iPhoneのLightning端子は撤廃なるか?EUでスマホの充電端子をUSB-Cに統一する法案が発表

欧州連合EUにて、スマホ等の電子デバイスの充電端子をType-Cに統一する法案を発表。これが可決されれば、事実上iPhoneのLightning端子は撤廃することになるかもしれません!

欧州で電子デバイス全ての充電端子を「Type-C」に統一することに

現状で流行っているのはAndroidスマホをはじめとした「Type-C端子」とApple製品の「Lightning端子」の2つなので、事実上Appleを狙い撃ちした形。

讀賣新聞オンラインによれば、今後、欧州内ではスマホをはじめとした電子機器の充電端子はType-Cに統一されるという見通しです。

欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会は23日、域内で販売されるスマートフォンなどの充電機器の端子について、規格を「USBタイプC」に統一すると発表した。消費者の利便性を高め、充電機器の買い替えを抑えて廃棄物を減らす狙いがある。

スマホ充電器を「USBタイプC」に統一へ…EU、アップル「ライトニング」端子を事実上排除

あくまで欧州での話なので日本とは直接関係はありませんが、メーカーにとっては「地域ごとに製品の端子をわざわざ変えるのはコストがかかる」という考えも出てくるので、この流れにならって日本で購入できる製品もType-C端子のものが増えていくと思われます!

この法案のねらいは環境保護。つまり規格を統一することで充電器自体の買い換え、製造を減らし、廃棄物を減らすというものです。

可決されればiPhoneのLightning端子は終焉へ

今回、具体的なメーカー名は上げられていませんでしたが、Apple製のスマートフォンであるiPhoneもこの対象に含まれるということになります。

iPhoneは長年に渡りAppleの独自端子である「Lightning」端子を採用しており、ついこの前発表されたiPhone 13シリーズもすべてLightning端子を存続。

Lightning端子ゆえにAndroidはじめ他デバイスとのケーブルの併用が出来ず、またiPadなど他Apple製品ではType-C端子を既に採用していることから様々な意見が飛び交っていましたが、今後登場するiPhoneはLightning端子ではなくType-C端子を搭載するかもしれません!

もう1つ、これは筆者の予想なんですが「Apple製品は端子自体を廃止して、ワイヤレス充電のみにするんじゃないか?」とも懸念しています。

これまで独自の規格をずっと通してきたAppleはどう出るのでしょうか。今後の進展を待ちましょう。

ページトップへ