Xiaomi Mi Note 10 Liteのレビュー!4万円以下で手に入るカメラフォンの実力は?
Xiaomiの最新ミドルレンジ・スマートフォン「Xiaomi Mi Note 10 Lite」。カメラフォンというジャンルで大きな注目度を浴びたMi Note 10シリーズのLiteモデルは一体どんな端末なのだろうか。端末を購入したのでレビューをお届けします!
▼動画も公開!↓
▼1億800万画素カメラを搭載した上位モデルのXiaomi Mi Note 10もレビューを書いています!↓
目次をクリックすると各項目へ移動します
- Xiaomi Mi Note 10 Liteってどんな端末?
- Xiaomi Mi Note 10 Liteの詳細スペックや特徴
- Xiaomi Mi Note 10 Liteの付属品はどんな感じ?
- Xiaomi Mi Note 10 Liteの外観はどんな感じ?
- Xiaomi Mi Note 10 Liteの性能ってどんな感じ?
- Xiaomi Mi Note 10 Liteの機能検証結果はどんな感じ?
- Xiaomi Mi Note 10 Liteのカメラはどんな感じ?
- Xiaomi Mi Note 10 Liteのディスプレイってどうなの?
- Xiaomi Mi Note 10 Liteのサウンドってどうなの?
- Xiaomi Mi Note 10 Liteのバッテリーってどうなの?
- Xiaomi Mi Note 10 Liteのレビューまとめ
Xiaomi Mi Note 10 Liteってどんな端末?
- Xiaomiのカメラ重視モデル。Note 10、Note 10 Proの弟分にあたるモデル。6,400万画素IMX686センサーを搭載したカメラ推しのスマホ
- 発売日:2020年5月頃
- 購入価格:38,500円(ETOREN)
- 気にいった:カメラフォンの名に恥じないクオリティの高い写真が撮影出来ること。主要キャリア全てで使えるバンドに対応していたり、海外モデルでも技適を取得していて安心して使える点も気にいった。
- 気になった:兄貴モデルのウリや尖った部分であった1億800万画素カメラは非搭載。なので、最新技術に振れる楽しさは無く面白みは少ない。あと、夜間撮影時の明暗調整力が微妙だったのでアップデートに期待してる。
Xiaomi Mi Note 10 Liteの詳細スペックや特徴
▼Xiaomi Mi Note 10 Liteの詳細スペックや特徴は以下で紹介しています。↓
Xiaomi Mi Note 10 Liteの付属品はどんな感じ?
付属品は本体以外に充電器(30W出力)、USB-Cケーブル、保護ケース、SIMピン、クイックガイド2種。充電器は100〜240V/50-60hz対応なので日本でも使えるけど、プラグ(コンセントに差し込む部分)が海外仕様なので、日本で利用するにはプラグ変換アタッチメントが必要です。30Wの急速充電に対応しているので持っていない方は手に入れておこう。
Xiaomi Mi Note 10 Liteの外観はどんな感じ?
▼6.47型のディスプレイを搭載するXiaomi Mi Note 10 Liteは片手でのホールド感は問題ないですが、片手操作は厳しい大きさ。重量は204gあるので初めて持った時は「あ、結構重い」って印象でした。↓
▼片手操作したいなら落下防止リングの利用がオススメ。↓
▼Xiaomi Mi Note 10 Liteの外観はこんな感じ。ディスプレイはカーブを描いたエッジディスプレイでノッチタイプ。今回はブルー系カラーを購入したのですが背面は光沢で液体のような美しい見た目です。カメラは縦並びですが、様々な印字は横記載なので「横持ちで撮影してくれよな!」的な感じが伝わってきます。そうそう、SIMスロットはNanoSIM×2でMicroSDには対応していません。↓
Xiaomi Mi Note 10 Liteの性能ってどんな感じ?
Xiaomi Mi Note 10 Liteは処理性能を左右するパーツにSnapdragon 730Gを搭載。これはハイエンドに次ぐ性能帯のチップでパフォーマンスも高いです。今回はメモリ6GB版を購入しましたが8GB版もあるみたい。このクラスならぶっちゃけ6GBで十分でしょう。
しばらく使い込んでましたが、インターネット、LINEやメール、YouTubeなどの動画視聴、SNS、ニュースアプリなど普段使いの動作で困ることは全く無かったのでご安心を。
ベンチマークで性能をチェック!
端末の性能を数値化するベンチマークで性能をチェックしてみましょう。
▼Xiaomi Mi Note 10 Liteの実機でAnTuTu(Ver8)を測定しました!総合スコアは272,727、GPUスコアは71,414です!↓
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]
▼ストレージ速度はこんな感じ。読み込み速度は500MB/sを超えているのでGood。アプリ起動時などのレスポンスも良いですね。↓
ゲームは快適に遊べる?
重量級ゲームの代表格であるPUBG MobileをXiaomi Mi Note 10 Liteで実際に動かしてみます。
▼設定幅は最大設定がクオリティ【HD】+フレーム設定【高】、処理負荷を軽減する快適設定はクオリティ【スムーズ】、フレーム設定【ウルトラ】に設定可能です。↓
▼トレーニングモードにてテストプレイ。故意に負荷を高くするようスモークを10個投げての負荷テストも行ってみます。スムーズ+ウルトラ設定までなのでハイエンドスマホには一歩及ばない設定幅ですが、【ゲームに熱中できる操作感】だったので十分なゲーム性能でしょう。多くのゲームは快適レベルで遊べ、少々重いゲームも設定を調整してやることで快適に遊ぶことが出来るゲーム性能です。↓
Xiaomi Mi Note 10 Liteの機能検証結果はどんな感じ?
ドコモ回線 | データ通信:○ 通話:○ |
ソフバン回線 ワイモバ回線 |
データ通信:○ 通話:○ |
au回線 | データ通信:○ 通話:○ |
楽天モバイル回線 | データ通信:○ 通話:○ Rakuten Link:○ |
通知ランプ | ☓ |
指紋認証 | ○:画面内蔵。速度・精度は申し分なし |
顔認証 | ○:カメラ認証。暗所でも解除されやすい |
アプリクローン | ○:メッセージ、SNS、ゲームなど幅広くクローン化できる |
PCモード | ☓ |
外部映像出力 | △:ワイヤレスのみ対応/ケーブル出力不可 |
戻るボタン入れ替え | ☓ |
ジェスチャー操作 | ○ |
クイックランチャー | ○:クイックボール |
DRMコンテンツ | ○:FHDまで対応/HDR 10-HEVC |
ゲームモード | ○:パフォーマンスが上がるタイプではない |
冷却システム | ☓ |
防水防塵 | ☓ |
FeliCa | ☓ |
テレビ | ☓ |
MicroSD | ☓ |
2回線同時待ち受け | ○:4G+4GのDSDV |
備考 | セカンド・スペース(1台のスマホで2つアカウントを完全に切り替えて使える) |
ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル、楽天モバイルで使えた
Xiaomi Mi Note 10 Liteは日本の主要キャリアで利用するバンドに合致しているのですが、気になるのは実際に使えるかどうか。
結果としては、日本の主要キャリア回線で通話・データ通信ができたので超使い勝手良いです。
ドコモ(mineo)、ソフトバンク(LINEモバイル)、ワイモバイル回線はAPN設定するだけで問題なく繋がりVoLTEにも対応、au VoLTE SIMと楽天モバイルはデフォルトの通話アプリで[*#*#86583#*#*]を入力することで使えるようになりました。
Xiaomi Mi Note 10 Liteで楽天モバイル使うには通常の通話アプリから[*#*#86583#*#*]入力すると電波つかめまーす。楽天リンクのSMS認証も問題なし! pic.twitter.com/8tepcSxItl
— GARUMAX (@GaruJpn) May 15, 2020
で、楽天モバイルなんですが、純正スマホのRakuten Miniと比較して楽天回線の掴みはやや弱いです。ガルマックスの東京オフィスだとRakuten Miniは電波マークが半分は立っている状態ですが、Xiaomi Mi Note 10 Liteは電波マーク1/4が立つくらい。なので、電波が弱いエリアの方は注意。
ちなみに東京オフィスでは微妙な電波強度でしたが、僕の自宅で楽天モバイルは電波強度マックスだったんでWiFiルーター代わりに使い倒してます。
▼あと、4G+4Gの同時待ち受けが出来るので、大容量データSIMを利用したスマートフォンも構築できるのも良いところ。詳しくは以下の記事をどうぞ!↓
アプリクローンが柔軟すぎてなんでもあり
アプリクローンとは、1台のスマートフォンに1アカウントしか登録できないアプリをクローン化して2アカウント運用できる機能。例えば、LINEアプリも「プライベート用」と「仕事用」みたいな感じで使えるので便利なんですよね。
▼一般的に同様の機能は「メッセンジャー系のみ」という縛りが多いんですが、Xiaomi Mi Note 10 LiteはSNSアプリやゲームアプリまでもクローン化できてしまいます。↓
これにより、幅広い2アカウント運用が可能で、ゲームなんかも2つのアカウントを使って効率化・・・的な使い方もできちゃいます。僕はプライベート用とキャバクラのオネーチャ…いや、なんでも無いです。
秘密のスマホを作れる
Xiaomi Mi Note 10 Liteにはアプリクローンの他にも面白い機能【セカンド・スペース】がございます。通称、うわk…いや、なんでも無いです。
この機能は、1台のスマートフォンで2つのGoogleアカウントを使って完全に切り分けられた2つのアカウント運用が出来る機能です。なので、メインの連絡先、撮影した写真、インストールしたアプリなどはセカンドには影響されません。逆もまた然りです。使い方は、自由自在、あなたの望み・欲望を叶えます。
こういうのって富士通スマホの十八番だったよね(笑)
Xiaomi Mi Note 10 Liteのカメラはどんな感じ?
構成 | 64MP(メイン)、8MP(超広角)、5MP(深度)、2MP(マクロ) |
AI | カメラアプリ上で簡単にオン・オフできる |
撮影モード | ビデオ、写真、64MP、ポートレート、夜景、プロ(マニュアル)、ショートビデオ、パノラマ、スローモーション、マクロ、VLOG |
ズーム | デジタル。2倍にワンタップ切り替え可で以降はピンチアウトで最大10倍まで対応 |
シャッター音の消音 | 不可(楽天モバイルSIM挿入状態で確認) |
マニュアルの設定幅 | ISO:100〜6400、WB:2000〜8000、SS:30〜1/4000、露出:-4〜+4 |
写真解像度 | デフォルトは3,472×4,624、64MPモードは9,248×6,944 |
ビデオ解像度 | 720P/30FPS、1080P/30FPS、1080P/60FPS、4K/30FPS |
スローモーション | 120FPS、240FPS、960FPS |
手ブレ補正 | 4K/30FPS、1080P/30FPS、720P/30FPS |
Xiaomi Mi Note 10 Liteは6400万画素のIMX686センサーを搭載。撮影して分かりましたが、デフォルト状態での撮影は3,472×4,624の解像度で撮影するみたいで、高精細な64MP撮影は専用の【64MPモード】で撮影する感じ。この64MPモードではAIやHDRは設定できずズームも出来ない仕様となってます。
なので64MPモードは、1枚の写真を切り出して新たな写真を作ったり、拡大して楽しむような写真を撮影したいときに使うようなモードでしょう。
普段使いでは簡単にズーム出来たりAIによる綺麗な写真が撮影しやすいデフォルト撮影でOK。デフォルト状態でも綺麗な綺麗な写真が撮影出来るので実機で撮影した写真もチェックしてみて下さい!
明るい昼間に撮影した屋外写真
▼明るい昼間に撮影した写真です。AIをオンにした状態で撮影したのですが、画質は結構ナチュラルで明るさが増す感じ。昼間に様々な被写体を撮影してみましたが、Xiaomi Mi Note 10 Liteはハイエンド機種と張り合える画質です。左がXiaomi Mi Note 10 Lite、右がiPhone 11です。↓
▼6,400万画素で撮影した写真を切り出して比較。iPhone 11よりも圧倒的に画素数が高いので切り出した時のクッキリ感はXiaomi Mi Note 10 Liteの圧勝。高画素での撮影では写真が暗くなりがちですが、この点もうまく調整されていてGood。左がXiaomi Mi Note 10 Lite、右がiPhone 11です。↓
6400万画素カメラを搭載している安いスマートフォンって沢山あるんですが、その中には6400万画素で撮影したとは思えないような粗い写真が出てくる端末もあるんですよ。なので、Xiaomi Mi Note 10 Liteってどうなのかなーって思ってたんですが、しっかり6400万画素らしい高精細な写真が撮影できます。64MPでも撮影後に結構拡大できるので楽しい。
料理を撮影した写真
▼料理を撮影してみました。料理に対するAI補正は結構強力で、色鮮やかに明るく撮影出来る傾向です。SNSとかで共有するには良い感じ。もちろんAIは簡単にオン・オフ出来るから見た目に近い写真も簡単に撮影できて使い勝手もGood。左がXiaomi Mi Note 10 Lite、右がiPhone 11です。↓
夜景や暗い場所で撮影した写真
▼Xiaomi Mi Note 10 Liteの夜景モードで撮影。左がXiaomi Mi Note 10 Lite、右がiPhone 11です。↓
iPhone 11と比較した場合、光量の少ない右上の建物は黒つぶれしちゃいました。一方で強い光を放つ看板などの捉え方はXiaomi Mi Note 10 Liteが長けており、全体的にシャープな写真が撮影できます。が、パッと見できれいに感じるのはトータルバランスの良いiPhone 11かな。Xiaomi Mi Note 10 Liteは「もう少し明るくしたら良い感じになるのにな」って思っちゃいます。
▼さらに光量の少ない暗い場所でも撮影してみました。Xiaomi Mi Note 10 Liteの夜景モードが威力を発揮してますね。全体的に十分な明るさに調整され、且つ、ディテールもシャッキリ。光る看板の捉え方も長けています。左がXiaomi Mi Note 10 Lite、右がiPhone 11です。↓
こんな感じで、夜間撮影も撮影するシーン次第でハイエンドモデルを超える写真が撮影出来るポテンシャルを秘めています。
Xiaomi Mi Note 10 Liteの夜間撮影ですが、iPhone 11の約半額で手に入ることを考えると頑張っている印象ですね。明暗差の調整はアップデートでなんとかなりそうなので、この点は今後のアップデートに期待したいところ。
あと、個人的にXiaomi Mi Note 10 Liteの通常撮影(AIで夜間撮影を認識状態)と夜景モード撮影では、どのような画質の変化が起こるのか気になったので試してみました。
▼通常撮影では夜景モードで撮影するよりも暗くノイジーになる傾向です。夜景モードでの撮影はシャッターを切ってから一定時間シャッターが開くのでレスポンスは求められませんが、出てくる写真のクオリティが結構変わるので夜間は積極的に夜景モードを使いたいですね。左が通常、右が夜景モード。↓
超広角で撮影した写真
▼超広角は立ち位置変えずに広い範囲を撮影出来るカメラ。iPhone 11より少し画角が狭いですが、iPhone 11の写真はEDIONの建物がやや湾曲していることに対しXiaomi Mi Note 10 Liteは自然な感じ。歪み補正は長けているみたいですね。色はやや白っぽくなっていますが十分実用的な範囲でしょう。↓
ズームで撮影した写真
▼2倍ズーム時の画質比較。これはどちらも五分五分といった印象です。iPhone 11は2倍ズームボタンが無くてピンチアウトで倍率を上げますが、Xiaomi Mi Note 10 Liteは2倍ズームボタンが備わっているのでズームしやすいのがGood。左がXiaomi Mi Note 10 Lite、右がiPhone 11です。↓
Xiaomi Mi Note 10 Liteのズームは2倍まではワンタップで使い勝手良いのですが、それ以降は2本指を使ったピンチアウトでの拡大となり、やや扱いにくい。2倍以上のズームはどんどん画質も劣化するので実用的な範囲は2倍までかな。
ポートレートで撮影した写真
▼ポートレートモードは扱いやすい仕様で、ご覧の通り人物以外でもポートレート撮影が可能です。写真の右側、綺麗な丸ボケが出てます。上手く撮影出来た時のクオリティーは非常に高く、撮影後にピントの位置やボケ味の強度も変更できる柔軟性も持ち合わせているので存分にポートレート撮影を楽しみめました。↓
▼もちろん、完璧ではありません。背景と似た色合いの被写体では上手くエッジの境目が認識できない場合もあります。この被写体は何度撮影しても縁の白い部分が背景と同化して上手く撮影出来なかったので、ポートレート撮影時は背景色にも気を使ってやりましょう。↓
あと、ポートレート撮影では被写体との距離を2m以内にすることで最適なボケ味効果が得られるのですが、被写体までの距離が1mを切るような小物撮影では上手くボケませんでした。なので、ある程度大きな被写体であれば使えるかなって感じかな。
マクロモードで撮影した写真
▼マクロカメラは被写体にめちゃくちゃ近づいてド迫力な写真が撮影できるカメラ。Xiaomi Mi Note 10 Liteのマクロカメラは他のスマホで搭載されているマクロカメラよりも被写体に近づくことが出来るみたい。ってか、撮影時のスマホの角度次第では被写体にスマホ本体が干渉してしまうくらい近づけます(笑)↓
マクロカメラは迫力ある写真撮影を楽しめるだけでなく、メルカリやオークションサイトで出品する商品の細部撮影でもめちゃくちゃ役立つカメラなんですよね。パパっと撮影してこのクオリティの接写ができるのはめちゃくちゃ凄いです。
インカメラで撮影した自撮り写真
Xiaomi Mi Note 10 Liteの自撮りで気がついたこと。デフォルトだと左右反転してます。撮影後に気がついて再撮影が面倒だったのでそのまま掲載していますが、ご覧の通り文字なども反転してしまうので、気になる方はカメラの設定から【ミラーフロントカメラ】を【オフ】にしましょう。
▼で、肝心の画質なんですが、iPhone 11と比較して暗く、発色もイマイチ。この日は曇りだったので光量が少ない状態ですが、iPhone 11はうまく調整出来ているので差が出ているなという感じです。左がXiaomi Mi Note 10 Lite、右がiPhone 11です。↓
▼画角なんですが、Xiaomi Mi Note 10 Liteのインカメラは画角固定に対しiPhone 11は、より広い範囲を撮影する機能が備わっています。Xiaomi Mi Note 10 Liteも十分な画角ではありますが、複数人での撮影や背景まで含めた撮影ではiPhone 11が扱いやすいなと感じました。左がXiaomi Mi Note 10 Lite、右がiPhone 11です。↓
▼Xiaomi Mi Note 10 Liteはインカメラでもポートレート撮影が楽しめました。単眼での撮影なので、ややエッジの甘さはあるのですが個人的には十分満足できる仕上がりです。左が通常インカメラ撮影、右がポートレート撮影。↓
▼オマケ。美顔モードは非常に強力で、実物とかけ離れた自撮りも楽しめます。↓
Xiaomi Mi Note 10 Liteで美顔効果マックス撮影www誰だよコイツwwwいやー、恐ろしい世の中ですわ pic.twitter.com/FaQueBAN7B
— GARUMAX (@GaruJpn) May 17, 2020
動画撮影はどんな感じ?
▼1080P/60FPSで撮影した動画です。60FPSは手ブレ補正が利用できないので、歩き撮影では結構ブレまくります。また、iPhone 11と比較して全体的に暗く発色もイマイチ。↓
▼1080P/30FPSで撮影した動画です。滑らかさを犠牲にする代わりに手ブレ補正をオンに出来るのでブレ自体は少ないんですが、安定性はイマイチ。映像を見るとチラチラと頻繁に映像が不安定になるので、ブレはすくないものの映像的にはイマイチ。また、1080P/60FPS同様に全体的に暗め。↓
▼最後は4K/30FPS。これも手ブレ補正が使えますが、1080P/30FPSと印象は変わらず。チラツキがやっぱり気になります。↓
1080P/60FPS、1080P/30FPS、4K/30FPSで検証した感じでは、ブレが大きくなりがちな歩き撮影には向いていないなぁ。各映像の最後に定点から左右振りのシーンを収録しているんですが、自身が動かないで撮影するような使い方であれば結構良い感じに撮影できるので、Xiaomi Mi Note 10 Liteで動画撮影するなら定点向きです。
▼おまけ。VLOGモードも搭載されていて、映像の切り替え+BGM付きのカッコいい映像を簡単に撮影することもできちゃいます。YouTubeとかやっている人はオープニング撮影とかに使えそうだよね。これはXiaomi Mi 10 Liteのレビュー告知を実機のVLOGモードで撮影した映像。三脚とか使えばもっとクオリティ上げられそうです。↓
Xiaomi Mi Note 10 Liteのレビュー、近日公開予定! pic.twitter.com/Uy5x4SVjuA
— GARUMAX (@GaruJpn) May 15, 2020
Xiaomi Mi Note 10 Liteのディスプレイってどうなの?
サイズ・解像度 | 6.47型/2,340×1,080 |
タイプ | 有機EL |
形状 | ノッチ/上部中央 |
ノッチ隠し | ○:アプリ毎に設定できて柔軟性が高い |
高リフレッシュレート | ☓ |
表示モード | ダークモード、読書、チラツキ防止 |
画質調整 | 「配色」から柔軟に設定可能 |
Xiaomi Mi Note 10 Liteのディスプレイは高級テレビで採用されている有機ELパネルを搭載しているので、表示がめちゃくちゃ綺麗。解像度もFHD+あるので十分な画素密度を保っており画面の粗さは全く気にならないですね。やっぱり有機ELは黒色=消灯となり背面からバックライトを当てて照らす液晶では表現できない「真の黒色」が出せるので、映画視聴も捗ります。
▼Xiaomi Mi Note 10 LiteでNetflixアプリでの再生仕様を確認。DRMコンテンツもFHD解像度/HDR 10-HEVCに対応しているので映画鑑賞が好きな方も満足頂ける仕様です。↓
▼気になったのはディスプレイ形状ですね。ほら、ディスプレイの端っこがグニって曲がっているんですよ。↓
このタイプのディスプレイって見た目はめっちゃカッコイイんですが、保護フィルムも浮きやすいし、ゲームで画面の端に表示されるボタンは押しづらいんですよね。使い勝手を重視するならマイナスポイントかな〜。
僕は、見た目のかっこよさ < 使いやすさって感じなのでディスプレイ形状はアチャーって感じでした。ま、慣れるけどね。
その他、ゲーミングスマートフォンのような高リフレッシュレートには対応していませんが、まだまだ60hzを超えるコンテンツも執筆時点で少ない状況なので大きなデメリットには感じず、むしろ、この価格で有機ELパネルを搭載してくれたのは個人的に「よくやった!」と思うところで、ディスプレイ仕様については総合的に満足度は高かったです。
Xiaomi Mi Note 10 Liteのサウンドってどうなの?
スピーカー | シングル/下部 |
イヤホンジャック | 搭載/下部 |
イコライザー | △:有線イヤホンなどを接続しているときのみ設定可 |
ディスプレイでは「よくやった!」と思えた一方で、サウンド関連に付いては「価格なり」な印象です。この価格帯ではデュアルスピーカー仕様のモデルも中にはあるので、そう考えるとシングルスピーカー仕様はイマイチに感じたところかな。
YouTubeやTikTokくらいならシングルスピーカーでも良いんだけど、やっぱりね、映画見るんだったら臨場感がグッと増すデュアルスピーカーが恋しくなる。
あと、スピーカー搭載部分のデザインがシュッとした平らな形状なので、横持ちで視聴する時、スピーカー部分と指がピタッと密着して塞いでしまうことが多々あったのでご留意を。Xiaomi Mi Note 10 Liteで音楽や映画を楽しむなら有線イヤホンやヘッドホンが良いかもね。
あ、そうそう、Bluetoothコーデックは公式スペックで対応状況が記載されていたので検証は割愛したんだけど、SBC以外にAAC / LDAC / aptX / aptX-HD / aptX-adaptiveに対応しております。Bluetoothイヤホンやヘッドホンを購入するなら、音の遅延具合と価格のバランスからAACやapt-Xに対応した製品がオススメです。
Xiaomi Mi Note 10 Liteのバッテリーってどうなの?
バッテリー容量 | 5,260mAh |
充電速度 | 30W(10V/3A) |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
逆充電(ケーブル) | 一応出来るが2.5W/実用的ではない |
逆充電(ワイヤレス) | 非対応 |
バッテリー持ちについては現在検証を行っている途中ですが、届いてから数日使ってみて「バッテリー持ちが良いな〜」って感じてます。やっぱり5,260mAhバッテリーは大容量な部類なのでほとんどの方は丸1日バッテリーが十分持つはず。
いま、実機でバッテリーテストを続行している最中なので、検証後に掲載します!掲載時はTwitter・Facebookでお伝えするのでフォロー宜しくおねがいします!
Xiaomi Mi Note 10 Liteのレビューまとめ
Xiaomi Mi Note 10 Liteは兄貴モデルと比べた場合、Note 10のウリとなっていた1億800万画素カメラは搭載されていませんが、6400万画素のIMX686センサーを使った写真の出来栄えはなかなかの実力。コンディションが良ければハイエンドスマホを上回る写真をバンバン撮影できるポテンシャルを秘めた端末です。
夜間撮影でチューニング不足を感じたり、動画撮影能力がそれほど長けていなかったりと気になるポイントもあるのですが、3万円台で手に入るスマホとしては合格水準を軽く超えてます。
執筆時点では例のウィルスの問題で「スマホにお金をかけている状況ではない」「出来るだけ端末代金を節約したい」と考えている方も多く、「安いスマホに乗り換えたいけど不安」って思っている方も多いハズ。
「安いスマホの購入で失敗したくない」
そう思うなら、Xiaomi Mi Note 10 Liteは良い選択になるのではないかと思います。Xiaomi Mi Note 10 Liteはガルマックスもオススメできる一台でした。
Xiaomi Mi Note 10 Liteが気になっている方の参考になれば幸い!以上、ガルマックスレビューでした!
Xiaomi Mi Note 10 Liteの割引情報や購入先まとめ!
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