OnePlus 5の性能や仕様、特徴とライバル機種、販売店まとめ

OnePlus 5はSnapdragon835、SONYセンサーを利用したデュアルカメラ、DSDSなど高性能な端末ながら価格が479ドルの高コスパスマホ

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OnePlus 5の6GB版を手に入れました。実機を用いた詳しいレビュー記事を公開しています。詳しくは以下からどうぞ

【関連】OnePlus 5の実機レビュー。日本語完全対応で最高の性能・使い心地の中華スマホ

OnePlusの最新端末「OnePlus 5」が発表された。Snapdragon835、メモリ6GBまたは8GB、保存容量64GBまたは128GB、有機ELのフルHDディスプレイを備え、Sony IMX 398(16MP)+Sony IMX 350(20MP)のデュアルカメラを搭載しインカメラにもSony IMX 371(16MP)を採用する。2枚のSIMを同時待ち受け可能なDSDSや高速充電に対応するなど、高機能&高性能が特徴の海外端末。

そして、驚くのはその価格。この性能なら確実に10万クラスだが、発表されたOnePlus 5の価格は$479で執筆時点のレートだと約53,300円。

高性能なSnapdragon 835を搭載した端末が欲しい方は要チェック端末。

更新履歴

2017/6/28
GEARBESTで8GB版が発売開始。6GB版、8GB版共にフラッシュセール中で安くなっています。詳しくは「OnePlus 5を取り扱う販売店まとめ」をどうぞ。

2017/6/23
発売日を追加。詳しくは「OnePlus 5の発売日と価格。」をどうぞ。
OnePlus 5が購入できる販売店をまとめました。詳しくは「OnePlus 5を取り扱う販売店まとめ」をどうぞ。

OnePlus 5の発売日と価格。

発売日は2017/6/26。

執筆時点では端末発表のみだったので発売日は後日追記。

$479で執筆時点のレートで約53,300円。

OnePlus 5の仕様表と性能。

項目スペック
OSOxygenOS based on Android Nougat
SoCSnapdragon835
GPU:Adreno 540
メモリ6GB/8GB
保存容量64GB/128GB
SDスロット無し
液晶5.5型AMOLED
(1920x1080)
背面カメラ16MP(Sony IMX 398)+20MP(Sony IMX 350)
デュアルカメラ
ポートレートモード
マニュアルモード
RAW撮影対応
4K30FPS動画撮影
『720P/120FPSスローモーション撮影
前面カメラ16MP(Sony IMX 371)
対応バンドFDD LTE: Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/29/30/66

TDD LTE: Band 38/39/40/41

TD-SCDMA: Band 34/39

UMTS(WCDMA): Band 1/2/4/5/8

CDMA EVDO: BC0

GSM: 850/900/1800/1900 MHz
SimサイズNanoSIM×2
DSDS
Wi-Fi2x2 MIMO, Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac, 2.4G/5G
センサー GPS(GLONASS、Beidouサポート)
加速度センサ、電子コンパス
光センサ、磁気センサ
近接センサ、ジャイロスコープ
指紋センサー、RGBセンサ
バッテリー3300mAh
Dash Charge (5V 4A)
USB Type C
サイズ154.2 x 74.1 x 7.25 mm
重量153g
カラーSlate Gray
Midnight Black

SoCはSnapdragon 835

SnapdragonはQualcomm社のモバイル向けSoCでシェア率ナンバーワン

日本でも夏モデルのフラッグシップ機に採用されているQualcomm社の最新フラッグシップモデルSnapdragon 835はGPUにはAdreno 540を搭載。現時点で最高性能のSoCで何をするにしても快適な動作が期待できる性能を持つ。

その他、基本処理性能に関わるメモリ搭載量は6GBまたは8GB、画面解像度は5.5型1920×1080の有機ELパネルを採用。どこからどう見てもフラグシップ機。

▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]

対応電波について。

OnePlus 5は海外製品なので日本の技適や電波適合に期待できないが、OnePlus 5が対応するバンド自体は豊富な印象。

例えばドコモで利用するLTEで必須となるバンド1/3/19にフル対応、ソフトバンクも1/3/8にフル対応、auも1/18/26にフル対応している。

一方、3Gに関してはドコモではFOMAプラスエリアに対応するバンド6(バンド19)、auではCDMA2000の主力電波BC0には対応するもののBC6には未対応。(BC6には未対応でもBC0さえ対応していればau-3G回線の掴み具合は全く問題ない。)

注目すべき点はソフトバンク(ワイモバイル)の3Gは必須バンドの1/8に対応しており、AXGPのバンド41にも対応するなどLTE/3Gともにフル対応している。

もちろん、この情報は公式サイトで記載されている対応バンド情報を基にしているので、利用できる事を保証するものではなく、参考程度に留めて頂きたい。

海外端末を日本で利用する場合は技適の取得が必要。現時点で正式な日本国内発売のアナウンスが無いので端末が販売されて購入する方は自己責任でどうぞ。

OnePlus 5の良いところ。

ここからは個人的にOnePlus 5に魅力を感じた良いところをピックアップしたいと思う。

500ドル以下で最先端のハイエンド端末が手に入る

500ドル以下で最先端のハイエンド端末が手に入るOnePlus 5

似たような性能の端末は存在するが、同等性能でこれだけ低価格な端末は珍しい。最先端のハイエンド端末を低価格で手に入れて弄くり回したい方には非常にオススメな端末。

日本で同等性能の端末は10万円クラスで有ることから、単純に性能だけを求める場合に約半額で手に入るOnePlus 5は魅力的な選択肢の1つだ。

LTE+3GのDSDSに対応。通話SIMとデータSIMを個別に管理出来る

DSDSに対応しているOnePlus 5

DSDSとは2枚のSIMを端末に差し込み同時に待受が可能となる機能。例えば音声通話SIMを大手キャリア、データSIMを格安SIMを利用する、又は音声通話SIMを2枚挿して同時に2つの電話番号で待ち受けする、といった使い方が可能となる。

僕も現在DSDS端末で活用しており、使い方としてはメインの音声通話+データのデータ容量が無くなった時に安い格安SIMのデータSIMに切り替えて同時待ち受け状態で利用している。

大手キャリアで1GBの容量を追加する費用が約1,000円程で、格安SIMなら同等の価格で3GB利用でき高容量を低価格で使えて便利。

▼NanoSIMはそれ以上のサイズにアタッチメントを利用してサイズアップ出来る。SIMを複数持つなら持っておこう。↓

デュアルカメラを搭載。リアカメラもフロントカメラもSONYセンサーを採用。

OnePlus 5はデュアルカメラ、インカメラの全てでSONYのセンサーを利用している。

メインカメラにはSony IMX 398(16MP)+Sony IMX 350(20MP)のデュアルカメラを搭載しセンサーは定評あるSONYセンサーを採用。

2つのカメラを利用する事で被写体にピントを合わせ背景をボカした一眼レフの様な撮影が可能な「ポートレートモード」を搭載。

▼これは他機種のポートレートモードで撮影した写真で、背景をボカし被写体を際立たせる撮影方法。OnePlus 5でもこの様なポートレート撮影に対応する。↓

オートフォーカスは前フラッグシップモデルのOnePlus 3Tよりも40%高速に。2つのレンズを搭載する事で最大F値1.7で撮影が可能となり薄暗い場所でも光を取り入れやすく、その結果、シャッター速度が速くなり鮮明な撮影が可能となったようだ。

マニュアルモードも備え更にRAW撮影にも対応しているので、自由度の高い写真撮影が可能となっている。

動画撮影は最大4K30FPSの撮影に対応し、スローモーションは720Pで120FPSでの記録が可能。

▼以下は公式サイトで公開されていたOnePlus 5で撮影した写真集↓

メモリには高速なLPDDR4 RAMを採用。

LPDDR4 RAMのメモリを採用しているOnePlus 5

6GBまたは8GBの大容量な部分に注目しがちだが、搭載されているメモリは高速なLPDDR4 RAMを採用していることもポイントの1つ。

容量に関しては現在だと最低2GB、快適な動作を求めるなら3GB、それ以上はハイエンドスマートフォンの付加価値として搭載されているが、OnePlus 5が採用するメモリは超大容量且つハードウェア的にもハイエンドなモノが使われている。

VR/ARコンテンツを楽しめるジャイロセンサーを搭載。更にGaming DND Modeを備えているので相性が良い。

時間・環境・時空を超えた仮想世界に没入出来るVR、現実世界を拡張するAR。これらを利用する為に必須となるジャイロセンサーを搭載。ポケモンGOの様な現実世界にポケモンを表示するARモード、VRゴーグルを利用したVRゲームやVR映像コンテンツを楽しめる。

▼ポケモンGOでは現実世界にキャラクターを表示するARモードが利用可能↓

ポケモンGOをプレイする場合はジャイロがあったほうが良い

▼更にOnePlus 5は様々な状況で端末の動作をコントロール出来るモードが備わっており、その中でもGaming DND ModeがVRやゲームと相性抜群。モードをオンにすることで通知のブロック、メールのブロック、ボタン操作無効に切り替えられる。↓

Gaming DND Modeでゲームプレイ中のボタン無効や通知無効を簡単に設定できる

ゲームで誤って電源ボタンを押して画面が消灯するような 心配も無く、また、VRゴーグルへOnePlus 5を挿入する時のボタン干渉なども本モードで回避出来る。

▼スマートフォンを取り付けてVRゲームやVR映像コンテンツを楽しめるVRゴーグルは価格も安く、価格以上に新たな体験を体感することが出来る。OnePlus 5はGaming DND Modeでボタン干渉を気にしなくていいので相性が良い。↓

DashChageで超高速充電が可能

5V4A充電が可能なDashChageに対応

約30分で50%以上の充電が可能な5V4AのDashChageに対応。

▼公式サイトではSamsungの最新端末GALAXY S8やGoogle Pixel XLと比較して充電の速さをアピールしている。↓

他社のフラッグシップ機とOnePlus 5の充電性能を比較して利点をアピール

▼OnePlus 5とSamsung GALAXY S8との充電速度の速さを比較している動画も有るのでどうぞ。↓

OnePlus 5のイマイチなポイント。

僕が感じたOnePlus 5のイマイチなポイントを残したいと思う。

有機ELディスプレイは発色や応答性と引き換えに焼き付きや炎天下時の視野が心配。

OnePlus 5には発色や応答性が長けている有機ELを搭載しており、IPSパネルと比較して非常に美しいパネルを備えているが、有機ELは焼付きや炎天下時の視野性が悪いことがデメリット。

焼付きに関しては最近だとソフトウェア的に制御することが多くなったので少なくはなってきたが、屋外で利用する場合は画面が見にくく感じる事が有るので知っておこう。

海外製品なので日本での利用は難しい。

電波の項目でもお伝えしたが、OnePlus 5は現時点で日本市場への投入はアナウンスされておらず、海外版は技適、対応電波の関係で日本国内での利用は難しい。

海外渡航時に利用する方や、最新のハードウェア性能を試したい方向けの端末なのでこの点は予め知ってから購入検討しよう。

OnePlus 5のライバル機種

ここでは様々な観点からOnePlus 5のライバル機種となりうる端末をピックアップしたいと思う。

元祖コスパキラーのXiaomi Mi 6。

Xiaomi Mi6が発表!発売日は2017年4月28日!

Snapdragon835、メモリ6GB、デュアルカメラ、DSDS対応など、OnePlus 5と性能が似通った端末といえばXiaomi Mi 6。

こちらは既に発売済みの端末でGEARBESTでは548ドル(執筆時点)で購入可能となっている。価格的にはOnePlus 5に軍配が上がるが、Xiaomi Mi 6の価格も発売時に上乗せされていたので、どちらにするかは価格次第といったところだ。

OnePlus 5まとめ。

OnePlus 5のメーカーロゴ

Xiaomi以外でこれだけの性能を低価格で打ち出してきたことが驚き。ちなみにOnePlusは中国で人気爆発中のOPPOと同じメーカーで別ラインのハイブランドで日本では聞き慣れない端末メーカーだが、中国や台湾で巨大な店舗を多数構える一流メーカー。比較的安心感の高いメーカー製品で有ることもポイント。

OnePlus 5は低価格で最新の性能を体感したい方にとって発売が待ち遠しい端末だ。

海外向けのサイトだがOnePlus 5の公式ページが公開されているので是非チェックしてみよう。画像にテキストが含まれているタイプのサイトでは無いので、ページごとGoogle翻訳すると日本語での閲覧も可能だ。

OnePlus 5を取り扱う販売店まとめ

海外ネットショップは価格の変動が激しいので購入時に全ての店舗でOnePlus 5の取り扱い価格をチェックして一番安いショップで購入しよう。

◎現在、GEARBESTでOnePlus 5の6GB版が55210円、8GB版が65351円になる割引クーポンを配布中。各200台限定なので購入はお早めにどうぞ。

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