独自連携アプリやAI機能を搭載したノートPC「LG gram 2025」のスペックまとめ!
LGからLg gramシリーズの2025年モデルである「LG gram 14」「LG gram 16」「LG gram 17」が登場しましたのでスペックを見ていきましょう!
同時に「LG gram Pro 2in1」「LG gram Pro」「LG gram+view」も発表されています!
目次をクリックすると各項目へ移動します
LG gram(2025)の詳細スペック
端末 | LG gram 14 | LG gram 16 | LG gram 17 |
CPU | Intel Core Ultra 5 225H | Intel Core Ultra 5 226V Intel Core Ultra 7 258V |
Intel Core Ultra 7 258V Intel Core Ultra 9 288V |
GPU | Intel Arc 130T(内蔵) | Intel Arc 140V(Core Ultra 5 226V内蔵) Intel Arc 140V(Core Ultra 7 258V内蔵) |
Intel Arc 140V(内蔵) |
メモリ | 16GB (LPDDR5X 6400MHz、オンボード) |
16GB/32GB (LPDDR5X 8533MHz、オンボード) |
32GB (LPDDR5X 8533MHz、オンボード) |
容量 | 256GB/512GB SSD (NVMe PCIe4.0x4) 1× 空きスロット(M.2 2280) |
512GB/1TB SSD (NVMe PCIe4.0x4) 1× 空きスロット(M.2 2280) |
|
ディスプレイ | 14インチ、1,920×1,200、60Hz | 16インチ、2,560×1,600、60Hz | 17インチ、2,560×1,600、60Hz |
インターフェース | 1× USB-C (USB4 Gen3x2、Thunderbolt 4) 1× USB-C (USB3.2 Gen2x1) 2× USB-A (USB3.2 Gen2x1) 1× HDMI 1× 3.5mmオーディオジャック |
||
電源 | 65W | ||
バッテリー | 72Wh | 77Wh | 77Wh |
サイズ | 312×214.3×16.9mm | 355.1×242.3×17.8mm | 378.8×258.8×16.8mm |
重量 | 1,120g | 1,239g | 1,389g |
OS | Windows 11 Home / Pro | Windows 11 Home | |
通信 | Wi-Fi 6E Bluetooth 5.3 |
Wi-Fi 6 Bluetooth 5.3 |
|
備考 | Webカメラ(顔認証対応) |
シンプルで軽量、16:10もGood
本製品の一番の優秀ポイントはその重量。14インチが1,120g、16インチが1,239g、17インチが1,389gと非常に軽量。Acer Swift Lite 16 AIには及びませんが、それでもかなり軽量な部類。ノーパソの重さはQOLに直結するので高評価です。
▼ディスプレイ解像度は14インチモデルが1,920×1,200、16/17インチモデルは比率は2,560×1,600。比率は16:10。最大リフレッシュレートは60Hz。↓
▼16:10は16:9のディスプレイより表示領域が増えます。スマホの普及で縦長のサイトが増えているので、縦の表示スペースが増えると効率アップに繋がります。↓
▼上面はgramのロゴが中央にあるのみで非常にシンプル。↓
▼左側面はHDMI、2×USB-C、3.5mmオーディオジャック。右側面は2×USB-A。USB-Cは1つだけUSB4で、もう1つはUSB 3.2とコストカットされている模様。USB-AとUSB-Cをそれぞれ片面にまとめるんじゃなくて左右に1つずつ配置してほしいなぁ。↓
▼順に14/16/17インチのキーボード。画像では英字配列になっていますが、実際の製品は日本語配列だそうです。キーピッチは19.05×18.5mm、キーストロークは1.65±0.2mmと、問題なく使えそうな性能です。↓
Core Ultraシリーズ搭載、メモリは最大32GB
本機に搭載されているCPUはCore Ultra 5 225H、Core Ultra 5 226V、Intel Core Ultra 7 258V、Intel Core Ultra 9 288Vです。どれも普段遣いには一切不満のない性能のCPUです。後述するAI機能に必要なNPUも搭載しています。
メモリは16GBか32GB。オンボードなので増設不可です。
ストレージは256~1TB。空きスロットが1つあるので増設できます。
「LG gram Link」でスマホやタブレットとの連携
独自アプリの「LG gram Link」がなかなか便利そう。AndroidとiOSのスマートフォンやタブレットにLG gram Linkアプリをインストールすることで連携が可能になります。
▼スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスと本機との間でファイル転送が簡単に行えます。このファイル転送はWiFiに接続せずとも利用できるので、以前紹介したLocalSendなどよりもよりAirDropやQuickShareに近い機能です。↓
▼モバイルデバイスの画面を本機にミラーリングしたり、モバイルデバイスを本機のサブディスプレイとして利用できる他、キーボード、マウス、テキストコピーなどの連携操作にも対応。↓
▼モバイルデバイスをWebカメラとして利用することも。↓
あまり綺麗なカメラだとWeb会議の際に色々見えちゃうから困ります!!!笑
▼モバイルデバイスで再生中の音楽をPCのスピーカーから再生することもできるらしい。大音量で聞けますし、PC側で再生/停止などの操作もできるっぽいから結構いいかも?↓
他にもPCでスマホの電話の受信や発信が行えたり、AIが自動的に画像を分類しタグ付けをしてくれたりするそうです。なかなかに多機能ですよね。
Appleみたいに自社端末以外ではまともに連携できないケースもありますが、本機能はAndroidでもiOSでもアプリさえインストールすればOKで、OSや企業の制約がないのはかなりGoodポイント。
便利そうなAI機能はあるが、日本語非対応
本機はCopilotだけでなく、独自の「gram AI」というものを搭載しています。ただ、残念なことに2025年2月時点では英語と韓国語にしか対応していません。今後のアップデートで日本語に対応するかどうかは不明ですが、日本語で商品の特徴として書いているんだし、流石に対応するよね…?
▼Microsoftのリコールのような機能。キーワード検索やスクショを遡って過去のドキュメントやWebサイトなどに辿り着けます。ちなみにスクショは2秒毎に撮影されるらしい。↓
▼資料の要点を整理してくれる機能。↓
他にも、AIに指示すると設定の変更をおこなってくれる機能や、PCに付いてのわからないことをAIが教えてくれる機能などを搭載。これらの「gram chat On-Device」の機能はローカルで動作するため、インターネットに接続せずとも利用できます。
さらに、Chat GPT 4oを利用した「gram chat Cloud」もあります。Chat GPTのようなチャットAIやファイルの翻訳やテキスト抽出、外部アプリとの連携などを行うこともできます。なお、gram chat Cloud機能は1年目のみ無料で、2年目からは費用がかかります。
LG gram(2025)まとめ
LG gram(2025)の発売日は2025年2月20日で記事執筆時点の価格は以下の通り。
- 14インチ Core Ultra 5+メモリ16GB+容量512GB:199,800円
- 16インチ Core Ultra 7+メモリ16GB+容量512GB:264,800円
- 17インチ Core Ultra 7+メモリ32GB+容量1TB:299,800円
- 17インチ Core Ultra 9+メモリ32GB+容量1TB:329,800円
Core Ultra搭載のノートPCは各社からリリースされていますが、本機はgram AIやLG gram Linkなどの独自機能でしっかり差別化できており、軽量で性能も高いため、十分選択肢になり得ると思います。
LG gram(2025)の購入先
▼価格は変動するのでリアルタイム価格はリンク先で必ず確認して下さい!↓