様だと思う。

OnePlus 5の電波に関して。

冒頭でもお伝えしたが、OnePlus 5は技適の無い端末なので日本で利用する場合は自己責任となる事を踏まえて読み進めて頂ければと思う。

OnePlus 5が対応する電波はドコモ・au・ソフトバンク(ワイモバイル)の電波に複数合致しており、理論上は3キャリア対応の様に思えるが注意が必要。僕が実際に試した限り、大手キャリアと遜色無く利用できるのはソフトバンク(ワイモバイル)だ。

ドコモ・au・ソフトバンクとの相性

[ワイモバイル]
LTE/3G共にソフトバンク(ワイモバイル)で発売されている端末と遜色なく利用できる。LTEに関してはSIMフリースマートフォンでは対応尚良なバンド41にも対応している。

[ドコモ]
LTEに関しては大手キャリアと遜色ないバンドに対応。3Gに関しては山岳地帯や農村地区をカバーするFOMAプラスエリアに未対応。都市部や地方都市などでの利用はドコモで特に困ることは少ないが、念のためFOMAプラスエリアをドコモのエリアマップで調べておこう。

[au]
OnePlus 5はauのLTEやCDMA2000を利用する3Gに対応しているものの、auの非VoLTE SIMでは1枚のSIMでの運用が出来ず、データ通信側をau以外の回線を利用しないと使えない。また、OnePlus 5はau VoLTE SIMにも対応していない。

僕はau回線の通話回線を所有しておらず詳しい内容を発信できないので、au回線については実際に黒SIM(非VoLTE SIM)で詳しく検証を行っているアンドロイドラバーさんの記事参照をおすすめする。

DSDSの組み合わせ早見表。

各組み合わせでのDSDS対応情報を収集して纏めてみた。

組み合わせ 利用可否
ドコモ(通話)+ドコモ(データ)
ドコモ(通話)+au(データ)
ドコモ(通話)+ソフトバンク(データ)
au(通話/非VoLTE)+au(データ)
au(通話/非VoLTE)+ドコモ(データ)
au(通話/非VoLTE)+ソフトバンク(データ)
au(通話/au VoLTE SIM)+au(データ)
au(通話/au VoLTE SIM)+ドコモ(データ)
au(通話/au VoLTE SIM)+ソフトバンク(データ)
ソフトバンク(通話)+ソフトバンク(データ)
ソフトバンク(通話)+au(データ)
ソフトバンク(通話)+ドコモ(データ)

au回線については「アンテナが立たない」「DSDS中に電波を掴まなくなる」などの不具合が出ているので、au回線は避けたほうが良さそう。

VoLTEは非対応

通話時にLTE回線を利用するVoLTEにOnePlus 5は未対応だった。

この事から、ドコモ回線は通話時に3G回線を利用する事が確定的となり、前述した3Gで山岳地帯や農村地区をカバーするFOMAプラスエリアに該当するユーザーは注意が必要だ。

OnePlus 5の同梱物をチェック。

OnePlus 5を購入すると何が付属してくるのかチェックしてみた。

同梱物は必要最低限。

▼外箱は(写真では分かりにくいが)”5”と刻まれた白蓋と赤い内箱。↓

真っ白なOnePlus 5の外箱

▼蓋を開けるとドドーンとOnePlus 5が出て来る。↓

蓋を開けるとOnePlus 5の本体が出てきた

▼本体はガッチリ固定されているので、蓋を開けた拍子に端末が落ちる心配が無い。↓

本体は内蓋にしっかり固定されており蓋を開けた拍子に端末が落下する心配も無い

▼端末が固定されているボックス内部にはクイックガイドやSIMピンが入っていた。↓

端末が固定されているボックス内にも付属品が入っているので開封忘れに注意

▼内箱には専用のチャージャーと充電ケーブル。↓

箱の底部分にはチャージャーとUSB Type-Cケーブルが入っていた

▼充電ケーブルはOnePlusカラーのレッドで裏表関係無しに差し込めるUSB Type-Cが同梱されていた。

ケーブルは裏表関係なしに差し込めるUSB Type C端子

▼充電器は独自の超高速充電技術に対応した専用の充電器。プラグ形状は日本と同じなのでそのまま利用できる。但し、超高速なDash充電は付属の充電器でないと利用できないので注意。↓

充電器は日本でそのまま利用できるが、独自のDash充電は専用充電器でないと利用できない

▼以下は全ての同梱物を出した状態。↓

付属品にはOnePlusのステッカーも入っていた

  1. OnePlus 5本体(ディスプレイ保護フィルムが装着済み)
  2. USB Type-Cケーブル
  3. クイックガイド(日本語記載なし)
  4. OnePlus 5オリジナルステッカー
  5. 専用急速充電器
  6. SIMピン

One Plus5の外観のチェック。

OnePlus 5の外観をチェックしてみた。所有満足度の高い外観はフラッグシップ機らしい高品質な外観だった。

本体は薄く・軽く・スタイリッシュ

▼本体はつや消しのグレーで指紋はやや目立つ印象だ。背面はアルミ素材でOnePlusのロゴが刻み込まれている↓

本体背面はアルミ素材でやや指紋が目立つ

▼本体の左側面には3段式のトグルスイッチとボリュームボタン↓

本体の左側には3段トグルスイッチとボリュームボタン

▼本体右側面にはSIMスロットと電源ボタン。↓

本体左側にはSIMスロットと電源ボタンが備わっている

▼本体下部にはモノラルスピーカーとUSB Type-C端子、イヤホン端子が備わっていた。↓

本体下部にはモノラルスピーカーや充電端子、イヤホンジャックが備わっていた

スクリーンショットの撮影が簡単。

Androidでスクリーンショットを撮影するにはボリュームを下げるボタン+電源ボタンの同時押しで撮影できるが、OnePlus 5はボリュームボタンが端末左側、電源ボタンが端末右側に備わっているので、手で端末を挟むようにボタンが押下出来てスクリーンショットの撮影がとても簡単。

▼ボリュームを下げるボタンと電源ボタンを摘む様にスクリーンショットが撮影できる↓

スクリーンショットは端末を挟むような感じで撮影できる

指紋認証ユニット兼ホームボタンはセンサー式。指紋認識速度が超早い

▼指紋認証ユニット兼ホームボタンはボタンタイプではなくセンサー式。僕はボタンを押し込む事が面倒くさいと感じるタイプなので嬉しい仕様↓

ホームボタン兼指紋認証ユニットは静電タッチ式で物理ボタンではない

▼指紋の認証時間が凄く早い。(指紋認証機能を利用している事を分かりやすく残すために、人差し指では指紋を登録せずにロック解除出来ない様子も含めている)↓

デュアルカメラは少々出っ張っているが気にならない程度。

▼デュアルカメラは少し出っ張っていたがiPhone 7 Plusほどでは無いので気にならない程度の出っ張り。↓

カメラは少々出っ張っているが、気にするほどでは無い

SIMはNanoSIMが2枚セット出来るがMicroSDは挿入できない。

▼SIMトレイは金属製でNanoSIMが2枚セット出来る。残念ながらMicroSDは利用できない。↓

SIMトレイはNanoSIMが2枚入るがMicroSDには対応していない

OnePlus 5のベンチマーク

Snapdragon835、メモリ6GB版のOnePlus 5でベンチマークを測定した結果、恐ろしいほどの高スコアを叩き出した。メモリ8GB版に関しては「OnePlus 5/(Snapdragon 835/RAM 8GB)の実機AnTuTuベンチマークスコア」で実機AnTuTuベンチマークスコアを掲載しているのでチェックをどうぞ

▼現時点で主流となる各性能帯のAnTuTuベンチマークスコア↓

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]

AnTuTuベンチマークスコアでは総合スコアが18万点オーバー。

▼AnTuTuベンチマークでのスコアは総合が181,829点、3Dが74506点。恐ろしいほどの高スコアを叩き出した。↓

OnePlus 5のAnTuTuベンチマークスコアは18万点を超えた

GeekBench4のスコア。

▼GeekBench4を利用して端末性能をチェックしている方は以下をどうぞ。シングルコア性能が1982点、マルチコア性能が6780点↓

GeekBench4もシングルが1982、マルチが6780で高スコアだった

3DMarkのスコア。

▼3DMarkを利用して端末性能をチェックしている方は以下をどうぞ。Ice Storm Unlimitedでのスコアは41241点↓

3DMarkは41241の高スコア

OnePlus 5の機能をチェック。

OnePlus 5で利用できる独自機能などをチェックしてみた。

初期導入アプリは必要最低限。

▼初期導入アプリは基本最低限の構成。普段見慣れないものはOnePlusのコミュニティーへアクセスする為の「Community」とGoogleのビデオ通話アプリのDuoくらい。↓

OnePlus 5の初期アプリはGoogle系アプリが殆どでピュアOSに近い構成だった

日本圏のアプリが導入できる。

OnePlus 5の言語を日本語にするとロケーションも日本となり、日本向けのGoogle Playストアに繋がる。日本で発売している端末と遜色ないアプリ導入が可能だ。

▼Google Playストアに対応。日本向けのページに繋がる。↓

OnePlus 5は日本圏のGoogle Playストアが利用可能

設定項目は全て日本語。

冒頭でもお伝えしたが、言語設定で日本語を設定すると設定画面は独自機能部分も含めて全て日本語となる。翻訳も素晴らしく、機能説明は読むだけで内容が把握出来る。

▼きめ細やかな日本語に対応しているOnePlus 5↓

OnePlus 5は完全日本語対応

3段トグルスライダー

本体左側面に備わる3段トグルスライダー

OnePlus 5の左側面には3段階のスイッチが備わっている。このスイッチは「着信音(通常利用時)」「おやすみモード」「サイレント」を即座に切り替えられる便利なスイッチだ。

▼設定画面の3段トグルスライダー項目を開くと、着信音・おやすみモード・サイレントの動作設定が出来る。以下はおやすみモードの設定項目。↓

3段トグルスライダーは各項目を細かく設定可能

iPhoneでは本体にスライダースイッチが備わっており、簡単にマナーモードに切り替えられるが、OnePlus 5は独自機能として3種のモードを簡単に切り替えられて非常に便利だった。

「戻る」ボタンの左右切り替えが可能で各ボタンに機能を割り振ることが出来る。

OnePlus 5はホームボタンの左右が静電タッチ式のボタンとなっており、ナビゲーションキーの役割を担っている。設定の”ボタン”項目では”戻る”ボタンの入れ替えが可能

▼「ボタンの入れ替え」項目で”戻る”ボタンを右または左に設定できる。↓

戻るボタンを変更可能

また、「戻る」「ホーム」「最近利用した項目」のボタンは長押し/ダブルタップ時の動作も設定可能となっている。

▼各ボタンは長押し/ダブルタップで様々な機能を割り振れる。↓

各ボタンは長押しとダブルタップ時でそれぞれ機能を割り振れる

ジェスチャー機能

設定のジェスチャー項目ではデフォルトで「フリップして消音」「3本指のスクリーンショット」「ダブルタップでスリープ解除」「音楽コントロール」の設定が可能。利用説明の日本語も記載しているので利用方法も簡単に把握出来る。

更に、画面に「O」「V」「S」「M」「W」の文字を描く事で任意のアプリや各機能へのショートカットが設定できる。

▼便利なジェスチャー機能にも対応するOnePlus 5。↓

様々なジェスチャー機能にも対応しているOnePlus 5

バッテリー残量の%表示やリアルタイムの通信速度を表示出来る。

▼設定項目のステータスバー項目ではバッテリーマークの変更、バッテリーの%表示、通信速度の表示も任意でオン・オフ出来る。↓

OnePlus 5はバッテリーの%表示や通信速度の表示も可能

通知LEDの設定が可能。画面を光らせて通知を分かりやすくすることも出来る。

設定項目では少し分かりにくい場所にあるが、ディスプレイ項目の中に通知時のLED設定項目がある。

▼初期状態でも通知LEDは画面左上に備わっており、通知時はグリーンに点滅する↓

通知LEDは画面左上に備わっている

▼設定のディスプレイ項目を少しスクロールするとLED通知の設定箇所に辿り着ける。「アプリの通知ごと」の項目ではアプリ毎に通知LEDを光らせるか光らせないかを選択可能。通知LEDの点灯が不要なアプリはオフにすることで重要な通知のみを通知LEDの点滅で把握出来る。↓

通知LEDの色やアプリ毎に光らせる光らせないの設定が可能

▼アンビエントディスプレイをオンにすると、通知があった瞬間に画面に通知内容が表示され画面が一時的に点灯し通知に気づきやすくなるのでオンに設定することをオススメしたい。↓

通知が合った場合に画面に一時的に通知内容を表示させて通知を分かりやすくする機能も備える

ゲームプレイ時のボタンロック、通知オフを設定可能

▼設定画面の詳細設定に「ゲーム中の妨害禁止」項目では、ゲーム時の誤動作を防ぐ為にボタンロック、通知オフをアプリを指定して設定可能↓

ゲーム中にボタン操作を向こうにする機能を備えるOnePlus 5

▼ボタンロックはゲームプレイ中に静電ボタンが無効化される。解除する場合はステータスバーを引っ張るとロック解除する表示が出て来るのでタップするとロック解除。↓

ゲーム中のボタン無効化を解除するにはステータスバーでの無効通知をタップすることで解除出来る

BluetoothオーディオコーデックでaptX HDなどに変更出来る。

▼設定の詳細設定に「Bluetooth Audio codec」項目をタップすると、「aptX HD」「aptX」「SBC」からコーデックを選択出来る。Bluetoothイヤホン等で高品質なaptX HDなどが対応している場合は設定を変更しよう。↓

高品質なBluetoothAudiocodecに変更可能

Android 7.1.1の機能も利用できる。2画面分割も可能

OnePlus 5はAndroid 7.1.1を独自にカスタマイズしたOxygenOSを搭載しているが、Android 7.1.1の機能である2画面分割表示なども利用可能となっている。

▼搭載されているOSのベースはAndroid 7.1.1。2画面分割表示も問題なく利用できた。↓

2画面分割も全く問題ない

OnePlus 5のカメラをチェック。

OnePlus 5は2つのSONYセンサーを利用するデュアルカメラを採用しており、背景をボカして被写体を際立たせるような写真が撮影可能だ。

※テスト撮影した限りではポートレート撮影も通常撮影も思っているより綺麗に撮影可能だった。但し、薄暗い場所での撮影は若干苦手。後日ガチ撮影に行ってくるので更新をお楽しみに!

撮影モードは少ない

OnePlus 5の撮影モードは少なめ

利用できるモードは「写真(オート撮影)」「ビデオ」「ポートレート(背景をボカして人物を際立たせる撮影モードで)」「プロモード(マニュアル撮影)」「コマ撮り(タイムラプス)」「スローモーション」「パノラマ」の計8種。

オート撮影ではシーン別撮影モード等は搭載されておらず、設定できる項目はフラッシュとHDR程度でほとんどカメラまかせの撮影となる。

ワンプタッチで1倍と2倍を切り替えられる。

一倍と二倍を任意のタイミングで切り替える事が可能

OnePlus 5は広角レンズ+望遠レンズのデュアルカメラ仕様で、写真撮影時は画面に表示されている「1x」アイコンをタップすることで二倍ズームの「2x」にワンタッチで切り替え可能。

望遠側のレンズを塞いで2xにすると映像が遮られたので、しっかり望遠側に切り替わっているようだ。過去にヤマダ電機のEveryPhone MEの偽デュアルカメラでガッカリした経験もしたが、OnePlus 5のデュアルカメラは正常に広角と望遠を切り替えているので安心しよう。

デュアルカメラの恩恵は少なめ。

OnePlus 5のデュアルカメラで出来る事は以下の通り

  • 背景をボカして被写体を際立たせる「ポートレート」撮影が可能
  • 広角と望遠を任意のタイミングで切替可能。

以前、「UMIDIGI Z PRO実機レビュー!ハイスペックで2.6万円!デュアルカメラも搭載!」で紹介した端末のデュアルカメラでは、撮影後にボケ味具合やピント位置を調整可能で、HUAWEIのP10/P10 Plusでもワイドアパーチャ機能で同等の機能が利用できる。

OnePlus 5のデュアルカメラは残念ながらポートレート撮影時にボケ味を調整する事は出来ず、後からピント変更も出来ないので、デュアルカメラを活かした機能に乏しい印象だった。

OnePlus 5で撮影した写真。

今回はOnePlus 5の広角+望遠カメラを試すのに最適な東山動物園にて撮影してきた。動物園では通常のスマートフォンカメラだと倍率が足りずに被写体が小さく写りがちだが、OnePlus 5は望遠レンズを搭載しているので、少し遠い動物たちも大きく撮影できて非常に便利だった。

以下では動物園内の写真と、動物たちの撮影で広角、ズームの2種を交えながら掲載したいと思う。

動物園での撮影では望遠撮影の恩恵が大きく、動物たちを大きく撮影できるので多用していた。本記事で掲載している写真はリサイズ加工のみで、色合い等は撮影した状態と同じ。

明るい場所では比較的綺麗に撮影できるカメラ性能で、普段使いでも全く問題ない写り具合だった。但し、逆光には弱い印象。キリンの写真では逆光状態で撮影したが、やや白く霧がかったような写真に仕上がった。

以下は動物以外の被写体を撮影した写真。

その他のシチュエーションでの撮影では、光量が多く取り込める場所では綺麗に撮影出来た。しかしながら最後の猫ちゃんが写っている写真の様に室内で光量が少ない場所での撮影ではややノイジーになる傾向だった。

OnePlus 5のデュアルカメラは平均点以上だと感じるが、撮影モードが少なくカメラまかせで撮影するので、例えば薄暗い場所での撮影では物足りなさを感じるかもしれない。

総合的には普段使いで全く問題ない性能だと感じるので、写り具合や色合いが好みなら是非どうぞ。

OnePlus 5のバッテリーをチェック。

OnePlus 5は3300mAhのバッテリーを搭載しており、独自の超急速充電技術のDASH充電が利用可能。早速ほぼバッテリーが空の状態から充電してみたが、驚くほど充電時間が短縮されていた。

▼残量2%で11:11から充電開始。満充電は12:36で充電時間は1時間25分と圧倒的な速さで充電できた。51%時点だと充電開始から24分でとてつもない速さ。↓

OnePlus 5はほぼ空の状態から1時間弱で満充電できた

▼急速充電中は画面に”Dash 充電”と表示され、急速充電中であるかを視覚的に確認できる。↓

急速充電中は画面にDash充電と表示される

OnePlus 5のDash充電は非常に充電時間を短縮できるが、専用の充電器で無いとDash充電出来ないので急ぎの場合は付属の充電器を利用しよう。

OnePlus 5は現時点で最高の中華スマホだった。

OnePlus 5は中華スマホの中でも特に日本市場を意識しているような仕様だった。特に日本語化が秀才で、日本で発売している端末と遜色ない使い心地であったことが衝撃的だった。

デュアルカメラの仕様は若干物足りない印象だったが、ポートレート撮影は綺麗に撮影出来るし、普段使いなら全く問題ない仕上がりだと思う。

中華スマホでコスパを求めるならXiaomi製品も魅力的だが、XiaomiのMIUIは日本語未対応でROM焼きなどの手間や動かなくなるリスクも有ることから、文鎮化のリスク無しに今すぐ高コスパな使える中華スマホが欲しい方にはOnePlus 5を強くオススメしたい。

高性能&低価格な端末なら、現時点でOnePlus 5は間違いなくナンバーワンのSIMフリースマートフォンだ。コレは勢いに任せてポチっても後悔しない端末なので、コスパの良い即戦力スマホを探しているなら是非どうぞ。

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