GPD WIN Max 2 2023のスペックまとめ!Ryzen 7040シリーズを搭載したGPDらしさ満載のUMPC!

GPD WIN Max 2 2023

どうも、tatsuです。

GPD「WIN Max 2 2023」が発表されたので特徴とスペックの詳細をまとめました!

GPD WIN Max 2 2023の特徴

GPD WIN Max 2 2023の特徴は以下の通り!

GPD WIN Max 2 2023のハイライト

  • キーボードとコントローラーを搭載した独特のデザインを引き続き採用
  • 快適にゲームが遊べるように設計されたコントローラー部分
  • Zen 4アーキテクチャを採用したRyzen 7 7840Uを搭載
  • 10.1インチWUXGA解像度のディスプレイ搭載。DCI-P3色域も80.2%サポート
  • SD、MicroSDスロットが各1基ずつ搭載。SDスロットはUHS-II対応
  • UMPCとしては大きめの67Whバッテリー搭載
  • USB PD 3.0に対応。最大100W出力のACアダプターも同梱

▼GPD WIN Max 2 2023はキーボード部分の上側にアナログスティックに代表されるゲームコントローラー部分が合体した欲張りデザインを引き続き採用。↓

GPD WIN Max 2 2023

▼筐体はCNC加工が施されたアルミニウム、マグネシウム合金、ABS合成樹脂と3種類が組み合わされているとのこと。↓

GPD WIN Max 2 2023

▼UMPCながらもノートPC顔負けの冷却システムが構築されているのも特徴の一つ。内部温度が40°C未満の場合のファン回転は最大能力の20%以下に抑える等のファン回転制御もしっかりと行われるとのこと。↓

GPD WIN Max 2 2023

▼CPUにはRyzen 7 7840U/Ryzen 5 7640Uを搭載。モバイル向けRyzen 7000シリーズの中でも、最新のZen4アーキテクチャを採用したハイスペックモデルです。↓

GPD WIN Max 2 2023

ちなみに、CPUコアはRyzen 7 7840Uが8コア/16スレッド、Ryzen 5 7640Uが6コア12スレッドですね。

処理性能の目安は大体こんな感じ。両モデルともにかなりパワフルです。

  • Ryzen 7 7840U:シングルがCore i7-12700H、マルチがRyzen 9 6980HS並み
  • Ryzen 5 7640U:シングルがCore i7-13620H、マルチがApple M2並み

内蔵グラフィックはRyzen 5 7640UがRadeon 760M(8コア)、Ryzen 7 7840UがRadeon 780M(12コア)となります。ちなみに両方とも最新のRDNA 3アーキテクチャ採用です。

▼公式ページ曰く、RDNA 3アーキテクチャのGPUはGeForce GTX 1660 Tiの1.7倍もの性能を誇るとのこと。スゲェ!↓

GPD WIN Max 2 2023

まぁ、GTX 1660Tiよりも優れているのは飛ばし気味な情報ではあるものの、最適化が進んでいない状態でもGTX1050Tiより高性能との情報はあるようなので、内蔵グラフィックスらしからぬパワフルさであることは疑いようもない事実でしょう。

▼内蔵のRadeon 700Mシリーズで物足りない方は、GPD WIN Max 2 2023に搭載されているOculinkを経由して別売りのGPD G1を接続することにより、RX7600MXTを外部接続して使うことができます。↓

GPD WIN Max 2 2023

GPD G1にはUSB端子やHDMI、SD端子なども搭載しているので、USBハブとしても使用可能。GPD WIN Max 2 2023を自宅でバリバリ使うなら是非とも欲しいアイテムですね!

▼GPD WIN Max 2 2023にあらかじめ内蔵されているSSDはM.2 2280サイズのPCIe 3.0規格のものですが、自分でPCIe 4.0接続のSSDへランクアップが可能。更にM.2 2230サイズのスロットが空いているので、SSD2枚挿しの運用が可能ですよ!↓

GPD WIN Max 2 2023

▼ただし、SSDは2230、2280サイズ共に画像のような片面実装のものでないと装着ができないのは注意点。換装する際はあらかじめ片面実装のものか確認を怠らないようにしましょう!↓

GPD WIN Max 2 2023

アナログスティックで気になるのは、スティックを入力していなくても勝手に暴走する「ドリフト現象」。家庭用ゲーム機などでも度々問題になっていたので、ご存知の方も多いかと思います。

▼GPD WIN Max 2 2023はアナログスティックに用いられているホールセンサーのスティック部分にインダクタンスコイル内蔵のものを採用することで、ドリフト現象の原因の一つである摩耗をゼロにし、現象自体を発生させなくしたとのこと。↓

GPD WIN Max 2 2023

入力デバイス自体の寿命はどうしてもある為、ずっとハードに使い続けられるわけではないとは思うので、あくまでも「壊れにくいかも」という参考程度に留めておいた方が賢明ですね。

▼本体の底面にはマッピング可能な2つのボタンが配置。WinControlsを使用して任意の操作に割り当てが可能とのこと。↓

GPD WIN Max 2 2023

▼LRトリガーはXBOXやPlayStationのコントローラーのような押し込み具合によって入力の強弱を認識してくれるものを採用しているので、レースゲームで繊細なアクセル、ブレーキ操作ができそう!↓

GPD WIN Max 2 2023

▼また、バイブレーションモーターも内蔵されているので、射撃などのゲーム内アクションを行なった際にリアルな体験が得られるとしています。↓

GPD WIN Max 2 2023

▼コントローラーを使わないシチュエーションでも、コントローラー部分を隠すためのカバー(磁気吸着式)が用意されているので、誤操作の心配はいらなさそうです!↓

GPD WIN Max 2 2023

▼GPD WIN Max 2 2023は10.1インチWUXGA解像度(1920×1200)のディスプレイを搭載。DCI-P3色域も80.2%までサポートしているので、十分実用に耐えるのではないでしょうか!↓

GPD WIN Max 2 2023

▼GPD WIN Max 2 2023のちょっと変わっている点として、SDカードスロットは忘れてはならない要素でしょう。何とSD、MicroSDスロットが各1つづつ搭載されている上に、SDカードスロットは高速転送が可能なUHS-II対応なんですよね。↓

GPD WIN Max 2 2023

UHS-II対応のSDはかなり種類が少ない上に高価なので、愛用している方はそう多く無いとは思いますが、4K、8Kでの撮影を頻繁に行う方にとっては最大312MB/sもの転送速度はかなり魅力的なはず。

しかも、わざわざSDカードリーダーを入手しなくても済むので、外出先ですぐに撮影した画像や動画を編集したい方にとってはか〜な〜り魅力的ではないでしょうか!

▼バッテリー容量は67Whと下手な軽量ノートPCよりも搭載しているのも魅力の一つ。参考までに、1回のフル充電で、最大14時間の事務作業、6~8 時間のFHD動画再生(ローカルに保存したもの)、連続で5時間のゲームが可能としています。↓

GPD WIN Max 2 2023

▼また、GPD WIN Max 2 2023にはUSB PD 3.0に対応した100W出力のACアダプターを同梱。約20分で0%から50%まで充電可能。5分の充電で最大2時間の作業ができちゃうとのこと。↓

GPD WIN Max 2 2023

▼GPD WIN Max 2 2023はLTE通信にも対応。外出先でもオンラインゲームが遊べちゃいます。ちなみに、「LTEは要らない」と考えているユーザーのために取り外し可能なモジュール設計になっているらしいです!↓

GPD WIN Max 2 2023

発売日は8月頃。GPD WIN Max 2 2023の記事執筆時点の価格は以下の通り。

  • Ryzen 5 7640U+メモリ16GB+容量1TB:799ドル(約11.1万円)
  • Ryzen 7 7840U+メモリ32GB+容量2TB:1049ドル(約14.5万円)
  • Ryzen 7 7840U+メモリ64GB+容量2TB:1199ドル(約16.6万円)

GPD WIN Max 2 2023はコントローラーとキーボードを一緒にした欲張りなUMPC路線を継続しつつも、CPUを最新のRyzen 7040シリーズへアップグレードしたマイナーチェンジモデルと言っていいでしょう。

価格は最小構成で11万ちょっとと少々お高めですが、唯一無二な個性を醸し出しているPCですし、クラファン価格とはいえ、「GPD WIN Max 2 2023らしい付加価値」と思える範疇に収まっているように思います。

まとめとして、GPD WIN Max 2 2023は外出先でガッツリとゲームや作業をしたい方にオススメなとってもGPDらしいモデルだと感じました!

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