【対決】「Xiaomi 15 Ultra」と「vivo X200 Pro」のカメラ作例を比較してみた
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柳生です。少し前にレビューしたXiaomi 15 Ultraとvivo X200 Proとで写真を撮り比べてみました。今販売されているモデルでは圧倒的なカメラをウリにしているハイエンド同士でどう違うのか見ていきましょう(`・ω・´)。
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Xiaomi 15 Ultra VS vivo X200 Pro
どちらのモデルも共通している点はハイエンドモデルであること、加えてカメラをウリにしていること。大型円形カメラデザインという点も共通しています。
スペックを比較すると以下の通り。
製品情報 Xiaomi 15 Ultra(Snapdragon 8 Elite) : vivo X200 Pro(Dimensity 9400) | ||
---|---|---|
端末名 | Xiaomi 15 Ultra | X200 Pro |
型番/別名 | V2405A | |
発売年 | 2025年2月 | 2024年10月 |
発売地域 | 日本、海外 | 海外:SIMフリー |
メーカー・ブランド | Xiaomi | Vivo |
備考 |
Xiaomi 15シリーズ ・Xiaomi 15 ・Xiaomi 15 Pro ・Xiaomi 15 Ultra |
vivo X200シリーズ vivo X200 vivo X200 Pro vivo X200 Pro mini vivo X200s vivo X200 Ultra |
対応バンド・周波数・ネットワーク Xiaomi 15 Ultra(Snapdragon 8 Elite) : vivo X200 Pro(Dimensity 9400) | ||
3G |
▼日本版↓ W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 ▼グローバル版↓ W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 ▼中国版↓ W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
4G LTE |
▼日本版↓ FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 32 / 66 / 71 TD-LTE:38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48 ▼グローバル版↓ FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 32 / 66 / 71 TD-LTE:38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48 ▼中国版↓ FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 66 TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48 |
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28A / 66 TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 |
5G NR |
▼日本版↓ Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n25 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n71 / n75 / n77 / n78 / n79 / n80 / n81 / n83 / n84 / n89 ▼グローバル版↓ Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n77 / n78 / n79 / n80 / n81 / n83 / n84 / n89 ▼中国版↓ Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n77 / n78 / n79 / n80 / n81 / n83 / n84 / n89 |
Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 / n79 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be | 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be |
Bluetooth |
バージョン:6.0 コーデック:SBC / AAC / aptX / aptX HD / aptX Adaptive / LDAC / LHDC 5.0 / LC3 |
バージョン:5.4 コーデック:SBC / AAC / aptX / aptX HD / LDAC / LHDC 5.0 |
SIMサイズ・スロット | デュアルスロット(Nano SIM×2) | デュアルスロット(Nano SIM×2) |
ネットワーク関連備考 |
eSIM対応(日本版、グローバル版) 衛星通信対応 |
|
本体仕様 Xiaomi 15 Ultra(Snapdragon 8 Elite) : vivo X200 Pro(Dimensity 9400) | ||
ディスプレイ |
サイズ:6.73インチ 材質:有機EL 画面占有率:非公表 形状:パンチホール(中央) 最大リフレッシュレート:120Hz(LTPO) 最大タッチサンプリングレート:300Hz |
サイズ:6.78インチ 材質:有機EL 画面占有率:93.32% 形状:パンチホール(中央)エッジあり 最大リフレッシュレート:120Hz 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
解像度 | 3,200×1,440 | 解像度:2,800×1,260 |
画素密度 | 521ppi/高精細でドットの粗さは気にならない | 453ppi/高精細でドットの粗さは気にならない |
サイズ |
高さ:161.3mm 横幅:75.3mm 厚さ:9.35mm(ブラック、ホワイト)/ 9.48mm(ブラックシルバー、グリーン系) |
高さ:162.36mm 横幅:75.95mm 厚さ 8.20mm(ブラック) 8.49mm(ホワイト、ゴールド、ブルー系グラデーション) |
重さ | 226g(ブラック、ホワイト)/ 229g(ブラックシルバー、グリーン系) |
223g(ブラック) 228g(ホワイト、ゴールド、ブルー系グラデーション) |
本体色 |
▼日本版↓ ブラック、ホワイト、ブラックシルバー ▼グローバル版↓ ブラック、ホワイト、ブラックシルバー ▼中国版↓ ブラック、ホワイト、ブラックシルバー、グリーン系 |
ブラック、ホワイト、ゴールド、ブルー系グラデーション |
システム仕様 Xiaomi 15 Ultra(Snapdragon 8 Elite) : vivo X200 Pro(Dimensity 9400) | ||
OS | Xiaomi HyperOS 2 | OriginOS 5(Android 15ベース) |
CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 8 Elite | MediaTek Dimensity 9400 |
AnTuTuベンチマーク |
総合スコア:約3,000,000 |
総合スコア:2,651,754 |
メモリ/保存容量 Xiaomi 15 Ultra(Snapdragon 8 Elite) : vivo X200 Pro(Dimensity 9400) | ||
メモリ規格 | LPDDR5X | LPDDR5X(通常版)/ LPDDR5X Ultra Pro(衛星通信版) |
ストレージ規格 | UFS4.1 | UFS4.0 |
組み合わせ |
▼日本版↓ メモリ16GB+容量512GB メモリ16GB+容量1TB ▼グローバル版↓ メモリ16GB+容量512GB メモリ16GB+容量1TB ▼中国版↓ メモリ12GB+容量256GB メモリ16GB+容量512GB メモリ16GB+容量1TB |
メモリ12GB+容量256GB メモリ16GB+容量512GB メモリ16GB+容量1TB(衛星通信版) |
ストレージカード | 非対応 | 非公表 |
カメラ Xiaomi 15 Ultra(Snapdragon 8 Elite) : vivo X200 Pro(Dimensity 9400) | ||
背面カメラ |
クアッドカメラ ①5,000万画素(メイン、23mm、f/1.63) ②5,000万画素(超広角兼マクロ、115°、f/2.2) ③2億画素(望遠1、100mm、f/2.6) ④5,000万画素(望遠2、70mm、f/1.8) 手ぶれ補正:光学式(メイン、望遠1、望遠2) センサーサイズ:1インチ(メイン)、1/1.4(望遠1) PXサイズ:3.2μm(メイン)、2.24μm(望遠1) |
トリプルカメラ ①5,000画素(メイン、f/1.57) ②5,000万画素(超広角、f/2.0) ③2億画素(望遠カメラ、光学3.7倍ズーム、f/2.67) 手ぶれ補正:光学式(メイン、望遠) センサーサイズ:1/1.28インチ(メイン)、1/1.4(望遠) PXサイズ:2.67μm(メイン) |
インカメラ |
パンチホール式インカメラ 画素数:3,200万画素(メイン) センサーサイズ:非公表 PXサイズ:1.4μm |
パンチホール式インカメラ 画素数:3,200万画素(メイン、f/2.0) センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
カメラ備考 |
フリッカーセンサー搭載 Leicaコラボ Summiluxレンズ搭載 |
ZEISS監修 レーザーフォーカスセンサー搭載 フリッカーセンサー搭載 |
機能仕様 Xiaomi 15 Ultra(Snapdragon 8 Elite) : vivo X200 Pro(Dimensity 9400) | ||
GPS | GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS、NavIC | GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、NavIC |
生体認証・ロック解除 |
指紋認証:対応 顔認証:対応 |
指紋認証:対応 顔認証:対応 |
センサー |
赤外線センサー:対応 加速度センサー:対応 近接センサー:対応 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:対応 光センサー:対応 その他:X軸リニアモーター |
赤外線センサー:対応 加速度センサー:対応 近接センサー:対応 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:対応 光センサー:対応 その他:X軸リニアモーター |
防水/防塵・タフネス等級 |
防水/防塵:IP68 耐衝撃:非対応 |
防水/防塵:IP68/IP69 耐衝撃:非公表 |
イヤホンジャック | なし | なし |
NFC |
NFC:対応 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
NFC:対応 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
その他機能 |
デュアルスピーカー搭載 冷却機構搭載 |
デュアルスピーカー搭載 |
バッテリー Xiaomi 15 Ultra(Snapdragon 8 Elite) : vivo X200 Pro(Dimensity 9400) | ||
バッテリー容量 |
▼日本版↓ 5,410mAh ▼グローバル版↓ 5,410mAh ▼中国版↓ 6,000mAh |
6,000mAh |
充電 |
有線充電:90W ワイヤレス充電:80W 逆充電:18W |
有線充電:90W ワイヤレス充電:30W 逆充電:対応 |
ポート | USB Type-C | USB Type-C |
スペック表のソース Xiaomi 15 Ultra(Snapdragon 8 Elite) : vivo X200 Pro(Dimensity 9400) | ||
参照元 |
【グローバル版】Xiaomi 15 Ultra – mi.com |
【公式サイト】Vivo X200 Pro – vivo.com |
スペック詳細記事 | カメラスマホ”夜神”こと「Xiaomi 15 Ultra」がついに登場、スペックまとめ! | vivo X200 Proのスペック・対応バンド・価格まとめ |
作例を撮り比べてみた
「日本発売スマホで一番ニ番を争うくらいにカメラにこだわったXiaomi 15 Ultra」と「世界的にもトップ級の評価を得てるvivo X200 Pro」とでどれほどカメラのクオリティに差があるかってのは結構興味深いところだと思いますんで撮り比べてみました。
写真ごとに筆者の所感をブチ込んでいますが、一概にどちらが良いかという結論は読者さんに委ねます。写真写りって人それぞれの好みになるからね。同じハイエンドとはいえ色合いとか明るさとかディテールとか結構違ってるので見比べてみてください。
なお撮影時のカメラ設定は全部デフォルトの状態。ウォーターマークのみ追加しています。いずれの写真もオート設定で撮影しております。
当記事の写真は左がXiaomi 15 Ultra、右がvivo X200 Pro。中央のツマミで写真の切り替えができます。なお加工は記事掲載用に圧縮のみで色味など変えていません。
それと、筆者はガチカメラマンとか詳しいとかって訳では無いアマチュアのそれ、スマホで撮って出しして楽しむライトなやつなんで‥その点も留意お願いします。
メインカメラ
メインカメラで撮影した写真で並べてみました。全体的にXiaomi 15 Ultraは肉眼よりも明るめ、vivo X200 Proは色が濃いめ‥そんな映り方をしています。
▼このシーンが特に顕著に差を感じました。空、緑、そして明るさはかなり違うように感じます。同じハイエンドでもここまで味付けは変わるもんなんですね。↓
▼カラフルに並ぶ重機の写真。色が濃い目なvivo X200 Proのほうが映えて見えますね。子どもウケも良さそう。田舎の役場で配られてるカレンダーの写真みたく撮れた(田舎者なりの所感)。↓
▼工事現場脇の自販機くん。Xiaomi 15 Ultraのほうが忠実な見た目ですが、トタンのサビや右下の岩などの細部のディテールはvivo X200 Proに軍配が上がる、という違いが出ています。↓
▼日陰が多いシーンではXiaomi 15 Ultraよりもvivo X200 Proのほうが明るく映る傾向にありました。他モデルのレビューなど見た感じ、vivoモデル自体は暗い部分を明るく写す傾向にあるようです。↓
▼太陽が映る川の風景。どちらも光の抑え具合はバッチリ。ただXiaomi 15 Ultraのほうが太陽の輪郭をきれいに表現できてますね。一方でvivo X200 Proは陰影および夕陽の色合いを表現しており情緒的。↓
▼赤い花においては、vivo X200 Proのほうが色は濃いめですが‥どちらも赤色の飽和は起こらず細部の解像感もあってかなり良い写り。↓
▼都心部のように緑が少なめなシーンだと差はあまり感じなくなりますね。コンクリの色はどちらもほぼ同じ。街路樹や看板などの色においては依然としてvivo X200 Proのほうが濃い目なのは変わらず。↓
▼屋内のシーン。神社の写真と同様に、光が少ない場所になるとvivo X200 Proのほうが明るく映る傾向にあります。また、Xiaomi 15 Ultraのほうがレンガの色など色合いがvivoよりも濃い目になるのも興味深い。↓
▼夜景撮影。明るいシーンでは、どちらもほとんど同じような明るさと色合いになっています。Xiaomi 15 Ultraのほうが建物がちょい明るめって感じはあるぐらい。↓
▼ただガッツリ明るさが減った場合、かなり違ってきます。特に空の色が顕著で、Xiaomi 15 Ultraは暖色っぽくて明るく、vivo X200 Proは暗めかつ寒色になっている点が大きく異なっています。↓
▼夜景は全体的な明るさでいえばvivo X200 Proのほうが明るいです。このウマそうなカレー屋さん自体は同じくらいの写りですが、その左の暗く写った建物は、vivo X200 Proのほうがよく撮れてる‥。↓
▼かなり暗い公園の花壇なんだけどどっちも明るく撮れています。しかし華やかさでいえばXiaomi 15 Ultraのほうが良いと思います。↓
▼飯撮り。罪の化身ことラーメンを撮り比べました。色味もかなり変わっており、Xiaomi 15 Ultraはナチュラルで肉眼に近い明るさと色味な反面、vivo X200 Proはかなり映え重視な色になっています。↓
超広角カメラ、望遠カメラ
まずメインカメラより範囲の広い超広角カメラ。
▼色合いとしてはメインカメラほどの差はありませんが、やはりXiaomi 15 Ultraは明るめ、vivo X200 Proは濃いめな色合い、そんな傾向は同じですね。ちなみに画角も異なり、Xiaomi 15 Ultraのほうが若干広いです。14mmと15mmの差はまあまあある。↓
▼ただ、こういう朝日でまぶしくなっている場所で差は結構みられます。Xiaomi 15 Ultraでは真ん中の朝日のある空の部分が白くなって雲のディテールが消えていますが、vivo X200 Proではしっかり描けているという違いが出ております。↓
▼屋内に関してはさほどの差はありません。どちらもハイクオリティ。故に画角の広いXiaomi 15 Ultraのほうが有利に思えます。↓
▼夜景に関してはメインカメラ同様に色の違いが生まれています。Xiaomi 15 Ultraは暖色寄りで、vivo X200 Proは寒色寄り。大きく印象が異なりますね。↓
▼色だけでなく照明の光や解像感も違いを感じられます。vivo X200 Proのほうがよりシャープな印象が際立つようになってて個人的にはこっちが好き。↓
望遠カメラに関しては2億画素のペリスコープカメラ搭載という点が共通しているのでそこで比較していきます。ただし焦点距離については異なるのでズーム倍率にズレがあります。Xiaomi 15 Ultraは100mm(4.3倍)、vivo X200 Proは85mm(3.7倍)。
▼Xiaomi 15 Ultraは明るめ、vivo X200 Proは暗め濃いめという傾向は強く現れている印象です。空の色の忠実さ、重機のディテールの細かさも若干ですが異なります。↓
▼が、興味深いことに100倍ズームでかなりXiaomi 15 Ultraの優位性を感じました。100倍近くまでズームした際に細部をしっかり描けているというのが大きいですね。vivo X200 Proではアームの凸凹、サビがノッペリして消えています。↓
▼ただ2~30倍までだったら、文字の輪郭といった正確性はvivoが良いと感じます。この路線図の文字の輪郭で、うしろが赤くなっている大田駅、東小泉駅といった文字の白いアウトライン、Xiaomiだとジャギジャギになっちゃってるんですよ。↓
▼風景撮影に関しては両者ともにいい感じ。vivo X200 Proのほうがやはり映え重視のチューニングらしく緑色の鮮やかさは際立って見えますが。↓
▼望遠カメラを用いてテレマクロ撮影を比較するとこんな感じ!どちらも花の鱗粉、葉脈、せん毛といった細部までバッチリです。見てるだけで花、じゃなくて鼻がムズムズしそう。↓
▼花に関しては色合いや光といった状況次第でかなり評価は変わると思います。上の青い花に関しては色が濃かったvivoが良かったんだけど、下のようにピンクの花だったらXiaomiのほうが良く思えました。↓
▼そして望遠カメラの2億画素モードはこんな感じ!何故かXiaomiはウォーターマーク消えちゃいます。どちらも通常の撮影よりは色合いがわずかに薄めになる印象。↓
▼上の写真を切り出したらこんな感じ。ディテールの細かさはかんなり違っています。Xiaomiだと水彩画みたいににじんでるけど、vivoは2億画素らしい細かさ。細かい範囲まで撮影したいのならvivo一択になりますね。↓
その他
インカメラはこんな感じ、どっちもポートレートモードなんだけどvivo X200 Proはボケてくれないという謎。
▼肌の質感はXiaomi 15 Ultraのほうが細かいですね。vivo X200 Proは映え重視でキレイめにしてくれてます。なおXiaomiはウォーターマークが出なくなっちゃう。↓
▼夜間はこんな感じ。vivoに関しては明るさに応じて画面を白くして明るくしてくれる補助光機能がついてて明るく撮れます。でも写りはXiaomiが好き。あとやっぱvivoは背景ボケない。不具合だろうか。↓
▼動画も見てみましょう。Xiaomi 15 Ultraのほうが全体的に明るげなのは写真の頃から変わりません、手ぶれ補正自体もどちらも良く効いています。ただ集音性と風のノイキャンにおいてはvivoのほうが良いですね(下の動画はL側がXiaomi、R側がvivoの音声になっています)。↓
カメラ総評
最後にまとめておくと‥
Xiaomi 15 Ultraをオススメできる人は、
- 色味を明るく撮影したい人
- 高倍率ズームを重視する人
- カメラキットも込みで使いたい人
vivo X200 Proがオススメできる人は、
- SNS映えを狙う写真を撮りたい人
- 解像感を重視する人
- 夜景をシャープに撮りたい人
写真写りは好みが分かれてくるので、一概にどちらが優れているかは断言できません。ただ「個人的な好み」で言えばvivo X200 Proのほうが好みってのはあります。
というのもZEISSカメラって明るすぎず影やディテールをしっかり感じられるぐらい補正してくれる‥それが筆者のツボなんすよね。かつての名(迷)機ことNokia 9 Pureviewの写真写りが大好きな筆者にとっては、同じZEISSカメラを持つvivo X200 Proはピッタリと再認識。
とはいえ、Xiaomi 15 Ultra自体も素養はいい上、わざわざ日本での正規発売およびそれに伴うソフトチューニングも施され扱いやすくなってるし、そしてvivo X200 Proにはなかったカメラキットまで用意されてるしで、選ぶ価値は大いにあります( ‘ω’ )。
もっとも、逆に言えばvivoも日本市場を意識し始めてvivo X200 Proもぶち込んできたなんてことになったら、かなり危ういライバルになるでしょう。vivoはXiaomiと同様にベース価格も安いし‥。
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vivo X200 Proの上位版も最近出たよね
ここからはオマケコーナー。
先々週のXiaomi 15 Ultraのレビュー執筆段階ではまだ出てなかったんだけど、今だとvivo X200 Ultraっていうまさかの最上位グレードも出てるんですよね。
vivo X200 Ultraのスペックまとめ!200MP望遠搭載。フォトグラフィーキット、外付けレンズが楽しそうなカメラスマホ!
あちらはXiaomi 15 Ultraと同じSnapdragon 8 Eliteを搭載しており、カメラ構成は同じながらF値やメインカメラ焦点距離(35mmになった)が異なり、加えてカメラ用ボタンが新設され、カメラキットまで用意されているなど、各所に違いが出ています。
メインカメラ35mmってのは筆者的には結構いいなと感じてます。35mmは23mmでいう1.4~1.5倍あたりのズームになってるんで、それが被写体を捉えるに画角がちょうどよく感じるんすよ。風景を撮るんなら超広角カメラを使えばいいし。
vivo X200 Proを普段使いしてる身としては、カメラの起動速度は良いものの「音量キー下2回押しでクイックカメラ起動」って普通に使いにくいもんで、それだけのために乗り換えるべきか悩んでたりします。Ultra対決したかったなァ。