CHUWI RZBOX(2022)発表!Ryzen 7 5800H搭載のハイスペックなミニPC!
CHUWIが新型パソコンRZBOX(2022)を発表!Zen3世代のプロセッサであるRyzen 7 5800Hを搭載したハイスペックなミニPCの登場です!
▼2022/06/09追記:実機レビュー公開しました!↓
RZBOX(2022)の特徴
RZBOX(2022)の特徴は以下の通り!
RZBOX(2022)のハイライト
- Ryzen 7 5800H搭載
- 無骨な筐体を採用
- 3画面同時出力に対応
- 搭載端子の種類が豊富
- Wi-Fi 6に対応
RZBOX(2022)の筐体は溝が何本も入っている無骨なデザインを採用。前モデルと変わらずですが、男心をくすぐられるデザインですね。
▼8mmの銅製ヒートパイプを内蔵している上、ブラシレスモータファンを採用しているので、長時間使用しても安定した温度を維持してくれるとのことです。↓
▼RZBOX(2022)の搭載するプロセッサは2021年1月に登場したRyzen 7 5800H。Zen3世代のモバイル向け高性能モデルです。↓
▼Cinebench R23の結果が公式サイトで記載されていたのでご紹介。Core i5-11260Hの1.3倍ほどの性能がある模様。消費電力の違いがあるとはいえ、マルチコア性能ではM1も圧倒しているのもポイントですね。↓
前モデルのRZBOXはZen2世代のRyzen 9 4900H搭載だったので、パッと見は性能ダウンか?と思いがちですが、実はRyzen 7 5800Hの方が性能面では平均で10%〜20%上なので、順当に性能アップを遂げていると言えるでしょう。
CoreBook X(2022)の時は世代こそ更新されていたものの、性能面はダウンしていたので心配していましたが、今回はそのようなことはなさそうで一安心です。
メモリはDDR4(クロック上限が3,200MHz)を16GB、ストレージは512GBのSSDを標準搭載。
▼また、この手のミニPCでお馴染みの要素はメモリ、ストレージの換装ですが、メモリは最大64GB、ストレージはM.2 2280タイプのSSD(NVMe/SATA共用)を2枚まで搭載可能とRZBOX(2022)はこのあたりも抜かりなく対応しています。↓
RZBOX(2022)はVGA、HDMI 2.0、Display Portが各1基ずつ搭載されており、これらを利用することで3画面同時出力が可能。
▼同時の複数の作業を並行して行う作業をメインにPCを使用している方にとっては嬉しい仕様ですね。ただ、VGA端子を搭載したディスプレイは少なくなっているのが事実ですが…↓
▼RZBOX(2022)は端子の種類も豊富。前述のように今となっては珍しいVGA端子も搭載しているので、廉価なディスプレイや古めのディスプレイを活用したい方も安心ですね。↓
▼端子類の一覧はこんな感じ。種類は多めですが、USB 3.0の数が少なめなのとTYpe-C端子の仕様が不明なのが気になる点ですかね。↓
- USB2.0×3
- USB3.0×2
- USB Type-C×1
- HDMI 2.0×1
- DP×1
- LAN端子×2
- VGA×1
- 3.5mmイヤホンジャック×1
- 3.5mmマイク用ジャック×1
- DC端子×1
▼RZBOX(2022)はIntel製のWi-FiチップであるAX201を搭載。それにより、現行で最新規格であるWi-Fi 6(802.11ax)に対応しているので、設備さえ整っていれば前規格よりも高速で安定した通信が可能なのは利点の一つです。↓
ちょっと足せばEliteMini HX90に手が届く価格なのが気になるが、RZBOX(2022)ならではの利点はある
登場は近日中で価格は699ドル(約9.1万円)で発売予定とのこと。
ミニPCとしては高価な価格設定ですが、Ryzen7 5800Hの処理性能を考えるとこんなものかなという面はあります。
ただし、設定価格ベースで考えるとRyzen 7 5800Hより性能がさらに上のRyzen 9 5900HXを搭載したMinisforum社のEliteMini HX90(16GB/512GB)が105,980円で販売されているので、1.5万円ほど足せば実質上位のミニPCが買えてしまうのが辛いところ。
ただ、VGA端子が標準搭載されていたり、LAN端子が2基搭載されていたりとRZBOX(2022)ならではの利点もあるので、今回紹介した特徴に惹かれる点を感じた方は検討候補に入れてみてはいかがでしょうか?
▼RZBOX(2022)の詳細なスペックはこちら↓