約3万円で手に入る!Xperia X Dual(F5122)の実機レビュー!

仕様・対応電波・機能

Xperia X Dual(F5122)の端末仕様をCHECKします

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それではXperia X Dual(F5122)の仕様・対応電波・機能をチェックしてみましょう。

Xperia X Dual(F5122)の端末仕様をチェック!

Xperia X Dual(F5122)は海外モデルということで、端末仕様を紹介したいと思います。

日本語で利用できる

▼Xperia X Dual(F5122)は海外製品ですが、初回起動の時点で日本語を選択可能です。

Xperia X Dual(F5122)は日本語で利用可能です

▼ホーム画面もご覧の通り全て日本語。中央に表示されているヒントを表示するガジェット及びアプリケーション内部表示も全て日本語に切り替わります。↓

Xperia X Dual(F5122)は初期設定で日本語を選択すると全て日本語で表示してくれます。

▼勿論、設定画面も全て日本語です。↓

Xperia X Dual(F5122)のメニューも全て日本語で利用できます

海外スマホってAndroid標準機能はマルチランゲージに対応しているので日本語化出来る事が多いのですが、メーカーが独自に搭載する独自機能に関しては日本語化されない場合が多いのです。

Xperia X Dual(F5122)は流石SONY製というだけあり、全ての項目で日本語表示が可能となっています。

Playストアも日本圏を利用できる

▼海外スマホの一部では日本圏のPlayストアを利用できないモデルも存在しますが、Xperia X Dual(F5122)はバッチリ日本のPlayストアを使えます。

Xperia X Dual(F5122)は日本のPlayストアも利用できます

文字入力ソフトも日本語で利用可能

▼SONYの文字入力ソフトのPOBox Touchが利用可能となっており、日本語入力も勿論サポートしています。

Xperia X Dual(F5122)は文字入力ソフトも日本語で使えます

海外スマートフォンの多くは日本語入力をサポートしておらず、PlayストアからGoogle日本語入力アプリをインストールするなど若干手間がかかるのですが、Xperia X Dual(F5122)はご覧の通り初期状態から日本語で利用できるので、初めての海外モデルでも安心です。

OSの更新で4回アップデートがあった。

▼起動後は4回もソフトウェアアップデートがありました。開封時はAndroid7.0でしたがアップデートで7.1.2となりました。↓

Xperia X Dual(F5122)は現在でも頻繁にソフトウェアアップデートが行われています。

しっかりソフトウェアアップデートが行われているのは好印象ですね。最新版のAndroid 8.0にも対応予定なので楽しみです。

イルミネーションランプはスピーカー部分に内蔵されている

▼画面がスリープ状態でも通知の有無が確認できるイルミネーションランプ機能が搭載されていました。↓

Xperia X Dual(F5122)はイルミネーションランプがフロントスピーカー内部に埋め込まれています

防水防塵・おサイフ・ワンセグには非対応

最上位モデルで日本でも発売しているXperia X Performanceではお馴染みのガラパゴス機能が備わっていますが、海外モデルとなるXperia X Dual(F5122)は防塵防水・おサイフ・ワンセグには非対応となっています。

初期アプリはシンプル。流石SIMフリー版!

Google系アプリ以外はSONY系アプリが中心で大手キャリアの様なアプリてんこ盛りでは無くて好印象ですね。必要なアプリはPlayストアからインストールしましょう。

保存容量は64GBで多い。足りなくても200GB拡張出来る

▼Xperia X Dual(F5122)は保存容量が64GBで姉妹機となるシングルSIMモデルの2倍の容量を搭載しています。初期状態で利用できる容量は約42GBでした。↓

Xperia X Dual(F5122)は初回起動時で約42GB利用可能です

容量が足りなくなっても最大200GBのMicroSDに対応しているので、簡単に保存容量を拡張出来るのもメリットですね。

Xperia X Dual(F5122)はカメラ性能も良いので写真や動画を沢山撮影したい方はMicroSDを準備しておきましょう。

想像以上に使いやすいサイドの指紋認証ユニット

▼Xperiaシリーズではお馴染みの本体サイドに備わった指紋認証ユニット。↓

指紋認証の位置って、ホームボタン内蔵型、本体背面型、そして本体サイド型に分かれているのですが、Xperia X Dual(F5122)はどの様なシーンでも扱いやすかったです。

  • ホームボタン内蔵型:ポケットから出しながら解除しにくいが卓上に置いた状態では解除しやすい。
  • 本体背面型:ポケットから取り出しながら手探りで解除出来るが、卓上では端末を起こす必要がある。
  • 本体サイド型:ポケットから取り出しながら手探り解除も卓上での解除も出来る。

ステレオスピーカーで動画視聴の音質が凄く良い

▼Xperia X Dual(F5122)は上部と下部の2箇所にスピーカーが配置されています。↓

Xperia X Dual(F5122)はフロントステレオスピーカーを搭載しています

動画視聴する時にモノラルスピーカー又は下部にステレオスピーカーが内蔵されている端末と比較して、圧倒的に音の広がりが良いです。また、下部にスピーカーが備わっているモデルでは音がスピーカー搭載側に偏るのですが、Xperia X Dual(F5122)では音の偏りも無く好印象。

これは実際に聞いてもらわないと伝わりにくい部分ですが、これまでフロントステレオスピーカー仕様の端末を使ったことが無い方はビックリすると思います。

端末仕様の評価:日本でもフラッグシップモデルのXperia X Performanceがリリースされているだけあり、日本語で日本圏で利用できるので、国内モデルと使い勝手は遜色ありません。痒いところに手が届く機能も充実しており扱いやすく長く愛用できそうですね。

Xperia X Dual(F5122)の電波仕様

Xperia X Dual(F5122)は海外モデルですので技適はありません。この点は各自留意しましょう。

ドコモ・au・ソフトバンク(ワイモバイル)が使えるか検証してみた

ドコモは使えます

Xperia X Dual(F5122)はドコモのプラチナバンドを含むLTEの1/3/19/28に対応。山岳地帯や農村地区をカバーするFOMAプラスエリアを含むバンド1/6/19に対応しており、ドコモ系回線の検証結果はドコモで発売されている端末と遜色なし。電波の掴みも全く問題なく普通に使えます。

auはダメ

Xperia X Dual(F5122)は3GのCDMA2000というマイナー電波に対応していませんが、通話もデータ通信もLTEを利用するau VoLTE SIMで使用するバンド自体には対応しています。

しかしながら、検証した結果、APN設定しても電波マークは0のままで使えません。これはXperia X Dual(F5122)がau VoLTE SIMに正式対応していないことが原因です。

という訳でau回線での利用は諦めましょう。

ソフトバンク(ワイモバイル)は使える

ソフトバンクとワイモバイルは全く同じ電波を利用しているので、今回はワイモバイルで検証してみました。

Xperia X Dual(F5122)はソフトバンク(ワイモバイル)で利用しているプラチナバンドを含むLTEの1/3/8に対応。通信方式の異なるLTEのバンド41にも対応しています。3Gもバッチリ1/8に対応しているので、ソフトバンクやワイモバイルで発売している端末と遜色ない電波の掴み具合で普通に使えます。

デュアルSIM仕様だけどDSDSでは無い

▼Xperia X Dual(F5122)のネーミングから滲み出ている通り、2枚SIMが挿せるデュアルSIM仕様の端末です。↓

Xperia X Dual(F5122)は2枚のSIMが差し込めるデュアルSIM端末です

現在トレンドとなっているデュアルSIMの仕様であるDSDS(デュアル・シム・デュアル・スタンバイ)は、4G(LTE)+3Gで同時待ち受けが出来る仕様で、音声通話とデータSIMを個別に管理できる事がウリとなっています。

例えば、音声通話にワイモバイル、データは安いドコモの格安SIMを利用することも可能なので、柔軟にSIMを選択出来る感じです。

Xperia X Dual(F5122)のデュアルSIMを検証した結果、4G又は3G+2Gの組み合わせとなり、日本で主流となっているDSDSとは仕様が違います。

2G(GSM)の電波は日本では停波となっているので、日本国内では実質シングルSIMでの運用となります。でも、例えば格安SIMの楽天モバイルでデータ付き音声SIMプランを契約して、1枚のSIMを挿して利用する一般的な使い方は出来るのでそんなに困りませんね。

Xperia X Dual(F5122)は実質シングルSIM運用となるので、空いているスロット2にMicroSDを挿して保存容量を拡張するのがベストです。

対応電波の評価:日本でリリースすることを想定していたかの様な対応バンドですね。日本で発売していないのでau VoLTE SIMには未対応で使えませんが、バンド自体はauにも対応しています。DSDSは発売時期の兼ね合いで未対応ですが、大多数のユーザーがシングルSIM運用で利用されているので、既にDSDSを利用している方以外は大きなデメリットでは無いでしょう。但し、技適は無いので各自留意しといて下さい。

Xperia X Dual(F5122)の便利な機能を紹介

僕は初めてのXperiaだったので、色々触って便利だった機能を紹介しときます。

Google Nowをホーム画面に埋め込む

Xperia X Dual(F5122)の初期設定ではGoogle Nowがホーム画面に埋め込まれていません。

Google Nowは位置情報を利用した地域の情報やGmailとの連携でAmazonの発送通知メールを読み取り発送状況を調べてくれたり、趣向の合うWEB記事を表示してくれるなど僕は多用していたので、ホームアプリを切り替えようか悩んでいたのですが、標準のホーム画面設定から変更可能でした。

▼アプリボタンを押してアプリ一覧画面に移動します。右上の[︙]をタップして設定画面に進みましょう。↓

Xperia X Dual(F5122)はGoogle Nowの機能をホーム画面に埋め込むことができます

▼少しスクロールすると[高度な設定]項目があり、Google Nowをホーム画面に追加することが可能です。追加後はホーム画面を右にスワイプすると一番左側の表示領域がGoogle Nowとなります。↓

メールなどの通知を数字で教えてくれる

▼メールやTwitterなどの通知はアプリアイコンの横に数字でプッシュ通知してくれます。

Xperia X Dual(F5122)は様々な通知をアプリアイコンの上に表示してくれます。iPhoneではお馴染みのバッジ機能です

フォルダーにアイコンを入れている場合は、フォルダーとフォルダー内の対象アプリアイコンの両方に通知してくれるので便利です。

カメラボタン長押しで速攻カメラモードが起動する

▼Xperiaシリーズはカメラのシャッターボタンが備わっていますが、ボタンを長押することでロック解除せずに直接カメラを起動して撮影できます。

Xperia X Dual(F5122)はカメラボタン長押しで即カメラが立ち上がります

電源ボタン2度押しでカメラ起動も出来るのですが、指紋認証が備わっているのでロック解除操作になってしまうことが多かったです。ショートカット起動はカメラボタンを利用した起動がおすすめです。

スクリーンショットは電源ボタン長押しでメニューから選択

▼Xperia X Dual(F5122)は電源ボタン長押しで表示されるメニューからスクリーンショット撮影も可能です。↓

Xperia X Dual(F5122)は電源ボタン長押しでスクリーンショットが撮影可能です

Androidスマートフォンはボリュームボタンのマイナス側と電源ボタンを同時押しでスクリーンショット撮影するのですが、Xperia X Dual(F5122)は片手でスクリーンショットを撮影してくれるので便利ですね。iPhoneのようなバカでかいシャッター音ではなく、控え目なカシャって音がするくらいなので扱いやすいです。

便利機能の評価:一昔前はメーカーが独自に搭載する独自機能が多かったのですが、最近はAndroidのベース機能として機能吸収されることが多く、特に独自機能が多いわけではありません。しかしながら、まだAndroid 7.1.2では未実装の機能などを独自に搭載してくれているので使い勝手はとても良い印象でした。
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