Xiaomi Mi Mix 2Sのレビュー!スペック・最安値まとめ
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Xiaomi Mi Mix 2Sのカメラをチェック!
Contents
実機の写真は以下の目次に記載されている「[実機]Xiaomi Mi Mix 2Sで撮影した美しい写真をどうぞ!」をクリックすると実機撮影写真を掲載している項目まで移動出来ます。
Xiaomi Mi Mix 2Sのカメラをレビュー!
ここからはXiaomi Mi Mix 2Sのカメラを実機を用いてチェックしています!
あの”DXO MARK Mobile”のフォト部門で101点を獲得!総合評価で97点をマーク!
▼一眼レフカメラなど、カメラの評価を行っているDXO MARK。Mobile端末を対象としたフォト部門で驚きの101点を獲得!↓
▼ビデオ部門も含む総合評価でも97点の高得点を獲得しています!↓
僕、Galaxy S9+を所有しており、そのカメラ性能でも度肝を抜かれ驚いたのですが、Galaxy S9+の総合評価が99点。Xiaomi Mi Mix 2Sは総合評価が97点なのでたったの2点差。いやー、これはXiaomi Mi Mix 2Sの価格からしても凄い。
広角と光学望遠のダブルレンズを採用
▼メインカメラは1200万画素。F値1.8の明るいレンズを採用し、4軸手ブレ補正を搭載。サブ(と言えないほど凄いですが)は、1200万画素でF値2.4の光学望遠レンズを搭載しています。↓
メインカメラはSONYのIMX363を採用。薄暗い場所でも非常にノイズの少ない写真が撮影可能
メインカメラに搭載するセンサーは、あのSONY IMX363。1.4μmラージピクセルにより、薄暗い場所でもノイズの少ない写真が撮影できる事が特徴です。
▼iPhone Xが比較対象となってました。薄暗い場所での鮮明さがカナリ違います。薄暗い場所でこれだけの写真が撮影出来るなんて凄い!↓
YouTuberで上記画像のシーンが収録されているのですが、iPhone Xの実機とXiaomi Mi Mix 2Sを横並びに設置して撮影している様子も確認できますよ!ホント凄いですよね~!
背景は美しいボケ味を撮影出来るポートレートモードに対応
サブカメラは遠くの被写体をグッと近づけるだけではなく、ポートレート撮影にもバッチリ対応。一眼レフと言いますか、カメラ全般に言えることですが、低いF値にズームを加える事で背景のボケ味はグッと強くなるんです。
Xiaomi Mi Mix 2Sがズームレンズ側でポートレート撮影機能を持ってきたのは、案外カメラ好きの方は「だよね!」となるはず。
但し、欠点も。
HUAWEIなんかのダブルレンズカメラは2つのカメラで異なる被写界深度を捉える事で、ボケ味撮影するので、撮影時の画角は広角状態。被写体との距離感も取りやすいのです。
ズームレンズを用いたボケ味撮影は、美しい自然なボケ味撮影が簡単に撮影出来る事が利点ですが、ズームレンズを用いるので被写体はズーム状態に。つまり、近い被写体だと撮影しにくいって欠点も有るのです。この点は知っておきましょう!
Xiaomi Mi Mix 2Sのカメラも遂にAIを搭載。オン・オフ出来ます!
HUAWEI Mate 10 ProではカメラのシーンセレクトなどにAIを盛り込んで、ユーザーがマニュアルでシーンを選択せずともカメラが自動選択することが話題となりましたが、遂にXiaomi Mi Mix 2SもAIを搭載!
▼実機が届いたので試してみましたが、AI機能はカメラアプリの上部に常駐表示され、AIマークを押す毎にオン・オフを簡単に切り替えられます!↓
▼非常に多くの項目がAIを用いる事で全自動で最適な選択をしてくれます。その数、206項目!↓
背景ボケ写真をAIで自然に加工!
美しい背景ボケのある写真を撮影出来る端末は数多いですが、Xiaomi Mi Mix 2Sは美しい背景をボカして被写体を際立たせた写真を更にAIを用いる事で加工出来る様に。
▼通常は丸ボケという光源が丸くなる美しい背景ボケ。そこから”背景だけ”をAIが加工します。※再生ボタンを押すと動きが見れます。↓
何が凄いって、ピントがバッチリ合った被写体と背景の境目をしっかりAIが認識して背景のみを加工していること。背景ボケの写真は背景も被写体も含めて1枚の写真なので、この様な背景だけを加工するにはこれまでフォトショップなどのソフトウェアで加工技術を駆使しながら表現するしかありませんでした。
この様な”一部分のみ”を簡単に加工出来るのは「AIが被写体と背景を区別して認識出来ている」から。上の様な加工技術が無くても簡単にクオリティーの高い加工が出来てしまうのです。
誰でもプロの様な美しい写真を撮影出来る
AIを用いたシーンセレクトはもちろん、撮影時にリアルタイムでAIが”最高の写真”に仕上がるように調整してくれます。
▼マニュアル調整せずにフルオートで撮影すると”よくありがち”な写真に。↓
▼Xiaomi Mi Mix 2Sはプロの様なフルマニュアル設定で撮影せずとも、AIが最高の仕上がりになるように調整。シャッターを切るだけで誰でも簡単に超絶クオリティーの写真が撮影出来るようになっているのです。↓
▼プロがXiaomi Mi Mix 2Sで撮影したサンプル。後ほど製品版の実機で撮影した写真模型指ししているのでチェックしてみて下さいね!↓
ボケた文字もAIで超解像度合成。クッキリ見やすくなります
スマホカメラは気軽に利用できる事も特徴の1つ。記念写真以外に看板やメモを撮影する”記録撮影”も多用している方も多いのではないでしょうか?
▼そんな時にこまるのが文字のブレ。特にスマホは小さなレンズで写真の四隅になるほど”にじみ”も出てきます。↓
▼Xiaomi Mi Mix 2SではAIを用いる事で超解像度合成!自然にクッキリと文字が見やすくなるのです!↓
リアルタイム言語翻訳&通貨換算を搭載。但し、日本語対応は不明
▼Xiaomi Mi Mix 2Sはカメラを通して写った言語をAIがリアルタイムで即時翻訳!通貨だって現地通貨へ即換算!↓
しか~し、Xiaomi Mi Mix 2Sのリアルタイム翻訳で利用できる言語は7種類とのこと。この中に日本語は含まれているかは現状分かっていません。
てか、AIが翻訳するんだったらAIは全世界の言語を学習しろ!
”AIが言語を学習してどの様な言語でも翻訳できるようになります”くらいだったらインパクト大だったのにな~って感じました。
[実機]Xiaomi Mi Mix 2Sで撮影した美しい写真をどうぞ!
Xiaomi Mi Mix 2Sの実機が届いたので実際に撮影してきました!今回は通常撮影とAIオン時を比較出来るようにしています!
撮影モードをチェック!
モードは以下の通り
- ショートビデオ(10秒のビデオが撮影出来るモード)
- ビデオ(動画撮影)
- 写真(フルオート)
- ポートレート(ボケ味撮影)
- 四角(1:1比率での写真撮影)
- パノラマ
- マニュアル
シャッター音はオン・オフできます。
シャッター音はカメラアプリの設定からオン・オフ出来ます。シャッター音をオンにしていてもボリューム調整でサイレントに設定している時はシャッター音も自動で消音となります。
写真の設定項目
▼以下が写真(フルオート)で設定できる項目です。画質は低・中・高から選択するタイプで、比率は4:3、16:9、18:9で撮影可能です。↓
ビデオの設定項目
▼以下がビデオモードで設定できる項目です。解像度は4K、FHD、HDの三種から選択可能で手ブレ補正はオン・オフ出来るタイプでした。↓
マニュアルモードはレンズ毎に設定できて設定幅も違う
マニュアルでは利用するレンズ毎に設定幅が若干違いました。任意で利用するレンズ毎にマニュアル設定できるのはGoodですね!
▼こっちが広角レンズで設定できる範囲↓
- 露出時間:1/1000,1/500,1/250,1/125,1/60,1/30,1/15,1/8,1/4,1/2,1,2,4,8,16,32
- ISO:100,200,400,800,1600,3200
▼こっちがズームレンズで設定できる範囲↓
- 露出時間:1/1000,1/500,1/250,1/125,1/60,1/30,1/15,1/8,1/4,1/2
- ISO:100,200,400,800,1600
カメラアプリは常に”写真”モードで起動。マニュアル設定は残ります
カメラアプリは起動すると”写真”モードで起動します。(起動アプリをクリアしていない場合は以前の表示状態から起動、起動アプリクリアや再起動などを行うとデフォルト起動モードが写真モードとなります)
Xiaomi Mi Mix 2Sのアウトカメラで撮影した写真
Xiaomi Mi Mix 2Sの実機でパシャパシャ撮影してきたので写真をチェックして下さい!写真は掲載するために縮小加工を施していますが、撮影後の画質調整は行っていません!
AIのオン・オフが出来るのですがAIオン時はパッと華やかな写真を撮影しやすい印象でした。色味が大きく変わるというよりも明るさを適切に調整してくれる印象です。一部の写真はちょっと手を加えすぎだと思う写真も有りましたが、AIオフよりもオンの写真が好みなので僕は常にAIをオンにして撮影してます。
昼間の写真
▼光を多く取り込める昼間の時間帯で撮影した写真です。美しい写真がバンバン撮影出来ます。※左側の写真が通常モード(AIオフ時)、右側がAIをオンにした状態です!↓
花の写真(接写)
▼花に近づいて接写性能もチェックしてみました。ピントもバッチリ合うので撮影しやすい印象です。AIのオン・オフではそれほど変化の見られませんでしたが、変化のあるものは通常撮影よりもパリッと美しい写真が撮影出来ています。※左側の写真が通常モード(AIオフ時)、右側がAIをオンにした状態です!↓
▼端末が縦横を判断してクオーターマークを挿入するので、少々傾けて撮影したらマークの位置が縦撮影位置となってしまいました。クオーターマークはカメラアプリの設定の[デュアルカメラの透かし文字]をオフにすることで消せます。↓
食べ物の写真
▼食べ物の写真は被写体によりAIの補正がよく分かるものが結構有りました。AIを効かせた方が美味しそうに撮影出来ますが、ナチュラルな色合いはAIオフ時の写真です。※左側の写真が通常モード(AIオフ時)、右側がAIをオンにした状態です!↓
夜景(暗所)撮影
▼夜景撮影はAIの底力を見ることが出来ます。全体的にパッと華やかな写真に仕上げてくれるので、夜景撮影はAIオンがオススメです。※左側の写真が通常モード(AIオフ時)、右側がAIをオンにした状態です!↓
ズーム撮影
▼Xiaomi Mi Mix 2Sは光学ズームレンズを搭載しているので2倍率は劣化のない光学ズームが可能です!↓
▼ズームは1倍から2倍はワンタップ。それ以上の倍率は倍率ボタンを左右スワイプすることで滑らかにズーム出来ます。どの程度のズームが許容範囲か確認できる様に、今回は1倍率から8倍率まで撮影してみました。倍率が上がると全体的に暗くなるので利用シーンは限られそうです。まずは1倍率の写真からどうぞ!↓
▼2倍率↓
▼3倍率↓
▼4倍率↓
▼5倍率↓
▼6倍率↓
▼7倍率↓
▼8倍率↓
ポートレート撮影
▼背面をボカして被写体を際立たせるポートレートモードで撮影してきました。被写体までの距離をXiaomi Mi Mix 2Sが指示してくれるのですが、中々範囲が合わずサクッと撮影は出来ませんでした。他機種と比較してポートレート撮影は難しく感じます。ボケ味もそんなにキレイじゃないです。↓
Xiaomi Mi Mix 2Sで撮影した動画
Xiaomi Mi Mix 2Sで動画を撮影してきました!手ブレ補正の強度を検証するために定点だけでなく歩き撮影も収録しています!
FHDでの動画撮影
▼FHDの設定はフレームレートの変更は出来ず、30FPS固定の撮影となります。手ぶれ補正は強力で定点撮影だけでなく歩き撮影もバッチリ楽しめます。↓
4Kでの動画撮影
2018/8/23追記:4K撮影では上限8分の撮影時間制限が設けられていました。
▼4Kでの動画撮影はフレームレートが30FPS固定となっています。フレームレートが高く無いので撮影時間の制限はありませんでした。4Kでも手ぶれ補正の項目はオンに出来ますが、効果はFHDよりも劣ります。↓
Xiaomi Mi Mix 2Sのインカメラで撮影した写真
Xiaomi Mi Mix 2Sはディスプレイ下部側にインカメラが搭載されているので、インカメラを利用する時は本体をクルリと回してインカメラが上部位置に来るように持ち直して撮影します。ちょっと面倒くさい。
▼インカメラで撮影した通常の写真とボケ味写真です。↓