Xiaomi Mi A1の実機レビュー。性能・仕様・カメラ性能を徹底チェック!
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基本機能・仕様をチェック
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Xiaomi Mi A1の機能をチェック
ここではAndroid One準拠のXiaomi Mi A1の仕様や機能をチェックします。
Android OneなのでOSの更新が早い
さて、Android OneといえばワイモバイルでもAndroid Oneシリーズが発売されていますね。日本だとSHARPや京セラなんかがワイモバイルでAndroid One端末をリリースしています。
GoogleはNexusシリーズやPixelシリーズなどGoogleスマホにピュアなOSを搭載した端末をリリースしていましたが、Android Oneは端末を各国のニーズに合わせられる様にメーカーに託しているので、中国からはXiaomi Mi A1がAndroid One端末として登場したってわけです。
Android Oneの利点ですが、OSにピュアなAndroid OS(メーカー独自機能の無いデフォルト状態のOS)を採用することで、OSやセキュリティーパッチの配布時期が早い事です。
日本語で利用できる
▼Xiaomiの端末を知っている方ならビックリですよね。Xiaomi Mi A1はAndroid One準拠の端末なので、Android標準のマルチランゲージに対応しており、初回起動時から日本語を選択可能です。↓
Xiaomiの端末を知らない方にお話しときますが、Xiaomiの端末はOSをバッキバキにカスタマイズした使い勝手の良いMIUIという素晴らしい独自UIを採用しています。
しかしながらカスタマイズしすぎて、Androidの標準マルチランゲージが利用できず、XiaomiがMIUI向けに盛り込んでいる言語しか利用できません。そして、その言語の中に日本語は含まれていなかったのです。
Xiaomiの端末は屈指の高コスパスマホメーカーで、日本でもコスパの高さから人気が高いメーカーなのですが、日本語に対応するには内部のデータを日本語に対応したデータに書き換えるROM焼きが必要でした。
このROM焼きは玄人向けで、一般の方には非常に敷居が高かったのも事実です。本記事で紹介しているXiaomi Mi A1はピュアなAndroid OSを搭載するAndroid One端末なので、言語に関しても初期状態からAndroid標準の言語が利用でき、Xiaomi端末がデフォルトで日本語利用できる事自体がXiaomiを知っている方からすると驚きで、賞賛されている部分です。
▼設定項目もほぼ日本語でした。自動起動、自動シャットダウンの項目だけ英語表示でしたがこれくらいなら困ることは無いでしょう。↓
▼キーボードだけは初期状態で日本語が入っていません。Google日本語入力のアプリなど好みの文字入力ソフトをインストールしましょう。↓
初期搭載アプリは必要最低限
▼初期搭載されているアプリはGoogle標準アプリが殆どで、これだけしか入っていません。↓
日本のPlayストアを利用できます
▼様々なアプリをダウンロード出来るPlayストアは日本圏のストアを利用できます。↓
Xiaomi Mi A1の初期アプリが少ないので、Playストアから好みのアプリをダウンロードしましょう。
保存容量は価格の割に大容量
▼Xiaomi Mi A1は価格の割に大容量な64GBの保存容量を搭載しています。初期状態ではシステム部分を除いて56GB程利用可能です。↓
Xiaomi Mi A1はピュアなAndroid OSを搭載しているのでシステム領域も少ない印象ですね。大手キャリアの端末だと10GB以上使っている事も有るので好印象です。
また、SIMスロット2はMicroSDを挿すことが可能で簡単に最大128GBのMicroSDに対応しているので簡単に増設が可能です。
GoogleのホームなのでGood Nowは組み込まれている
Good Nowは様々な地域情報やGmailで記載されている様々な情報を伝えてくれる便利な機能。Goodのホーム画面では一番左側の表示領域がGood Nowとなっています。
▼Xiaomi Mi A1はAndroid One端末なのでホームもGoogle仕様でホーム画面の一番左がGoogle Nowです。↓
OSのアップデートは早い方だけど、まだAndroid7.1.2
▼Android Oneは比較的OSのアップデートが速い事がメリットですが、2017年11月時点ではAndroid 7.1.2で止まっています。そのうちAndroid 8.0も落ちてくると思います。↓
指紋認証機能の精度が高い。解除も高速
▼指紋認証ユニットは背面の上部中央に搭載されており、認識精度、解除速度共に不満は全くありません。↓
背面中央上部に指紋認証ユニットが備わっているので、ポケットから出しながら指紋でロック解除出来るのも扱いやすくて良いですね。でも、机にディスプレイを上に向けて置いている場合はロックを解除する時に本体を持ち上げる必要があります。
防水防塵・おサイフ機能・ワンセグには非対応
Xiaomi Mi A1は日本の大手キャリアではお馴染みの防水防塵・おサイフ機能・ワンセグには対応していません。
基本的に海外スマホではこれらの仕様・機能は非搭載です。(防水防塵のみタフネス系では多いですが)
2画面表示も出来ます
▼これはAndroid機能の1つで対応するアプリを2つ並べて表示出来ます。↓
動画を見ながらメールや5ch(2ch)やったり出来ます。
起動中アプリの「すべて消去」ボタンはスクロールしないと表示されない
▼アプリ履歴ボタンを押すとすぐにアクセス出来るアプリがズラリと表示されますが、「すべて消去」のボタンは一番上までスクロールしないと表示されませんでした。ちょっと面倒くさいです。↓
なぜかAndroid 8.0で搭載されるショートカット機能が使えた
▼OSバージョンは執筆時点でAndroid 7.1.2ですが、アプリアイコンを長押しすることでショートカット機能が利用できました。(Google系アプリのみ)↓
このショートカット機能はAndroid 8.0の新機能として話題となっていましたが、既にAndroid 7.1.2の時点で組み込まれているのでしょうか。ちなみに手持ちのAndroid 7.1.2を搭載する端末ではショートカット機能が利用できませんでした。謎です。
機能の評価
Android One準拠で機能はAndroid OSに搭載されている機能のみ。これまでXiaomi端末を利用してきた方は驚くほどシンプルな内容となっています。勿論、ピュアなAndroid OSを採用することでデフォルト状態から日本語で利用できる事が何より嬉しいポイントでした。