motorola edge 60 proの本音レビュー!このフツーさが欲しかった。カメラだけじゃなくPC連携やジェスチャー機能も便利!

こんにちは!Kです。2025年7月発売の「motorola edge 60 pro」をガルマックスで購入したのでレビューしていきたいと思います。

白状します。motorolaってあまりカスタムされていないピュアAndroidのイメージが強くて、ソフトウェアクオリティなんて高くない、そう思ってました。そんなことなかった。舐めてたわ。

驚くような機能は搭載していませんが、基本的な機能はすべてカバーされています。これが”フツー”、つまり業界基準になってほしい、そんなスマホ。

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motorola edge 60 proってどんなスマホ?

motorola edge 60 proはミドルハイに位置するスマホで、処理性能、カメラ性能、充電性能などがバランス良くまとまっています。

  • Dimensity 8350 Extremeを搭載
  • 曲面ボディとカーブディスプレイ
  • 高耐久、防水性能も抜群
  • トリプルカメラ搭載、メインカメラはLYT-700C
  • 125W充電対応
  • FeliCa搭載
  • 重量は184g

必要なものが一通り揃って79,800円。減価償却も不要です。MNPならIIJmioで39,800円!

レビューして分かった良い点、注意点はこちら。

良い点

  • 普段遣いの性能は文句なし
  • 持ちやすく、長時間持っても疲れにくい
  • 多くの人が満足できるカメラ性能
  • 急速充電は正義
  • PCやタブレットとの連携機能が便利

注意点

  • SoCの性能を引き出せていない
  • エッジディスプレイは好みが分かれる
  • AI機能の殆どはまだ利用できない
  • アップデート保証期間が短め

motorola edge 60 proのスペック、ベンチマーク、検証結果

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motorola edge 60 proの筐体・デザインをチェック!

▼レビュー機のカラーはカルサイトホワイト。Motorolaによるとこれはホワイトらしいんですが、私には薄桜色にしか見えません。そうだ、白って200色あるんだった。↓

▼付属のケースをつけるとこんな感じ。ねるねるねるねみたいな色合いですね。側面は保護されていないタイプなので、防御力は低めです。↓

▼本体の高さは8.24mmと普通、なんならちょっと厚めですが、ディスプレイとボディのどちらも左右側面がカーブしており、最薄部は3.5mm程になっています。↓

▼横幅は73.04mmと6.7インチのスマホの中では若干細めです。この若干と側面のカーブが合わさり、握った時に指や手にスマホの角が当たらないため、かなり持ちやすいボディになっています。左側面にあるAIキーも押しやすい!↓

重量は公称値が184g、実測値が185gと軽量。付属のケースを付けても205g程度です。

軽量なボディ、側面のカーブ、細い横幅、この3条件が揃うことで、握りやすく疲れにくい理想的なボディになっています。

▼カメラバンプは左上にあり、レンズとフラッシュライトが等間隔に並んでいます。厚さは4mmほど。机等においた際は多少ガタガタしますが、iPhone程はぐらつきません。↓

また、IP68、IP69の防水防塵、MIL-STD-810H規格に対応した高い耐久性を持ち合わせています。

motorola edge 60 proの性能・パフォーマンスをチェック!

SoCはMediaTek Dimensity 8350 Extremeを搭載しています。

日常使いは問題なし

▼AnTuTuスコアは140万点と2世代前のハイエンドレベル。日常使いでストレスを感じることは少なく、ブラウジングやSNS閲覧などもサクサク行えます。↓

アニメーションはぬるぬるというよりかはキビキビといった感じ。アニメーションに無駄な待機時間がかからないので個人的には好み。

動画編集アプリのエンコードはまずまずといったところ。

例えば、動画編集アプリで180MB弱の動画を、4K@60FPSでGPUエンコードしてみたところ、かかった時間は27.47秒でした(Filmoraアプリを使用)。GPU性能を踏まえると少し遅めではありますが許容範囲でしょう。

なお、同条件で検証したSnapdragon 888は23.54秒、Dimensity9400は09.96秒でした。

メモリも12GB搭載しているので、アプリを再び開いたときに前回の作業が中断されているようなこともありません。

ゲーム性能はそこそこ、長時間プレイは苦手

▼原神などの重量級のゲームも5分程度であれば中~高画質で50~60FPSでのプレイが可能です。ログボやデイリー程度であれば問題なさそう。↓

▼問題なのは長時間の動作性能。15分程度プレイすると、高画質なら30FPS台、中画質なら40FPS台までフレームレートが低下します。発熱対策はあまり行われていないようで、本体はアチアチです。↓

▼AnTuTuベンチマークも連続で動作させると、2回目以降で大幅スコアダウン。CPUが15万点レベルにまで落ちるのはかなり酷いですね。長時間の高負荷にはめっぽう弱いようです。↓

▼MediaTek Dimensity 8350を搭載したOPPO Reno 14では大幅なパフォーマンス低下は見られなかったので、SoCの問題というよりかはシステムの最適化不足かなと。↓

本機に搭載されているSoCはLenovo向けのカスタムモデルなので、それが逆に悪さをしているんですかね。そういえば、Snapdragonのfor Galaxyも大幅にスコアが下がりますよね…

▼簡易的ながらゲームツールも搭載。FPSなどの常時表示ができるのはGood!↓

▼他のアプリをフローティングウィンドウで起動する機能も搭載。しかも、最大5つまで同時に起動できるのは素晴らしい!他メーカーだと1つしか起動できないことが多いのでこれはありがたいですね。↓

ゲームしながら攻略見て、メモに記録して…等の動作ができます。なお、複数アプリを起動するとその分重くなりますので注意!

motorola edge 60 proのディスプレイをチェック!

▼ディスプレイは有機ELでサイズは6.7インチ、解像度は2,712×1,220です。画面保護フィルムは貼られていません。↓

▼保護フィルムを買うならPDA工房さんの局面まで貼れるFlexible Shieldシリーズがおすすめ。↓

リフレッシュレートは最大120Hzに対応。「スマートさとバランスを重視」(60/90/120Hz可変)、「究極のスムーズさ」(120Hz固定)、「効率ファースト」(60Hz固定)の3種類から選択可能。

▼ディスプレイには、edgeという製品名の通りエッジディスプレイを採用。一昔前に流行ったやつで、側面がカーブしています。↓

▼フラットディスプレイのスマホ(下)と比較するとこんな感じ。↓

エッジディスプレイは好みがはっきりと分かれると思います。個人的にはあまり好きではないですね…

エッジディスプレイのメリットとしては

  • ベゼルが細く見える
  • 画面占有率が高くなり、没入感アップ
  • スワイプジェスチャー時に、局面を撫でるようで気持ちが良い

デメリットとしては

  • 見にくい、端が歪んで見える
  • 誤動作しやすい
  • スワイプが反応しにくい、意図しない動作が起こる
  • 装着するケースによっては操作しにくくなる
  • フィルムを買う際は注意が必要

等が挙げられます。

▼没入感は高いですが、側面が歪んで見えます(見出し部分などがわかりやすい)。↓

かつては多くのメーカーが、ベゼルを細く見せるためにエッジディスプレイをこぞって採用していましたが、現在では小細工せずともベゼルを細くすることが可能となったため、フラットディスプレイやマイクロクアッドカーブディスプレイへと移行が進み、エッジディスプレイを採用するメーカーはほとんど見られなくなっています。

▼画面内指紋認証は下部にある光学式のタイプ。超音波式のものには及ばないものの精度と速度はそこそこ良く不満なく使えます。位置はかなり下の方なので、持ち方によっては押しにくいかもしれません。↓

motorola edge 60 proのサウンド関連をチェック!

スピーカーは価格相応で、「可能な限り良い音で音楽を楽しみたい」とかでない限りは不満なく使えるレベルだと思います。

7割以上の音量で再生すると、ケースを付けた状態でも本体背面中央部からスピーカーの振動を感じます。

▼Dolby Atmosに対応し、空間オーディオやおまけ程度のイコライザが利用できます。なお、イコライザと空間オーディオは同時に使用することは出来ません。↓

motorola edge 60 proのカメラ・写真・動画をチェック!

カメラ性能を見ていきましょう。

トリプルカメラ搭載で、構成は以下の通り。

  • メイン:50MP、LYT-700C、f/1.8、1/1.56″
  • 超広角:50MP、JNS、f/2.0、1/2.76″
  • 望遠(3倍):10MP、3K1、f/2.0、1/3.94″

光学ズーム3倍、デジタルズーム50倍に対応しています。

UIと機能をチェック!

▼よくあるシンプルなUI。写真と動画のボタンがぱっと見で区別がつくのは良いポイント。↓

ギャラリーアプリが搭載されていないのは残念だったポイント。Googleフォトはもちろんプリインストールされていますが、自社アプリでないため使い勝手が悪いです。

具体的に言うと、透かしの追加・変更・削除ができず、透かし付きで撮影した写真にフィルター加工する場合、透かしにまで適用されてしまいます。また、カメラアプリ内のフィルターを撮影後に適用できないなど、扱いづらさを感じます。

▼撮影後にフィルターを適用すると透かしの色まで変わってしまう。↓

当然ながらGoogleフォトなどのアプリでトリミングした場合は透かしごと消え去ってしまうので、撮影後にフィルター適用やトリミングを行う人は透かしはオフにしたほう良さそうです。

とっさに写真を撮るときに、事前にフィルターを設定する余裕はなかなかありません。そのため、撮影後にフィルターの追加やトリミング編集などをする方も多いと思います。私もそうです。

なので後から弄りにくいというのはかなり勿体ないなと思いました。次期モデルではぜひ自社アプリの導入を検討して頂きたいです!

作例をチェック!

以下が作例となります。誰でも撮れるレベルの写真がどれぐらいなのかを示すため、フルオートで撮影しております。

▼各倍率の簡易比較。順に0.5倍(12mm)、1倍(24mm)、2倍(48mm)、3倍(73mm)、6倍(145mm)、10倍(243mm)です。↓

▼0.5倍(12mm)。想像してたより…結構良いですね。超広角カメラはコストカットされがちで、特にミドル帯ではあまりきれいに撮れる機種がないのでこれは結構嬉しいポイント。フレッシュな色合いが美しいですね。↓

▼1倍(24mm)。雲の表現、適度な暗さ、建物の質感なども適切に表現されています。ミドル帯でこのレベルが出せるなら十分満足ですわ。↓

▼「鮮やかな色彩、深い陰影、広がる光の表現力。」と掲げているだけあって、鮮やかできれいな色が出せています。↓

▼ただ、この鮮やかさが仇となる場合も。特に青、緑系が強く出るようで、他の色がそれに引っ張られがち。Pantone認証の色表現でリアルと同じ色が出せる…そうなのですが、この写真の場合は実際の色とはかけ離れた濃い色になってしまっています。↓

▼2倍(48mm)。クロップ性能はまずまずといったところ。1倍がかなり良かったがために、こちらはがくんとクオリティが下がって見えます。↓

▼少し拡大するとわかるんですが、細部の描写が大幅にランクダウンします。文字の生成も荒いですし、AI学習対策を施したイラストみたいなノイズが入っています。↓

▼細かいモノがない場合は気になりません。↓

▼3倍(73mm)。木目なども表現できており、実用的なレベルではあります。汚れの境界線とかは結構曖昧で、暗い上部の方は結構ノイズが出てきてしまいますね。↓

▼10倍(243mm)。さすがに厳しいですね。アームの骨の表現がかなり不自然で、生成感が強く出てしまっています。遠くのものを望遠鏡代わりに見る用途であれば、実用に耐えますが、ライブでアイドルの顔をしっかり収めるなどといった用途には本機ではなくワンランク上のスマホが必要。↓

比較

ほぼ同性能のメインカメラを搭載したOPPO Find X8との比較(OPPO Find X8はLYT-700、motorola edge 60 proはLYT-700C。違いは4K@60FPSに対応しているか否か)。

▼機種名を隠して並べられたら、パット見はどちらがどちらなのか分からないレベルで対等に戦えていますね。繰り返しになりますが、ミドル帯でこのレベルが出せるなら十分じゃないですか?↓

▼ワンランク下のセンサーであるLYT-600(IMX882)を搭載したPOCO F6との比較(POCO F7やOPPO Reno 14などにも搭載)。金属部分の質感や影の表現などで明確な差がありますね。↓

食べ物

▼食べ物の写真。そこそこいい感じで撮れますね。多くの人が満足できるレベル。↓

ポートレート

▼ポートレート性能。角や尻尾の一部がぼやけてしまっていますが、概ね輪郭を捉えられており及第点かな。↓

マクロ

▼マクロは超広角を利用したおまけ程度なもの。試しに花を撮影してみましたが、これ以上寄れないです。後ろのボケ方もあまり綺麗ではないですね。↓

▼マクロカメラとメインカメラの比較。ほぼ変わらない印象。テレマクロじゃないマクロはまあこんなもん。↓

夜景

▼夜景性能です。↓

▼目視では奥のベンチがほとんど見えない公園ですが、はっきりと写っています。ノイズも比較的抑えられておりGood。遠い箇所のディテールは壊滅的ですが、近い箇所は十分なレベルかと思います。↓

▼暗所での撮影時に使いたいフラッシュですが、これははっきりいって終わってます。ひどすぎる。左がフラッシュオフ、右がオンです。なにこれ。光が黄色すぎて撮影したものが全部黄色くなっちゃって使い物になりません。↓

▼普通のスマホはこんな感じ(右がフラッシュ有り)。ライトが白色なので、大幅な影響は与えません。↓

ちなみに、フラッシュの常時点灯が使えるのはマクロモードだけみたいです。

動画

手ぶれ補正は、自動で適用されます。

▼脇を締めたりなどの固定をせず片手で持ったときの歩き、走り、横移動、レンズ切り替えなどの検証動画です。歩きのときは多少補正されていますが、走りはではないに等しいレベルです。↓

motorola edge 60 proのバッテリー関連をチェック!

▼バッテリー容量は5000mAh最大125Wの急速充電ワイヤレス充電に対応しています。↓

グローバル版の6000mAhバッテリー+90W急速充電という構成から変更されているのは、おそらくですがソフトバンクの神ジューデン基準に対応するためでしょう。

神ジューデンは1〜100%の充電を35分以内で完了できることが条件とされており、ソフトバンク版の motorola edge 60 pro がこの基準を満たすよう、バッテリー容量や充電仕様に調整が加えられたものと推測されます。

バッテリーモードは「標準バッテリーセーバー」、「最大バッテリーセーバー」、バッテリーセーバーオフの3種類。

その他、最適化充電、過充電防止(80%制限)などの機能があります。

以下が充電速度の検証結果です。室温は26℃前後の環境にて、本体が発熱していない状態で開始し、1~100%までの充電にかかる時間を外部機器を用いて計測しています。

TurboPower 125W(20V/6.25A)

TurboPowerはMotorola(Lenovo)の独自規格です。検証時には最大57.9Wの出力が確認できました。125Wを謳っていながら実測は60W止まりという公称値の半分以下のW数なのは驚きです。何度か計測したのですが、毎回ほぼ同じような結果に。

10分で31%、20分で59%、33分でフル充電が行えました。10分程度でもある程度使えるバッテリー残量、30分程度で100%の充電が完了するなど非常に優秀です。寝落ちして充電が0%、そんな時でも大丈夫。家を出る頃には充電が完了していますね!

経過時間 バッテリー(%) 平均W数
00:00 1%
02:00 4% 初速14W程度
1:00経過後、徐々に20W付近まで上昇
04:00 8% 20~36W(徐々に上昇)
06:00 15% 36~55W(徐々に上昇)
08:00 24% 55~42W(急激に低下)
10:00 31% 42W
12:00 38% 42W
14:00 43% 42~34W(急激に低下)
16:00 48% 34W
18:00 54% 34W
20:00 59% 34W
30:00 96% 34~37W
33:00 100% 37~22W

バッテリー10%から充電を開始すると、公称値125Wの実測値として自然な最高100W付近の出力が確認できました(発熱制御などの都合上、どのメーカーの急速充電も理論上の公称値より実測値は2割程度低くなります)。

最高速度を実現するには最低限のバッテリー残量が必要なのかもしれません。検証時には最大105Wの出力が確認できました。

10分で57%、20分で93%、23分でフル充電が行えました。非常に優秀です。

経過時間 バッテリー(%) 平均W数
00:00 10%
02:00 24% 100W前後まで上昇
04:00 35% ~20%:95W
20~30%:60W
30%~:50W
06:00 42% 50~42W前後
08:00 49% 43W前後
10:00 57% 43W前後
12:00 65% 43W前後
14:00 71% 43W前後
16:00 78% 43~35W付近
18:00 86% 43~35W付近
20:00 93% 43~35W付近
22:00 98% 30W前後
23:00 100% 30W前後

▼付属の充電器はUSB-Cポートタイプと中華独自充電器の中ではかなり親切。↓

充電中のほとんどの時間は4A以下の出力であるため、ケーブルは汎用のUSB-Cケーブル(5A)でも問題ありません。なお、最高W数を出すためには5.9A程度の出力が要求されるため、6.25A出力可能なLenovo独自ケーブルが必要になってきます。

PPS

PPSはUSB PDの拡張規格で、いわゆる汎用規格です。検証時には最大53.7Wの出力が確認できました。PD3.1対応の140W充電器で検証。

10分で46%、20分で82%、26分でフル充電が行えました。汎用充電規格で独自規格と同等以上の充電速度なのは素晴らしいです。専用充電器不要です。

経過時間 バッテリー(%) 平均W数
00:00 1%
02:00 10% 52Wまで上昇
04:00 21% 52W
06:00 29% 52W
08:00 38% 52W
10:00 46% 53W
12:00 55% ~50%:53W
50%~:42W
14:00 63% 42W
16:00 68% 42W~34W
18:00 76% 44W~34W
20:00 82% 34W
22:00 88% 34W
24:00 95% 34W
26:00 100% 34W

ちなみに、こちらもバッテリー10%から再検証したところ、最大94.7Wの出力が確認できました。

PCなどと充電器やモバイルバッテリーを共用できて、専用充電器を持ち歩かなくてよいのはめちゃくちゃ助かりますね!なお、基本的に3Aは超過していたので、5A PPS出力対応の充電器と100W以上に対応したケーブルを用意すると良いです。

筆者の個人的なケーブルのオススメはAnker PowerLine III Flow。素材のおかげで取り回しが良く絡まりません。

Qi(ワイヤレス)

15Wのワイヤレス充電にも対応しています。Qi2対応のワイヤレス充電器にて充電できることを確認しました。

なお、本体はわずかに磁石がくっつくものの本体を支えるほどの力はないため、Qi2充電器にてMagsafeのような磁気吸着を利用するには、サードパーティ製のケースを購入する必要があります。

motorola edge 60 proの機能をチェック!

OSにはAndroidベースのHello UIを搭載。大幅なデザインのカスタマイズはされていませんが、AOSP(ピュアAndroid)より使いやすいUIになっています。

OSアップデートは3回予定されていますが、セキュリティアップデートは4年と短めです。

カスタマイズ性

この項目ではカスタマイズ性についてチェックしていきます!

コントロールセンター

▼コントロールセンターはAOSPのシンプルなUIと、通知とクイックセンターが分割された今風の使いやすいUIに変更可能。↓

ホーム画面

▼フォルダは1×1と2×2の2種類。↓

▼左部のGoogleフィードは無効化可能。アイコンの配置数はかなり自由が利きます。大手メーカーでもデフォルトランチャーは2,3種類がいいところなので、ここまで選択肢があるのは珍しいですね。好き!!!半端な配置数しか用意していないPOCOは見習ってほしい…。↓

スクロールアニメーションの変更はできないようです。

また、ピンチアウトして編集モードにするような機能が搭載されていないため、アプリをまとめて削除したりフォルダに移動したりが出来ないのはちょっと不便。でもある程度レイアウト決めちゃえば、そんな毎日こねくり回したりもしませんし全然許容範囲です。

▼ロック画面の設定。下部のショートカットにマナーモードのオンオフを配置できるのは便利!↓

便利機能とジェスチャー機能

この項目では便利機能とジェスチャー機能について紹介していきます。

サイドバーとフローティングウィンドウ

▼本体横側から呼び出せるサイドバー。アプリ、連絡先、スクショなどの動作をフローティングウィンドウで起動することが出来ます。↓

スマホの画面サイズに6アプリも表示させる必要があるかは別として、上限はゲームツールと同じ5個まで。多くない?まあ上限は多ければ多いほどいいですからね。ちなみにXiaomiは2個、OPPOは1個。

フローティングウィンドウなのでサイズや位置の調整も自由。調べものをしながらLINE返したりとか、ドキュメント見ながら数値を電卓で計算したりとか…使い始めると意外と便利ですよ。

YouTube見ながらTwitter(現X)するといった使い方も出来てしまいます!

なお、フローティングウィンドウを利用するためにはサイドバーの有効化が必須のようです。サイドバーがオフの状態だと画面分割しか利用できませんでした。

しっかり作り込まれておりクオリティは高いですし、ゲーム以外のアプリは基本的に対応しているようなので個人的にはかなり高評価なのですが、1点だけ。エッジディスプレイのせいで若干起動しにくいっす…ちくしょう。

アプリクローニング

▼アプリクローン機能も搭載しています…が、対応アプリはほぼなし。↓

手当たり次第、メジャーなアプリやストアランキング上位のアプリを片っ端から試してみましたが、対応していたのは上記のいくつかのアプリのみでした。ゲームはもちろん、ブラウザなども軒並み非対応。

InstagramやTwitter(現X)のようにアカウント切り替えができるSNSであれば非対応でもあまり気にならないのですが、アカウント切り替えができないDiscordが非対応だったのは残念ですね。

AI機能

音声の書き起こし機能、メッセージの要約機能、様々なデータを記録できる機能などのAI機能を搭載するそうですが。記事執筆時点では何も使えません。

2025年の秋に登場予定らしい。

Appleとかの他メーカーもそうだけれど、発売から何ヶ月もたたないと使えない機能をデカデカと主張するの、やめませんか。

AIキー

▼本体左側面にあるAIキーを押した際の動作も変更可能。2回押しと長押しの2種類があります。長押し時間が変更可能なのは偉い!↓

記事執筆時点ではImage Studioという画像生成AIを起動することしか出来ませんでした。あ!今すぐ画像生成したい!なんてことは無い(無いよね?)ので、いつ使うねんって感じ。スクショとかの動作や他アプリの起動ができれば完璧なので、今後のアップデートに期待です。

ジェスチャー機能

スワイプしてアプリ分割や3本指でのスクリーンショットなどの基本機能の他に、スマホ自体を動かすタイプのジェスチャー機能も搭載。

▼本体をタップすることでスクショや音楽の再生/停止等の動作を行うことが出来ます。↓

タップ感度の調整項目も用意されています。力の入れ具合やちょうどいい押し加減は人それぞれ違いますから、AIキーの長押し時間と同様にこういった微調整が可能なのは本当にありがたい!

また、ジェスチャー項目に限らず各種機能の説明文が比較的丁寧です。アニメーションでの説明があったり、チュートリアルが用意されていたりとスマホ初心者でもわかりやすいような工夫がされていて非常に好感が持てます。

「機能をとりあえず実装して終わり」ではなく、実際に使う人のことまでしっかり考えられていて、開発者に告白したくなります。オレオマエスキ。

▼他にもカメラを起動したり、懐中電灯を起動したりするジェスチャー機能も搭載。カメラは電源ボタンの2度押しでも起動できるので好きな方を選びましょう。あ、懐中電灯はカメラのフラッシュと同じなので黄色い光です。マジなんでなん。↓

連携機能

Lenovo系のスマホ/タブレットはSmart Connectというアプリを利用することでPCやタブレットなどと連携することが出来ます。スマホだけでなくPCメーカーでもあるLenovoだからこその高クオリティで、メチャクチャ便利!

そろそろこの駄文に読み疲れてきたと思いますが、最後なんで、ちょっとだけ語らせてください。

Smart Connectによる連携は有線とWi-Fiによる無線接続が可能。前者はUSBケーブルで繋ぐだけ、後者はQRコードを読み込むだけなので非常にスムーズ。

▼PCで連携した様子。PC側はWindowsであればLenovoじゃなくても問題ありません。↓

▼スマホから見るとこんな感じ。↓

アプリやスマホをPCで操作

▼「アプリのストリーミング」では、スマホのアプリをPC上でネイティブアプリかのように単独動作させることが出来ます。↓

▼「モバイルデスクトップ」ではスマホアプリをPCのような操作感で動作させることが出来ます。SamsungのDexモードみたいな感じ。↓

▼「PC上の電話」はミラーリング機能。通常のミラーリングモードと仮想モードがあり、仮想モードにするとスマホとPCで別のアプリを同時に動作させることが出来ます。↓

「クロスコントロール」ではPCのマウスとキーボードでスマホを操作できるようになります。

スマホやPCの操作権を奪われるわけではなく、あくまでPCのディスプレイの延長のように扱えるため、めんどくさいオン・オフの作業は不要です。マウスカーソルをそのまま移動させるだけでPCとスマホ間をシームレスに行き来できます。

いまいち使う場面が思いつかないけれど、機能としてはかなり面白いので無駄に接続しておきたくなります。PCでの仕事中等に、キーボードとマウスから手を離さずともスマホが操作できて便利…なのか?笑

ちなみにこの機能、LenovoのタブレットとPCを接続した場合はモバイルモニターとして利用できるようになります。モバイルデバイスをLenovo/Motorolaで揃えるのもアリかも。

▼赤枠のものがスマホ。配置は変更可能で、この配置の場合はカーソルを右端に持っていくとPCからスマホの操作に移行できる。※Windowのモニターが3面あるのは私の環境の問題なので気にしないでください、仕様です。↓

なおこれらの機能はスマホの性能に依存するので、複数アプリをガンガン動作させたり、3Dゲームをしたりは性能不足で厳しかったです。また、遅延があるので基本的には有線接続推奨。

PCアクセサリ化

「ウェブカメラ」はその名の通り、スマホをPCのウェブカメラ化するモード。ノートパソコンに搭載されているしょぼいカメラじゃなくてスマホのきれいなカメラでオンライン会議ができます。

(…画質があまり良すぎると、他のところを見ていたり変なことしてるのがバレちゃって困るじゃないか)

ファイルやテキストの共有

「スマートクリップボード」はPCとスマホのクリップボードを同期する機能。クリップボード履歴も搭載されています。

「ファイル」はPCのエクスプローラーでスマホ内のファイル操作ができるようになります。

「共有ハブ」はドラッグ・アンド・ドロップでPCとスマホ間のファイル送受信ができるようになります。

▼また、接続中はスマホの各アプリの共有ボタンを押すとQuickShareとは別に、AirDropのようにPCにファイルを送信できるようになります。↓

▼ちなみにLenovo系ではないスマホでもウェブカメラや共有ハブなどの一部機能が利用できるので、この記事を読んで気になった人はとりあえず入れておくと良いかも!↓

motorola edge 60 proのレビューまとめ!

motorola edge 60 proには「”フツー”じゃない」と言えるような特別な体験は特になく、他メーカーでは見たことがないような機能もなく目新しさもありません。まさしく”フツー”のスマホです。

でも、この“フツー”であることが重要なんですよ。

他メーカーだと「機能Aは優れているが、機能Bが物足りない」といったバランスの偏りを感じる製品も多い中、本機は突出した特徴こそないものの、スマホとして必要な機能は一通りそろっており、使っていて非常に安定感があります。

もちろんフラグシップなら全部揃ってて当たり前なんですが、この価格帯でバランスが良いスマホは中々ありません、エッジディスプレイは好みが分かれるところですが、総合的にはよく出来ています。

本機はカメラの質も高くFeliCaも対応。便利機能も充実していましたしワイヤレス充電対応や125Wの超急速充電器が付属するなど、ライバル製品と比較しても魅力的に感じる部分が多かったので、motorola edge 60 proもぜひ候補に入れて検討してみて下さい!

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