Qualcomm「Snapdragon 8 Gen 2」発表!レイトレーシング対応のハイエンドチップセット
Qualcommが新型SoC「Snapdragon 8 Gen 2」を発表しましたよ!8 Gen 1の後継チップがいよいよ登場!レイトレーシング表示に対応しておりスマホゲームのさらなる高品質な描写に期待できるチップセットです。
Snapdragon 8 Gen 2の特徴
Snapdragon 8 Gen 2の特徴は以下の通り!
Snapdragon 8 Gen 2のハイライト
- GPU性能が25%アップ
- AIエンジンも強化され、電力効率も向上
- 反射描写のレイトレーシングやモーションブラーに対応
- カメラは最大2億画素。マルチフレームノイズリダクション対応
- Wi-Fi 7にBluetooth LE、空間オーディオと通信部分も強化
Snapdragon 8 Gen 2はハイエンドであるSnapdragon 8 Gen 1の正当後継チップセット。それよりも更にスペックアップしており、ゲームなどの3D描写を担うGPU性能は25%もアップしているそうです!
CPUは最大3.2GHzで動作するQualcomm Kryoを採用。64ビットアーキテクチャで動作するものとなっています。AIエンジンも先代より高速化されたことで処理性能の向上も期待できるほか、ワットあたりのパフォーマンスも60%アップと電力効率も大幅に向上しています!
先代8 Gen 1は発熱や消費電力の面で難ありともいわれていたチップですが、今回はこのネックもどれほど抑えられているか期待したいところですね。
ハイエンドチップゆえゲーム性能の強さはもちろんなんですが、描写のクオリティも大きくアップしていそうです!
というのもSnapdragon 8 Gen 2はレイトレーシングをサポート。水面や車窓などで風景、光を反射できるもので、スマホゲームながらもより美しいグラフィック描写が行えるようになっていますよ!
また、カメラの動きやキャラの動きの残像を表現できるモーションブラーも対応。レイトレーシング共々要求スペックは高そうなんですが、はたしてどれほど快適に動作できるのか興味深いっす。
カメラは最大2億画素までサポート。対応するスマホであれば超高解像度な写真も撮れるほか、マルチフレームノイズリダクションも対応していることで暗所などのノイズも抑制できるなどクオリティの大幅アップも見込めます。
通信面ではWi-Fi 7規格に対応。ゲーミングルーターといった対応する機器が必要ですが、Wi-Fi 6よりも2倍以上、最大5.8Gbpsまで速度が向上しているとのこと!ロマンあふれる速さですが、実際に通信できるかは環境次第。
またBluetooth LEにも対応しており低遅延でバッテリー消費が少なく抑えられるほか、没入感の高い空間オーディオも対応となっております!
まとめ
Snapdragon 8 Gen 2はOPPOやXiaomi、Sonyなど様々なメーカーがデバイスに搭載することを予告していました!早ければ今年中にはどこかのメーカーから搭載デバイスが出る期待ができますね(`・ω・´)。
同じハイエンドチップといえば少し前にはMediaTekからDimensity 9200が発表されており、あちらも同じくレイトレーシング対応のチップ。どちらがスペック高くで安定して動作するのか比べてみたいもんです。