Exynos 2200のベンチマークが判明。他社製ハイエンドSoCより性能は控えめかも?
先日Exynos 2200が発表されましたが、早速各種ベンチマークスコアが出てきているようです。詳細は以下より。
Exynos 2200のベンチマーク結果が判明?
海外メディアのMySmartPriceがIshan Agarwal氏よりExynos 2200を搭載するGalaxy S22 Ultraのベンチマークスコを独占的に手に入れたとのこと。
以下、各ベンチマークでのスコアです。
- AnTuTu:965,874(恐らくVer9で計測していると思われる)
- Geekbench:シングルコア1108、マルチコア3516(恐らくVer5で計測していると思われる)
- GFXbench(Aztec Ruins Normal) :109 FPS(恐らくAztec Ruins OpenGL (Normal)だと思われる)
以前、ガルマックスで取り上げたDimensity 9000やSnapdragon 8 Gen 1のベンチマークスコアと比較すると、AnTuTu総合スコアが100万点切りで少し低めになっているようです。
GeekbenchスコアもDimensity 9000よりシングル・マルチ両方ともにスコアが振るわない結果。以前取り上げた熱問題も関係しているのでしょうか?
グラフィック性能に関しては、上記の記事で比較はされていませんが、一説ではSnapdragon 8 Gen 1を搭載した機種に負けているという話も出ているようです。
想定していたよりも性能低め?
今回の情報が正しいものとするなら、Exynos 2200の処理性能は競合相手であるSnapdragon 8 Gen 1やDimensity 9000よりも少し性能が劣るかもしれない結果になりそうです。
少なくとも両SoCに並ぶくらいのスコアは出ると考えていただけに、少し肩透かしを食らった感は否めませんね。
グラフィック性能もダントツで高性能かとも考えていましたが、そうでもないとの話が出ているのもなんともいえない顔になってしまう要因の一つかもしれません。
ただ、Exynos 2200は内蔵GPUでレイトレーシングを扱える利点はあるので、一概に性能が劣るとは言えないのが救いかも。
とはいえ、まだ搭載機種が正式リリースされていないので、スコアに関しては変動する可能性があるのと、リリース後にベンチマークの母数が増える=正確な計測結果が揃うことになると思うので、今回の内容は参考程度に留めておくのが吉ですね!
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