レビュー:OC版Snapdragon 8 Gen 3搭載のREDMAGIC 9S Proを試す

オーバークロック版のSnapdragon 8 Gen 3を搭載する最新ゲーミングスマートフォン「REDMAGIC 9S Pro」が登場!ひと足お先に実機を借りたので使ってどうだったかレビューでまとめていきます。

スペック・ベンチマーク、検証結果の一覧

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筐体は前モデルから細かいデザイン変更のみ

REDMAGIC 9S ProはREDMAGIC 9 Proのマイナーアップデート版ってことで、筐体のデザインは継承されてます。角張ったデザインは好みが分かれそうだけど。

▼見た目で一番大きな変化は背面のデザイン。REDMAGICロゴ位置が移動していたり、SoCロゴはOC版の証である「LEADING VERSION」文字が入ってます。↓

▼ボタン位置などは全く同じでした。↓

▼お!LRセンサーにもライトが埋め込まれてますね〜。ゲーミングモデルらしくて宜しい。↓

ちなみに僕は角のあるスマホは結構苦手。まあ相性もあるけど、手のひらに食い込んじゃって長時間使ってると痛くなっちゃうんだよなぁ。

確かGalaxy S24 Ultraも角張り過ぎて食い込んで痛いという声が上がってて、次期モデルでは形状が変わるみたいな話も出てたし、REDMAGICも次のモデルでは丸くしたほうが良いかもね。特にゲーミングスマホだと長時間同じ持ち方になりがちですし。

▼一方でフラットなカメラはゲームをプレイする上で良いなと思うところ。↓

これね、使ってみて良さが分かる部分。一回体験しちゃうとカメラの出っ張ってるスマホだと気になって気になって。

背面がフラットだと持った時の違和感というかストレスが全くなくなるんで、個人的にゲーミングスマホはカメラは出っ張ってないのが好きですな。

相変わらず没入感は抜群

▼前モデルから引き続きな部分ですが、画面下にインカメラを内蔵しているのでパンチホールや切りかけはありません!サイコー!↓

個人的にゲームを快適に遊ぶためのゲーミングスマホであれば死角のないディスプレイが良いですねぇ。ROG Phone 8 / 8 Proがシリーズ初のパンチホールを採用したんですが、あれはちょっと残念だったもん。

REDMAGIC 9S Proは死角のないディスプレイも大きなウリですな!

ディスプレイの仕様的にはプレイしやすい6.8インチの大型タイプ、FHD+の解像度、120Hzの高リフレッシュレートに960Hz(最大2,160Hz)のタッチサンプリングレートに対応するなどゲーム特化モデルとしては申し分なし。

前モデルから性能は微アップ

REDMAGIC 9 Pro→REDMAGIC 9S Proで一番の注目点はSoC。

前モデルは通常のSnapdragon 8 Gen 3でしたが、REDMAGIC 9S Proではオーバークロック版のSnapdragon 8 Gen 3 LEADING VERSIONを搭載してます。

▼AnTuTuで比較してみるとスコア自体も若干アップしていますねぇ。↓

9S Pro 9 Pro
CPU 2,193,991 2,170,262
GPU 958,562 917,826

Snapdragon 8 Gen 3と比較してCPUクロックは0.1GHzアップ、GPUは1GHzで駆動するので確実に処理性能は向上しているんですが、AnTuTuのスコア的にも性能は微アップといったところですな。

ただ測定するベンチソフトによってはSnapdragon 8 Gen 3と変わらなかったり、スコアが微妙に下がったりしてるので、個人的には誤差の範囲って感じが。

まあクロックアップと言っても僅かなので、Snapdragon 8 Gen 3と比べてドーンとフレームレートが向上するような感じではありませんねぇ。

公式情報だとAnTuTuで230万点出ると訴求されていたけど、これはおそらく外付けクーラーを付けて開放されるモードを使えば出るのかも。今回はクーラーは届いてないので試せず。残念。

とは言え、そのパフォーマンスの高さは世界最高峰なのでご安心を。原神も画質を最高設定にしつつ高フレームレートで遊べちゃいます。

▼原神も最高設定でほとんど60FPS張り付き状態。↓

最大フレームレート 60FPS
最小フレームレート 59FPS

▼REDMAGIC 9S Proは放熱性能がパワーアップしているのも見どころ。もちろん内蔵ファンも健在。↓

内蔵されているファンで効率的に熱を逃がせているので原神でのプレイでは44度前後で安定してました。

ちなみにSnapdragon 8 Gen 3 LEADING VERSIONはSnapdragon 8 Gen 3比でCPUは34%、GPUは38%ほど消費電力が削減されてるらしいんですが、ゲームをぶん回すとそんなに電池持ちは変わらんですね。

パフォーマンスを簡単に変えられる

ゲームは長時間プレイ出来たほうが良い!そうなるとゲームモードからパフォーマンスを変えるのが手っ取り早いですな。

▼デフォルトだとバランス・ライズ・ビヨンドからパフォーマンスを設定できます。

パフォーマンスはバランス→ライズ→ビヨンドの順に性能上限が開放されていくんですけど、最近リリースされたメタルスラッグだとこんな感じのフレームレート。

バランス 60FPS張り付き
ライズ 60FPS張り付き
ビヨンド 60FPS張り付き

バランスモードは動作クロックが一番低いけど60FPS張り付き。高負荷時もCPUクロックが2GHzを超えないしGPUクロックも230MHz付近です。クロックが無駄に上がらないので発熱も穏やか。

ライズやビヨンドはバランスよりもクロックが上がってるんですけど、その分、熱も出るし電池も食うので、無駄にパフォーマンスを上げるならバランスでプレイしたほうが燃費良いんですよねぇ。

原神もそうだけど、最高設定なんて電池も食うし熱も上がるしで常用向きの設定じゃ無いですからね。ウチも含めて最高設定でチェックしてるけど、あれはSoCの底力を見るベンチ的なものだし、そもそも原神だとREDMAGIC 9S Proのデフォ設定は高ですし。

スマホゲームは熱と電池持ちの戦いなので、画質とフレームレートはこんな感じで探っていくのがオススメ。

ゲーム機能は当然網羅

ゲーミングスマートフォンなのでゲーミング機能は網羅されてます。そのあたりは公式サイトに記載されているので見て貰うとして、個人的にゲーミングモデルらしい機能をピックアップすると以下。

  • LRタッチセンサー搭載
  • バイパス充電に対応

まあ他にも色々とあるんですが、ゲーミングスマホらしいなって思うのは上の2点。

▼LRタッチセンサーはゲームコントローラーのLRボタンみたいに使えます。↓

これの良いところは難なく4本指操作ができるってことですね。大体の人は親指2本で操作すると思いますが、LRボタンがあるので人差し指を使えます。

FPSだと移動、視点移動、ADS、射撃の4つの動きが同時にできちゃいます!ゲームのコントローラーと同じ様な快適性を得られるってわけですね〜。

バイパス充電はバッテリーを経由せずに直接システムに給電できる機能。バッテリーを経由しないので電池を傷めないし充電による発熱もなくなります。なので長時間プレイする際は重宝するはず。

▼REDMAGIC 9S Proはポートが一箇所しかないので横持ちでプレイするならL型の充電ケーブルがオススメです。↓

こんな感じでゲームを有利にプレイできる機能が満載。まあゲーミングスマホならデフォ的な機能なので特別って感じでは無いですけど。

メインカメラは日常使いで全く不満のない画質

カメラは広角+超広角+マクロのトリプル構成。ハイエンドとして考えると望遠カメラが無いなど削がれている部分はあるんですけど、メインカメラの画質は日常使いで全く不満のないレベル。

▼以下は広角カメラで撮影した写真。シャープでクッキリと撮影出来てます。↓

望遠カメラが無いので全部デジタルズームなんですが、2倍の48mmは全然OK、5倍の120mmはシーンによっては十分使えそう。流石に10倍は粗くて厳しいので、遠くのメニューを拡大して見る用。

▼2倍の48mm。↓

▼5倍の120mm。↓

▼10倍の240mm。↓

使っていて気になったのは画角の変更。広角と超広角は一発で変更できるんですけど、ズームは全部マニュアルなんですよね〜。よく使う2倍ズームくらいは一発で切り替えたいですな。

▼ちなみに2倍ズームは料理撮影時にオススメ。全体的にシャキッと写るので無駄なボケが無くなります。↓

▼続いては超広角で撮影した写真。高画素ですけどちょっと暗く写りますね。夜景はメインカメラでの撮影がオススメ。↓

▼マクロカメラは微妙だなぁ。これなら2倍ズームで撮影したほうが綺麗。左がマクロで右が2倍ズーム↓

▼ポートレートは品質的にも十分。↓

▼暗い場所で撮影した写真は以下。メインカメラで撮影してるんですが、このくらい綺麗に撮影できたら特に不満は無いですねぇ。↓

動画も手ぶれ補正が良い感じに効いているので歩き撮影でも特に問題ないです。

一方でインカメラは画面下に埋め込まれているタイプなので画質は劣る感じ。まあゲーミングスマホなのでそもそもインカメラ要らんわって人も多そうですけど。

個人的には日常的に使う範囲でアウトカメラの画質は不満がなかったし、インカメラなんて仕事以外で使った記憶がないので満足できてます。

ゲームもカメラもって欲張りな人はREDMAGIC 9S ProとXiaomi 14 Ultraの2台持ちにしましょう。そうしましょう。

REDMAGIC 9S Proのレビューまとめ!

これから最新のゲーミングスマホを購入しようと考えている人は検討して良し!というか、ゲーミングスマホ自体が希少になってきたので必ず候補に上がるとは思いますけど。

ただ、REDMAGIC 9 Proと比較して体感で劇的に変わるような変化は正直無いですな。強いて言えば若干冷却性能が高くなったかな?という感じ。この程度の差であればREDMAGIC 9 Proで良いじゃんって思ってるんですけど、残念ながら既に販売終了して手に入りません。(調べたけど中古もほぼ無い)

なので・・・

  • 最新・新品のゲーミングスマホが欲しい
  • 最高性能のモデルが欲しい
  • 欠けのないディスプレイが良い
  • 単体で冷却性能の高いモデルが欲しい

こんな感じで探しているなら今はREDMAGIC 9S Pro一択。

最後に気になるお値段は定価122,800円からとなってます。

前モデルから値上がってますが、前モデルを除けば実はライバル機含め最新ゲーミングスマホの中で最安。コスパを重視してゲーミングスマホを選ぶならREDMAGIC 9S Proになりそう。

そうそう、REDMAGICのゲーミングスマホは初回販売で価格を頑張りすぎる傾向があります。過去モデルも割と早い段階で価格改定されてました。なので欲しい人は初回で買ったほうが良いかも!

REDMAGIC 9S Proをお得に買える購入先まとめ!

REDMAGIC 9S Proは2024年8月上旬より順次出荷開始!日本発売を記念して割引キャンペーン中です!

先行予約販売では4,000円オフ、さらにメールアドレス登録で先行予約販売期間中に使える1,000円オフの早割クーポンを配布しているとのこと。

つまり、いまメールアドレス登録して2024年7月25日12時〜通常販売の2024年8月4日までの先行予約販売期間に購入すると以下の価格で手に入っちゃいます。

  • メモリ12GB+容量256GB:122,800円→117,800円(5,000円オフ!)
  • メモリ16GB+容量512GB:152,800円→147,800円(5,000円オフ!)

12GB+256GBのホワイトだけ2024年8月下旬となるのでご留意を。

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