HTC U12+のレビュー!スペックや特徴、最安値のまとめ!
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HTC U12+のカメラをチェック!
Contents
HTC U12+のカメラをレビュー!
ここからはHTC U12+のカメラを実機を用いてチェックしています!
撮影モードをチェック!
▼撮影モードは以下の通り。↓
- カメラ(写真のフルオート)
- ビデオ(動画)
- プロ(マニュアルモード)
- パノラマ
- ハイパーラプス
- スローモーション
- 自分撮り(インカメラ)
- 自分撮りパノラマ(インカメラ)
- 自分撮りビデオ(インカメラ)
撮影モードはシンプルですね。
フルオートでの設定
フルオートでは以下の通りです。
- 比率は1:1(9MP)、4:3(12MP)、16:9(9MP)、18:9(8MP)
- HDRはオフ、オート、オンを別途設定可能
▼ディスプレイに表示されている人形マークをタップすると、フルオート画面状態からポートレート撮影(背景ボケ撮影)に変更出来るのですが、4:3の比率にしてくれ!とメッセージが表示されます。この辺りは自動で比率を変更して頂ければユーザーフレンドリーかなと感じました。↓
マニュアルモードでの設定
マニュアルモードでの設定は以下の通りです。
- 保存形式はJPG以外にRAWに対応
- 比率は1:1(9MP)、4:3(12MP)、16:9(9MP)、18:9(8MP)
- 撮影モードは接写、スポーツ、夜景、オートに分かれており、オート以外は設定するマニュアル項目が表示されます(後述)
- WBは2300Kから100刻みで7500Kまで設定可能
- 露出は-3.0から+3.0まで0.1刻みで設定可能
- ISOは100、125、160、200、250、320、400、500、640、800で設定可能
- SSは32、30、25、20、16、13、10、8、6、5、4、3.2、2.5、2、1.3、1、0.8、0.6、0.5、0.4、0.3、1/4、1/5、1/6、1/8、1/10、1/13、1/15、1/20、1/25、1/30、1/40、1/50、1/60、1/80、1/125、1/200、1/250、1/320、1/400、1/640、1/800、1/1000、1/1250、1/1600、1/2000、1/2500、1/3200、1/4000、1/5000、1/6400、1/8000
▼撮影モード(ユーザー定義)は接写やスポーツ、夜景、オートから選択可能で、オート以外は各種最適なマニュアル設定部分がピックアップ表示されるので、初めてマニュアルモードを利用する方も”何処を弄くればどんな写真が撮影出来るか”を体験しながら楽しめます。↓
▼このユーザー定義はカスタム設定も保存可能となっており、3つのカスタム設定を記録することが可能です。マニュアルモードを頻繁に利用する方は複数の設定を記録出来るので便利ですね!↓
ビデオ(動画)での設定
動画撮影で設定できる項目は以下です。
- 動画サイズはMMS、QVGA、HD、FHD、4Kから選択可能
- FHDと4Kは30FPS以外に60FPSの撮影に対応
- 音源録音はハイレゾ、3Dオーディオ、音声フォーカスから選択可能
- 別途、オーディオブーストが設定可能
4K/60FPSの撮影時間は6分でした。音声はハイレゾ以外に音の位置が分かるほどに鮮明に録音が出来る3Dオーディオ、音声をしっかり録音できる音声フォーカスが利用できます、その他、音を強調して録音できるオーディオブーストも別途オン・オフ可能となっていました。
HTC U12+で撮影した写真
HTC U12+の実機でパシャパシャ撮影してきたので写真をチェックして下さい!写真は掲載するために縮小加工を施していますが、撮影後の画質調整は行っていません!
▼HTC U12+のカメラはDxOMarkのモバイル部門で103点の高評価を得たモデルです。執筆時次点ではHuawei P20 Proに次ぐ2位となっています。↓
昼間の写真
▼光が多く取り込める昼間に撮影した写真です。見た目に非常に忠実なので見た目に近い色合いが好きなナチュラル愛好家は凄く気にいるはず。↓
花の写真
▼名古屋城の撮影日は曇りだったので、晴れている日に名古屋フルーツパークで花とか撮影してきました。やっぱり見た目に忠実な色合いは凄くいいですね。↓
食べ物の写真
▼食べ物の撮影はキレイなのですが、個人的にはもう少しコントラストが強く明るく撮影出来たほうが好みでした。ナチュラル=見た目に忠実という特性は、インスタ映えする写真に仕上げる場合、加工など一工夫する必要がありそうです。↓
夜景(暗所)撮影
▼夜景もカメラを向けてパシャッと撮影するだけで、これだけノイズの少ない写真が撮影出来るのです。↓
ポートレート撮影
▼HTC U12+はダブルレンズカメラを搭載しており、異なるピントで被写体を捉えることで、まるで一眼レフカメラに単焦点レンズを搭載したような美しい背景ボケの写真を撮影出来ます。↓
▼ポートレート撮影では撮影後にボケ味の強度を変更可能でした。1枚目がボケ味最弱で2枚目がボケ味マックスです。↓
▼また、フォーカスも後から再調整出来ます。1枚目は人物にピント、2枚めは中間の草にピント、3枚目は背景にピント。↓
ズーム撮影
ズームは光学2倍レンズを備えており、1倍⇔2倍は倍率切り替えボタンを押すたびに変わります。2倍率以上は倍率切り替えボタンを押しながら左右にスライドすることで倍率を最大10倍までシームレスに変更出来ます。
倍率2倍は必ず光学ズームレンズを利用するとは限らず、周囲の明るさにより光学ズームレンズまたはデジタルズームとなります。これはデメリットではなく、最もノイズが少なく美しい写真を撮影出来るようにHTC U12+が自動選択してくれるので、どの様なシチュエーションでも美しい写真が撮影出来るようになってます。
▼まずは1倍率と2倍率を切り替えた写真。被写体に近づかなくてもグッと被写体に近づいた様な写真が撮影できてGood。動物園とかでも重宝しそうですね!↓
▼続いてはズーム撮影。ズームは0.1刻みで変更可能となっています。どの倍率までが許容範囲かチェックしてみましょう!まずは1倍からどうぞ!↓
▼2倍率↓
▼3倍率↓
▼4倍率↓
▼5倍率↓
▼6倍率↓
▼7倍率↓
▼8倍率↓
▼9倍率↓
▼10倍率↓
インカメラで撮影した写真
▼インカメラの非常に美しい写真を撮影可能でした。↓
▼インカメラもダブルレンズカメラを搭載しているので、背景をボカした美しいポートレート撮影が楽しめます。↓
HTC U12+で撮影した動画
HTC U12+で動画を撮影してきました!手ブレ補正の強度を検証するために定点だけでなく歩き撮影も収録しています!
4K/60FPSで撮影した映像
▼4K解像度でフレームレート60設定です。最高解像度&高フレームレート撮影で負荷が高いので6分の撮影制限が有りました。手ぶれ補正はFHDでの効きよりも甘いですが、十分歩き撮影にも利用できます。※動画アップロード直後は解像度が最大の4Kに設定できない場合があるので、その際は時間をおいてから再視聴してみて下さい!↓
FHD/60FPSで撮影した映像
▼こちらはFHD解像度でフレームレート60設定です!手ぶれ補正の効きもバッチリで歩き撮影でもブレの少ない映像撮影を楽しめます!※動画アップロード直後は解像度がFHDに設定できない場合があるので、その際は時間をおいてから再視聴してみて下さい!↓
HTC U12+のカメラの評価
とにかくナチュラルという言葉がピッタリです。再現性が非常に高く、目で見たままを高画質に記録するという印象が強いカメラでした。
最近はAIによる自動チューニングが流行りですが、見た目にかけ離れるというデメリットも持ち合わせています。
写真は目で見たままが一番。そう考えている方はこれ以上無いほどに忠実に写真を記録してくれるスマートフォンは多くないでしょう。
一方で、インスタ映えを狙うようなコントラストが強く、明るい写真はフルオートでシャッターを切っただけでは中々撮影出来ません。ここは”ナチュラルな写真が撮影出来る”特性のデメリット部分にあたります。
写真は人それぞれの感性もありますから、その点は実際にHTC U12+で撮影した写真や動画をご覧いただき判断して頂ければと思います。画質、性能に関しては世界トップクラスを誇るのは間違いないです。