HTC U12+のレビュー!スペックや特徴、最安値のまとめ!
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HTC U12+の仕様・機能をチェック!
Contents
HTC U12+の仕様・機能をレビュー!
ここからはHTC U12+の仕様や機能を実機を用いてチェックしています!
HTC U12+の基本ソフトウェア構成をチェック!
海外モデルもHTC U12+は日本語に対応!
▼HTC U12+の海外モデルは初期設定から日本語で利用可能でした!↓
日本モデルは日本語に勿論対応しています。
キーボードは日本語非対応だったのでGoogle日本語入力を入れました(海外モデル)
▼キーボードは日本語に非対応でした。言語も多数対応しているのですが、日本語は入っていません。↓
▼Google日本語入力アプリをインストールすることでキーボードは特段不満なく利用できるので、海外モデルのHTC U12+を購入された方はインストールしましょう。↓
日本モデルはキーボードも日本語に対応しているのでご安心下さい。
Playストアは日本圏を利用できます
▼日本圏に対応したPlayストアを利用できるので、日本で売っている端末と遜色な使い心地で利用できます。↓
ホーム画面はドロワータイプ
▼ホーム画面は必要なアプリのみをホーム上に表示できるドロワータイプ。一番左側はユーザーが任意に表示する項目を選べるフィードスペースとなっています。↓
初期アプリはゴチャゴチャと色々入ってる
▼初期アプリは色々入ってます。Google系、HTC系、その他色々と入っているので好みが分かれそう。↓
アプリはアンインストール出来るものと出来ないものがあり、アンインストールできないアプリはアップデートのアンインストールと無効化が可能となっていました。キャリア端末みたいで僕はあまり好きじゃありません。
スクリーンショットの撮影方法
次点の項目で紹介する感圧式ボタン(ボリュームボタンや電源ボタンが圧力により反応するタイプで物理ボタンではありません)ですが、同時押しが出来ません。一般的なボリュームを下げるボタン+電源ボタンの同時押しによるスクリーンショット撮影が出来ないんです。
という訳でスクリーンショット撮影方法を解説します。方法は2通り
▼まず標準状態で利用できる方法です。スクリーンショットを撮影したい画面でナビゲーションバーを左にスワイプすると、真ん中にスクリーンショットボタンが表示されるのでタップすることでスクリーンショット撮影が出来ます。↓
▼もう1つは端末を”握る”ことで様々な操作が出来るエッジセンス(詳しくは後述しています)にスクリーンショットを割り当てる方法です。[設定]→[エッジセンス]に進み、”短く握る”または”長く握る”のいずれかにスクリーンショットを設定しましょう。↓
スクリーンショット撮影時の音量がバカでかい
スクリーンショット撮影時の”カシャ”って音がめっちゃ大きいです。
音を出しても良いと思うのですが、こんなにスクリーンショット撮影音が大きいと利用する場所を選んでしまいますし、普段からスクリーンショット撮影を頻繁に利用している方は、これだけで敬遠してしまいそうです。
イメージ的にはiPhone並にバカでかい音なので、公共の場では流石に使う気になれません。
HTC U12+のハードウェア仕様をチェック!
感圧式のボリュームキーと電源ボタンは一長一短
仕組みはiPhoneのホームボタンと似たような感じで、押すとコツっと振動して押した感覚を得ることが出来ます。
電源OFF時も電源ボタンのみ通電しているので、電源のオン・オフは他機種と代わりありません。バッテリー切れの状態ではボタンは反応しませんが、それは他機種でも同じです。バッテリーを充電すると電源ボタンが通電状態となり、いつもどおり電源をオンにすることが出来ます。
感圧式の押し心地はイマイチ
物理ボタンと比較した場合、押し心地はやはりイマイチです。
一番イマイチだったのが、ボリュームボタンの連打反応。連打すると1発目は反応するのですが、2発目が反応することが余りありません。
感圧式ボタンの技術は凄いのですが、使い勝手だけで見ると必ずしも良いとは限らないです。
防水防塵の性能維持には一役買っている
感圧式ボタンのメリットは防水防塵性能の信頼性がより高くなることでしょう。物理的に押し込む事の出来ないボタンなので水やホコリが侵入する確率は物理ボタン式よりも圧倒的に低いです。
IP68の防水防塵に対応
HTC U12+は屈強な最高ランクのIP68の防水防塵に対応しており、利用シーンを選ばないのが嬉しいポイントです。
▼以下は最高防塵等級の6と最高防水等級の8で等級表示を解説。防水と防塵に対応しているならIP○○と表示され、防塵のみ対応の場合はIP○X、防水のみ対応の場合はIPX○と記載されます。↓
防塵等級 | 保護の程度 |
---|---|
IP0X | 特に保護されていない |
IP1X | 人体の表面積の大きな部分(手など)が誤って内部の入らない。直径50mmを超える固形物体が内部に侵入しない。 |
IP2X | 指先や長さが80mmを超えない類似物が内部に入らない。直径12.5mmを超える固形物体が内部に侵入しない |
IP3X | 直径または厚さが2.5mmを超える固形物体が内部に侵入しない。 |
IP4X | 直径又は厚さが1.0mmを超える固形物体が内部に侵入しない。 |
IP5X | 粉塵が内部に侵入する事を防止。少量の粉塵の侵入があっても正常運転を阻害しない。 |
IP6X | 粉塵が内部に侵入しない。 |
防水等級 | 保護の程度 |
---|---|
IPX0 | 特に保護されていない |
IPX1 | 鉛直に落下する水滴により有害な影響を受けない |
IPX2 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。 |
IPX3 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。(防雨型) |
IPX4 | いかなる方向からの水の飛来でも有害な影響を受けない(防まつ型) |
IPX5 | いかなる方向からの水の直接噴流でも有害な影響を受けない。(防噴流型) |
IPX6 | いかなる方向からの強い直接噴流でも有害な影響を受けない。(耐水型) |
IPX7 | 規定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響がない。(防侵型) |
IPX8 | 連続的に水中に置かれる場合でも有害な影響が無い。原則として完全密閉構造。(水中型) |
指紋認証と顔認証の速度
▼指紋認証ユニットは精度も高く解除速度も速いです。↓
HTC U12+の指紋認証も高精度で認証も凄く速いです。指紋ユニットに触れた瞬間ロック解除されます。 #HTC pic.twitter.com/86XXiAiggk
— GARUMAX (@GaruJpn) 2018年6月26日
▼顔認証の速度も、かなり早い部類です。精度も高く十分日常的に利用できる仕上がりです。↓
HTC U12+の顔認証をテスト。認証速度は最高峰レベルで凄く速いです。精度も高く、薄暗い場所での失敗率の低さも魅力的。 #HTC pic.twitter.com/qoa1t03KTn
— GARUMAX (@GaruJpn) 2018年6月26日
顔認証の精度は以下の通り
- 明るい時間帯:問題なく解除出来る
- 夕方の薄暗い時間帯:問題なく解除出来る
- 夜の暗い時間帯:顔認証項目で”ディスプレイの輝度を上げる”にチェックを入れると比較的解除出来る
- 目を隠した状態:解除出来ない
- 口を隠した状態:解除出来る
- 写真を利用した場合:解除出来ない
顔認証はマスク状態でも解除出来ました。一方で目が隠れると(目をつむっても)解除出来ません。目の周りを中心にスキャンしているのでしょうか。マスク着用者には嬉しい仕様です。もちろん、写真なんかじゃ解除出来ないのでセキュリティーはしっかりしてます。
指紋認証と顔認証を併用出来ました
たま~に安いスマホだと併用出来ない場合があるのでチェックしてみました。
指紋認証をオンにした状態で顔認証もオンに出来ます。暗い場所など顔認証が苦手なシーンで指紋認証を利用できるので便利。
日本モデルはお財布機能に対応!FeliCa搭載です!
HTC U12+のタッチ&トライイベントで確認してきました。日本モデルはお財布機能が利用できるFeliCaに対応しています!
HTC U12+の独自機能をチェック!
握るだけで操作可能なエッジセンス
▼HTC U11シリーズで搭載となった”握る”ことで操作出来るエッジセンスをHTC U12+も継承。↓
▼”短く握る”と”長く握る”で異なる動作を設定可能となっています。↓
▼また、側面をダブルタップすることでも異なる操作が可能です。↓
エッジランチャーが使いやすい。あとカメラ起動も便利
▼僕は短く握るとエッジランチャーが表示されるように設定しています。よく利用する機能を登録する事で素早くアプリを立ち上げる事が出来て便利。↓
▼歯車マークの設定からランチャーに置くアプリケーションを設定可能。非常に多くのアプリケーションをランチャーに設定可能となっていました。↓
▼また、長く握った場合はカメラが起動する設定に。即カメラを起動出来るのでシャッターチャンスを逃しません。カメラ起動中は本体を握る事でシャッターを切ることが出来ます。↓
修正:アプリ内オプションを追加機能が現状利用できなかった→出来ました。
追記:HTCのタッチ&トライイベントでスタッフに尋ねてみたところ、設定項目を僕が見落としていたらしく、海外版でも確認できました。
エッジセンスで各アプリの設定が分からないって記事で書いてましたが、HTCのスタッフさんに聞いて設定場所分かりました。海外モデルも設定できました pic.twitter.com/J4f5hNZOXB
— GARUMAX (@GaruJpn) 2018年6月27日
HTC U12+は様々なアプリ毎にエッジセンスを用いた機能を利用でき、たとえばマップを利用している時に端末を握るとダブルタップしたときと同じ動作となったり、インスタグラムを見ている時は写真をズームするような動作も出来るみたいです。
残念ながら海外モデルのHTC U12+は現時点で”アプリ内オプションを追加”項目が見当たらず利用できていません。
設定項目を探し回りましたが見つかりません。どなたか知っている方がいらっしゃましたら教えて下さい。
Motion LaunchでスクリーンOFF時での操作が快適
▼[設定]→[ディスプレイとジェスチャー]→[詳細設定]→[Motion Launch]で設定できるMotion Launchジェスチャーで、スクリーンがオフの状態で様々な操作が可能となる機能設定が可能となってました。↓
これ、顔認証と合わせるとめっちゃ快適。スクリーンがオフの状態でディスプレイをスワイプアップするだけでディスプレイが点灯→即顔認証でホーム画面という使い方ができ、まるでロック設定していないかのようなスムーズな操作感です。
HTC U12+のサウンド関連をチェック!
内蔵スピーカーはステレオで音響を変更出来る
デザインの紹介時に触れましたが、HTC U12+はディスプレイ下部と受話部分に内蔵スピーカーが搭載されており、ステレオとなっています。ゲームや動画も音の偏りが少なくGood。
▼内蔵スピーカーの音響ですが、[設定]→[内蔵スピーカー用 HTC BoonSound]をタップすることで「音楽モード」と「シアターモード」を変更可能です。↓
シアターモードは音に広がりが出るので、映画を見る時は設定してみて下さい。個人的にはアプリ毎に内蔵スピーカーの音響設定を指定できればGoodでした。→修正:先程、音楽モードとシアターモードが自動変更されるのを実機で初めて確認できました!修正します!
今後は色々チューニングしてゲームモードなんかも作ってくれると嬉しいかも。アプリも指定でき自動切り替えが出来るとユーザーが音楽・映画・ゲームなどのアプリを利用するたびに切り替えの作業をしなくて良いのでHTCさんは是非検討してみて下さい。
ハイレゾ対応!イヤホンは自分の耳に合わせて音をチューニング!
▼付属のハイレゾイヤホンを差し込むと、自身の聴覚に合わせて最適なチューニングを全自動で行ってくれます。誰でも最高の音響環境を簡単に利用できるのはGoodですね!↓
音質、めっちゃ良くなってびっくりした
付属の有線イヤホン。かなり品質高いっす。低音から高音までしっかりなりますが、HTCのチューニングと合わせると驚くほど解像感と密度が向上します。これ、付属の有線イヤホンで音楽効いちゃったら他のイヤホン使えないんじゃないかぁ。
超高音質なBluetoothコーデック「apt-X HD」「LDAC」に対応
HTC U12+はBluetoothイヤホンやヘッドホンでの接続コーデックも現状最上位となるapt-X HDやLDACに対応しています。もちろん、apt-Xも利用できるので非常に幅広いBluetoothイヤホンやヘッドホンを高音質&低遅延で利用できます。
僕もapt-X HDやLDACに対応しているBluetoothイヤホンが欲しいのですが、めっちゃ高いです….欲しい。
HTC U12+の仕様・機能の評価
ソフトウェアも日本語フル対応で扱いやすく、独自の機能、チャレンジ精神溢れるハードウェア構成など”触っていてドキドキさせてくれる”端末です。
まだまだ詰めの甘い部分も確かにあるのですが、先進的な技術を真っ先に触りたいというガジェッターは触って楽しい端末でしょう。
もちろん、痒いところに手が届くソフトウェアなので、最新の端末が欲しい!という方にもピッタリの端末です。