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8.4型タブ「ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turbo」の実機レビュー!SD 6 Gen 1搭載でゲーム性能も向上

ALLDOCUBEで人気の8.4型タブレットシリーズに「ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turbo」が仲間入り!今回はSoCにMediaTekではなくSnapdragonを搭載しているのが特徴のモデルです。レビュー用に頂いたのでまとめていきます!

なお日本でも発売が決定していて、2024年10月10日からAmazonや楽天市場で購入可能です。が、10月15日〜16日が初売り期間で安くなります。買うなら初売りを狙いましょう。記事の最後に初売り情報を掲載しているので、ぜひ確認してみて下さい!

スペック・ベンチマーク、検証結果の一覧

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筐体・デザイン

▼ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turboの見た目、前モデルのALLDOCUBE iPlay 60 mini Proと一緒ですね。↓

筐体はメタルボディーを採用していて質感は悪くありません。サラッとした質感で油脂の付着が目立たずGood!

▼ディスプレイは8.4型。画素密度も高くてとっても綺麗!↓

▼背面は特に変わりなしですね。↓

▼左側面にはmicroSDスロットが備わってます。↓

▼トレイはこんな感じ。Wi-FiモデルなのでmicroSDのみ入るタイプ。↓

今回はどうだか分かりませんが、ALLDOCUBE iPlay 60 mini ProはmicroSDを入れたら詰まりました…。なのでmicroSDを使う人は薄いテープで固定したほうが良いかも。ただ、テープ貼る場合は自己責任で。

ALLDOCUBEタブのSIMトレイが取り出せなくなって修理に出した話。対策はテープで貼り付け

▼上部にはUSB-C端子とスピーカーを搭載。USB-CはUSB 3.1 Gen1 Type-Cで高速転送に対応します。また外部映像出力にも対応してるとのこと。↓

▼下部もスピーカーを搭載。位置的に横持ちした時にステレオ効果が得られる配置となってます。↓

持ち運びやすいサイズ感がお気に入り

私がALLDOCUBEの8.4型タブレットをずっと愛用しているのはサイズがちょうど良いから!

▼10型クラスは持ち出すには大きすぎますが、8.4型なら軽いしコンパクトなのでカバンにポーンと入れて持ち出せるのが気に入ってます。↓

▼8.4型といってもスマホ(iPhone 16)と比べたら大画面。本も読みやすいし動画も大画面で楽しめるのでコンテンツ消費も捗る!↓

私は片手で持つことが多いので重量が増えるケースは利用せずに使ってます。ゴロゴロしながら使うのにもピッタリなサイズ。

性能・パフォーマンス

ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turboで最大の特徴は、Snapdragon 6 Gen 1を搭載したこと!AQUOS Sense8でも採用されているSoCです。これまではMediaTekやUnisocのSoCを採用してきましたが、たぶんSnapdragonは初。

サクサク感が上がった

ALLDOCUBE iPlay 60 mini ProのHelio G99と比べるとサクサク・ヌルヌル感はワンランクアップしていました。

たとえばホーム画面を右にスワイプして表示されるニュースフィード(Discover)やTwitterではスクロールした時にHelio G99だと一瞬引っかかるような感じもありましたが、本機はスルスルっとスクロールしてくれます。

▼AnTuTuスコアを比較するとこんな感じ。左がSnapdragon 6 Gen 1、右がHelio G99。GPU性能(ゲーム性能)もグッと向上してます!↓

WEBサイト閲覧、動画視聴、SNS、読書など一般的な使い方なら余裕のパワーなので、これなら長期的に快適に使っていけそう!

いろんなゲームが遊べるようになった

ゲーム性能もHelio G99比でドカンとパフォーマンスがアップしているので、楽しめるレベルで動くゲームも多くなりました。

▼たとえば原神だと画質を「中」で高負荷時の下限フレームレートは34FPSをマーク!Helio G99だと画質を最低にしても厳しかった水準ですが、本機なら中でも楽しめます。↓

重量級の原神がこの水準で動く場合、他のゲームはもっと快適。最近ハマっているメタスラもめちゃくちゃ快適です。

もちろん、原神クラスのゲームで更に綺麗な画質で遊びたい、高いフレームレートで遊びたい人にとっては物足りない感じですが、ゲームは暇つぶし程度って人はいろんなゲームが遊べる水準です!

あ、そうそう。後述しますがGPS非搭載なので位置情報を必要とするゲームには向いてません。

画面・ディスプレイ

少し前に自腹レビュー:話題の激安タブ「Redmi Pad SE 8.7 4G」の実態を調査した結果で紹介したモデルは解像度がHD。流石に画面が粗すぎて気になりましたが、本機は1,920×1,200とワンランク高い解像度を採用してます。

精細感が高く表示が綺麗!

▼ホーム画面からもう綺麗。動画もFHDクラスの映像で楽しめるので、やっぱり美しさはHDクラスと全然違う!↓

用途にもよりますが、文字を読むなら8型クラスだとFHD以上の解像度は欲しいところ。解像度低いHDクラスだと文字が滲んだように見えて目が疲れるんですよね。

本機のパネルは発色も美しいのでアニメなんかも凄く見やすいですよ!ちなみにWidevine L1に対応しているのでNetflixなどの著作権コンテンツも高画質で再生OKです。

ただ輝度は前モデルから変わらずなので、室内では充分ですが屋外ではやや見づらく感じるかも。

欲を言えば90Hzくらいには対応してほしかったですねぇ。ずーっと60Hzなので、ALLDOCUBEさん、次のモデルで高リフレッシュレートの対応に期待してますよ!

外部への映像出力時は少しモッサリ

▼ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turboは外部映像出力に対応!USB-C→DisplayPortケーブルを使ったところ簡単に外部出力出来ました。↓

外部映像出力している時は負荷が高いのか動作が少しモッサリします。フレームレートもなんだか落ちているような感じもします。

実際にNetflixを視聴してみましたが、動画を見るくらいなら特に問題はなさそう。原神も普通にプレイは出来ています。外部出力できるタブレットが欲しい人には刺さりそう。

サウンド・スピーカー

ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turboはステレオスピーカーを搭載!と言いつつ、前モデルからステレオスピーカーを備えていたので、引き続き対応と言ったほうが正しいですね。

音質は必要最低限な感じ

音質は前モデルと同じくややチープ。でもYouTubeでゲーム実況をみたりするようなラフな視聴ではこれで良いかなって感じです。音質を求める場合はイヤホンやヘッドホンを使いましょう!

▼先述通りスピーカーは横持ちした時にステレオ効果を得られる配置となっています。↓

本体を反時計周りにクルッと回してインカメラが左側になる横持ち状態が正しいLRの位置になります。画面の向きでLRが入れ替わる機能はないので逆持ちすると音の出力がチグハグになります。

スピーカー位置も前モデルと同じ。横向き時に下寄りに配置となり、筐体を持った時に手で塞ぎがちなのはやっぱりイマイチに感じたところ。

サウンド関連はまだまだ改善の余地があるので、ぜひ次期モデルではアップグレードして欲しいポイントです。ALLDOCUBEさんよろしくお願いします!

カメラ・写真

カメラはアウトカメラが1,300万画素、インカメラが500万画素となっています。

▼画質はお察しのとおり…必要最低限って感じですね。↓

記念撮影はスマホに任せるとして、メモ代わりの記録撮影やQRコードの読み取りくらいならこれで良いかなって感じです。

バッテリー・電池持ち

バッテリー容量は5,500mAhで充電は18Wに対応。前モデルが6,050mAhなので容量が結構減っちゃってます。そうそう、付属する充電器は公式サイトを見ると5V/2Aの10Wタイプなのでご留意を。

バッテリー容量が550mAhも減ったんですが、Snapdragon 6 Gen 1はHelio G99と比べて省電力性能が高くなったとのこと!というわけで全く同じ条件で電池持ちテストをしてみました。

▼輝度を専用機器で合わせて同じストリーミング動画を1時間再生したときの電池の減りを比較した結果は以下の通り。↓

ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turbo 100%→93%
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro 100%→94%

どちらもタブレットとしては悪くない電池持ち。本機は低燃費なのか550mAhの差があるとは思えないくらい動画視聴での電池持ちが良かったので不満なく使ってます。

バッテリー関連で欲を言えばバッテリーを傷めない充電制限機能は欲しかったところ。独自OSならこのあたりの機能も実装できそうなので、ALLDOCUBEさん検討よろしくお願いします!

OS・機能

ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turboは前モデルのALLDOCUBE iPlay 60 mini Proから色々と変化がありました。

ALLDOCUBE OS LiteなるOSになった

ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proは、「ALLDOCUBE OS 3.0」というカスタマイズOSでしたが、ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turboは「ALLDOCUBE OS Lite」というOSになりました。

▼左がALLDOCUBE iPlay 60 mini Turbo。設定画面は素のAndroid 14に戻っている感じです。使った感じ、素のAndroid 14にダブルタップで起動など独自機能を付け加えた感じ。一部英語表示になている部分もありました。↓

▼左がALLDOCUBE iPlay 60 mini Turbo。右のALLDOCUBE OS 3.0は画面上から引っ張って表示されるアイコン類がまとまってたので使いやすかったんだけどなぁ。↓

ALLDOCUBE OS 3.0は便利に使っていたので、ほぼAndroid 14なALLDOCUBE OS Liteへの変化は少し残念でした。ALLDOCUBE OS 3.0じゃダメだったんですかね?

顔認証が非対応になっていた

前モデルは生体認証として顔認証が備わっていましたが、これもなぜかALLDOCUBE iPlay 60 mini Turboでは非対応になっていました。

前モデルは画面ダブルタップからの顔認証コンボで即ホーム画面にたどり着けていましたが、本機はパスコード等を挟むので使い勝手は悪くなってます。

ロック解除は使っていれば頻繁に行う必要があるので、この変化はとっても残念だなと思ったところです。

SIMカードとGPSに非対応

ALLDOCUBE iPlay 60 mini TurboはWi-FiモデルなのでSIMカードとGPSに非対応です。なのでナビを使いたい人は残念ながら本機は向いてません。また位置情報を取得するようなゲームにも向きません。

もしかしたら、SIMカードとGPSに対応したモデルが今後出るかも?小出しのALLDOCUBEなら出しそうな予感が。とにかく本機はWi-Fiモデルなので、その点は留意したうえで購入検討して下さい!

ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turboのレビューまとめ!

発売した順で言えば前モデルがALLDOCUBE iPlay 60 mini Proですが、別シリーズと考えたほうが良いかも。これはProシリーズの後継機ではなく、新たに設けられたTurboシリーズみたいな感じで。

ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proを使っていた身からすると、顔認証が非対応になっていたり、独自OSがほぼAndroid 14のLite版になっていたりと、利便性が下がった点は残念です。

あと本機はWi-Fiモデルなので仕方ないですが、SIMカードやGPSに非対応なのでご注意を。それらを求めるのであればALLDOCUBE iPlay 60 mini Proを選んだほうが良いです。もしかしたらTurbo 4Gとか言って新モデルが出てくるかも知れませんが…。

性能はグッとパワーアップしています。WEBサイトの閲覧、動画視聴、SNS、読書での操作感はこれまで以上に機敏に動いているので凄く快適!安くてもサクサク動くモデルが欲しい人は気に入ってもらえるはず。

またゲーム性能もHelio G99比で大幅に向上しています。暇つぶし程度だけどゲームもそこそこ遊ぶ!という人はターボモデルが良さそうです。

日本版は2024年10月15日〜16日に初売り!23,999円で購入可能です!数年前に8型クラスのタブレットを買った人はそろそろバッテリーもヘタっていると思うので安い時に新調しましょう!

ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turboをお得に買える購入先まとめ!

▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下からチェックしてね!↓

■ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turbo■

初出時価格→33,999円

▼10月15〜16日に初売りで23,999円!レビューキャンペーンではAmazonまたは楽天市場でレビューを投稿してこちらのLINEアカウントに登録するとレザーケースがもらえるそうです!↓

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