OPPO Find X8s+のスペックまとめ!Dimensity 9400+搭載、カメラ性能と普段遣いを両立!

OPPOからFind X8シリーズに「OPPO Find X8s+」が登場したのでスペックを見ていきましょう。「OPPO Find X8」のマイナーアップデート版になります。

同時に「OPPO Find X8s」「OPPO Find X8 Ultra」も発表されています!

OPPO Find X8s+の詳細スペック

SoC MediaTek Dimensity 9400+
メモリ 12GB/16GB
LPDDR5X
容量 256GB/512GB/1TB
UFS 4.0
ディスプレイ 6.59インチ、有機EL、2,760×1,256、最大120Hz
アウトカメラ 5,000万画素(メイン、f/1.8、24mm、AF、OIS)
5,000万画素(超広角、f/2.0、120°、35mm、AF)
5,000万画素(望遠、f/2.6、85mm、AF、OIS、W型プリズム)
インカメラ 3,200万画素
バッテリー 6,000mAh
有線:80W(SUPERVOOC)、80W(UFCS)、33W(PPS)、11.7W(PD)
無線:50W(AIRVOOC)
逆充電:10W
サイズ 157.53×74.51×7.95mm
重量 198g
対応バンド 3G:1/4/5/6/8/19
4G FDD:1/3/4/5/7/8/18/19/26/28A/66
4G TDD:34/38/39/40/41/42/48
5G:n1/n3/n5/n7/n8/n26/n28A/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78
OS ColorOS 15.0(Android 15)
防水防塵 IP68、IP69
備考  中国版

スペック表に関する免責事項

OPPO Find X8s+のデザイン

▼カラーはブラック、ホワイト、パープルの3色。なぜホワイトだけはいつもカメラバンプの色を本体カラーに合わせてもらえないのか気になります。↓

▼本体の厚さは7.95mm、重量は198g。↓

▼カメラバンプの厚さは2.99mmです。↓

OPPO Find X8s+の性能・パフォーマンス

SoCにはDimensity 9400+を搭載、メモリは12/16GB。

本機はOPPO Find X8sと同じくDimensity 9400+のローンチ端末なので、まだAnTuTuスコアなどの詳細性能はでていませんが、Dimensity 9400を搭載したOPPO Find X8のAnTuTuスコアが260万前後なので、それ以上のスコアが期待できます。

ブラウジングやSNS閲覧はもちろんのこと、最重量級のゼンレスゾーンゼロ、鳴潮、学マスなども最高画質でプレイできる性能を有しているでしょう。筆者所有の同社のDimensity 9400搭載端末はゼンレスゾーンゼロと鳴潮を同時に操作できるレベルのパワーがあります。

▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

OPPO Find X8s+のディスプレイ

▼ディスプレイサイズは6.59インチ、解像度は2,760×1,256、最大120Hzのリフレッシュレート対応です。最大輝度は1,600nitsに達するため、外でもしっかり画面が見えますね。↓

▼ベゼル幅はFind X8と同じ1.45mm。ライバルポジションのiPhone 16 Plusは約2.3mmなので、かなり頑張っていると思います。↓

OPPO Find X8s+のカメラ

▼カメラは50MPの広角+50MPの超広角+50MPの望遠。Hasselblad共同開発のトリプルカメラ構成を採用しています。↓

カメラ構成はFind X8と同じですが、Find X8にはなかったOPPOの新技術である「LUMO」という画像処理技術を新たに搭載しています。ポートレートや夜間撮影により最適化されるようです。

望遠レンズにはFind X8に引き続きW型プリズムを採用。Find X8ではW型プリズムを採用したカメラで被写体に寄れないので、同じ構造を採用している本機も寄れない可能性が高いです。このあたりが気になる人はレビューを確認してから検討するのが良いでしょう。

インカメラは32MP。自撮りの画質にも期待できます。

OPPO Find X8s+のバッテリー

▼バッテリーは6,000mAh。23時間の連続動画視聴が可能とのこと。↓

Find X8から本体サイズバッテリーが370mAh増加した代わりに重量は5g程重くなっています。

充電速度は有線最大80W無線最大50Wに対応。

有線の80W充電は独自規格のSUPERVOOCに加えて、中国の統一充電規格のUFCSにも対応。独自規格以外での高出力対応はかなりアツい!。

ただし、日本ではUFCS対応充電器がほとんど売られていないので、現段階であまり恩恵を受けることはなさそうです。一方でPPSは33W、PDは11.7Wまでしか対応しておらず注意が必要です。

無線の50W充電は独自規格のAIRVOOC対応ワイヤレス充電器が必要になります(日本国内でも販売されています)。

さらに、バッテリーではなく本体に直接電力を供給するバイパス給電にも対応。充電しながらゲームをプレイしてもバッテリーの劣化を抑えることができます。OPPO系の新しめの機種はこの機能を標準搭載しているのでありがたいですね!

OPPO Find X8s+のOS・機能

OSにはAndroid 15ベースのカスタムOSであるColor OS 15を搭載。

ショートカットボタン搭載

▼本体左側面にはアラートスライダーの代わりにショートカットボタンを搭載。AIの起動やカメラ、ライト、翻訳、スクリーンショットなどの動作を割り当てることができます。↓

豊富なAI画像編集機能

▼スマート台形補正。画面の黄金比を復元し、写真の「奇妙な角度」を自動補正してくれます。↓

▼その他鮮明度強化、消しゴム、反射除去、ボケ除去などのAI画像編集機能も搭載しています。↓

DeepSeek搭載のAIチャット

▼DeepSeekを搭載したチャットAI。Gemini、Gemini Live、かこって検索などのような機能があります。GoogleAIの代替品ですが、自社開発なだけあってクオリティや最適化には期待できますね。↓

OPPO Find X8s+まとめ

OPPO Find X8s+の発売日は2025年4月で記事執筆時点の価格は以下の通り。

  • メモリ12GB+容量256GB:4,199元(約8.2万円)
  • メモリ12GB+容量512GB:4,699元(約9.2万円)
  • メモリ16GB+容量512GB:4,999元(約9.8万円)
  • メモリ16GB+容量1TB:5,499元(約10.8万円)

Find X8から価格は据え置きでSoC性能やカメラの処理性能などがアップしたマイナーアップデートモデルです。X8をお持ちの方がわざわざ買い替えるほどではありませんが、X8シリーズが気になっていた方には結構アリな1台だと思います。

X8発表の半年後にはX8の改良版がでて、またその半年後には(おそらく)後継機のX9が出て…なかなか忙しいですね!

ColorOSのUIやアラートスライダー→アクションボタンの変化など、OPPOはひたすらiPhoneに似せようとしている感がありますね。OPPO製品はクオリティが高いので、オリジナリティをさらに追求していってほしいという気持ちはもちろんあります。

しかし、テック製品においては、どうしても独自規格や仕様が増えてしまい、一般のユーザーにとっては理解しづらい状況が生まれがちです。例えば、セルフレジが普及してきた現状を見ても、店舗によってUIや操作の順序が異なり、分かりにくいと感じることがあります。

同じような状況がスマホでも生じるのであれば、いっそのこと、どの会社のスマホでも同じようなUIを採用した方が利用者にとっては便利なのではないか、と考えることもあります笑。

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