Black Shark 3のMagnet Charging Cableが他のケーブルにくっつき、あわや発火事故

Black Shark 3のアクセサリーである「Magnet Charging Cable(マグネットチャージングケーブル)」が他の充電ケーブルの金属部分に磁力でくっつき、該当部分が溶けて発火寸前になったとガルマックスに情報提供がありました。

Magnet Charging Cableとは

マグネットチャージングケーブルはBlack Shark 3専用の周辺機器・アクセサリで、AppleのMagsafe充電アダプタのように磁石でバチッと接地するタイプの充電ケーブル。

Black Shark 3はゲーミングスマホで、スマホ本体下部のUSB Type-C差し込み口を使って充電すると横持ちでゲームした時に邪魔になってしまう事から、背面には専用のマグネットポートがついています。

それを利用して充電できるのがこのケーブル。Black Shark 3自体もこちらのアクセサリも公式代理店で販売されています。

発火後の写真

今回そのケーブルが磁力で別のケーブルの金属部分にくっついてしまい、高熱から周囲の樹脂部分が溶けてしまう事故が起きてしまったとの事。ユーザさんが事故後の写真を送付してくれました。

Black Shark Magnet Charging Cableの事故後①

Black Shark Magnet Charging Cableの事故後②

以下は素人目に思った事で専門的な見解ではないのですが、磁石でくっついた先のケーブルの周囲がコイルのようなスプリングで覆われているタイプのものであった事が原因の一つな気がしています。

風評被害を避けるため具体的な製品名は挙げませんが、iPhoneのライトニングケーブルでも「耐久性を上げるためにボールペンのバネで補強する」みたいなアレンジが流行った事ありましたよね。それを公式に採用したUSBケーブルも色々出てます。

ケーブル保護のためのスプリング部分にマグネットでくっつき、電源と接続されていたため通電してしまい、通電が前提である端子部分ではなかったため周囲の素材も熱に弱く、事故に繋がってしまった可能性もあるのではないでしょうか。

以下はユーザさんのご意見。すでにBlack Sharkのグローバルサポートには連絡済みとの事です。

この商品は使ってて取り外した後に結構色々な物に引っ付いてしまいある程度気をつけてたのですが、今回は僅か10数秒程度の出来事だったので・・・大変驚いています。気付かずに席を離れていたらと思うとゾッとしてしまいました。

充電ケーブル・アダプタの取り扱いには注意しよう

Magnet Charging Cableの問題なのか個別の初期不良なのか、バネ部分にくっついたことが良くなかったのかはわからんですが、基本的にはマグネットタイプであるかどうかに関わらず繋ぎっぱなしは避けた方が良さげ。

  1. 充電が終わったらケーブル本体もACアダプタから外す
  2. マグネットタイプであれば周りに引っ付きそうな物がないか注意する

その上で機器自体の品質も重要ですね。

使っていて高温になるようなACアダプタなら原因を探って必要なら買い替える、ケーブルも安いものは避ける。100均で売っているやつは緊急用。また断線しかけだったり皮膜が破れているケーブルも新調しましょう。

たこ足配線をしている場合は個別にオン・オフができる電源タップで管理するのがおすすめ。使わない穴はパチっとオフにしておき必要な時だけオンにする。

以上、注意喚起でした。みんなも気をつけてね!

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