QualcommはSnapdragon 8 Gen 1を早々に新型に置き換えるつもりかも?

2021年12月に発表されたSnapdragon 8 Gen 1ですが、もう改良版へと置き換える話が出てきているようです。

Snapdragon 8 Gen 1を置き換える形でSnapdragon 8 Gen 1 Plusが登場するかも

▼SoCなどチップ関連のリーク情報をメインに取り扱っている手机晶片达人(MobileChipMan)氏が下記のような投稿をWeiboにて行なっています。↓

高通希望台积电提早交付 4nm 骁龙8 Gen1 plus 以取代目前的骁龙8 Gen1 。 ​​​

手机晶片达人 – Weibo.com

上記の文章を翻訳すると、「Qualcommは現行モデルのSnapdragon 8 Gen1を置き換えるために、4nmプロセス製造のSnapdragon 8 Gen 1 Plusを早期に提供したい旨をTSMCに要請している」といった内容の模様。

▼現行モデルのSnapdragon 8 Gen 1の発熱問題については、同じくリーク情報をメインに扱っているIce Universe氏も過去に言及しています。↓

こちらの文章も翻訳すると、「Snapdragon 8 Gen 1を搭載したMotorolaスマートフォンで行ったベンチマークテストではかなりの発熱が確認できた。2022年はAndroid端末にとってメチャクチャ「ホット」な年になるかもしれないので、心の準備をしておくように」といった皮肉混じりな内容でした。

Qualcomm自身がSnapdragon 8 Gen 1の扱いに困っているのかも

Snapdragon 8 Gen 1の発熱問題に関しては、過去にガルマックスでも取り上げているんですが、今回のリーク情報が正しいとするならQualcomm自身もSnapdragon 8 Gen 1の扱いにかなり苦心しているものと推測されます。

また、少し前には他社のハイエンドSoCや過去のハイエンドSnapdragonに対して消費電力面でも不利である旨の情報が出ていたこともあり、Snapdragon 8 Gen 1に対するユーザーからの不信感が募っている様子が伺えます。

そういった面も含めてQualcommは発熱や消費電力を控えめにした上で性能を少し上げたPlusモデルを用意することで、心機一転リセットする形にして悪評を吹き飛ばそうと考えているのかもしれません。

そもそもSnapdragon 8 Gen 1 Plusは実際にリリースされるのか。まだ詳しい情報は出ていませんが、弱点を潰して改良されるなら大歓迎です。続報を待ちましょう!

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