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OneOdio A10のレビュー。ANC付きで約6,000円のBluetoothヘッドホンを試す!

OneOdio A10

約6,000円で手に入るANC対応のBluetoothヘッドホン「OneOdio A10」をメーカーさんから提供頂いたので実機レビューをお届けします!

メリット・良かった点

  • 疲れづらいソフトな付け心地
  • 音声が聞き取りやすい音質
  • 中〜低域の雑音をキレイにカット
  • バッテリー持ちが良い

デメリット・注意点

  • 外音取り込み機能は音質がいまいち
  • 脱着時に操作ボタンに触れてしまうことが多い

OneOdio A10ってどんなヘッドホン?

OneOdio A10

レビュー読む時間の無い方へOneOdio A10の特徴を簡単にまとめておきます!

OneOdioはリーズナブルな価格で割と品質の良いヘッドホンをリリースしているメーカーで、OneOdio A10も高機能ながら5,980円とリーズナブルな価格で投入されたモデル。

ウリは周囲の環境音をスッと消す「ANC(アクティブノイズキャンセリング)」に対応していること!もちろん周囲の環境音を聞きながら音楽を聴ける「外音取り込み機能」にも対応しています。

OneOdioのANCに対応する製品の中ではトップクラスの電池もちで、ANC+Bluetoothの接続で約35時間の連続再生を実現。また、有線接続もできるのでバッテリーが切れても使えます!スペックは以下をどうぞ!

クリックしてスペック表を表示

【デザイン】価格以上の質感で装着感も良好

OneOdio A10

OneOdio A10は人間工学に基づいたデザインを採用。重量は約259gで40mmドライバー搭載モデルとしてはやや重い部類ですが、堅牢性は高く「価格の割に作りがしっかりしているな!」という印象です。

▼ハウジング部分はロゴを中央に美しい同心円デザインを採用!質感も良くハイエンドモデルのような重厚感ある見た目にも満足しています。↓

OneOdio A10

▼コンパクトに折り畳めるので持ち運びも簡単。専用ハードケースも付属していますよ!↓

OneOdio A10

各種操作ボタンは後頭部側に配置されていて、手を伸ばすと親指で押せるようになっています。L側はANC切り替えボタンのみで操作しやすいですが、R側は電源ボタンと音量ボタンが丸形で近い位置に配置されているので慎重に操作しないと押し間違えるかも。

▼L側にANC切り替えボタン、インジケータ、USB-C、R側は電源と音量ボタン、有線接続用の3.5mmジャックが備わってます。↓

OneOdio A10

OneOdio A10

長時間着けても耳が痛くないソフトな装着感

こだわりのイヤーパッドは日本製を採用!耳をすっぽりと覆うパッドはフィット感が抜群の低反発素材を採用しているのもGood。人間工学に基づいた設計で顔が大きめな筆者でも長時間着けていて不快に感じることは有りませんでした!

▼外形は8.5×10cm、内径は4×6cmです。↓

OneOdio A10

バンド部分は約2mm刻みに片側15段階まで調整可能。バンドを適切な長さに調整して使っていましたが保持力が高く、勝手にサイズが変わってしまうこともありませんでした!

取り外し時は電源、音量、ANCのボタンを誤って押してしまうことがあったので、ボタン位置はやや改良の余地ありといったところです。

【サウンド】音疲れしづらい軽やかな音質

OneOdio A10

OneOdio A10はガラスを練り込んだナイロン樹脂を採用した大型ハウジング、40mmドライバーを搭載しているということで重厚感あるサウンドをイメージしていたのですが、実際は楽曲だけでなくYouTubeやTikTokなどの「カジュアルな使い方にも向いた軽やかなサウンド」でした!

ドンシャリではなく低音域、中音域、高音域まで比較的フラットな音質で、長時間のリスニングでも耳が疲れづらい!音量を上げても低音と高音はそれほど増さず中音域が盛り上がるので、音声がとても聞き取りやすいですね。

一方で迫力ある低音や脳天を貫く高音が好みであれば少し物足りなさを感じるかも知れません。デフォルトのチューニングで物足りない方はイコライザーなどで調整してやりましょう。

ANCは中域〜低音域の雑音を中心に低減

ANCは周囲の雑音をカットして静かな環境をいつでも作れる便利な機能!これまで高価格帯モデルで採用されることが多かったのですが、OneOdio A10は安価でありながら搭載しています。

▼ANCはL側のボタンを押すことで、ANCオン→ANCオフ→外音取り込みの順に切り替わります。↓

OneOdio A10

ANCの効果は高音域から低音域までカバーするハイエンドモデルには敵いませんが、OneOdio A10は新幹線や飛行機、エアコンなどで気になる中音域〜低音域はよくカットできていますね!

なお、ANCはBluetooth接続していない状態でも使えるので、耳栓代わりに利用することも可能ですよ!筆者は長距離移動の乗り物で走行音が気になることが多いので、いつでも静かな環境を作り出せてGood!

外音取り込み機能は違和感が強い

外音取り込み機能は周囲の環境音をOneOdio A10のマイクを通して聞こえるようにする機能です!この機能を利用することでOneOdio A10を装着した状態でも会話したり、アナウンスや交通音を聞くことが出来ちゃいます。

外音取り込み機能は、自身の耳で聞いている状態に近い違和感の少ない音質に仕上げられるかが重要ですが、OneOdio A10は自身の耳で聴くよりも音量が大きく、自身の声が頭の中で響き渡り違和感があります。。。

音楽を流している状態であればそれほど気にはなりませんが、ANC機能を耳栓代わりに使い、会話時に外音取り込みを使うようなシーンにはあまり向いていません。

マイク品質は良好で通話も快適

OneOdio A10はマイクを搭載しているので装着したまま通話もOK。CVC 8.0の通話用ノイズキャンセリングマイクを内蔵しているので、自分の周りの雑音をカットしてクリアな音声を通話相手に届けることができました!

▼接続しているスマホに着信があった場合、R側の電源ボタンを1回押すことで応答、通話が終わったらもう一度押して通話終了。さらにもう一度押すと聞いていた音楽を再生できます。↓

OneOdio A10

マイク品質は良好。試しに妻に何も言わずOneOdio A10で会話してみましたが、違和感なく会話できヘッドホンを利用して通話していることが分からなかったようです。雑音もしっかりカットできていましたよ!

少し気になったのが通話時の音量。楽曲を流しているときよりも通話時の音量が小さいので音量を上げて通話していたのですが、音量を戻すのを忘れてそのまま停止してしまい大音量でビックリしました。もう少し通話時の音量は改良の余地がありそうです。

【バッテリー】これだけ持てば十分

OneOdio A10

バッテリー容量は750mAhとANCヘッドホンの中では大容量!スペックにも記載していた通り、公式ではANC+Bluetooth接続で約35時間、Bluetooth接続のみなら約54時間、ANCのみ(Bluetooth接続せず耳栓代わり)なら約50時間。

筆者の使い方は基本的にBluetooth接続、たまにANCを利用する使い方だと40時間ほどバッテリーが持っています。これだけ持てば普段使い用として十分でしょう!

【Q&A】気になっていたポイントまとめ

筆者がOneOdio A10のレビュー前に気になっていたポイントをQ&Aでまとめてみました。

Q:ヘッドホンを外した時に一時停止する機能はある?
A:残念ながらありません。再生中にヘッドホンを外してもそのまま音楽や動画は再生され続けます。
Q:有線接続時はANC、マイク、外音取り込み機能は使える?
A:いいえ、使えません。ANC、マイク、外音取り込み機能はBluetooth接続時のみ利用できます。
Q:2台に接続するマルチポイント機能は使える?
A:はい、使えます。再生する機器を切り替えるには、再生している機器で再生停止してから別機器で再生することで再生デバイスが切り替わります。
Q:購入したら何が付属している?
A:本体以外にハードケース、有線接続用の3.5mmケーブル、充電用のUSB-Cケーブル、日本語も含まれるクイックガイドが同梱されていました。
Q:保証期間は?
A:公式サイトでは2年、Amazonや楽天市場では通常1年ですが公式サイトで登録することで2年の保証期間へ延長できます。購入後に保証登録しましょう。

【まとめ】コスパの良いANC対応ヘッドホン

OneOdio A10

OneOdio A10はエントリー向けのANCヘッドホンとしては満足度の高いモデルでした!

長時間つけても快適な装着感、耳が疲れづらく音声がよく聞こえる音質、中〜低音域の環境音をスッと消してくれるANC、快適に通話できるマイクとOneOdio A10は価格以上の出来栄えで大満足。

このお値段でANC付きヘッドホンが選べるなんていい時代になったもんです。

ANC付きBluetoothヘッドホンを探しているのであれば入門用としてもぴったりなので是非検討してみて下さい!

OneOdio A10の購入先と割引情報まとめ

OneOdio A10の購入先を以下にまとめています。割引時は以下に追加しますね。

▼2022年3月31日までAmazonで1,000円オフのクーポン有り!適用で4,980円!↓

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