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POCO X3 Proのレビュー!SD860初触り!激安なのにゲームも快適に動く!

POCOの「POCO X3 Pro」をメーカーさんにご提供頂きました!実機が届いたのでレビューをお届けします!

POCO X3 Proの良かった点と注意点

POCO X3 NFCの上位モデル。Snapdragon 860を搭載したハイエンドながら価格を抑えたコスパ特化機。通常価格は249ドルですがセールとかで200ドル前後で手に入ることも。

良かった点

  • Snapdragon 860の性能
  • イヤホンジャック、MicroSDに対応
  • リフレッシュレート120Hzに対応
  • 映えあるAIカメラを搭載
  • 性能に対して価格がとても安い

注意点

  • サイズが大きく重さもある
  • ディスプレイは液晶なので白っぽさが気になるかも
  • 5Gに非対応
  • マクロカメラの品質が凡庸

POCO X3 Proの外観

▼POCO X3 Proのサイズ感は大きく厚め。そして重さも200gを超えるので手に取るとズシッてくる!ほとんどの他スマホも大きく重い傾向にあるため一概に欠点とは言い切れませんが、手が小さい人や軽いスマホを好むユーザーさんには厳しいかもしれんです。↓

▼個人的に推したいポイントがこの背面デザイン!藍色と紫色のグラデーションがチョーシブくてカッコいい。しかも両端部のみにマットの塗り分けもされており、すごく上質な質感です。↓

▼このデザイン、どこかで見たことあるなぁって人も多いと思います。と、いうのもPOCO X3 Proは兄弟機であるPOCO X3 NFCと筐体デザイン、サイズ、重さが同じなんです!みためで違うのはPOCOロゴと質感と色だけ。↓

POCO X3 NFC
こちらがSnapdragon 732Gを搭載したPOCO X3 NFC

▼側面部分はツルツルでグリップが効くタイプ。右側面と下部にボタンと端子ポート類が配置されている設計になっています!↓

右側には指紋センサー兼電源キー、音量キーが配置
左側にSIMスロットが配置
上部はノイズキャンセリングマイクにセンサーが配置
下部はType-C端子、イヤホンジャックが配置

付属品・同梱物

  • 充電器(33W・日本のコンセント非対応)
  • 充電ケーブル(USB Type-C)
  • 保護フィルム(貼付済み)
  • ソフト質感のクリアケース
  • 説明書
  • SIMピン
  • POCOステッカー
  • サンキューカード

同梱物は充電器、充電ケーブル、説明書類、ケースにSIMピンそしてPOCOステッカー!充電器の形状は日本のコンセントと違うので変換アダプタを用意しましょう!

▼中でも、購入ありがとう的な事が書かれているカードとPOCOオリジナルのステッカーが付いているのは驚き!特にオリジナルのステッカーはコレクター心をくすぐらせてくれます。所有満足度を満たしてくれるナイスな部分ですね(`・ω・´)。↓

POCO X3 Proの処理性能・実機ベンチマークスコア

POCO X3 ProのSoCはSnapdragon 860です。詳細スペックや特徴は以下で紹介しています。

POCO X3 Proのスペック・対応バンドまとめ

端末の処理性能を数値化するベンチマークをチェックしてみましょう。

▼POCO X3 Proの実機でAnTuTu(Ver8)を測定しました!総合スコアは498,502点、GPUスコアは193,476点です!Snapdragon 855 Plusと同等かそれ以上のスコアの高さですね。↓

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

▼その他、Geekbench 5、PCMark、3DMarkでのスコアは以下の通り!↓

▼ストレージ速度は読み込みが1,446.8MB/s、書き込みが532.4MB/s。普段使いに困らない速さでアプリの起動もバッチリ早いです!↓

POCO X3 Proの機能・仕様の検証結果

通知ランプ ○:白色のみ
指紋認証 ○:側面式。速度・精度は申し分なし
顔認証 ○:速度・精度は申し分なし
ツインアプリ
(デュアルアプリ)
○:SNS(Twitterで確認)
○:メッセンジャー(LINEで確認)
○:ゲーム(PUBGで確認)
PCモード
外部映像出力
戻るボタン入れ替え ○:デフォルトは右
ジェスチャー操作
クイックランチャー ○:クイックボール
ゲームモード
冷却システム
MicroSD
内部ストレージ化
✕:外部ストレージのみ使える
Photoshop Camera
PUBGモバイル
グラフィック設定
フレームレート設定
スムーズ設定時→【スムーズ】+【極限】
最高クオリティ&フレーム設定→【FHD】+【ウルトラ】
スピーカー ステレオ
イコライザー
備考

ソフトウェア・ハードウェアの特徴

▼POCO X3 Proのレビュー動画はYouTubeで公開中!質感・カラー・雰囲気・動作・レスポンスは実機動画をチェック!↓

POCOブランドだがXiaomi、Redmiスマホと同じMIUI搭載

▼POCO X3 Proは独自OS「MIUI 12」を搭載しているモデルとなります!POCOはXiaomiのサブブランド的位置づけとなっており、使い心地もXiaomi、Redmiスマホとほとんど変わりません。また、ベースのAndroidバージョンは最新の11となっております!↓

▼独自OS「MIUI」の細かな仕様についてはこちらをどうぞ!↓

Xiaomiスマホ搭載OS「MIUI」の機能・特徴まとめ

Snapdragon 860が想像以上にパワフル

POCO X3 ProはSnapdragon 860を搭載。筆者も初めて触るSoCなのですが、グレード的にはSnapdragon 8xxというハイエンドラインです。

AnTuTuなどでも高いスコアをマークしていた通り、非常にパワフルなSoCでした。特に感心したのがゲーム性能。

ガルマックスではPUBGモバイルのグラフィック設定幅をチェックしているのですが、この価格で「スムーズ+極限」で遊べる端末なんて見たことありません。

安いときだと200ドル前後で手に入る端末ですが、ゲームも快適に動いてくれる性能は非常に魅力的で。ハイコスパなモデルだなーと感じました。

ハイエンドモデルだがイヤホンジャックとMicroSDを搭載

他のハイエンドスマホでは絶滅している「3.5mmイヤホンジャック」と「MicroSDスロット」を両方搭載しているのは、POCO X3 Proで一番の魅力といっても過言じゃあないでしょう。

「高速で大容量ストレージを持つからMicroSDもいらないしイヤホンジャックは無線でいい」って声もありますが、この2つがあって損はありません。精々見た目的な意味でイヤホンジャックの穴を気にするか否かでしょう。

▼強いて批評点を挙げるとすれば「排他式SIMスロットなのでDSDVと両立できない」「内部ストレージ化ができないためアプリをインストールするための容量は拡張できない」のでこの部分を重視しているユーザーさんは注意ってトコロです。↓

ちょっと濡らしても大丈夫な防滴対応はGood

POCO X3 Proはこの手の海外スマホでは珍しい、IP53の防滴規格を取得しています!IP53は生活防水レベルであり、たとえば出先で風が強くて砂が飛んできても、雨に振られても壊れにくい…というわけです(`・ω・´)。

耐衝撃規格はないため落とせばさすがにブッ壊れるリスクはありますしIP69Kの熱耐性もないためお風呂で使うのは危険ですが、長く使う意味でもIP53対応はなかなか心強いです。IP68だったらもっと良かったけど。

ディスプレイ:120Hz対応だが液晶素材

DRMコンテンツ Widevine:L1
Amazonプライムビデオ:SD画質で再生を確認
Netflix:FHD画質で再生を確認
高リフレッシュレート ○:120Hz/60Hzで切替可能
表示モード ダークモード、ブルーライトカット、読書
画質調整 「色彩」から柔軟に設定可能
備考

POCO X3 ProのディスプレイはPOCO X3 NFCと一緒のデザイン、スペックとなります!120Hzのリフレッシュレート対応でスクロールが超なめらか。普段使いにたまらんナイスなスペックに仕上がっています!

▼注意点として、有機ELではなく液晶の素材なので、暗所で見た時は白っぽさが気になるかもしれません。この点においては価格なりの妥協点と割り切る必要があります。ただ、普段使いであれば気にはなりませんでした。↓

明るいところでは気にならないが、暗所であれば白っぽさが目立つ程度

通信・SIM周り:ソフバン系回線のみフル対応。ただし5Gに非対応

ドコモ回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ソフバン回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ワイモバ回線 データ通信:○
通話:○
(ワイモバイルで検証)
au回線 データ通信:✕
通話:✕
(mineoで検証)
楽天モバイル回線 データ通信:✕
通話:✕
Rakuten Link:✕
(楽天モバイルで検証)
2回線同時待ち受け ○:4G+4GのDSDV
備考 au、楽天はVoLTEを有効化すれば使用可能

POCO X3 Proはドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのすべてで通話・データ通信が確認できました。が、対応バンドがソフトバンクの主要周波数にしか一致していないため、ソフバン回線以外では圏外率が上がるのと、5Gに完全非対応なのでそこんとこ注意です。

▼auと楽天モバイル回線は通常では使えませんが、特殊な手順でVoLTEを有効化させることで通話とデータ通信が使えます!ただ、正規の方法ではないため必ずしも使える保証は出来ません。↓

ダイヤル画面で「*#*#86583#*#*」を入力すれば、設定のSIMカードの設定項目にVoLTEが表示される。設定でVoLTEスイッチがオンになっていればOK

▼今おすすめのWi-Fi系SIMカードはこちら↓

▼デュアルSIMを生かせば低価格で通話SIMつきの大容量スマホが構築できるかも↓

デュアルSIMを活用!音声SIMとデータSIMを分けた最強スマホの構築方法

POCO X3 Proのカメラをレビュー

構成 48MP(メイン)、8MP(超広角)、2MP(望遠)、2MP(マクロ)
撮影モード ビデオ、写真、ポートレート、夜景、48MP、プロ(マニュアル)、コマ取り(タイムラプス)、パノラマ、スローモーション、スーパーマクロ、長時間露光、デュアルビデオ、ドキュメント、クローン、Vlog
ズーム デジタル。2倍にワンタップ切り替え可で以降はピンチ操作で最大10倍まで対応
シャッター音の消音 設定から可(地域設定が「日本」「韓国」以外のみ)
マニュアルの設定幅 ISO:50〜6400、WB:プリセット選択式、SS:30〜1/4000、露出:-4〜+4
写真解像度 12Mまたは48MP
ビデオ解像度 通常:720P/30FPS、1080P/30FPS、1080P/60FPS、4K/30FPS
超広角:720P/30FPS、1080P/30FPS
マクロ:720P/30FPS
手ブレ補正 1080P/30FPSのみ強力な手ブレ補正が利用可

カメラの感想

  • 昼間:AIの効果が強い!映え向き品質
  • 夜景:白飛びの押さえが優秀!
  • ポートレート:後からのボケ濃度の変更に対応
  • マクロ:あまり近づけず品質はまあまあ
  • 自撮り:中央パンチホール配置なのでねらった構図で撮りやすい
  • 動画撮影の手振れ補正:強力手ブレ補正があるが、オフでも十分

昼間に撮影した屋外写真:AIの効果が強い!映え向き品質

▼こちらが実際の作例。POCO X3 Pro、AIカメラを搭載しており実際のシーンに応じて補正を施すんですが、結構色合いが強く、リアリティよりはSNS映えに向いている印象です。左がPOCO X3 Pro、右がiPhone 12 Pro Max。↓

超広角カメラ:色合い、歪み補正ともに良い!

▼こちらは広い画角の超広角モード。メイン同様にAIがよく効いており、歪み補正もバッチリで風景撮影にもってこいなクオリティです!またメインカメラとの色合いのギャップもなく使いやすいのもいいですな。左がPOCO X3 Pro、右がiPhone 12 Pro Max。↓

ナイトモード・夜景撮影:白飛びの抑えが優秀!

▼POCO X3 Proの夜景撮影性能はかなり高く、ハイエンドスマホに恥じないぐらいにきれいな写真が撮れました!動く電光板もしっかり捉えられています。左がPOCO X3 Pro、右がiPhone 12 Pro Maxです。↓

▼暗いシーンでも同様に白飛びの抑えがGood!さらに明るさもしっかり確保されており、ザラザラ感は感じられません。左がPOCO X3 Pro、右がiPhone 12 Pro Max。↓

ポートレート:後からのボケ濃度の変更に対応

▼POCO X3 Proの背景ボケ撮影。フィギュアなどの物撮りにも対応し、撮影後もギャラリーアプリの編集から背景ボケの濃さを変えることが出来るので使い勝手はGood!↓

マクロ:あまり近づけず品質はまあまあ

POCO X3 Proのマクロカメラは200万画素とハイエンドにしては凡庸な性能。普段使いならあまり気になることはないですが、同じPOCOのハイエンドであるPOCO F3と比べると作例で劣る印象です。オマケと割り切りましょう(´・ω・`)。

▼実際近づける距離は4~5cmほど。左が通常カメラ、右がマクロカメラです。↓

自撮り:中央パンチホール配置なのでねらった構図で撮りやすい

▼POCO X3 Proのインカメラはディスプレイ中央に配置されており、左上パンチホールのモデルよりもねらった構図で撮影しやすいのが魅力!またクオリティも不満なく、背景ボケにももちろん対応。手など境界に甘い部分はありますが欠点はそれだけです。↓

動画撮影時の手ブレ補正:強力手ブレ補正はあるが、オフでも十分

▼POCO X3 Proは1080P/30FPSの時のみ強力な手ブレ補正を使うことができます。強力手ブレ補正は走ってもブレがほぼなくなるぐらいに強力でしたが、チラツキが結構目立つので個人的には通常モードの1080P/60FPSぐらいで十分良いかなって思った。集音性はGoodです!↓

POCO X3 Proの実機レビューまとめ

まさに、ヒツジの皮をかぶったオオカミ。

このPOCO X3 Pro、ハイエンドモデル…というよりは、ミドルレンジモデルのSoCをまるごとハイエンドに換装したって感じなモデルです。

「ああ、この使い勝手の良さでハイエンドSoCを積んでいたらなァ」という願望に応えてくれる超・希少な存在。しかもコスパも優秀ですし、買って損することはほぼ無いと思います(`・ω・´)。

一番オススメしたいのは音ゲーを嗜むユーザーさんですね。性能が高いハイエンドで、かつイヤホンジャック搭載。あとはMicroSDに写真、動画、音楽データを突っ込めばメインストレージにアプリを詰め込めるので、コレ以上ない存在といえるでしょう。

注意点として、ハイエンドモデルで多く見かけられる望遠カメラや有機ELが非搭載、5Gに非対応という欠点があるので、その点は割り切りが必要と留意しておきましょう!

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初出時価格→327.14ドル
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初出時価格→449.07ドル
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POCO X3 Proの口コミ・評判

POCO X3 Proを使っているTwitterユーザさんへ。使用感・写真作例、良かった点・不満点など何でもいいので評価を募集中!内容に公序良俗の問題がなければ口コミとして掲載させていただきます!

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端末名:POCO X3 Pro
#ガルマックスユーザレビュー

POCO X3 ProにおすすめのSIMカード

POCO X3 Proを格安SIMで使いたいならおすすめのMVNOはこちら。全てではありませんがドコモ系、ソフバン系、au系、楽天モバイルの回線でそれぞれ検証しています。

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