HTC U12+のレビュー!スペックや特徴、最安値のまとめ!

HTC U12+

HTCの最新フラッグシップモデル[HTC U12+]が届いたので、実機を用いてスペックや仕様、カメラ性能など詳しい情報をお届けします!本記事では海外モデルを用いて執筆していますが、HTC U12+の公式イベントに参加して日本向けモデルの詳細も分かったので、日本向けモデルの詳細も掲載しています!

なお、本記事で紹介している端末は海外向けのモデルなので、対応電波などは日本でリリースされる(かも知れない)モデルと異なる場合があります!その点はご了承下さい!

更新履歴!

2018年6月27日にHTC U12+のタッチ&トライイベントに参加!本記事では海外モデルをピクアップして記事を書いていますが、日本版の仕様などが分かったので追記しました!随時日本モデルの仕様を追加します!

本レビューは9ページ構成です!記事上部の「ページ一覧」からも各項目へ移動出来ます!

日本版の発売日と海外版の違い

日本版の発売日と海外版の違いの項目で使用している写真は僕が持っているHTC U12+実機で撮影した写真です。是非写真の画質もチェックしてみて下さい!

発売日ですが2018年7月20日です。

本モデルの対応バンド

  • LTE(FDD):1/2/3/4/5/8/11/12/13/7/18/19/21/26/28
  • LTE(TDD):38/41/42
  • 3G:1/2/4/5/6/8/19
  • 2G:850/900/1800/1900MHz

HTCのスタッフに対応キャリアを訪ねたところ今後案内予定とのこと。海外モデルではドコモ回線とソフトバンク回線、ワイモバイル回線での通信は確認できているので、日本モデルは海外モデルでは必須バンドが足りていなかったドコモにフル対応していることが分かります。

au回線についてはバンド自体は対応しているものの、au VoLTE SIM正式対応の案内は出ていないので情報待ち。

価格は海外モデルと大きく変わらない

海外モデルは9.2万円~9.3万円で購入可能ですが、日本版は税別95,000円で大きく変わりません。あと、HTCの公式ショップe-SHOPで先行予約すると500名に先着で5,000円オフクーポンが貰えます。

実質的に9万円で購入できる可能性があることに加え、正規価格でも海外モデルと大幅な価格差が無いことから、7月20日までまてるのなら断然日本版がオススメ。

日本版はFeliCaに対応している

日本版はお財布機能が利用できるFeliCaに対応します。お財布機能を既に利用している方は日本版を待ったほうが良いでしょう。

IP68は海外モデルでも対応していますが、どちらかと言えば海外モデルで防水防塵対応はタフネス系以外珍しく日本仕様と言っても特段個人的には違和感ありませんでした。

2枚のSIM同時待ち受け機能は備わっていない

海外モデルはDSDVに対応(と言ってもバンド的に使い物になりませんが…..)しているのですが、日本モデルはNanoSIMが1枚挿入できる仕様なので2枚のSIM同時待ち受け機能(DSDSやDSDV)には対応していません。残念。

技適取得済み

日本版なので技適を取得しているのも日本版を選ぶ利点でしょう。安心して利用したい方は日本版を待ちましょう。

カラーは海外モデルのラインナップでリリースされる

HTC U11は海外でリリースされた一部のカラーは日本モデルで省かれていましたが、今回は海外モデルと同じカラーラインナップでリリースされます。

HTC U12+の総合評価

[良かった]

  • とにかくカメラ画質が凄い!
  • メインカメラもサブカメラもダブルレンズカメラ!
  • 大画面ディスプレイでも18:9で持ちやすい!
  • Snapdragon 845搭載のフラッグシップ!
  • デザインがカッコいい!
  • 握って操作するエッジセンスが使いやすい!
  • サウンド関連もGood!
  • 感圧式ボタンを採用!先進的!
  • IP68の屈強な防水防塵に対応!

[イマイチ]

  • AIに対応していない
  • ワイヤレス充電に対応していない
  • SIMフリー端末は対応電波が少ない(日本モデルはちゃんと対応してました!)
  • 状況により発熱する
  • 基本性能だけで考えると高い(日本版も税別95,000円でした。)

[総合評価]

HTC U12+は日本市場の電波にフル対応してSIMフリーとしてリリースして欲しい!と感じさせてくれる完成度の高さです。

一方で、全体的に”凄い”と思わせてくれる部分が非常に多く驚きも多いのですが、最近流行りのAIには対応していなかったり、ワイヤレス充電に対応していなかったり最先端のスマートフォンが挙って対応してきた部分も対応してほしかった所です。

各種性能自体は申し分ありません。SoCは世界最高ランクのSnapdragon 845、大容量なメモリ、世界ランキング上位に食い込んだカメラを搭載するなど、”これぞハイエンド!”と思わせてくれます。

HTCの端末は面白いですね。メーカー自体”チャレンジ精神が強い”ので、新端末が出るたびに新しい機能が搭載されて楽しませてくれます。今回はボリュームボタンや電源ボタンが感圧式となっていました。防水防塵仕様なので物理的なボタンを搭載する端末より防水防塵性能を維持しやすくなっています。

ネックなのは価格かも。海外版で価格は9万円。(追記!日本モデルは税別95,000円でした。)性能だけで見るとXiaomi Mi MIX 2Sは約半額で購入できることから、ユーザーは価格差を天秤にかけながら検討する必要があります。

日本モデルの価格はまだ不明ですが、これまでのHTCハイエンド端末は7万円台~10万円台に落ち着いているので、日本モデルは回線屋さんとタッグを組んだ割引価格に期待したい所です。

HTC U12+の価格をチェック!

海外モデルの端末価格は一般的に購入できるエクスパンシスなどで9.2万円~9.3万円で購入可能となっています。

日本モデルの端末価格は税別95,000円です。発売日は2108年7月20日。

記事の最後にHTC U12+が購入できるショップを[HTC U12+の最安値をチェック!]でまとめているので是非ご確認下さい!

HTC U12+のスペック(性能)をレビュー!

▼日本版はFeliCaに対応していますが、DSDV(2枚の同時待ち受け機能)には対応していません。ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルの回線にフル対応、auは回答まち↓

項目HTC U12+
(海外モデル)
OSAndroid 8.0
SoCSnapdragon 845
Adreno 630
メモリ128GB
保存容量6GB
MicroSD対応
ディスプレイ6型/18:9
HDR10サポート
解像度2880×1440
アウトカメラ12MP(F1.75)+16MP(F2.6)
UltraSpeed Autofocus 2 ( Phase detection + Laser autofocus)
Photos support optical zoom 1.85x to 2x and digital zoom up to 10x
HDR Boost 2
Optical Image Stabilization (OIS)
Bokeh mode
Dual LED flash
AR sticker
Self timer up to 10 seconds
Face detection
Pro mode with manual control, 32 sec. long exposure and RAW format support
Panorama
インカメラ8MP+8MP(F2.0)
Wide angle 84° field of view
Bokeh mode
AR sticker
HDR Boost
Face unlock
Screen flash
Auto Selfie
Self timer up to 10 seconds
Live make-up (beautification mode)
Selfie Panorama
防水防塵IP68
NFC
バッテリー容量3500mAh
QC3.0
サイズ156.6 x 73.9 x 8.7 - 9.7 mm
重量 188g
ネットワークLTE(FDD):1/2/3/4/5/8/11/12/13/7/18/19/21/26/28
LTE(TDD):38/41/42
3G:1/2/4/5/6/8/19
2G:850/900/1800/1900MHz
2枚のSIM同時待ち受け不可
ドコモ回線 LTE/3Gフル対応
ソフトバンク回線LTE/3Gフル対応
ワイモバイル回線LTE/3Gフル対応
au回線公式発表待ち

▼海外モデルはFeliCaに非対応ですが、DSDVに対応しています。ソフトバンクとワイモバイルの回線のみフル対応↓

項目HTC U12+
(海外モデル)
OSAndroid 8.0
SoCSnapdragon 845
Adreno 630
メモリ128GB
保存容量6GB
MicroSD対応
ディスプレイ6型/18:9
HDR10サポート
解像度2880×1440
アウトカメラ12MP(F1.75)+16MP(F2.6)
UltraSpeed Autofocus 2 ( Phase detection + Laser autofocus)
Photos support optical zoom 1.85x to 2x and digital zoom up to 10x
HDR Boost 2
Optical Image Stabilization (OIS)
Bokeh mode
Dual LED flash
AR sticker
Self timer up to 10 seconds
Face detection
Pro mode with manual control, 32 sec. long exposure and RAW format support
Panorama
インカメラ8MP+8MP(F2.0)
Wide angle 84° field of view
Bokeh mode
AR sticker
HDR Boost
Face unlock
Screen flash
Auto Selfie
Self timer up to 10 seconds
Live make-up (beautification mode)
Selfie Panorama
防水防塵IP68
NFC
バッテリー容量3500mAh
QC3.0
サイズ156.6 x 73.9 x 8.7 - 9.7 mm
重量 188g
ネットワーク4G: LTE band 1/3/4/5/7/8/12/17/20/28/32/66/38/39/40/41
3G: 850/900/1900/2100 MHz
GSM: 850/900/1800/1900 MHz
ドコモ回線 必須バンド非対応
ソフトバンク回線LTE/3Gフル対応
ワイモバイル回線LTE/3Gフル対応
au回線非対応

HTC U12+の各種ベンチマーク結果と総合的な性能

HTC U12+のベンチマークをチェック!

AnTuTu

ガルマックスでは端末性能を数値化するアプリにAnTuTuを利用しているのでAnTuTuのスコア基準でHTC U12+の端末性能を解説しています!

測定時のAndroidバージョンは8.0、AnTuTuのバージョンは7世代です!

HTC U12+の実機AnTuTuスコアは総合スコアが263820点、GPU(3D)スコアは105725点!

以下は現在市場で主流となっているSoCの各性能帯の平均スコアです。常に現行の性能帯と比較出来るので、HTC U12+が現在どのランクの製品であるか簡単に確認できます。

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き

HTC U12+はWEB閲覧、動画視聴、メールやLINE、SNS、カジュアルゲームなど、一般的な使い方だけでなく、リッチな3Dを駆使するゲームも快適に遊べる性能を持ち合わせていおり長期的な利用でも全く問題ない性能です。

初回起動後の発熱が凄かった

実は初回起動後にAnTuTuを走らせた時に発熱が凄くてスコアも伸びませんでした。総合スコアが20万点位。

初回起動後は様々なアプリケーションが動くので、暫くして測地しなおすと他のSnapdragon 845端末と遜色ないスコアと発熱に落ち着いています。(Twitterで報告している通り、3回連続でAnTuTuを走らせても過度な発熱はなく、スコアも26万点~27万点で落ち着いています。)

当初、排熱性能に難ありかと思っていたのですが、僕の持っている個体では初回起動の処理が終わった後は特段問題ありません。

▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]

Geekbench 4

▼Geekbench 4で端末性能をチェックしている方は以下をどうぞ!HTC U12+のシングルコア性能は2399点!マルチコア性能は8711点!↓

HTC U12+のシングルコア性能は2399点!マルチコア性能は8711点!

PCMark for Android

▼PCMark for Androidで端末性能をチェックしている方は以下をどうぞ!HTC U12+のスコアは8728点でした!↓

HTC U12+のスコアは8728点でした!

3DMark

▼3DMarkでゲーム性能をチェックしている方は以下をどうぞ!HTC U12+はOpenGL ES 3.1が3479点、Vulkanが2879点でした!↓

ゲーム性能

HTC U12+のゲーム性能をチェック!

執筆時点で人気の高いゲームを実機で動かしゲーム性能を検証!今回は爆発的な人気を誇る[PUBG]を利用して検証しました!

PUBGは100名ものプレイヤーが同一マップでバトルロワイヤルを繰り広げるサバイバルアクションシューティングゲーム。3D処理が多く、ゲーム側で描写設定を低・中・高から選択出来るようになってます。

PUBG MOBILE

PUBG MOBILE
開発元:PUBG Corporation
無料
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HTC U12+でPUBGは最高設定で遊べる

▼PUBGでの自動設定は最高設定となりました。↓

HTC U12+でPUBGは最高設定で遊べます。

実際に操作していてもカクつく事は一切なく、最新フラッグシップSoCの底力を見せつけられます。

2018年6月現在では最高性能を誇るSoCで、グラフィックチップも最高峰のチップが搭載されているので、”動かないゲームを探すほうが難しい”です。スマホでゲームをガンガン遊んでいる方も全く問題ないです。

スペック・性能の評価

Snapdragon 845はさすがハイエンドだけ有り、何をするにしても快適ですね。普段使いではオーバースペック気味ですが、高度な3Dゲームを遊んでいる方も快適にプレイできる底力を持っています。HTC U12+なら長期的な利用も全く問題ありません。

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