OPPO A79 5Gはこんなスマホ!スペック・対応バンドまとめ!

OPPOが2月7日にAシリーズの新型のええやつが来ると告知していたが、2月8日にプレリリースが飛んできた。どうやら「OPPO A79 5G(CPH2557)」が上陸したらしい。どんなスマホなのかチェックしてみよう。

ちなみにOPPO A79 5Gの価格は執筆時点でAmazonだと27,091円でした。

OPPO A79 5Gの詳細スペックと対応バンド

詳細スペックを表示
対応バンド早見表を表示

Aシリーズは廉価モデルだけど結構パワーアップしてる

AシリーズといえばOPPOの中で廉価ライン。確か日本だとOPPO A77は上陸したけれど、A78は上陸していなかったはず。なので、Aシリーズの日本投入は約1年半ぶり。

廉価モデルってことでOPPO A79 5GはSoCに「Dimensity 6020」を搭載しているんだけど、調べてみたら思っていたよりもパワフルなのだ。nanoreview.netによるとAnTuTu v10での総合スコアは約42万点、GPUスコアは約6万点とされている。

ガルマックスのAnTuTu実機スコアデータベースで確認してみると、CPUスコアもGPUスコアもHelio G99とほぼ同じ。あっちは4Gまでしか対応していなから、Dimensity 6020はHelio G99と近い性能で5Gもいけるという感じだ。少し前はミドルレンジとして扱われていた性能がエントリー帯に落ちてきたわけだ。

とは言え、絶対的なパワーは高くないので、少なくとも原神のようなグラフィックの綺麗なゲームをプレイするために選ぶモデルじゃあない。WEBサイト閲覧、動画視聴、SNS、電子書籍など一般用途向きといったところだろうか。

▼Dimensity 6020を触る機会があったので、どの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してる!↓

Dimensity 6020のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

前モデルと比べてどうなの?

日本でAシリーズの前モデルといえばOPPO A77。先述通りA78ってのも存在するけど日本では飛ばされたので、ここは日本枠ということでOPPO A77を前モデルとして比べてみることにした。

OPPO A77はHelio G35を搭載していてAnTuTuは総合スコアが約15万点、GPUスコアが約2万点ほど。発売当初でもエントリー帯としてはそんなに性能の高い製品では無かったが、これと比較するとOPPO A79の性能は飛躍的に伸びていることが分かる。

一方、メモリ搭載量は据え置きの4GBとなっていて、仮想メモリ機能で8GBまで増やすことは出来るけれど、ここはちょっと懸念ポイント。筆者の経験上、メモリ4GBクラスは使ってないアプリをマメに終了しないと重くなってしまうことが多かったので、メモリは6GBくらいに増やしてほしかった。

ちなみにストレージの容量は128GBと据え置きだけれど、規格はA77がeMMC 5.1でA79 5GはUFS 2.2なので読み書き速度は結構上がっているっぽい。

ディスプレイもリッチになった!

OPPO A77は6.5インチで解像度はHD+、リフレッシュレートも60Hz止まりで、エントリーってこんなもんよね的な感じだったけれど、OPPO A79 5Gは6.7インチに大型化され解像度もFHD+に。さらに90Hzの高リフレッシュレートに対応するなど随分とリッチになった。

パネルは相変わらずLCDではあるけれど、そこはエントリー帯ということでRenoシリーズと区別されているのかも。とは言え、これまでミドルレンジ帯で採用されてきたFHD+の解像度や90Hzの高リフレッシュレートを採用するなど、エントリー帯としてはグッと仕様が良くなっているのは間違いない。

筆者としてはエントリー帯といえどディスプレイサイズの兼ね合いからHD+では画素密度的に気になってたクチなので、今回の仕様は結構嬉しい。

ステレオスピーカーを搭載している!

これはOPPO A77でも搭載されていたのでA79 5Gだからという訳では無いけれど、エントリー帯でステレオスピーカーを搭載していることがすでに稀。大体はミドルレンジ以上から、中にはミドルハイですらモノラルってのもあるので、ステレオスピーカーの搭載はAラインのウリとして今後も採用を続けてほしい。

音質は実際に聴いてみないとなんとも言えないけれど、モノラルとステレオではそもそものスピーカー数が異なるし当たり前といえばそうだが、これまでの経験上、音の広がりや臨場感はステレオが圧倒的に上。

ディスプレイもFHD+とスマートフォンとしては標準的な解像度になったし、スピーカーもステレオだし、OPPO A77よりもワンランク高い映像体験ができそう。

ただ、筆者としてはより良い映像体験には欠かせないWidevineの対応状況が気になるところ。せっかくFHD+パネルを搭載してもWidevineがL3だとHDよりも低いSD解像度での再生になってしまうのだ。それはちょっと微妙ではある。なので、できればWidevine L1対応を願いたいところ。

カメラで体験できることは余り変わらないかも

前モデルにあたるOPPO A77と今回のOPPO A79 5Gのカメラ仕様を比較してみると・・・

  • メイン:50MPでf/1.8
  • 深度:2MPでf/2.4

まったく同じである。構成としては深度カメラを搭載しているのでポートレートに力を入れている感じ。

まあソフトウェアの絡みもあるので一概に一緒とは言えないけれど、超広角カメラが増えただとか、マクロカメラが追加されただとか、そういったのは無いので撮影体験としては余り変わらないかも、という印象である。

とは言え、スマホカメラはカメラとソフトウェアの2つが組み合わさってこそな部分もあるので、ここは実機レビューなどで確認していきたいところかな。

OPPO A79 5Gまとめ

OPPO A79は他にも5,000mAhの大容量バッテリーと33Wの急速充電に対応していたり、eSIMに対応していたり、IP54の防水防塵に対応していたり、FeliCa搭載でおサイフケータイが使えたりとエントリー帯のスマホながら色々と詰め込まれたモデル。

特に前モデルと比べて性能が飛躍的に向上したことや、スマホで一番見ている時間が長いディスプレイがパワーアップしたことは進化点としては結構デカイ。

OPPO A77はエントリーだからという理由で性能やディスプレイは妥協点であったが、そういった妥協点が利点に切り替わったのは結構インパクトがある。これで実売27,091円なのだから結構人気が出るかも。

  • WEBサイト閲覧、動画視聴、SNS、電子書籍を使うのが中心
  • ゲームは暇つぶし程度だから動けばOK
  • カメラはほとんどメインカメラしか使ってない
  • スマホは生活必需品だから持つけど安いので良い

こんな人はOPPO A79 5Gが刺さるかと思うので是非公式サイトもチェックしてみよう。

▼ちなみに筆者も気になってしまったので1台予約してしまった!レビュー公開時はX(旧Twitter)FacebookThreadsでお伝えするのでお楽しみに!↓

2024/02/18追記:OPPO A79 5Gの実機レビューを公開!

OPPO A79 5Gの実機レビュー!購入前に伝えたい注意点まとめ

▼EC経由だとAmazonや楽天市場でも取り扱い中です。↓

▼IIJmioでも取り扱うようです。↓

IIJmioはOPPO A79 5Gが26,800円。MNPだと14,800円。2月15日10時から発売

ページトップへ