OPPO Find X8sのスペックまとめ!Dimensity 9400+搭載、6.3型でベゼル僅1.25mm、厚さ7.73mm

OPPOからFind X8シリーズに「OPPO Find X8s」が登場したのでスペックを見ていきましょう。「OPPO Find X8」の小型版ですが、ただ小さくなっただけではなく、性能もアップしています。

同時に「OPPO Find X8s+」「OPPO Find X8 Ultra」も発表されています!

OPPO Find X8sの詳細スペック

SoC MediaTek Dimensity 9400+
メモリ 12GB/16GB
LPDDR5X
容量 256GB/512GB/1TB
UFS 4.0
ディスプレイ 6.32インチ、有機EL、2,640×1,216、最大120Hz
アウトカメラ 5,000万画素(メイン、f/1.8、24mm、AF、OIS)
5,000万画素(超広角、f/2.0、120°、35mm、AF)
5,000万画素(望遠、f/2.8、85mm、AF、OIS、W型プリズム)
インカメラ 3,200万画素
バッテリー 5,700mAh
有線:80W(SUPERVOOC)、80W(UFCS)、33W(PPS)、11.7W(PD)
無線:50W(AIRVOOC)
逆充電:10W
サイズ ブラック、ホワイト、ブルー:150.59×71.82×7.73mm
レッド:150.59×71.82×7.79mm
重量 179g
対応バンド 3G:1/4/5/6/8/19
4G FDD:1/3/4/5/8/18/19/26/28/66
4G TDD:34/38/39/40/41/42/48
5G:n1/n3/n5/n8/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78
OS ColorOS 15.0(Android 15)
防水防塵 IP68、IP69
備考 中国版

スペック表に関する免責事項

OPPO Find X8sのデザイン

▼6.3インチの小型スマホ。カラーはブラック、ホワイト、ブルー、レッドの4色展開。ホワイトのカメラバンプだけ本体カラーと一致していないのが気になります。また、カメラバンプが小型でバランスが若干悪く見えます。↓

▼本体の厚さはなんと7.73mm(レッドのみ7.79mm)。iPhone16が7.80mmなのでそれよりも薄い。重量は179gとかなり軽いです。↓

▼カメラバンプの厚さは3.97mm。(カメラスマホの中では)薄い部類です。↓

OPPO Find X8sの性能・パフォーマンス

SoCにはDimensity 9400+を搭載、メモリは12/16GB。

本機はDimensity 9400+のローンチ端末なので、まだAnTuTuスコアなどの詳細性能はでていませんが、Dimensity 9400を搭載したOPPO Find X8のAnTuTuスコアが260万前後なので、それ以上のスコアを叩き出せそうです。

ブラウジングやSNS閲覧はもちろんのこと、最重量級のゼンレスゾーンゼロ、鳴潮、学マスなども快適に動作する性能です。筆者所有の同社のDimensity 9400搭載端末はゼンレスゾーンゼロと鳴潮を同時に操作できるレベルのパワーがあります。

▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

OPPO Find X8sのディスプレイ

▼ディスプレイサイズは6.32インチ、解像度は2,640×1,216で1-120Hzの可変リフレッシュレート対応です。最大輝度は1,600nitsに達するため、外でもしっかり画面が見えますね。↓

▼ベゼル幅はなんと1.25mm、めちゃくちゃ細い。記事執筆時点では最細なはず。ケースつければベゼルレスに見えそうなレベルです。↓

”iPhoneの限界までベゼルを細く。 ディスプレイは広く。”を掲げているiPhone 16 Pro Maxのベゼルが1.36mm、iPhone 16 Proが1.41mm(Accessory Design Guidelines for Apple Devices)であることを踏まえるとその薄さのヤバさがわかると思います。

OPPO Find X8sのカメラ

▼カメラは50MP+50MP+50MPのトリプルカメラ構成。Hasselblad共同開発に加えて、OPPOの新技術である「LUMO」という画像処理技術を搭載。↓

HasselbladコラボのカメラはLeicaのエモさとはまたちがったリアルで綺麗な写真が撮れるのでなかなか期待できます。

望遠レンズにはFind X8に引き続きW型プリズムを採用しているため、マジで寄れません。テレマクロが欲しい方はご注意を。

インカメラも妥協なしの32MPカメラを搭載しています。

OPPO Find X8sのバッテリー

▼バッテリーは5,700mAh。24時間の連続動画視聴が可能とのこと。↓

ちなみに6.6インチのFind X8が5630mAhだったので、小型化しつつバッテリー容量も若干増えているというなかなかすごい状況です。充電速度は有線最大80W無線最大50Wに対応。

有線の80W充電は独自規格のSUPERVOOCに加えて、中国の統一充電規格のUFCSも対応。独自規格以外での高出力対応はかなりアツいですね。

ただし、日本ではUFCS対応充電器がほとんど売られていないので、現段階であまり恩恵を受けることはなさそうです。一方でPPSは33W、PDは11.7Wまでしか対応していないので注意が必要です。

無線の50W充電は独自規格のAIRVOOC対応ワイヤレス充電器が必要になります(日本国内でも販売されています)。

OPPO Find X8sのOS・機能

OSにはAndroid 15のカスタムOSであるColor OS 15を搭載。

ショートカットボタン搭載

▼本体左側面にはショートカットボタンを搭載。所謂アクションボタン。AIの起動やカメラ、ライト、翻訳、スクリーンショットなどの動作を割り当てることができます。↓

豊富なAI機能

▼AI画像編集機能。鮮明度強化、消しゴム、反射除去、ボケ除去などを搭載。OPPOの反射除去は割と精度が高く使い勝手が良いので筆者は多用しています。↓

▼ショートカットボタンにAI起動を割り当てることでAI機能を呼び出すことができます。小布记忆(Xiaobu Memory)という記録機能、小布助手(Xiaobu Assistant)という変わりに検索してくれる機能などを搭載しています。↓

▼グローバル検索。端末内のファイル、カレンダー、連絡先などを総合検索できる機能。グローバル検索自体は以前のバージョンのColorOSにも搭載されていましたが、AI搭載でさらに賢くなったようです。↓

OPPO Find X8sまとめ

OPPO Find X8sの発売日は2025年4月で記事執筆時点の価格は以下の通り。

  • メモリ12GB+容量256GB:4,199元(約8.2万円)
  • メモリ12GB+容量512GB:4,699元(約9.2万円)
  • メモリ16GB+容量256GB:4,399元(約8.6万円)
  • メモリ16GB+容量512GB:4,999元(約9.8万円)
  • メモリ16GB+容量1TB:5,499元(約10.8万円)

コンパクトながら、コストカットやチープさを感じさせず、性能は最強クラスとなかなか魅力的な端末です。とりあえず導入したなんちゃってAI機能ではなく、システムに組み込まれた積極的なAI機能が導入されている点も魅力の1つです。

VivoからもX200sの発売が予定されており、中華Androidにもコンパクトなスマホの波がきています。日本には小型なスマホの需要がかなりあるので今後のOPPOの国内投入ラインアップにも期待ですね!

ページトップへ